- 子持ちの30代女性の転職は厳しい?
- 転職を成功させるにはどうすればいいの?
以上のような疑問を持つ方に向けて、キャリアコンサルタントとして女性の転職支援を行ってきた筆者が、子持ちの30代女性の転職が難しいと言われる理由や、転職を成功させるコツについて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
橋本めぐみ
外資系航空会社・IT企業・不動産会社の事務を経て、キャリアコンサルタントとして17年間活動。 人材会社(大手独立系数社、電機メーカー)・独立行政法人・私立大学10校以上で大学生・大学院生(私立大学10校)・若年層(既卒者)・社会人(20代~60代)の就職・転職相談を経験。営業、IT、製造、販売、ホテル・ブライダル・飲食など幅広い領域の転職支援に携わる。さらに、2018年より家業である都内の理容サロンの経営を行っており、身だしなみも含めた支援も行う。 ■保有資格:JCDA認定 CDA(キャリアディベロップメントアドバイザー) 、国家資格キャリアコンサルタント
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子持ちの転職が厳しいと感じた30代女性の体験談
子持ちの30代女性の転職はどんな点で厳しいのか、HRtableが独自にアンケート調査した、子持ちの転職が厳しいと感じた30代女性の体験談を紹介します。
転職時の年齢:30歳
子どもの年齢:7歳
子供がいることで、子供が学校に通っている時間だけ等、働きたいと思う時間にも制限がかかることや、働ける地域、家を出ることが出来る時間などもあり、通勤場所や通勤時間、勤務時間もある程度限られてきてしまうため、検索するだけでもある程度求人数も絞られてしまうのでそこは不利・デメリットに感じてしまうところが多少ありました。(HRtable独自のアンケートより)
転職時の年齢:33歳
子どもの年齢:生後半年〜1歳、3歳
自宅から保育園までの通園の利便性とそこからの通勤時間や通勤方法でかなり条件が狭くなってしまい、求職活動はかなり厳しかったです。都心ということもあり、車通勤がほとんど無理な立地でしたが、決まった保育園が自宅から結構離れたところにあり車での送迎でないと厳しかったため、保育園近隣か車通勤可能な職場で絞って応募していました。 面接まで行くと、必ず子供の話題になり年齢の低さの話題で相手の反応がすぐにわかるので合否はその時点でほとんどわかってしまうほどでした。(HRtable独自のアンケートより)
転職時の年齢:31歳
子どもの年齢:生後半年〜1歳
子育て中と子供の年齢を答えた時に相手の反応が良くない会社が多かったので、やはり不利なんだと感じたことが多かったです。働く環境の面で条件に合う会社が少ない中で選考を進めていくのは簡単ではありませんでした。 また家族からも今やるべきなのか、家事は手伝えるが、新しい環境にいってストレスを感じずにいられるのか等活動に対して前向きな応援を始めはしてもらえなかったため意地になっており心にゆとりがなくなっていたと感じるためです。(HRtable独自のアンケートより)
子持ちの30代女性の転職が厳しいと言われる理由
子持ちの30代女性の転職が厳しいと言われる理由の一つは、転職先選びで様々な条件をクリアする必要があるからです。
子持ちの30代女性は、お子様やご家族の事情により突発的に休みを取ったり残業ができない可能性があるため、自分の生活スタイルを中心とした転職活動になります。
働き方と収入面はリンクしますので、復帰前に得ていた金額には届かない場合が多く、条件を高くしすぎると該当する求人も減ります。
また、社内の他の人に負担がかかりにくいチーム構成を考え、自由に休みが取りやすい環境を構築している企業は人気が高く、通過しにくい可能性があります。
会社は新たな戦力として人材を必要としており、売上や環境に対して利益を生むと感じるからこそ採用します。
子育てと両立しながら働ける環境を整え、入社後に即戦力として活躍できることをアピールすることがポイントとなります。
