【テンプレ付】賃金台帳とは何か?フォーマットを見ながら作り方を知ろう!

賃金台帳と言う言葉は聞いたことはあるでしょうか?労基署の調査が入って初めて必要なものなんだと知った労務担当者もいるかも知れません。

今回はこの賃金台帳という帳簿についてどんなものなのか解説していきます!

賃金台帳ってどんな帳簿?

賃金台帳とは?

賃金台帳とは法定3帳簿の一つです。

労働基準法第108条によって使用者に作成が義務付けられている法定帳簿で、給与支払に関わる情報を記録するものとなります。

(賃金台帳)
第百八条 使用者は、各事業場ごとに賃金台帳を調製し、賃金計算の基礎となる事項及び賃金の額その他厚生労働省令で定める事項を賃金支払の都度遅滞なく記入しなければならない。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=322AC0000000049#513

また労働基準法第109条にて5年間の保存が義務付けられています。

(記録の保存)
第百九条 使用者は、労働者名簿、賃金台帳及び雇入れ、解雇、災害補償、賃金その他労働関係に関する重要な書類を五年間保存しなければならない。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=322AC0000000049#513

ちなみに法定3帳簿とは下記の3つを言います。

  1. 労働者名簿
  2. 賃金台帳
  3. 出勤簿

賃金台帳の対象は?

賃金台帳の作成が必要となるのは日雇い労働者も含む、正社員・パート・アルバイトなどの全従業員が対象となります。

賃金台帳のテンプレート

厚生労働省の主要様式ダウンロードコーナーには様式第20号(常時使用労働者用)様式第21号(日雇い労働者用)がテンプレートとして公開されているのでこちらを活用・参考にして賃金台帳を作成してみると良いかと思います。

画像引用元:https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudoujouken01/pdf/d.pdf

賃金台帳への記載事項とは?

テンプレートを見てもらうと分かりますが、賃金台帳に記載すべき事項は下記の10項目となります!

  1. 労働者氏名
  2. 性別
  3. 賃金の計算期間
  4. 労働日数
  5. 労働時間数
  6. 時間外労働時間数
  7. 深夜労働時間数
  8. 休日労働時間数
  9. 基本給や手当などの種類と額
  10. 控除項目と額

給与計算ソフトで簡単作成

最近の給与計算ソフトには給与計算に関わるデータを集計して自動的に給与台帳の作成が可能なものも出てきています。

まとめ

賃金台帳は労働基準法第108条にて作成が、109条にて保管が義務付けられています。厚生労働省が公開しているテンプレートの活用も良いですが、経験上で給与計算ソフトを使い、自動作成をするのが一番楽かなと思います。

労基署調査においては必ずと言っても良いほど賃金台帳の提出を求められますし、その度に帳票作成やデータ取りまとめをすることに労力を注ぐことも難しいため、私は毎月の給与計算自体の効率化や、それによるデータ集計からの賃金台帳の自動作成をおすすめします!

一定の人数の給与計算を行うようになるタイミングにて、ぜひ給与計算ソフトの導入を検討ください!