2021年11月の採用担当者に役立つHRtech NEWSを紹介します。
採用に活かせるニュース、採用担当者が知っておきたいニュースをまとめたので参考になれば幸いです。
今回のHRtech関連のニュースの内訳は以下の通りです。
- 新規サービス・新機能リリース(8件)
- イベント(1件)
- 調査(2件)
新規サービス・新機能リリース(8件)
リファレンスチェックサービスのParameが経歴詐称を見抜く「職歴調査プラン」をスタート(Parame)
採用時の経歴詐称リスクを防ぐ「職歴調査プラン」を、調査実績50年の産通との提携により提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000058683.html
株式会社Parame(本社:東京都新宿区、代表取締役:岡野亮義、以下「Parame」)が提供するリファレンスチェックサービス「Parame Recruit」にて、採用時の経歴詐称などの不正を検知する「職歴調査プラン」の提供を開始。このプランは、株式会社産通と業務提携しサービスを提携しています。
Parame Recruitでは、リファレンスチェック実施と同時に、専門スタッフが職歴調査を実施します。調査結果のレポートは、リファレンスチェック結果と一緒にサービス上で閲覧することができます。
リファレンスチェックの進行中に並行して調査完了するため、選考フローに遅延せずに職歴の確認を取ることができ、経歴詐称などの採用リスク防止が期待できるようです。
リファレンスチェックを行うくらい採用に対して意識が高い会社は、経歴や職歴におけるチェックもしたいという考えはありそうですね。
人事調査に関する実績が豊富な会社との取組みは、サービスプラットフォーマーとして面白いなと感じました。
リファレンスチェックとは、「採用候補者をよく知る第三者から、人物像・スキルなどを直接ヒアリングする調査」です。主なヒアリング対象者は前職や現職の上司・同僚・部下など、採用候補者と一緒に仕事をした職場関係者です。
リファレンスとは英語の「reference(参照)」に由来し、第三者の意見を参照することから「推薦状」「紹介状」などの意味があります。リファレンスチェックとはこの「推薦状」「紹介状」を取得して候補者の評価・選考判断を行うことを指します。
参考:リファレンスチェックとは
Parame Recruit:https://parame.jp/
ウォンテッドリー、採用動画における課題を解決するための新たな動画メニューをリリース(Wantedly)
「内容が堅すぎて肝心の雰囲気が伝わらない」「動画が長過ぎて最後まで見てもらえない」「結局どんな事業を行っているか伝わらない」等の課題に着目
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000021198.html
ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社が、採用動画における課題を解決するために、これまでWantedly利用企業向けに提供してきた動画制作オプションを大幅刷新し、新たに4つの動画メニューをリリース。
新しくなった動画制作オプションでは、企業の魅力を引き出し、共感を軸にした出会いを増やすための4つの動画メニューが提供されています。採用動画におけるありがちな課題を解決しながら「動画の企画を1から考える」という大きなハードルを解消することができるようです。
Wantedly:https://www.wantedly.com/projects/764134
スマートキャンプ、インサイドセールス特化型転職エージェントサービス「BALES CAREER」の提供開始(スマートキャンプ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000012765.html
スマートキャンプ株式会社(本社:東京都港区、 代表:古橋智史、林詩音、以下「スマートキャンプ」)が、インサイドセールスの職種に特化した転職エージェントサービス「BALES CAREER(ベイルズ キャリア)」の提供を開始。
年間300名以上の選考、延べ100名以上の採用を実施するインサイドセールス代行サービスである「BALES」の運営実績を活かし、インサイドセールス職の経験者がリクルートアドバイザーとして採用を支援し、内定後の研修までサポートを行っているようです。
【「BALES(ベイルズ)」について】
「BALES」とは、インサイドセールスのコンサルティング、およびアウトソーシングを提供するサービス。インサイドセールス業務の管理、効率化を実現するクラウドサービス「BALES CLOUD」の提供もしており、見込み顧客獲得や商談創出をサポートする。
最近、さまざまな職種の特化型転職エージェントが沢山生まれていますね。
インサイドセールス採用に悩んでる企業は相談してみると良いのかもしれないですね。
BALES CAREER:https://bales.smartcamp.co.jp/bales-career
WARC、ハイクラス人材のスタートアップ・ベンチャー転職支援サービス「WARC AGENT」サービス開始から2年間で転職ご支援人数 300人を突破