子持ちの30代女性の転職を成功させる5つのコツ
子持ちの30代女性の転職を成功させるコツ1:最低限の条件を考える
特殊なスキルがある場合でない限り、子育てをしながら活躍時と同じ収入は得られないことがほとんどです。
前職に復帰や、知人や元上司からのご紹介など、何らかのコネクションがある場合を除いて、在宅勤務や勤務時間を優先させると、雇用形態はバラバラで収入ダウンも想定されます。
そのため、最低限どの条件なら転職してもよいかを考え、市場価値を知りながら活動することで納得感が得られる転職を叶えられると思います。
現状の自分の立ち位置を知ることが大切です。
子持ちの30代女性の転職を成功させるコツ2:家族のサポート体制を整える
お子様がいながら転職を叶える場合、どこまで家族のサポート体制があるかが鍵となります。
ご主人が在宅でお迎えに行くことができたり、何かあったときにご家族が対応できると安心して仕事に打ち込むことができます。
派遣会社もエージェントも、このサポート体制については必ずヒアリングを行いますし、企業側にもお伝えした上で応募することを勧める事も多々あります。
面接が進んだ上で、直接企業様に伝えても構いませんが、書類選考の段階から伝えておくと誠実な印象になると思います。
子持ちの30代女性の転職を成功させるコツ3:集中して効率的に業務に取り組める姿勢をもつ
仕事をしながらお子様の事を考えてしまいますが、少しでも気持ちの余裕ができるように集中して効率的に業務に取り組むことが大切です。集中力が下がるとミスも増え、かえって負担になるかもしれません。
仕事に行くことが逆にリフレッシュになるくらいの思考で、その時間だけは離別感を持てる方であれば、業務に支障がなくパフォーマンスをしてくれると企業は感じます。
お子様の為に会社があるのではなく、働く意味と仕事に対する向き合い方の姿勢を持って転職活動を行いましょう。
子持ちの30代女性の転職を成功させるコツ4:自分を採用するメリットを伝える
お子様がいる方は、自分が入社するとどんなメリットがあるかお伝えできていない方が多いと感じます。自分が入ると会社に迷惑をかけてしまうのではないかと思い遠慮しているかもしれません。
しかし、迷惑をかけてしまうと初めから思っている人を企業は積極的に採用はしません。
例えば、チームで仕事をする際に、情報共有が得意でスピード感のある処理を担えるなど、自分が入社するとメリットがあることを具体的に伝えることで興味を持っていただけると思います。
子持ちの30代女性の転職を成功させるコツ5:周囲との人間関係を大切にできることを伝える
家庭と仕事を両立している方は、仕事に集中できない事も多々あります。自分の仕事だけ片付ければいいというわけではなく、大変な時は周囲の仲間や上長に相談することも大切です。
お子様がいる女性は、仕事に対する意欲の高さがあるがゆえに頑張ってしまいがちですが、仕事は一人でできるわではありません。
関連する部署もあればお客様もいらっしゃいますので、周囲との人間関係を大切にできる人材であることを伝えていきましょう。
30代子持ち女性の転職先選びのポイント
30代子持ち女性の転職先選びのポイント1:業務内容の範囲が明確
どこまでの業務が自分の範囲か明確でないと、日々のタスクや目標設定が見えずらく、限られた時間の中で効率よく取り組むことができません。
就業時間や平均の残業時間では見えない部分ですので、面接まで進んだ段階で直接確認するか、間に派遣会社やエージェントがいる場合は担当者に確認することができます。
自分が無理なく対応できる業務範囲なのか、入ってから苦戦してしまう事がないように、確認が必要だと思います。
30代子持ち女性の転職先選びのポイント2:業務の報酬が適性である
お子様がいると業務や時間の制限がある方もいるため、業務報酬が低くなる傾向があります。各地の最低賃金以上だとは思いますが、よく内容を確認しないと低賃金で負担がある仕事を任される可能性があります。
業務内容が同じであるのに、他の求人に比べて低かったり、高すぎる場合は注意が必要です。企業の業績がよく従業員の収入に反映されている場合は良いと思いますが、人手不足により高単価で人を集めている場合もあります。
