法人向けオンラインカウンセリングサービスSmart相談室を運営する株式会社Smart相談室 代表取締役の藤田康男さんにSmart相談室のサービス開始の背景やSmart相談室を導入するメリットについてインタビューさせていただきました。
藤田康男
株式会社Smart相談室 代表取締役
新卒でテレビ局に入社後、MBA取得、医療系キャリアサービスを提供する会社で10年間事業開発と組織マネージメントを経験、その経験から、従業員のメンタルヘルスと企業の従業員サポートに課題を感じ、2021年「Smart相談室」を創業。社会に新しい価値を提供することで、社会の非合理をハックし、日本の生産性をあげたいと考えている。Twitter:https://twitter.com/Yasuo_chan
Smart相談室とは
サービス概要 | 法人向けのオンラインカウンセリングサービス |
運営会社 | 株式会社Smart相談室(株式会社SmartHRの100%グループ会社) |
設立 | 2021年2月1日 |
公式HPはこちら!
Smart相談室代表の藤田社長に直接取材!
改めてですが、Smart相談室はどんなサービスでしょうか。
Smart相談室は、従業員のモヤモヤを解消し、メンタル不調を防ぐ「法人向けオンラインカウンセリングサービス」です。従業員の方がメンタル不調になる前にサポートし、 安心して働ける環境づくりを行います。
何でも相談してよい、何度でも相談してよい、調子が悪くなくても相談してよい、オンライン相談窓口を主体としたEAPサービスです。ちょっとしたモヤモヤの段階で相談することで、メンタル不調に陥るのを防ぎます。
Smart相談室立ち上げのきっかけ・サービスに対する想い
藤田さんはどういった課題感でSmart相談室を立ち上げたのですか?
私はこれまで管理者の立場で、ストレスチェックの実施や産業医の選任、健康経営の啓蒙、ハラスメント窓口の設置などを行って、従業員をサポートしてきました。
しかし、それらの仕組みを従業員が活用する際には、すでにメンタル不調に陥っている従業員がほとんどで、遅い対応なのではないかと感じていました。
中には「アンケートなどでメンタルに関するスコアが下がると、上司や人事と面談をさせられる」と身構えてしまい、「自分の状態がよくない」ことを伝えることに抵抗感がある方や、責任感や達成意欲から「私は大丈夫」、「まだやれる」と考えて、ムリをしてしまう方もいました。
従業員のメンタル不調が発覚すると、人事担当者や上司が従業員の負荷の調整、休職などの対応をしますが、一度メンタル不調を起こしてしまった方へのケアはけっして簡単ではありません。どうにかして、メンタル不調を未然に防ぐための仕組みはないだろうか。この思いのもと、私はSmart相談室の事業化を志しました。
Smart相談室の特徴
従業員のメンタル不調を未然に防ぐためにどういった対策が必要でしょうか。また、Smart相談室を導入することでどんなメリットがありますか?
とにかく早めに人に話して、スッキリすることが大切だと考えています。人の健康には、学術的な理論や医学的な判断が必要ですが、堅苦しく考えず、無理をしない段階で、ゆっくり話をする、話すことでモヤモヤを整理するだけで、その後の心持ちは大きく変わり、メンタル不調を未然に防ぐことにつながると考えています。
Smart相談室は、「相談のしやすさ」がもっとも大きな特徴です。
- どんなことを相談しても良い
- 何回でも相談しても良い
- 相談相手を選べる
- 相談相手が第3者である
- 相談内容が企業に伝わらない
- 親しみやすく申込から相談までがスムーズなUIUX
こういった要素が、Smart相談室の「相談しやすさ」を担保しています。
なるほど。「悩んでいるけれどそこまで深刻ではないから相談しづらい」「相談していることすら誰にも知られたくない」という方でもオンラインで気軽に相談できるので安心ですね。
はい。これまでの相談窓口は相談内容を定義し、限られた内容に対応してきました。その結果、高い専門性を担保してきた一方、相談申し込みのハードルが高まり、相談数が少なく、事象が深刻な状況にならないと相談されないものになっていました。
Smart相談室には、産業カウンセラーや、コーチング、キャリアコンサルタントの資格を中心とする有資格者が多く在籍しています。相談内容を制限しないことにより、相談のハードルを下げ、事象が深刻になる前に対応することが可能です。
たしかに、幅広い分野のカウンセラーが在籍していて、カウンセラーの顔写真や相談できる内容を見て選べるので、悩みに合わせて気軽に相談できそうですね。
Smart相談室はこんな企業におすすめ
最後に、Smart相談室はどんな企業におすすめですか?
従業員数規模や業種に関係なく、従業員の方に長く働いて欲しい、生産性を上げて欲しい、と思われている企業様におすすめです。ご利用されている企業様に、ご利用開始を決められた具体的な出来事をお聞きすると、
- 離職率が上昇している・下がらない
- リモートワークでコミュニケーション量が減り従業員がモヤモヤしている
- 従業員の個人的な悩みが業務に悪影響を与えている
- 従業員に手軽にコーチングを利用して欲しい
- 中間管理職の悩みをゆっくり聞いてあげたいけど時間がない
- ハラスメントが発生しているようなのに情報が入ってこない
などの状況をお伝えいただくことが多いです。
導入事例を見たい方はこちら:Smart相談室 導入事例
相談することですっきりし、気持ちよく働くことができるので福利厚生としてぴったりですね。ありがとうございました。
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