手当にはどんな種類がある?導入するのに必要な手続きは?ユニークな手当の事例を紹介!

手当とは、会社から従業員に基本給以外に条件に応じて支給する賃金のことです。

「通勤手当」や「残業手当」などよく耳にしますが、手当にはどのような種類があるのでしょうか?

また、手当を導入するに当たってどのような手続きが必要なのか、企業独自の手当にはどのようなものがあるのかご紹介します。

手当の目的

手当は、従業員とその家族の生活や健康を支え、安心して働くことができる環境を整えるためにあります。

従業員の仕事や生活のために必要な資金を補助するものもありますが、健康や教育、社内でのコミュニケーションを促進するためにユニークな手当制度を導入している企業もあります。

従業員にとって嬉しい手当制度を設けると会社の魅力の1つにもなり、従業員の満足度が高まるというメリットがあります。

主な手当の種類

手当には、法律上支給しなければならない手当と会社が任意で設けることができる手当があり、以下のようなものがあります。

  • 法律上義務付けられている手当
    • 時間外労働手当
    • 休日労働手当
    • 深夜労働手当
  • 任意の手当
    • 役職手当
    • 通勤手当
    • 住宅手当
    • 出張手当
    • 資格手当
    • 家族手当
時間外労働手当・深夜労働手当は、通常の時給に対して25%の割増、休日労働手当は、法定休日労働の場合は35%の割増した金額を付与することが労働基準法で定められています。

労働時間が、法定労働時間(1日8時間まで、1週間で40時間まで)を超えると時間外労働となり、残業代を支給しなければなりません。

その他の法律で定められていない諸手当は、企業独自で用意しており、どの手当を導入するかは、社風・組織文化や業種の特性を踏まえて決定します。

手当を導入するのに必要な手続き

STEP1
支給要件の決定
STEP2
支給水準の決定
STEP3
就業規則への記載
STEP4
STEP4
従業員への周知
STEP5
STEP5
人事情報・勤怠管理情報の収集・管理
STEP6
STEP6
手当の支給

どのような人に支給するか(支給要件)、いくら支給するか(支給水準)を決定しなければなりません。

手当制度を導入するためには、まずどのような人に支給するか(支給要件)、いくら支給するか(支給水準)を決定します。

そして、支給ルールを定めた上で、就業規則に明記し、入社時に配布します。

任意で定める手当は、従業員の申請によって支給する場合が多いので、制度を周知させることが重要です。

時間外労働、深夜労働時間、休日労働時間を確認するためには、勤怠管理情報が必要です。

また、交通費や住宅手当を支払うために住所などの個人情報、家族手当を支払うためには家族構成情報といった個人情報が必要です。

ユニークな手当の事例

認可外保育園補助(メルカリ)

メルカリでは、認可保育園に入園できず、認可外保育園に入園する場合は、差額の保育料を補助する制度を設けています。

認可保育園の平均月謝は月2万円ですが、認可外保育園の平均月謝は月10万円です。差額の約8万円を補助してくれるのは社員にとって嬉しい制度です。

働きながら子育てできる環境を整え、産休・育休から復職した社員が安心して働けるようサポートし、服飾率を上げることができます。

参考 ユニークなメルカリの福利厚生制度「merci box」採用情報 株式会社メルカリ

フリーランチ制度(フリークアウト)

最先端の広告技術をもつフリークアウトでは、社員二人以上でランチに行くとランチ代を会社が全額負担してくれる制度を設けています。

一回のランチで1,200円まで支給し、日数の上限がないため、毎日利用することができます。

ランチタイムを活用し、社員同士のコミュニケーションを活発にさせることができます。

参考 ユニークなフリークアウトのフリーランチ社内制度 株式会社フリークアウト

健康維持促進手当(禁煙手当)制度(サイブリッジ)

サイブリッジは、従業員の健康を促進するために、非喫煙者には毎月5,000円が支給されます。

ルールは、以下のようになっています。

  • 前30日間の喫煙実績が無いこと
  • 1度でも喫煙を行った場合には該当月より手当は取り消しとする
  • 健康維持が目的なので自宅や外出先でも禁煙とする
  • 支給額は月額5000円とする
参考 ユニークなサイブリッジの福利厚生制度福利厚生 株式会社サイブリッジ

まとめ

手当制度には、労働基準法で支給することが定められている「時間外労働手当」「深夜労働手当」「休日労働手当」の他にも、従業員の仕事や生活のために必要な経費を経済的にサポートする手当があります。

満足度の高い手当制度を導入することで、企業のブランディングや従業員の定着率も上げることができます。

自社の求める人物像に合わせて独自の手当制度もぜひ考えてみてください。