2023年3月にリリースされた、建築業界のニュースを紹介します。
建築業界の最近の動向をまとめたサイトなので、建築業界に興味がある方は是非読んで見てください。
今回のHRtech関連のニュースの内訳は以下の通りです。
新規サービス・新機能リリース（6件）
【建設DX】株式会社BALLASが、Global BrainとSBIインベストメントの共同リード投資で11.6億円の資金調達を実施。建設部材の設計開発・製造販売事業を、関東から関西・中部へ拡大
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000031431.html
店舗、商業施設、オフィス、ホテル、住宅などで使用する建設部材ブランド “BALLAS” を展開する株式会社BALLAS（本社：東京都中央区、代表取締役：木村将之）が第三者割当増資により11.6億円の資金調達をしました。
BALLAS（https://www.ballas.biz/）は、2022年2月の創業以来、意匠性・機能性・柔軟性の高い建設部材ブランドとして、オーダーメイドの金属部材を中心に1,500件以上の部材を供給してきました。
内製のBALLASシステムを活用しながら部材の設計最適化、部材製作に関わるオペレーションの最適化を図ることで、従来よりも1-2ヶ月短縮した納期・工数で、クライアントの要望に合った建設部材を供給しています。
今回の資金調達によって、より一層クライアントの要望に応えられる体制を構築し、建設部材の設計開発・製造販売事業を関東から関西・中部へ拡大していくようです。
国土交通省の港湾整備工事に3Dモデルを用いた情報共有クラウドを提供
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000058133.html
株式会社EARTHBRAINと伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が、3Dモデルを用いた情報共有クラウド（以下：港湾整備BIM/CIMクラウド）※を、国土交通省関東地方整備局が推進する「横浜港新本牧ふ頭整備事業」に提供しました。
港湾整備BIM/CIMクラウドは、複数の受注者が工事区分を分担して同時に施工する際に、3Dモデルを用いて工事の進捗管理や検査などの監督業務を統合的かつ効率的に行うことを可能とする仕組みです。
EARTHBRAINが提供する建設業向けIoTプラットフォーム「LANDLOG（ランドログ）」と、CTCの3Dモデル情報共有プラットフォーム「ILSIM（アイエルシム）」を連携させたソリューションで、建設分野での調査、設計、施工に関するデータを統合して、3Dモデルで可視化するものです。
EARTHBRAINとCTCは、分析の自動化や予防保全のための予測分析などの機能拡充も視野に入れ、港湾整備BIM/CIMクラウドの適用範囲の拡大を通して、i-Constructionの普及に貢献していくそうです。
株式会社EARTHBRAIN：https://www.earthbrain.com/
建築プラットフォーム「アーキタッグ」の登録設計士数が 2,000 名を突破
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000033069.html
株式会社青山芸術（所在地：東京都港区、代表取締役：桂竜馬）が運営する「アーキタッグ」の登録設計士数が、2021 年 11 月の提供開始から約 1 年 3 ヶ月で 2,000 人を突破しました。
アーキタッグ（https://architag.jp/）は、設計士が案件やタスクごとにタッグを組むことで設計事務所や企業設計部の新しい働き方を実現するプラットフォームです。忙しい設計事務所と案件に関わりたい設計士をつなげることで、お互いの利益に結びつく自由な働き方ができる仕組みを提供しています。
株式会社青山芸術：http://www.photoruction.com/corp
IoTを活用した無人内見システム「MUJIN24」をアイダ設計が東北地方初導入！
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000046540.html
ショウタイム24株式会社が提供するIoTを活用した不動産案内システム「無人内見システム MUJIN24」が、全国で新築住宅の建築販売を行う株式会社アイダ設計（本社：埼玉県さいたま市 代表取締役社長：會田 貞光）の福島県福島市のモデルハウス「いろどりアイタウン 福島市飯坂町」に2023年3月より、導入されました。
「無人内見システム MUJIN24」は、WEB上でご希望の内見時間に予約を入れ、予約日時に直接現地を訪問しスマートフォン上でスマートロックを開錠することで、非対面で内見ができるシステムです。
IoT機器を活用した「無人内見システム」を導入することで、内見希望者は、土日・平日、自由な時間に気軽にモデルハウスを内見することが可能となります。
また、アイダ設計担当が帯同しない非対面での内見だからこそ、ご自身のペースで内見ができるほか、内見当日のお問い合わせ事項については、スマートフォン上にて「チャット」や「ビデオ通話」機能を用いることでリアルタイムでの質問が可能です。
ショウタイム24株式会社：https://www.showtime24.co.jp/
AOSデータ社、建設テックで建設業務効率化の「建設データプラットフォームAOS IDX」をConTech関連事業にInside実装サービスを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000040956.html
クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社が、建設事業を総合的にマネジメント、AIによるデータ分析や活用につなげることができる「建設データプラットフォームAOS IDX」（https://AOSIDX.jp/）のInside実装サービスを2023年3月23日より販売開始しました。
建設テックは、建築物やインフラストラクチャの設計、建設、運用、および維持管理のプロセスを改善し、効率化を実現するための技術です。
建設テックにより、コミュニケーションの向上や進捗の追跡、 維持管理と寿命延長など様々な建設業界の課題を解決します。
建設データプラットフォーム AOS IDX（https://AOSIDX.jp/）は、安全データ共有が求められるすべての建設業界向けに設計されたクラウドストレージシステムです。
厳格かつ柔軟なアクセス権限管理機能や、ドキュメントへの検索用メタデータ付与によるデータ検索性の強化、AIデータ活用に向けたマルチモーダルAIへの対応、ファイルビューアー機能、暗号化および監査機能、バックアップ機能、および大容量長期保管向けアーカイブシステム機能を備えています。
AOSデータ株式会社：https://www.aosdata.co.jp/
イベント（1件）
【ワイヤレス給電 建築DX】清水建設と共創でビルIoTを推進。SHIMZ NEXTイノベーターとしてCity-Tech.Tokyoイベントに登壇しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000019866.html
世界で初めて中長距離ワイヤレス給電技術「AirPlug™️」を実用化させたエイターリンク株式会社（本社：東京都墨田区 代表取締役：岩佐凌、田邉勇二）が、スタートアップとのオープンイノベーションを通じて持続可能な都市を実現するための、東京都主催国際シティテックイベント「City-Tech.Tokyo」（2月27日～28日、東京国際フォーラム）に出展しました。
エイターリンクは、電波による空間伝送型ワイヤレス給電技術を世界で初めてビルマネジメントで実用化した、「IoE（Internet of Everything）社会」を牽引するスタートアップベンチャーです。エイターリンク独自のワイヤレス給電技術(AirPlug™)を用いてFA領域、ビルマネジメント領域、バイオメディカル領域といった各領域にて社会実装を進めています。
AirPlug™とは17mの離れた距離からでも角度依存性なく安定的にワイヤレス給電ができるエイターリンクの特許技術です。屋内各所に設置された多数のセンサーに配線を使わず給電でき、双方向のデータ通信が可能です。
City-Tech.Tokyo（https://city-tech.tokyo/）では、2023年2月に清水建設のアクセラレータープログラム「SHIMZ NEXT」（https://shimz.regacy-innovation.com/）で、スタートアップとして、イノベーターに選出されたことを受けて、ピッチイベントとパネルディスカッションに登壇しました。
次世代のまちづくりに向けたビルIoT化やカーボンニュートラルにAirPlug™️が貢献できる可能性の大きさについて解説しました。
エイターリンク株式会社：https://aeterlink.com/
今回のHRtech NEWS for Constructionは以上です。
気になったサービス、面白いサービスがあれば是非利用してみてください。
