ツイッターで就活専用アカウントを開設し、就活の情報収集をする学生も増えています。ツイッターでの情報収集が活発になる中、採用アカウントを用いて情報発信する企業もあります。そこで、どんな活用事例や傾向があるのか大手企業の事例を厳選してご紹介します。
テレビ業界
フジテレビ
MEMO
- 48フォロー 1万人フォロワー(2021年2月時点)
- 2011年7月開設
- インターンシップ、セミナー、本選考情報、社員インタビュー記事を発信
- エントリー開始前後の11月〜1月は一日1〜2件
テレビ朝日
MEMO
- 56フォロー 9375フォロワー(2021年2月時点)
- 2010年9月開設
- 採用イベント情報を発信
- イベント締め切り前は連日投稿
- 月0〜15件
日テレ
MEMO
- 63フォロー 9056フォロワー(2021年2月時点)
- 2014年7月開設
- 新入社員紹介、イベント・選考情報を発信
- 月6~15件
TBS
MEMO
- 89フォロー 8229フォロワー(2021年2月時点)
- 2016年8月開設
- 説明会、インターンシップ、本選考情報を発信
- 月1~8件
音楽業界
エイベックス
MEMO
- 10フォロー 5516フォロワー(2021年2月時点)
- 2017年2月開設
- イベント・選考情報を発信
- 月1~2件
ソニーミュージック
MEMO
- 77フォロー 3264フォロワー(2021年2月時点)
- 2016年3月開設
- 2020年以降投稿無し
出版業界
講談社
MEMO
- 0フォロー 7604フォロワー(2021年2月時点)
- 2012年8月開設
- イベント・選考情報を発信
- イベント・選考前のみ運営
- 月3~8件
集英社
MEMO
- 39フォロー 4941フォロワー(2021年2月時点)
- 2017年8月開設
- イベント、選考情報を発信
- 月3~6件
小学館
MEMO
- 95フォロー 4553フォロワー(2021年2月時点)
- 2018年7月開設
- 質問箱で学生からの質問に回答
- ESの書き方のポイントを解説
- オフィスの風景や運営者のつぶやき等を発信
- 月10~16件
IT業界
NTTデータ
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- 0フォロー 1849フォロワー(2021年2月時点)
- 2018年1月開設
- インターンシップ、イベント情報を発信
- 月5~8件
野村総合研究所(NRI)
MEMO
- 1フォロー 913フォロワー(2021年2月時点)
- 2015年9月開設
- イベント・選考情報を発信
- 月1~2件
まとめ
MEMO
- イベント・選考情報・社員インタビューなどを発信
- 運用頻度は月1~20件ほど
- エントリー締め切り前は活発に運用
テレビ・出版・IT業界では採用ツイッターアカウントでイベントや選考情報を発信していますね。特にフジテレビやテレビ朝日、日テレ、小学館は社員インタビューや学生からの質問への回答、イベント情報の告知などを積極的に発信しています。
商社や金融、建築、保険、メーカーといった業界では採用アカウントを活用している例がなく、業界や会社の風土によってツイッターを運用するメリットを感じるか、運用に抵抗がないかといったことに影響があるのかもしれません。
また、企業の採用アカウントはフォロワー数が1万人を超えることが珍しく、投稿へのいいね数やリツイート数も50件を超えることはほとんどありません。ここから想定されるのは認知拡大・サイトへの流入はかなり限られることが想定されるため、(企業規模に対しては微々たるコストですが)大企業が運用するTwitterアカウントの運用はコストパフォーマンスが良いものとは言えないと考えます。