女性が面接で聞かれる質問例7選|面接突破のコツを例文つきで解説!

女性が面接で聞かれる質問例7選|面接突破のコツを例文つきで解説!

  • 『結婚や出産・子育てについて面接で聞かれたらどう答える?』
  • 『面接で聞かれる質問への回答例や選考通過のコツを知りたい』

と思っていませんか?

転職面接を突破するには、事前の準備が欠かせません。内定を勝ち取るには、女性が聞かれる「質問」と「回答」のポイントを押さえることで、面接突破の可能性が高まります

この記事では、独身女性・子持ちの女性・主婦が聞かれる特有の質問例とそれぞれへの回答例とポイントを紹介します!
記事を読み進める前に...

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独身女性が面接で聞かれる質問例・回答例

独身の女性の場合、企業は長く働いてくれる人を採用したいと考えるため、結婚後に退職するのか、仕事を続けるのか質問されることがあります。

独身女性が面接で聞かれる質問例1:結婚や出産後のキャリアはどう考えていますか?

回答例

いつかは結婚をして子どもを持ちたいと考えていますが、すぐには考えておりません。出産後も子育てと両立しながら働きたいと考えており、実家が近く、協力を得られるので問題なく働けるかと思います。

➡︎ここでは、企業は「入社後すぐに退職しないか、産休・育休に入ってしまわないか」子育てと両立しながら働けるか」を懸念するため、具体的な対策を伝えるのがポイントです。

※結婚や出産の予定を聞くことは男女雇用機会均等法に抵触する可能性があるため、不快な聞かれ方をした時や答えたくない場合は答えなくてもかまいません。

子持ちの女性が面接で聞かれる質問例・回答例

面接では、家族構成について質問するのは厚生労働省によって禁止されているため、子どもがいることを言いたくなければ話す必要はありません。

しかし、子どものことを話さずに内定を獲得したとしても、入社後に子育てと両立しながら働くことが困難だと分かった場合、お互いの時間を無駄にすることになるため、面接で子どものことをきちんと話しておくことをおすすめします

特に時短勤務を希望する場合や小さいお子さんがいて急な欠勤・早退の可能性がある場合、残業時間や勤務時間の相談をしたい場合はその旨を伝えておきましょう。

ただし、面接に通過するには、子育てしながらでもきちんと働けるよう対策を立てることはきちんとアピールし、企業側の不安を払拭することが重要です。

企業側は、子持ちの方の面接をする際には、「子どもがいても働けるか?」や「長く続けてくれそうか?」を懸念するため、子育てと両立しながら働けることをアピールしましょう!
子持ちの女性が転職面接で必ず聞かれる質問とポイント
  1. 子どもが体調不良の場合はどうしますか?
    ➡︎
    具体的な対策を述べる
  2. 残業は可能ですか?
    ➡︎
    ①できない部分ははっきりと伝える②残業に対応する努力の姿勢も見せる
  3. 当社を選んだ理由は何ですか?
    ➡︎
    「応募先にしかない魅力」と「自分の働き甲斐」を伝える
  4. 前職の退職理由は何ですか?
    ➡︎
    自分なりに努力した姿勢を見せる

子持ちの女性が面接で聞かれる質問1:子どもが体調不良の場合はどうしますか?

ワーママに対して「子どもが体調不良の場合はどうしますか?」という質問は、定番中の定番です。

他にも「子どもが発熱の場合に家族のサポートは得られますか?」などと、形を変えて質問されます。

OKな回答例

発熱などにそなえ、病児保育施設への登録を済ませました。それでも預けられない場合には、自宅から車で1時間ほどの距離にいる両親にサポートしてもらいます。

また、万が一私が休む場合を想定し、現状の業務内容を周囲に連携できるよう整えておきます。

➡︎ここでのポイントは、具体的な対応策を述べることです。自分が休まざるを得ないケースも想定し、先のことまで考える姿勢も見せると良いでしょう。

NGな回答例

会社にはきちんと連絡をしたうえで、休みます。また夫もフルタイムなので、家族のサポートは難しいかもしれませんが、その分日々の仕事を頑張ります。

➡︎具体例に欠ける回答はNGです。実際に「家族のサポートが難しい場合」でも、病児保育や病児専門のベビーシッターを探すことは可能です。そのため、面接日までに具体的な預け方を考えておきましょう

子持ちの女性が面接で聞かれる質問2:残業は可能ですか?

