2023年9月にリリースされた、建築業界のニュースを紹介します。
建築業界の新規サービスや最近の動向を紹介するので、建築業界に興味がある方は是非読んで見てください。
今回の建築関連のニュースの内訳は以下の通りです。
新規サービス・新機能リリース(6件)
労働災害対策AIのGAUSSがエッジAIカメラGAUDiEYE・AI×IoTプラットフォームGAUDiHubを大幅アップデート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000027358.html
株式会社GAUSSが、建設現場・製造現場向けの労働災害防止ソリューションを強化し、2023年10月中旬より提供を開始しました。
GAUSSは、建設業界の課題である、安全管理による労災防止を防ぐため、「エッジAIカメラGAUDiEYE(ガウディアイ)」「AI×IoTプラットフォームGAUDiHub(ガウディハブ)」を提供しています。
GAUDiEYE(ガウディアイ)は、インターネット不要でも使えるAI監視カメラです。
労働災害対策用のAIをメニューから選び、設定をすることで、誰でも簡単にAI機能を活用でき、現場の安全性向上を実現します。
また、GAUDiEYEとAIをクラウドで管理するAI×IoTプラットフォームのGAUDi HUB(ガウディハブ)と連携することで、従来のAIカメラ導入コストを50%以上削減し、コストを抑えつつ現場課題に合わせたAIカメラが提供することもできます。
GAUDiEYEで取得した画像データを活用し、現場担当者の方がマウス操作だけで現場専用のAIを作成することが可能になります。
株式会社GAUSS:https://gauss-ai.jp/
PICKが「契約書作成代行サービス」を正式リリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000097941.html
「不動産取引を快適に、オープンに」をMissionに掲げる株式会社PICKが、不動産の取引で扱われる物件調査と契約書作成の代行サービスをリリースしました。
契約書作成代行サービス(https://pick-daiko.com/)は、2022年8月に正式リリースした不動産電子取引サービス「PICKFORM」に次ぐ、不動産業者様向けの2つ目の支援サービスです。
これにより、不動産業者の契約を行う前の契約書作成の部分の負荷を軽減し、より他の業務に集中できる環境を提供します。
契約書作成代行サービスでは、契約書&重要事項説明書作成と物件調査+契約書&重要事項説明書作成を行います。
対応エリアは東京都23区と埼玉県南西部に絞り、エリアを限定してスタートします。
株式会社PICK:https://pick-hp.com/
デジタルガレージとGACCI、建設業界向けにB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い」を提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000329.000023393.html
株式会社デジタルガレージと建設テックの株式会社GACCIが、建設業界向けにB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い」の提供を開始しました。
GACCIは、DGが運営するアクセラレータープログラム「Open Network Lab(Onlab)(https://onlab.jp/)」が支援するスタートアップで、「DGFT請求書カード払い」の提供はDGがグループ横断で推進するスタートアップとの共創による次世代ビジネス創出の成果の一つです。
「DGFT請求書カード払い」は、銀行振込の請求書をカードでの支払いに切り替えることで、バックオフィスが抱える業務の生産性を向上させ、実質的な支払い期日を繰延できるB2B向け決済サービスです。
これにより、取引先がカード決済に対応していない場合でも利用できます。
また、季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者の資金繰りをサポートします。
株式会社デジタルガレージ:https://www.garage.co.jp/
ログビルド、総合建設業の工藤建設株式会社にてリモート現場管理システムが全現場導入及び特設サイト開設
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000077576.html
湘南の建設会社社長が創業したスタートアップ企業、株式会社 log buildが、工藤建設株式会社の戸建て住宅の建築現場やマンション修繕管理などで、遠隔で「品質管理・安全管理・進捗管理」が可能なプラットフォーム「Log System」を全現場で採用することを発表しました。
「Log System」を利用することで、品質管理と安全管理を徹底し、同一基準でのチェック体制や細かなマイルストーン管理を実施しています。
また、現場管理者のスキルや経験によらない会社ルールとしての同一基準でのチェック体制や建設現場をデジタルで管理や表示、共有が可能になります。
株式会社log build:https://www.log-build.com/
福島建機、建設機械の点検業務時間を20%削減。点検表をペーパーレス化する「i-Rental 点検」を導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000015533.html
SORABITO株式会社が、建機レンタル事業を福島県内で展開する福島建機株式会社で、点検表をペーパーレス化するSaaS型プロダクト「i-Rental 点検」の利用を開始しました。
i-Rental 点検は、建設機械だけでなく各種車両の点検表をペーパーレス化するSaaS型プロダクトです。
1台の建設機械・車両に対して複数の点検結果、修理結果と写真を一括管理できるほか、点検種類に応じた点検表が選択できるため、建機レンタル事業における点検業務の実態に即した運用が実現できます。
これにより、人材不足問題の解決、現場における業務の効率化や品質向上を実現が望めます。
また、ベテラン整備士の経験を必要としている点検業務を標準化することが可能です。
SORABITO株式会社:https://www.sorabito.com/
VR撮影/3D測量で自動生成される点群データからのBIMモデリング化を支援サービス「Scan to BIM」を9月下旬より提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000019866.html
BuildAppで建設DXに取り組む野原グループ株式会社が、VR撮影/3D測量で自動生成される点群データからのBIMモデリング化を支援する「Scan to BIM」を2023年9月下旬より、サービス提供を開始しました。
「Scan to BIM」は、Matterportシステム等のVR撮影/3D測量により取得できる点群データを使いBIMモデル化するサービスです。VRカメラによる撮影から点群データの取得は最短で1~2日程度で完了します。
既存建物のデジタル化のみならず、改修工事における現場調査、図面作成といった維持管理プロセスの変革も支援します。
野原グループ株式会社:http://nohara-inc.co.jp/
今回のHRtech NEWS for Constructionは以上です。
気になったサービス、面白いサービスがあれば是非利用してみてください。