【MVVの作り方】ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)が何かを理解しよう!MVV策定のメリットと注意点とは?【Day1】

ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の提唱者って誰?

ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の提唱者はオーストリア人経営学者であるピーター・F・ドラッカーです。自分の著書「ネクスト・ソサエティ」の中で、組織が存在意義や社会的なポジションを示すための方法としてMVVを提唱したことが起点となっています。

MVVの提唱者

ピーター・F・ドラッカー / オーストリア人経営学者

『Managing in the Next Society(邦題:ネクスト・ソサエティ)』にてMVVを提唱

ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)とは?

ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)については以下のように理解をしてもらえればと思います。

ミッション…「実現したいこと」
       組織が存在する意義、組織が究極的にやらねばならない使命。
       何のために存在しているのか、私たちがやらないと他ではできないこと。

ビジョン…「なりたい姿」
      なりたい姿、目標のイメージを具体的に表現したもの。
      どういう姿をめざしているか、どこに向かおうとしているのか。

バリュー…「行動指針」
      組織行動の優先順位を決めるための行動指針。
      何を大切に考えるのか、考え方や概念の基点・起点。

これを頭に入れてもらった上で、それぞれがどういう連動をするのか、どういう関係性なのかを見ていきましょう。

STEP1 MVVの意味を知る
  • ミッション…「実現したいこと」
  • ビジョン…「なりたい姿」
  • バリュー…「行動指針」

MVVの関係性

一般的な考え方はどうか?

MVVピラミッドの上位概念から決めていくことが一般的です。

どんなことを叶える使命を持っているのかをミッションにて決め、それを実現している会社はどんな姿なのかをビジョンで定め、それらを実現するにはどんなことを大切にするか、行動指針をバリューで決めるといった具合です。

どう考えるべきか?

私たちがおすすめするMVVの考え方はミッションとビジョンをともに目指すべき山の頂(GOAL)と考えることです。ミッションは会社が叶える使命で、ビジョンは目指す未来の会社像なので、それぞれにリンクはあるものの独立したゴールと考えてみると良いと思います。

そして、それを実現する登山者がどんな人なのかを定義するのがバリューと考えてみてはどうでしょうか。

MVVについては考え方も企業ごとに少し違ったり、一部を設けないことにしている会社もあるため、この考え方を参考にして自分たちはどういう位置づけでMVVを設定するか考えてみましょう。

MVVの必要性

MVV策定のメリット

MVVを策定することのメリットは

社内外の関係者に対して、この会社はどういうことを目指していて、どんなことを大切にしているかといった企業への理解を促進する効果があります

会社が成功する上で大切にすることを決めて、社内でそれを大切にすることで、良い文化を形成し、働きやすい環境にすることができます。

目指すべき目標を明確化することで、従業員のモチベーションが向上するというメリットもあります。

つまり、うまく活用すると良いことずくめなのがMVV策定です。

MVVの注意点

ただ、MVVを作成した後に注意すべきことがいくつかあります。

会社のメイン事業が変わったり、会社の規模感・ステージが変わることで、MVVを変更する必要が生まれることがありますが、あまりにもその変更が頻繁に行われたり、今までと真逆のことを言いだしたりと節操のない変更と捉えられるとかなりのマイナスとなります。

場合によってはそれによって従業員のモチベーションが下がり、離職率が上がったりということも起こり得ます。なので、会社の方向性が不確かな状況においてはMVV策定は慎重に行うことをおすすめします。

次に、MVVを設定したものの社内外での周知が出来ていなかったり、浸透に向けた仕組みがない状態で、作ったことすら忘れられて形骸化するようなことも良く起こることです。

このような場合は、必要なタイミングで全社的なプロジェクトとして再策定をして仕切り直しをするのも良いかもしれません。

また、業歴が長い会社にあることですが、策定当時と時代背景や会社の状況が違いすぎて、現状とマッチしていないものになっている点です。この場合は、創業者の考えを生かしながら現代風な表現にしたり、普遍的な部分を残しながら今に合った内容に変更するなどの対応が必要でしょう。

まとめ

今回はMVVを作る上で、そもそもMVVに関する基本的な情報について説明をさせてもらいました。

また、MVV策定をすることでのメリットも大きいので、MVVがそれぞれどういった意味合いを持つのか、そしてMVVをどういうものとして捉えれば良いのかを理解してもらい、次のステップへ進んで行きましょう!

しろくま先生

ミッション・ビジョン・バリューの作り方ステップ2以降も以下の記事から読んでみてね!