残業が少ない会社であっても、突発的な残業が必要になるケースはあります。そのため、どのような企業でも、基本的には聞かれる質問だと思ってください。

OKな回答例
保育園に預けているため、基本的には難しいです。ただし、事前に残業が分かっている時や繁忙期に関しては、夫や民間の保育施設の協力を仰ぎ、残業の時間を確保します。

➡︎ここでのポイントは、できない部分ははっきりと伝えることです。ただし、できないだけで終わらせると心象は良くありません。そのため、残業に対応する努力の姿勢も見せると良いでしょう

NGな回答例
申し訳ございませんが、保育園の迎えがあるので残業は難しいです。御社の求人票に「残業は少ない」と記載があったので応募したのですが、実際にはどれくらいの残業時間になるのですか?

➡︎「残業ができない」で終わらせることはNGです。どうしても残業が難しい場合には、「自宅への持ち帰りが可能か?」など、代わりの案を用意しましょう。

子持ちの女性が面接で聞かれる質問3:当社を選んだ理由は何ですか?

「当社を選んだ理由は何ですか?」という志望動機は、ワーママ・非ワーママ問わず、必ず聞かれる質問です。

OKな回答例

営業事務として長く働き、営業の売上を「縁の下の力持ち」として支えることに働き甲斐を感じています。また1人の営業とタッグを組める会社かつ、ニッチで良質なサービスを展開する企業を探しておりました。

御社は、1人の営業に対し営業事務が1人であることと、ニッチな〇〇という魅力的なサービスを展開しているため、志望いたしました。

➡︎ここでのポイントは「ワーママにとって働きやすい」という内容を、盛り込まないことです。なぜなら、ワーママにとって働きやすいことは、自分へのメリットだけだからです。

大切なことは「応募先にしかない魅力」と「自分の働き甲斐」を伝えることだと言えます。

NGな回答例
御社にはママにとって働きやすい環境が整っており、長く働けると感じたからです。また私は営業事務経験が長く、御社でも経験を活かせると思っております。

➡︎【OKな回答例】のポイントでも伝えた通り、志望動機に「ワーママにとって働きやすい」という内容は、盛り込まないことが大切です

企業からは「そこがポイントなの?じゃあ他の会社でも良いよね」と思われます。

あわせて読む:【ワーママの志望動機】履歴書の書き方・面接での答え方を例文つきで解説!

子持ちの女性が面接で聞かれる質問4:前職の退職理由は何ですか?

前職の退職理由についても、ワーママ・非ワーママ問わず、必ず聞かれる質問です。

OKな回答例
前職は突発的な残業が多く、子育てが両立できない環境でした。独身時代から長く働いていたため、続けるための提案をし、会社の方でもさまざまな方法を用意してくれました。しかしお互いに折り合いがつかず、泣く泣く転職をした次第です。

➡︎ここでのポイントは、退職となる要因について、自分なりに努力した姿勢を見せることです。また「それじゃあ、退職するのは仕方ないよね」と思ってもらえるところまで、落とし込む必要があります。

NGな回答例
1人に与えられる業務量が多く、上司からの指示も明確でなかったため、子どもを育てながらだと厳しいという判断に至りました。

➡︎ワーママである以上、子育てとの両立が難しい点に触れることは、問題ありません。ただし、会社の悪口になるような言い方は避けるべきです。うまくいかないことを、他者に責任転嫁する人だと思われます。

あわせて読む:ワーママの転職理由の答え方の注意点を解説!

子持ちの女性が面接に通過するコツを詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

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以下の記事で、おすすめの転職エージェント13選と、転職エージェントを利用するメリットを詳しく解説しているので、転職を成功させたい方は読んでみてください。

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専業主婦・パート主婦が面接で聞かれる質問例・回答例

主婦から正社員への転職・再就職する場合は、「仕事に対する意欲や責任を持って働いてくれるか」「ブランクがあっても問題ないか」を知るため、以下のような質問がされます。
主婦が転職面接で必ず聞かれる質問とポイント
  1. 再就職・転職しようと思ったきっかけは何ですか?
    ➡︎責任を持って仕事に取り組むこと、意欲的であることを伝える
  2. 久しぶりのお仕事のようですが、不安なことはありませんか?
    ➡︎ブランク期間の取り組みをアピールする

主婦が面接で聞かれる質問1:再就職・転職しようと思ったきっかけは何ですか?

