SORABITO、建設現場のあらゆる点検表をペーパーレス化する新プロダクト「GENBAx点検」を正式ローンチ|Monthly Construction NEWS

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2024年4月にリリースされた、建築業界のニュースを紹介します。

建築業界の新規サービスや最近の動向を紹介するので、建築業界に興味がある方は是非読んでみてください。

今回のニュースの内訳は以下の通りです。

リリース(5件)

SORABITO、建設現場のあらゆる点検表をペーパーレス化する新プロダクト「GENBAx点検」を正式ローンチ

SORABITO株式会社(代表取締役:博多一晃、本社:東京都中央区)が、建設現場における安全点検の管理業務を効率化する新サービス「GENBAx点検」を正式にリリースしました。

「GENBAx点検」画像
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000015533.html

このサービスは、複数の建設会社からの「建設現場での安全点検業務に活用できるサービスが欲しい」という声をきっかけに、建設業界に残る現場の安全や安全点検業務における課題への取り組みとして作られました。

GENBAx点検は、安全点検の管理業務を効率化するために重要な、「スマートな情報共有」「ペーパーレス化」「場所や環境を選ばない業務のデジタル化」という3点の実現ができるサービスです。具体的な標準機能には以下のようなものがあります。

  • スマートな情報共有を実現する機能
    (状況照会、電子承認、点検結果出力)
  • ペーパーレス化を実現する機能
    (QRログイン、点検表呼び出しQR、点検結果出力)
  • 場所や環境を選ばず業務のデジタル化を実現する機能
    (点検表カスタマイズ、オフライン点検)

リーガルテック社、「リーガルテックVDR 建設業」を用いて、CAD、3D CADデータ共有でデジタルツイン構築を支援

国内・海外訴訟の支援サービスや、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のDXサービスを展開するリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木 隆仁)が、建設業のデータ共有を支援し、建設業のDXを成功に収めるためのソリューション「リーガルテックVDR 建設業」の提供を開始しました。

「リーガルテックVDR 建設業」画像
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000042056.html

「リーガルテックVDR建設業」は、CADや3D CADデータのブラウザ共有機能を持つ、オンラインプラットフォームサービスです。このサービスを導入することで、プロジェクトの設計・実行・管理の各段階において、建設業界はコミュニケーションの効率化、プロジェクト進行の加速、そしてリスクの軽減の実現を目指すことができます。

「リーガルテックVDR 建設業」の主な機能は以下の通りです。

  • 3D CADビューワー高度な可視化機能
  • 高度なセキュリティプロトコルで製造データを共有
  • 建設業DXの鍵となるデジタルツインを支援

建設業界に特化した、CO₂排出量の算出・可視化クラウドサービス「TansoMiru」提供開始

株式会社リバスタ(本社:東京都江東区、代表取締役:高橋 巧)が、建設業界に特化したCO₂排出量の算出・可視化クラウドサービス「TansoMiru(タンソミル)」の提供を2024年4月1日より開始しました。

「TansoMiru」画像
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000025005.html

「TansoMiru」は、建設業界に特化したCO₂排出量の算出・可視化が可能な新しいクラウドサービスです。建設現場で発生するCO₂排出量管理の標準化を目指し、これまで建設業界で培ってきたノウハウや蓄積された豊富な現場データを活用することで作られました。

「TansoMiru」の特長には以下のようなものがあります。

  • 建設現場や支店ごとのCO₂排出量管理・レポーティングが可能
  • 関連サービスと連携してデータを自動取得・CO₂排出量を可視化
  • サプライチェーン全体(Scope1-3)のCO₂排出量を算出

今後、「TansoMiru」は第二弾として、建設現場の電気使用に伴う電力由来のCO₂排出量を自動算出する「TansoMiru電力」のリリースを控えており、順次サービスを拡充していく予定だということです。

建設業の人手不足に新たな一手。VUILDが開発する「NESTING」が、プラモデル感覚で建てられる住宅キットを供給開始

VUILD株式会社が提供するデジタル家づくりサービス『NESTING(ネスティング)』が、デジタルファブリケーション技術を用いて、施主が主体となって設計から施工までをおこなう住宅キットをリリースしました。

「NESTING」住宅キット 画像
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000031751.html

NESTING「住宅キット」とは、デジタルファブリケーション技術を用いた、施主が主体となる家づくりの在り方です。これまで当たり前だった、「家は買う(もしくは借りる)もの」という考え方から、「家は自分たちでつくるもの」に変化させることで、建設業界が抱える人材不足や建設費高騰の課題解決に取り組むことができます。

キットは、木材のデジタル加工機「ShopBot」を用いて加工されており、複雑な接合部や、ビス打ちの下穴、組立順序を示す番号付けなどを精度高く、簡単に製造することが可能となりました。これにより、重機なしでの施工が可能になり、未経験の方でも素早く精度良く施工することができます。

NESTING「住宅キット」は、建設業界が抱える人材不足や建設費高騰などの課題を解決する、新しい家づくりの在り方を提唱しています。

現場のあらゆる機械の安全管理をスマート化《Arch安全セーフティ》正式リリース

株式会社Arch(アーチ)(本社:大阪市北区、代表取締役:松枝直)が2024年4月15日、現場のあらゆる機械の安全管理をデジタル化する《Arch 安全セーフティ》を正式リリースしました。

「Arch 安全セーフティ」画像
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000097626.html

Arch 安全セーフティは、業務効率化によって、2024年問題の解消、安全管理品質の向上による労働災害防止を目指すことができるサービスです。このサービスは、人手不足と時間外労働規制に関する2024年問題や、機械の安全管理業務にアナログな管理が続いているといった問題を抱えている建設業界のために作られました。

《Arch 安全セーフティ》は全ての建設現場で毎日行われている機械の始業前点検や、作業計画の作成、その他届出書類を紙からデジタルにシフトさせます。主な機能は以下の通りです。

  • 機械・足場等の始業前・月例点検のデジタル化
  • 作業計画書の作成・配布
  • 安全関係書類の申請

今回のHRtech NEWS for Constructionは以上です。

気になったサービス、面白いサービスがあれば是非利用してみてください。