同業務で同じ水準の給与であるかを見て求人選びをしましょう。
30代子持ち女性の転職先選びのポイント3:同じ業務の人がいるか確認する
同じ業務を行っている従業員が職場にいるかいないかはとても大切です。業務のサポートをお互いできる関係性であったり、相談できることで安心感が得られます。
また、自分と同様に、お子様がいながら就業している方がいると就業実績があるため、信頼できる環境が想像できます。但し、これを条件の最優先と考えて確認するのではなく、努力する姿勢と仕事に対する責任感をアピールしましょう。
あくまでも、自分が安心して働ける環境であるかどうかの確認です。
30代子持ち女性の転職のタイミング
30代子持ち女性の転職は、こどもが保育園に入園するタイミング、小学校高学年から中学に入るタイミングがおすすめです。
産休・育休の制度は会社によって様々であるため、期間は一定ではありません。育休期間が終了する段階で復帰するか転職するかを考える方も多いため、保育園に入園するタイミングで転職を考えた方が良いと思います。
保育園は1歳未満から預けることができ、延長保育など時間が施設によってわかりやすいため、労働条件があえば働きながら子育てができます。
一方、小学校は低学年はすぐ帰宅してしまうため、一人でお留守番が難しいという課題が出てきます。そのため、小学校高学年から中学に入るタイミングで転職されるかたもいらっしゃいます。
あわせて読む:子持ちのワーママの転職のタイミングはいつ?|時期と注意点を解説!
子持ちの30代女性の転職は転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職エージェントでは、企業の社風や子持ちで働く社員がいるか、残業はどれぐらいかといった詳しい情報を得ているため、安心して転職先を選ぶことができますよ!
子持ちの30代女性の転職におすすめの転職エージェント
子持ちの30代女性の転職におすすめの転職エージェント は以下の3社です。
- アデコ|女性の転職支援実績豊富!人気の事務職の求人多数
- type女性の転職エージェント|関東の女性におすすめ!柔軟な働き方が可能なIT業界に強い!
- リクルートエージェント|全国の求人が豊富!
子持ちの30代女性の転職におすすめの転職エージェント1:アデコ
アデコは、女性に人気の事務職や営業職、サービス、IT系の転職に強く、女性の転職支援実績が豊富です。
専任のコンサルタントが丁寧にヒアリングし、ライフスタイル重視の方、キャリアチェンジを求めている方など、それぞれの価値観に合わせた理想の職場を提案してくれます。
- 女性が働きやすい会社を紹介してほしい
- オフィスワークへの転職を検討している方
特徴 | 事務・営業・サービス・ITに強い! |
エリア | 全国 |
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性に人気の事務職や営業、サービス、IT系の求人が豊富!
- 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
無料相談はこちら!
子持ちの30代女性の転職におすすめの転職エージェント2:type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェントは、女性向けの求人に特化した転職エージェントです。
女性の転職に人気の業界や職種を中心に扱っており、女性社員が多く、家庭に事情を理解してもらいやすい会社を紹介してもらえます。
特にIT業界に強いので、SEやITコンサルタント、Webデザイナーで転職を検討している方にもおすすめです。
- 女性が働きやすい会社を紹介してほしい
- IT業界で転職を検討している方
特徴 | 女性に特化した転職エージェント |
エリア | 首都圏が中心 |
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性に人気の事務職やIT業界の求人が豊富!