面接で再就職・転職を決意したきっかけや目的を聞くことによって働く意欲があるか、正社員として責任を持って仕事をしてくれるかを判断します。

なので、合理的な回答や、正社員として働くことに対して前向きな回答を心がけましょう。

OKな回答例

退職前は〇〇の会社で営業職をしており、クライアントの課題を解決できることと自社の売り上げに貢献できることにやりがいを感じていました。子どもが産まれてからは仕事との両立が難しく、退職することになりましたが、子どもが小学3年生になり、子育てが落ち着いたのを機に復帰したいと思ったからです。

➡︎ここでのポイントは、退職前に感じていたことや自分の目標を話し、仕事に対して前向きであることを伝えることです。

NGな回答例
夫の稼ぎだけでは生活費や子どもの教育費を賄うのが難しいため、再就職しようと思いました。

➡︎以上のように答えてもマイナスにはならないかもしれませんが、「責任を持って働いてくれるのか」「仕事に意欲的に取り組んでくれるのか」懸念されてしまう可能性があります。

企業はやる気のある人材や自社に貢献してくれる人材を求めるため、なるべく金銭面の理由を伝えるだけでなく、仕事に対して責任を持って取り組むことをアピールしましょう。

あわせて読む:【専業主婦から正社員への志望動機】履歴書の書き方・面接での答え方を例文つきで解説!

主婦が面接で聞かれる質問2:久しぶりのお仕事のようですが、不安なことはありませんか?

ブランクがある場合は、長時間働くことが問題ないかや、ITスキルや業界知識に遅れがあるのではないか懸念されます。

なので、ブランク中に取り組んでいたことや仕事に役立ちそうなことをアピールしましょう。

OKな回答例
  • 子育ての合間にクラウドソーシングを活用してライターの仕事をしていたので、業界の最新知識については問題ないです。
  • 派遣で事務の仕事をしていたので、チャットツールやエクセルなどには使い慣れています。
  • 家事・子育てを効率的に行うために工夫をしてきたので、以前よりも計画を立てて効率よく仕事ができます。
  • 3人の子どもの面倒や家事をしてきたので、体力には自信があります。

➡︎ここでは、ただ問題ないと伝えるよりも、ブランクがあることを前向きに伝えることがポイントです。

NGな回答例
フルタイムで働くのは久しぶりなので、家事・子育てと両立できるか、体力的にしんどくないか心配です。

➡︎ここで正直に不安なことを答えると不採用の要因となってしまうので注意が必要です。

主婦の面接のコツについて詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください!

あわせて読む:専業主婦から正社員への転職で聞かれる面接質問例・回答例|面接突破のコツを解説!

女性の転職面接でよくある質問Q&A

最後に、女性の転職面接でよくある質問に答えていきます。

質問1:面接のときはどんな服装を着ればいいですか?

面接時は基本的には、スーツを着用しましょう。

私服可、服装自由といった場合は、オフィスカジュアルな服装でも構いませんが(ジーンズやTシャツなどの普段着は不可)、スーツを着用するのが無難です。

アパレル系の企業やベンチャー企業などでセンスや人柄を見る場合など、「スーツ不可」や「あなたらしい服装で」と指定されている時は私服を着用しましょう。

また、不真面目な印象や不潔な印象を持たれないために、服装・髪や爪などの身だしなみにも注意が必要です。

面接時の服装・身だしなみ

服装

  • 黒・グレー・紺色の無地のスーツにシャツ
  • 男性は無地やストライプ、小紋柄のネクタイ
  • 黒・茶色・紺色の無地・革製でA4サイズのバッグ
  • 黒・紺色の靴下、肌色のストッキング
  • 控えめな色の革靴・パンプス

身だしなみ

  • スーツやシャツにシワや汚れがないか
  • シャツの襟・袖のボタンをきちんと留める
  • 髪の毛は清潔感のある長さに切る・結ぶ
  • 髪色は落ち着いた色にする
  • 爪は切り、ネイルを外す

あわせて読む:20代女性の転職面接にふさわしい服装とは?ポイント・注意点を解説!

質問2:面接には何分前に着いておけばいいですか?

面接会場には10分〜15分前には着いておき、5分前〜10分前に受付をするのが理想的です。

当日、道に迷って遅刻しないよう、最寄り駅から会場までの行き方や所要時間を確認しておきましょう。

もし遅刻しそうになった場合は、なるべく早く連絡するようにしましょう。

注意
遅刻することはもちろんのこと、早すぎる到着も担当者の仕事を中断させてしまったり、基本的なマナーがないと判断されてしまうので、5〜10分前に受付ができるように調整しましょう。

まとめ

ワーママが転職面接で聞かれる質問には、企業が「長く働いてくれるか」や「子育てと両立しながら働けるか」と考えることが、背景にあると分かりました。

以上を踏まえ、実際に回答する時には、「企業が雇用するメリット」と「不安要素の除去」を意識することが大切です。

当記事で紹介した回答例やポイントを参考にし、転職面接を乗り切りましょう。

他にも女性の転職活動に役立つ記事があるので、あわせて読んでみてください。