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000038497.html
成長企業の管理部門のハンズオン支援、M&Aアドバイザリー、経営管理部門特化型の転職サービス「SYNCA」を提供する株式会社WARC(本社: 東京都目黒区、代表取締役社長: 山本 彰彦、以下「WARC」)の運営するハイクラス人材のベンチャー転職支援サービス「WARC AGENT」が、サービス開始から2年間での300人の支援実績を突破したことを発表。
これまた職種特化型の転職エージェントサービスで、その中でもハイクラスに絞っているようですね。
経営管理部門特化型とのことで、経営陣の顔ぶれを見ると、監査法人出身者に強みがあるのかもしれないですね。
オンライン面接ツール『batonn』のβ版をリリース。面接を個人戦からチーム戦へ(リブセンス)
最高のバトンタッチでいい人を逃さない。面接の可視化で連携強化へ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000015443.html
株式会社リブセンス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:村上太一、東証一部:6054)が、オンライン面接ツール『batonn(バトン)』(URL:https://batonn.io/)のβ版をリリース。
『batonn』は、面接担当者間の引き継ぎをしやすくするオンライン面接ツールです。安定した通話品質でオンライン面接を実施でき、録画と高精度な文字起こし機能で効率的に面接内容の確認・改善ができます。面接の可視化により、客観的な評価の入力と円滑な共有が可能になります。
batonn:https://batonn.io/
採用市場における企業認知向上を目指す「採用特化型YouTubeチャンネル運用支援サービス」の提供を開始(サムライト)
インフルエンサーと放送作家を起用したYouTubeチャンネルでリーチ力を高め企業の母集団形成等の課題を解決
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000011519.html
企業のコンテンツマーケティングやメディアビジネス等を支援するサムライト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:池戸聡、以下「サムライト」)が、年々競争が激化する企業の採用広報活動に対する支援を強化すべく、「採用特化型YouTubeチャンネル運用支援サービス」の提供を開始。
「採用特化型YouTubeチャンネル運用支援サービス」は、サムライトが持つコンテンツマーケティングや採用マーケティングの知見を活用し、インフルエンサー・放送作家のアサインだけではなく、戦略設計〜チャンネル運用〜企画〜コンテンツ制作~分析改善まで、YouTubeチャンネル運用をフルサポートする。
サービスページ:https://somewrite.com/business/earned/youtube-hr/
採用支援に特化した広告制作を行う株式会社NOVELがナウビレッジ株式会社と協業し、採用マーケティング支援サービスを提供開始(NOVEL)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000074438.html
株式会社NOVEL(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役:青戸 勇貴、裵 東儁、以下「NOVEL」)とナウビレッジ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:今村 邦之、以下 「ナウビレッジ」)が、採用課題を抱える企業様に対し、デジタルマーケティングに関する知見とリソースを提供することを目指し、業務提携し、採用マーケティング支援サービスを提供開始。
株式会社NOVELは、採用戦略の企画立案から、リクルートサイトや企業紹介動画の制作など、競合がひしめく業界で求職者から選ばれて、かつ人材が定着するためのブランディング戦略を支援する会社です。
デジタルマーケティング起点の経営コンサルティングファームであるナウビレッジと提携することにより、企業の採用課題を分析し、最適な手法の提案が可能となるようです。
・マーケティング戦略を用いた採用サイトの制作
・デジタルマーケティングを用いた各種求人媒体の運用
・Web・SNSを用いた採用ブランディングのご提案 など
株式会社NeXT STAR、選考までの採用業務を代行する月額制サービス「なんでも人事」提供開始(NeXT STAR)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000089858.html
株式会社NeXT STAR(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂本俊樹、以下NeXT STAR)が、月額制採用業務代行サービス「なんでも人事」(以下なんでも人事)を10月から提供開始。11月5日時点で、西日本を中心に大手・中小企業16社が利用。
なんでも人事は、約220社の採用支援実績があるチームが、月額制で選考に至るまでの採用業務を代行してくれるサービスです。
