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建設業や製造業等で行われるKY(危険予知)活動をAIでサポート 「HACARUS Workplace Safety for KY」のβ版リリース開始|Monthly Construction NEWS

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2023年5月にリリースされた、建築業界のニュースを紹介します。

建築業界の新規サービスや最近の動向を紹介するので、建築業界に興味がある方は是非読んで見てください。

今回のHRtech関連のニュースの内訳は以下の通りです。

新規サービス・新機能リリース(5件)

建設業や製造業等で行われるKY(危険予知)活動をAIでサポート 「HACARUS Workplace Safety for KY」のβ版リリース開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000026090.html

『次世代の「はかる」をあらゆる産業に』をミッションとするAIソリューション会社、株式会社HACARUSが、建設業や製造業等で行われるKY(危険予知)活動をAIでサポートするアプリケーション「HACARUS Workplace Safety for KY」のβ版を5月8日にリリースしました。

「HACARUS Workplace Safety for KY」(https://hacarus.com/ja/lp/ky/)は、建設業や製造業などで作業前に必ず行われるKY(危険予知)活動を支援するアプリケーションで、スマートフォン・タブレット・WEBブラウザで利用できます。

製造業や建設業等の現場では日々のKY活動で安全管理を行なっていますが、形骸化・マンネリ化が課題となっています。

また、KY活動の内容は個人・チームの経験に委ねられるため、作業経験が浅い作業員は適切に危険ポイントを抽出できないといった問題もあります。

「HACARUS Workplace Safety for KY」では、作業条件・工事現場の画像などを入力することで、AIが危険ポイント・労働災害事例を自動抽出し、作業者の自主的な安全活動を支援します。

「HACARUS Workplace Safety for KY」の導入によりKY活動の属人化・形骸化を抑止し、労働災害リスクの低減に貢献していくそうです。

株式会社HACARUS:https://hacarus.com/ja/

クラウドサービス「CIMPHONY Plus」がアップデート!2023年5月29日(月)より提供開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000048160.html

建設業向けCADメーカーの福井コンピュータ株式会社が、工事現場データの統合管理を支援するクラウドサービス「CIMPHONY Plus」において、ベントレー・システムズ社(米国:https://www.bentley.com/)との戦略的パートナーシップ締結によるデジタル技術を活用し、BIM/CIM原則適用を支援する機能を強化したアップデート版を、2023年5月29日(月)より提供開始します。

今回のアップデートでは、ベントレー・システムズ社のiTwinプラットフォームを活用した3Dモデルビューアを搭載し、WEBブラウザ上で属性や階層が付与された3Dモデル(BIM/CIMモデル)を詳細かつ手軽に扱うことができるようになりました。

また、これと併せて従来の機能に対しても様々な改良・強化を行い、デジタルツインでの施工管理の利便性が飛躍的に向上したとのことです。

【CIMPHONY Plusアップデートの概要】

■3D(BIM/CIM)モデル環境基盤の強化

・3Dモデルの各種ファイル形式に対応

・高度な3Dモデル表示、活用

■従来機能の改良、強化

・現場管理の改良による利便性向上

・運用状況が一目でわかるダッシュボード

・点群データ活用機能の強化

・アクセス権限や履歴情報の詳細設定

福井コンピュータ株式会社:https://const.fukuicompu.co.jp/

建設業界向け請求書買取サービス「建設サイト早払い」公式サイトをオープン

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000058133.html

株式会社MCデータプラスが、建設業向けに提供するクラウドサービス「建設サイト・シリーズ」の契約法人を対象とした請求書買取サービス「建設サイト早払い」の公式サイトを2023年5月15日(月)にオープンしました。

「建設サイト早払い」(https://kensetsu-site-hayabarai.com/)は、支払期日前の請求書(売掛金)を、発注元企業の承諾をもって当社が買取、支払期日前に現金化できる3者間ファクタリング方式の請求書買取サービスです。

「建設サイト早払い」の特徴として、手数料が業界最安水準の1~2%であり、提出は請求書のみで簡単です。

また、建設業界で豊富な実績のある株式会社MCデータプラスの提供サービスで、入金日までの期間に応じて手数料を固定のため、計画的に利用できます。

株式会社MCデータプラス:https://www.mcdata.co.jp/

マンション・総合請負受注拡大へ向け、独自EDI機能を用いた建設DXプラットフォームを提供開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000024241.html

