2023年11月にリリースされた、建設業界のニュースを紹介します。
建設業界の新規サービスや最近の動向を紹介するので、建設業界に興味がある方は是非読んで見てください。
今回の建設関連のニュースの内訳は以下の通りです。
新規サービス・新機能リリース(4件)
助太刀、生成AI専門チームを新設。生成AIの活用により社内業務の効率化を強化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000027771.html
建設業界に従事する全ての人たちを支えるマッチングプラットフォーム「助太刀」を運営する株式会社助太刀が、生成AIを積極的に活用することで、急成長する事業や組織における社内業務効率を大幅に改善させることを目指し、開発本部に生成AIの開発や研究を専門とするチームを新設しました。
AI開発を専門とした開発チームでは、生成AIを活用した社内・社外向けのプロダクト開発をより高速に行い、社内の業務効率化や業務支援を目的とした生成AIプロダクトの運用を年内に開始する予定です。
具体的には、社内における各種申請フローやQ&Aの自動化や建設業におけるドメイン知識や社内の知見を学習させた上での営業活動支援、生成AIを用いた開発業務の効率化などを進めていくそうです。
株式会社 助太刀:https://suke-dachi.jp/
クラウド型請求管理サービスMakeLeaps 建設業向け見積・原価管理ソフト「レッツ原価管理Go2」との連携を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000072359.html
リコーグループのメイクリープス株式会社が提供するクラウド型請求管理サービス「MakeLeaps(メイクリープス)」と、株式会社レッツが提供する建設業向け見積・発注・原価管理ソフト「レッツ原価管理Go2」はサービス連携を開始しました。
今回のサービス連携を利用することにより、「レッツ原価管理Go2」で作成した発注書や請求書などの書類データを「MakeLeaps」に連携し、書類のメール送付や郵送代行が可能となります。
連携の特徴
・特徴1:書類のレイアウトは変わらず利用が可能
「レッツ原価管理Go2」で作成した書類データをPDF形式で「MakeLeaps」に取り込むため、取引先に送付する書類のレイアウトは変わりません。現状のまま利用できます。
・特徴2:送付業務の効率化ができる
「レッツ原価管理Go2」で作成した見積書や請求書の郵送作業を、「MakeLeaps」を通じて郵送代行できます。月末月初のたびにオフィスに出社しなければいけない工数が激減し、経理業務の改善につながります。
・特徴3:法制度への対応を確実に実現できる
請求書の送付を「MakeLeaps」で行うことで、電子帳簿保存法の送付側要件を満たすことができます。
メイクリープス株式会社:https://www.makeleaps.jp
ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」に、スマホが操作できない現場のコミュニケーションで役立つ音声メッセージ送受信機能「プッシュトゥトーク」を追加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000247.000013957.html
キングソフト株式会社が、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」に、スマホを手に持てない現場のコミュニケーションに役立つ音声メッセージ送受信機能「プッシュトゥトーク」を追加しました。
「プッシュトゥトーク」は、スマートフォンに画面表示されたボタンを押すだけで、トランシーバーのように複数人と音声メッセージを送受信できる機能です。
医療現場、アミューズメント施設やレストラン、店舗などの接客サービス中、あるいは、物流や建設、工事現場などの作業中や運転中といったスマートフォンを手で操作できない場面でも、プッシュトゥトークを利用することでスムーズなコミュニケーションが実現します。
キングソフト株式会社:https://www.kingsoft.jp
電子受発注をもっと手軽に、もっと簡単に。ダイテック、住宅建設業向けに「受発注Plus」を開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000095448.html
株式会社ダイテックが、住宅建設業向け電子受発注サービス「受発注Plus」を開発しました。
「受発注Plus」は、57,000社以上に利用されている「現場Plus」のシリーズ製品で、前述した住宅建設業が抱える課題を「効率化」「法対応」「コスト」の面で包括的に解決するソリューションです。
「受発注Plus」は、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が認証する「電子取引ソフト法的要件認証」を取得した「注文分譲クラウドDX」の仕組みをそのままに、さらにシンプルで使いやすいUIを採用、どなたでも簡単に電子受発注を行うことができるツールです。
加えて、タイムスタンプを必要としない方法で「改正電子帳簿保存法(電子取引)」に対応しているので、コストを気にせず手軽に電子受発注を開始できます。
また、「現場Plus」との連携も可能で、日程情報や査定情報をリアルタイムで共有することで更なる業務効率化を期待できます。
株式会社ダイテック:https://www.daitec.co.jp/index.html
出展(2件)
【2023年12月13日~15日】野原グループ、第3回 建設DX展(東京)にBuildAppを出展。BIMを活用したデータ連携による自動化で、建設業の生産性向上、CO2削減へ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000230.000019866.html
BuildAppで建設DXに取り組む野原グループ株式会社が、2023年12月13日から15日まで、東京ビッグサイトで開催予定の「第3回建設DX展(東京)」に、建設業界の生産性向上と環境負荷軽減(廃材・CO2の削減)を支援するBIM設計-製造-施工支援プラットフォーム BuildApp(ビルドアップ)を出展しました。
BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)は、設計事務所やゼネコンが作成したBIM設計データをより詳細なデータにし、各建設工程で必要なデータとして利活用し建設工程全体の生産性向上を実現するクラウドサービスです。
設計積算から製造・流通・施工管理・維持管理までをBIMでつなぐ複数のサービスにより、各プレイヤーに合わせたサービスを提供しています。設計・施工の手間・手戻りをなくし、製造・流通を最適化して、コスト削減と廃棄物・CO2削減に貢献します。
「第3回建設DX展(東京)」のBuildAppブースでは、BIMを活用したデータ連携による自動化で、内装・建具の各工事プロセスがどのように変わるか(生産性向上)、環境負荷(廃材・CO2の削減)がどれだけ軽減されるかを解説しました。
出展内容はVR空間に再現して公開されています。
<VR空間で見るBuildAppブース> https://my.matterport.com/show/?m=VrT8JUiEF8G
野原グループ株式会社:http://nohara-inc.co.jp/
建設業界のBIM/CIMプラットフォーム『Revizto(レビツト)』、「第3回 建設DX展(東京)」に出展。東京で初の展示会出展、APAC(アジア太平洋)代表らが来日。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000064905.html
コンストテック株式会社が、2023年12月13日(水)から12月15日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第3回 建設DX展(東京)」に出展し、BIM/CIMのハードルを下げ、建設実務QCDSに役立つ世界標準のプラットフォーム、Revizto(レビツト)のサービス展示およびデモンストレーションを行いました。
BIM/CIMは海外で広く活用されており、Reviztoはこれまで31ヶ国で建築DX関連の展示会に出展し、約150か国で37万人を超える建設技術者に活用されるまで認知を広げました。
今回の出展では、PC、iPadやiPhoneでReviztoの操作性を体験できる機会となりました。
また、ブース内に着席可能なプレゼンテーションスペースを設け、約20分間のプレゼンテーション(デモンストレーション・質疑応答を含む)を会期中、毎日複数回実施しました。
コンストテック株式会社:https://www.const-tech.co.jp
今回のHRtech NEWS for Constructionは以上です。
気になったサービス、面白いサービスがあれば是非利用してみてください。