- 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
- 女性の担当者が多く、相談しやすい
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子持ちの30代女性の転職におすすめの転職エージェント3:リクルートエージェント
- いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい
- 幅広い業界・職種の求人を紹介してほしい
特徴 | 幅広い業種の求人を保有! |
エリア | 全国 |
- 経験豊富なアドバイザーによるスピーディーなサポートが受けられる
- 職務経歴書・履歴書などの書類の添削、 独自に分析した業界・企業情報の提供、 志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれる
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産休を取ることができない職場だったため一度やめることになりました。
リクルートエージェントの良かった点は、エージェントの方にいろいろアドバイスをもらうことができ、無事就職することができたことです。 特にアドバイスを貰ったのは2つあります。 まず1点目は職務経歴書の書き方について 自分で書いてみると何を書いていいかよくわかりませんでしたが、エージェントの方に丁寧に教えていただき作成することができました。 2点目は面接の対策について 面接の対策は事前にどのような質問を受けることが多いか教えてもら具体的な対策をすることができました。(HRtable独自のアンケートより)
子持ちの30代の転職活動の流れ
まず、転職活動開始から入社までの大まかな流れを説明します。
- 転職サイト・転職エージェントで求人を探す
- 応募する企業を選ぶ
- 応募する企業に履歴書・職務経歴書を提出する
- 書類選考通過後、企業との面接を受ける
- 内定獲得・入社の準備
転職が決まるまでの平均的な期間は3ヶ月程度ですが、1週間で入社が決まることもあれば、6ヶ月ほどかかることもあります。
いつまでに入社したいのか、パートや派遣の仕事をしているのであれば、どれぐらいのペースで就職活動を進めるのかスケジュールを決めておきましょう。
次は、就職活動に必要な事前準備について説明します。
子持ちの30代の転職活動に必要な事前準備
まず、就職活動に必要なアイテムを揃えたり、平日に面接が受けられる時間を確保したり、身だしなみを整えるといった就職活動の準備をしましょう。
また、お子さんがいる場合、面接で子育てと両立して働けるか質問されるので、子どもの預け先、緊急時の対応を決めておき、残業はどれぐらい可能か決めておきましょう。
夫や実家の協力が得られ、フルタイムで問題なく働くことをアピールできれば面接での心象が良くなりますよ!
- 履歴書・職務経歴書・証明写真を用意する
- スーツ・シャツ・靴・鞄を用意する
- 平日に面接が受けられるようにパートのシフトを調節する
- 長い・爪を切り、身だしなみを整える
- 落ち着いた髪色にする
- 子どもの預け先を見つける
- 子どもの緊急時の対応について決めておく
- 残業できるか、月何時間働けるか決めておく
子持ちの30代の転職におすすめの転職活動のやり方
STEP1:転職エージェントに登録する
まず、企業の求人を探すために、転職エージェントに登録しましょう。
- アデコ|女性の転職支援実績豊富!人気の事務職の求人多数
- type女性の転職エージェント|関東の女性におすすめ!柔軟な働き方が可能なIT業界に強い!
- リクルートエージェント|全国の求人が豊富!
あわせて読む:女性におすすめの転職エージェント5選|特徴・評判を徹底比較
どの転職エージェントに登録するか迷ったら、まずは女性の転職支援実績が豊富なアデコに登録しておきましょう。
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転職エージェントへの登録から求人紹介までの流れは次のようになっています。
- サイトに登録
- 面接の日程調整
- オフィスまたは電話・オンラインで相談・求人紹介
ホームページから基本情報をサイトに登録したのちに、担当者から連絡が来るので、面談の日程調節を行います。
早くて当日、遅くても3営業日以内に担当者から連絡が来るので待ちましょう。
担当者との面談までの間に、転職活動の軸の決定・自己分析、応募書類の作成を行いましょう。
STEP2:転職活動の軸を決める・自己分析をする
転職活動の軸とは、企業選びや仕事選びの自分なりの基準のことです。
業界・職種・条件などの基準を設けておくことで、応募先を効率よく絞ることができたり、志望理由を話す際に役立ちます。
転職活動の軸は、以下の項目について考えて決めてみてください。
- 業界・職種
(例:食品業界、事務職、営業職など…) - 働き方
(ワークライフバランスをとりたい、在宅・時短勤務など…) - 長期的なキャリアプラン
(専門スキルを磨きたい、管理職を目指したいなど…) - 勤務地の希望・転勤の有無
- 年収
サポートの優先度が上がると以下のようなメリットがありますよ。
- 早く返信をしてくれる
- 一部の人だけに紹介される優良求人を紹介してくれる
- 選考対策を時間をかけて丁寧に行ってくれる
自分が何の仕事をやりたいか、どういう働き方をしたいか考えるためには、自己分析を行いましょう。
自己分析では、これまでの仕事で得られた経験スキルや自分の好きなこと、得意なことを整理して、それを活かせる仕事について考えます。
そうすることで、自分が転職先でどんな強みを発揮できるのか、どんな仕事、職場環境で働きたいかなどが明確になります。
転職を成功させるには、求人情報に自分を当てはめるのではなく、自分が活躍できる企業に応募し、これまでの経験や長所を上手くアピールすることが重要です。
「自分がやりたい仕事、長所が分からない」という方は、キャリアコーチングで相談してみるのもおすすめです。
キャリアコーチングの無料体験で自分のやりたいことを明確にしてから転職エージェントの面談を受けると話がスムーズにすすみますよ!