このサービスは、成果報酬や初期費用が不要かつ月額15万円だそうです。まずはお試しで利用したい、必要な期間だけ業務を依頼したいというときに始めやすいですね。
■採用対象:雇用形態不問(正社員・アルバイト・派遣・業務委託・フリーランスなど)
■金額:月額15万円(税別)から
■契約形態:1ヶ月単位
■サービスURL:https://hr.next-star.jp/
イベント(1件)
転職意欲の高い、若手ハイクラス層が集う大規模オンラインイベント「Liiga PITCH」出展企業を募集(ハウテレビジョン)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000026700.html
グローバルプロフェッショナルを目指す若手ハイクラス人材に向けたキャリア支援プラットフォーム「Liiga」(リーガ)を運営する株式会社ハウテレビジョン(東京都港区、代表取締役:音成洋介)が、2022年1月22日(土)〜1月23日(日)の2日間、オンラインイベント「Liiga PITCH」を開催。
「Liiga PITCH」は、『優秀なあなたを、最速で売り込め』をテーマに、転職を具体的に検討しているキャリアパーソン ( 転職顕在層 ) のみを集め、採用意欲の高い企業とのマッチングを実施する大規模オンラインイベントです。
出展企業は、イベントに先駆けて、採用要件やポジションを踏まえた事前課題を出題したり、候補者をフィルタリングし、求める人材の早期採用をしたりすることができるようです。
イベント当日は企業による登壇や、転職ノウハウのあるエージェントによる特別セッションが実施される予定です。
エントリー期間:2021年12月17日(金)〜2022年1月23日(日)
イベント期間:2022年1月22日(土)〜1月23日(日)
場所:Zoomオンラインウェビナー方式
参加費:無料
対象:Liiga会員
イベント紹介ページ:https://liiga.me/special_events/liiga_pitch
調査(2件)
Job総研による『2021年 SDGs実態調査』を実施 半数以上が転職の企業選択に影響(Job総研)
〜最も関心度が高いSDGs目標は「働きがいも経済成長も」4割越え〜
・全体の92.1%がSDGsを既知していると回答
・SDGsを知った時期については2019年1月〜現在までの期間が最多で63.1%
・SDGsを知ったきっかけは「インターネット」と「職場」の回答が多数
・関心のあるSDGs目標は「働きがいも経済成長も」が最多の42.4%
・全体の半数を超える51.7%が企業のSDGsへの取り組みが企業選びに影響すると回答
https://laibo.jp/info/20211108/
【SDGsの取り組みが企業選びに影響】
現在転職活動中や今後転職をするとなった際に、企業のSDGsへの取り組みが企業選びに影響するかという問いでは、「大きく影響する」11.7%、「やや影響する」40.2%で、回答者全体の半数を超える51.9%が企業選びにSDGsの取り組みが影響すると回答した。
【企業の社会貢献をどこで判断するか】
企業の社会貢献をどこで判断しているかという問いでは、60.9%が「従業員に対する姿勢」で最多回答になり、次いで「ビジネスモデル」58.8%、「企業理念」46.1%で、最少回答は「経営者のメッセージ」という回答結果になりました。また、企業の社会貢献活動を調べる方法としては、66.7%の「企業ホームページ」が最多回答で、次いで「企業採用ページ」が53.2%の回答結果となった。
SDGsへの関心が高まっていて、転職の企業選びにも影響が出ているようですね。
今後の採用活動においても、SDGsに貢献する取り組みを企業ホームページや選考フローを通して求職者に伝えていくことも重要になっていくかもしれませんね。
【採用担当者アンケート】半数以上が中途採用を「拡大予定」。「景気の回復を見据えて、採用を強化したい」の声。中途採用で入社する社員に実施しているフォローは「職場見学」が最多に。(学情)
(1)半数以上が「中途採用を拡大する予定」と回答。「拡大する予定」が「拡大しない予定」の3.6倍に
(2)中途採用を拡大する理由は「即戦力採用のため」が69.1%で最多。次いで「事業拡大のため」59.7%
(3)中途採用で入社する社員に、入社前に実施している、実施したいフォローは「職場見学」が最多
(4)中途採用で入社した社員に、入社後に実施しているフォローは「中途入社の社員を対象にした研修」が最多
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000781.000013485.html
(1)半数以上が「中途採用を拡大する予定」と回答。「拡大する予定」が「拡大しない予定」の3.6倍に
中途採用の計画について、「拡大する予定」「どちらかと言うと拡大する予定」の回答が50.7%となった。
「人材獲得競争が再スタートする前に、優秀な人材を採用したい」「景気の回復を見据えて、中途採用を拡大したい」といった声が寄せられている。
今回のHRtech NEWS for saiyouは以上です。
採用活動に活かしたい、採用担当者に共有したいニュースがあれば是非利用してみてください。