株式会社オープンハウスグループのグループ会社である株式会社オープンハウス・アーキテクトが、マンション・総合請負事業のさらなる受注拡大に向け、EDI請求機能を搭載した建設DXプラットフォーム「Optimus」の提供を開始しました。

「Optimus」の活用により、施工パートナーと当社間の生産性を最大化するための合理化サイクルを創出し、より多くのコストパフォーマンスに優れた建物を提供します。

建設現場ではアナログなやりとりが多く残っており、それによる事務作業の負荷が大きいです。

そこで、「Optimus」を利用することで、オンライン上での情報管理により、受発注業務や現場情報共有を効率化し、素早く正確な情報にアクセスできるようになります。

また、オンライン上でのやりとりにより重要書類や支払い状況の記録を残すことができ、手続き上のミスや不正を未然に防ぎます。

さらに、使いやすさを重視した独自のEDIシステムが開発され、現在約800社が利用登録しています。

このシステムにより、建設現場のコスト管理が徹底され、原価情報がスピーディーに反映されることで、コストパフォーマンスに優れた建物を提供することが可能となります。

株式会社オープンハウスグループ:https://oh.openhouse-group.com/

世界最大級の音楽特化アリーナ「Kアリーナ横浜」を『ROOV』で再現〜VR内覧でKアリーナの独自設計・設備をバーチャルシミュレーション〜

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000031224.html

 住空間コミュニケーション・プラットフォーム『ROOV(ルーブ)』を開発・提供する株式会社スタイルポートが、株式会社ケン・コーポレーション及び株式会社Kアリーナマネジメントが横浜みなとみらい21地区で推進する大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」の大型音楽アリーナ、「Kアリーナ横浜」を、VR内覧システム『ROOV walk』で再現しました。

特許出願中の最先端技術で、Kアリーナ独自の設計・設備を仮想空間上で体験可能にしました。

 『ROOV』( https://roov.jp/)は唯一無二の「Kアリーナ横浜」の特徴を、現地・現物を見ることなく、バーチャル空間上で体験・シミュレーションすることができます。

口頭や紙資料で説明するのに比べ、3DCGのフルウォークスルーで具体的に特徴をプレゼンし、リアリティを持って顧客に「Kアリーナ横浜」をイメージしてもらうことができるのが、『ROOV』最大のメリットです。

アリーナが完成前の状態でも、『ROOV』上では会場が具体的にどのような造りになっているのかや、舞台の機材がどのように常設されているのかオンライン上で確認することができます。

また、機材を撤去した状態なども、バーチャル空間上で簡単にシミュレーションすることができます。

加えて、「Kアリーナ横浜」は使用予約が殺到しており、開業後の現地視察の機会をなかなか設けられない可能性があります。

そのような場合にも、『ROOV』でバーチャル視察してもらうことが可能です。予約後に具体的なステージプランを検討したり、死角がないかなど席ごとの見え方を確認し、チケット価格を決定するなどの活用も行われています。

株式会社スタイルポート:https://styleport.co.jp/

受賞(1件)

「ニセカイジュウタク」が東京建築賞・新人賞受賞

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000085785.html

「Design Your Life」をグループメッセージに掲げる、メルディアグループ 株式会社三栄建築設計が建築した、ライフタイル型注文住宅「ニセカイジュウタク」が、一般社団法人東京建築士事務所協会主催の、東京建築賞・新人賞を受賞しました。

「ニセカイジュウタク」とは ご家族の「今」に合わせて、その時一番心地よく便利に暮らせるよう変化していく住宅です。ひとつ屋根の下に玄関と階段が2つずつあり、2つの世界観を持っていることが大きな特徴となっています。

その使い分けは、仕事とプライベートや親世代と子世代、妻と夫など様々な用途に対応が可能です。また、梁や柱の木をあえて露出させることで、木のぬくもりに包まれるようなあたたかな住宅を表現しています。

株式会社三栄建築設計:https://san-a.com/

今回のHRtech NEWS for Constructionは以上です。

気になったサービス、面白いサービスがあれば是非利用してみてください。