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あわせて読む:無料体験できるキャリアコーチング5社|体験セッションの活用法を紹介
STEP3:応募書類の作成
次は、自己分析で分かった自分の強みをもとに、職務経歴書を作成しましょう。
転職エージェントとの面談の際に、キャリアアドバイザーが選考に通過しやすいように職務経歴書の添削を行ってくれるので、「初めての転職活動でうまく書ける自信がない…」という人でも安心できますよ。
- 職務要約
これまでの業務経験をどんな役割で行ってきたか概要を記載 - 職務経歴
具体的な業務・成果(売上など)・意識していたことを記載 - 自己PR
業務経験に基づく自分自身の強みと転職後活かせるスキルをアピール
STEP4:転職エージェントとの面談
転職エージェントの面談では、だいたい1〜2時間ぐらいで以下のような内容を話します。
- 現在の状況
- 転職しようと思ったきっかけ
- 業務経験・スキル
- 将来やりたいこと・ありたい姿
- 希望する業界・職種・条件
これまでの経験についてキャリアアドバイザーに話すことで、自分では気づかない強みやスキルを明確にしてくれ、あなたの性格や価値観、強み、転職先の希望をもとに転職活動のアドバイスがもらえます。
そして、ヒアリングした内容をもとに、あなたの希望と企業が求める人柄・スキルがマッチする求人を紹介してくれます。
面談当日に紹介してもらえることもあれば、後日求人票を送ってくれる場合もあります。
長く働ける企業を見つけるには、紹介してもらった企業について職場環境や制度について詳しく教えてもらうといいですよ!
- 正社員の男女比率
- 女性社員の年齢構成
- 育休・産休の取得実績
- 時短勤務・リモートワーク可能か
- 残業・出張の有無・頻度
STEP5:応募する求人を選ぶ
転職エージェントで紹介してもらった求人や転職サイトで見つけた求人の中から応募する求人を選びます。
企業の採用ページや口コミサイトをチェックして、希望通りの仕事内容か・子育てと両立して働ける環境や制度があるかどうかをチェックしましょう。
- 家や保育園・小学校から近い
- 休みや勤務時間の融通がきく
➡︎シフト制やフレックスタイム制、時短勤務など。残業が発生しにくい職種。 - 子育てしながら働くことに理解を得やすい
➡︎子持ちの女性や子育て経験者が多い職場。「ママ歓迎・ママ活躍中」と書かれた求人。
口コミをチェックするなら以下のサイトがおすすめです。
無料登録することで、選考の情報や社員のリアルな口コミが見れますよ!
