今回は20代〜40代の社会人99人に「仕事のコミュニケーションの悩み」についてアンケートを実施しました。
【調査概要】
調査対象:20代〜40代の社会人
調査期間:2023年8月4日~8月17日
調査方法:インターネットによるアンケート取得
調査人数:99人(男性35名、女性64名)
社会人が身につけたいスキルの1位はコミュニケーションスキル
本調査の回答者が身につけたいスキルでは、「コミュニケーションスキル」が45件と最も多くなりました。次いで、PCスキルが16件となりました。
コミュニケーションスキルは、仕事の多様な場面で求められるため、身につけたいと感じている人が多いと考えられます。
仕事のコミュニケーションに悩みを抱えている人は約86.9%!
回答者99名のうち、仕事のコミュニケーションの悩みが「ある」と答えた人は約39.4%、「どちらかというとある」と回答した人は約47.5%でした。つまり、約86.9%の人が仕事のコミュニケーションの悩みを抱えていることがわかります。
では、具体的にどんな悩みを抱えているのでしょうか。具体的なコミュニケーションの悩みランキングを紹介します。
仕事のコミュニケーションの悩みランキング
仕事のコミュニケーションの悩みについての回答では、「伝えたいことをうまく話せない」が50件で最も多くなりました。
それ以外の回答では、「職場の人との良好な人間関係を構築できない」「上司の意図を上手く汲み取ることができない」など回答が散らばり、20代〜40代の社会人は、仕事のコミュニケーションについて多様な悩みを抱えているということが分りました。
仕事のコミュニケーションの悩み1位:伝えたいことをうまく話せない
自分が思ってること、伝えたいこと等を言葉にするのがとても苦手なので、文章で伝えるのは特に苦手で書いてると長くなってしまいます。
なので何を伝えたかったのかが分かりにくいため相手に自分の思ってることがちゃんと伝わらず結局何が言いたかったのかな?って混乱させてしまうこともあります。
ちゃんと伝わらないためこんな意味じゃなかったのに…って思ってしまうことも多々あります。
仕事で連携を取らなければならない時に相手に対して自分の伝えたいことが伝わらず、業務が少し止まってしまった経験から簡潔に相手に伝える事が出来る能力が欲しいと思いました。相手の時間も奪わずに円滑に業務を進めることができるとストレスも少なく楽に業務を進める事が出来る為、伝えたいことを簡潔に述べる能力を身に着けたいです。
上司や知人からは、結局何が言いたいのか、全然伝わってこない。聞いてると疲れるだけとよく言われます。主語が足りないといわれたり。結局結論は何?と聞かれることが多く、言葉の組み立て方が、いまだにうまくできておりません。支援員としての仕事は、できる限りマニュアルを作成し、進めるよう工夫はしておりますが、キャリアアップを考えると、話し方をもう少し改善しないといけないと感じております。歳を重ねるにつれて、どんどんひとに伝わる話し方が出来てないように思えます
後輩に新しい事を教える時に、説明がわかりにくかったのか、「よくわからないので、メールでまとめて送ってもらっていいですか?」と言われてしまったり、営業力や提案力が不足しているのは、お客さんに商品に合う物を聞かれた時に提案力が無いので、アタフタしてしまって、「あのーえっと・・・」と言っていたら「他の人いないの」と言われてしまったり、もっとスムーズにわかりやすい受け答えができたらいいなと思います。
仕事のコミュニケーションの悩み2位:職場の人と良好な人間関係を構築できない
私はもとからコミュニケーションに苦手意識があり、親しくない人と話すときに緊張してしまいがちなところがあります。そのため、なかなか仕事の関係の人と打ち解けることができないのが悩みでもあります。私も周りの人のように、仕事場の人とプライベートで遊んだり、飲み会に気軽に行ってみたりしたいのですが、なかなかそういった関係性の人を仕事場で作ることが出来ず、少しばかり寂しい思いをしています。もっと仲良くなれたらいいなと思います。
15年働いていた会社を今後昇進できない可能性があることに不安を感じ退職し、2023年8月から新しい会社で経理職として働いているため、仕事を円滑に進めるため人脈もなく横とのつながりも深めていく必要があると考えているためです。これからどう人脈を構築するか悩んでいます。
仕事の業務だけに没頭していると、職務の繁忙期などに、自分の業務に集中しすぎたり、またその逆で職場の人が忙しそうな様子から話しかけずらかったりすることがある。そんな時は、職場の人と殺伐とした雰囲気になってしまうことがある。このような状況下では、相手の人にどう思われているのかわからず、不安な気持ちになる時もある。上手にコミュニケーションがとれれば、職場での殺伐とした雰囲気も緩和されると思うが、実際は難しい。
関西ならではのボケと突っ込みの空気感が会社全体で異なる気がします。
もちろん仕事を真剣にするときもあり、そこは大きな問題なくコミュニケーションがとれるが、休憩やオフのタイミングに話すときの空気感が全く異なるためそこに苦労しています。気心の知れた人がいないなかでいるため、多少苦労することは想定していたが、今後どこまで距離をつめていけるのかは不安に感じています。
仕事のコミュニケーションの悩み3位:上司の意図を上手く汲み取ることができない
患者様を怒らせてしまうことも多く、上司がやんわり注意してくれているがその注意の意図を汲み取ることができず、同じことを繰り返してしまう。そのため職場からは困った人間扱いされてしまい、職場の人と良好な関係を築くことが難しい。これが何度も転職を繰り返す原因になってしまう。また、転職を繰り返していることから、転職先でも何か問題がある人間という認識を受けてしまい、転職先でも毎度、馴染むのに苦労する事が多い。
上司から仕事を依頼されたとき、複数の仕事が重なり作業の優先度が分からなくなりました。その場で優先すべき仕事を上司に確認すればよかったのですが、上司も忙しそうで聞くに聞けず、うまく話せませんでした。結果、仕事の優先を間違えました。上司が一番早く終わらせてほしいという仕事の意図を上手く汲み取ることができず、完成が遅くなってしまい迷惑をかけました。