- 転職会議
選考に関する口コミ、残業時間、平均年収、退職理由などリアルな口コミが見れる転職サイト
書類選考に応募後、通常1週間以内に選考結果の通知が来るので待ちましょう。
STEP6:面接対策・面接
書類選考に通過したら、面接のための練習を行いましょう。
転職エージェント経由で応募すると、模擬面接や、企業毎の選考基準に合わせた対策をしてくれますよ。
面接では主に以下の内容について質問されます。
自分の魅力をうまく伝えたり、質問に対してきちんと受け答えができるようにするためには、練習をすることが重要です。
- 自己紹介
氏名、簡単な経歴、担当業務、今後やりたいことなどを30秒〜1分程度で紹介 - 転職活動を始めたきっかけ
転職を希望するようになった経緯など - 志望動機
企業の魅力を感じた点、入社後やりたいことなど - 自己PR
業務経験に基づく自分自身の強みや、転職後その強みを活かしてどんな活躍ができるかなど
面接当日は、企業のオフィスまたはオンラインで面接を受けます。スーツを着て、身だしなみを整えて面接に向かいましょう。
STEP7:内定・入社準備
選考に通過し、内定がもらえたら、勤務開始日の調整や入社準備を行います。
自分からは言い出しにくい給与や条件面の交渉も転職エージェントが代わりに行ってくれますよ。
転職活動のやり方は以上の7ステップです。
子持ちの30代の転職でよくある質問Q&A
スキル・経験に自信がなくても、未経験でも始めやすい職種や意欲をアピールすることで就職・転職することは可能です。
人気の職種やスキルが必要な職種であれば、その職業に役立つスキルを勉強したり、派遣やアルバイトで実際に経験してみるのがおすすめです。
たとえば、事務職の場合、パソコンの基礎スキル、Excelの関数を使えること、WordやPowerPointで文書・資料を作成できることが最低限求められます。
まずは、求人票で最低限求められるスキルを確認し、そのスキルが身につく勉強をしたり、実務経験を積んでみると採用確率が上がりますよ。
- Word 簡単Word ビジネス文書の作り方
- Excel オンライン個別_Excelー初級関数~VBA上級あなたカスタマイズ
- PowerPoint PowerPoint(パワーポイント)入門!2時間サクッと講座準備
ストアカならこういった、Word・Excel・PowerPointの使い方講座など、仕事に役立つスキルが学べるので、まずは無料会員登録をしてみましょう。
子持ちの30代の転職には、保育士や栄養管理士など、資格が必須である職業の資格がおすすめです。
なぜなら資格を持っていることで、仕事の選択肢が広がるからです。
ただし、資格が必須ではない職業の場合は、資格を取ることよりも、まずは派遣やパートで始めてみることをおすすめします。
なぜなら、資格よりも実務経験が重視されるからです。
例えば、簿記の資格を持っていても、未経験で経理職に就職するのは難易度が高いです。しかし、経理に近い一般事務などの経験があれば、有利になることがあります。
なので、まずは近い領域の仕事を派遣やパートで始めてみるといいでしょう。
派遣の仕事を始めるなら、マイナビスタッフがおすすめです!
業界大手で求人数が多いので、まずは登録してどんな募集があるのか見てみましょう。
ブランク期間については、「結婚に伴い退職」「専業主婦として家事・子育てに従事」と書いておきましょう。
また、パートや派遣での業務経験があれば、業務形態や出勤日数とあわせて記載しておきましょう。
以下の記事でブランクのある女性の履歴書・職務経歴書の書き方とコツを見本・例文つきで解説しているので読んでみてください!
子持ちの30代の転職は一度プロに相談してみよう!
この記事では、「子持ちの30代で転職するのは難しいの?」「子育てと仕事をしながら転職を成功させる方法を知りたい」という方に向けて、子持ちで転職するための方法を紹介しました。
子持ちで転職するのは難しいと一般的に言われていますが、子育てと両立しながら働ける企業も増えており、プロのサポートを受けることでそういった企業に就職できる可能性が高まりますよ!
子育てと両立しながら働きやすい求人を紹介してほしい、選考の通過率を上げたい!という人は転職エージェントに登録してみましょう!
- アデコ|女性の転職支援実績豊富!人気の事務職の求人多数
- type女性の転職エージェント|関東の女性におすすめ!柔軟な働き方が可能なIT業界に強い!
- リクルートエージェント|全国の求人が豊富!
中でも、アデコはワーママの転職に人気の事務職やIT企業の求人に強く、女性の転職支援実績が豊富なのでおすすめです!
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他にも30代子持ち女性の転職サイトをもっと知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。
あわせて読む:子持ち女性向けの転職サイトおすすめ12選