「私って薬剤師に向いてないのかな……」
「薬剤師に向いていないのってどんな人?」
このような方に向けてこの記事では、実際に薬剤師としての就業経験を持つ筆者が、薬剤師に向いていない人の特徴について解説します。
石井康博
宮城県在住。私立薬科大学を卒業後、宮城県内に20店舗ある調剤薬局に入社 。2年目にはラウンダー薬剤師に任命され実務経験を積み、1日200枚の処方箋を応需する店舗で3年間の管理薬剤師を経験。大手調剤薬局によるM&Aをきっかけに転職。管理薬剤師を続けながら、WEBライターとしても活動している薬剤師歴10年目。「薬剤師の悩みを解決したい!」という思いが強くなり、メディア「yasublog」を立ち上げる。【保有資格】薬剤師、認定薬剤師
薬剤師に向いていない人
逆に薬剤師に向いていない人は下記の通りです。
- 協調性がない人
- 問題解決能力が低い人
- 適当な人
それぞれ深掘りしていきます!
薬剤師に向いていない人1:協調性がない人
協調性のない人は薬剤師には向いていません。というのも、チームスタッフや関係各所のスタッフとのコミュニケーションが必須の職業だからです。
薬剤師の仕事は「個人戦」ではなく「団体戦」です。協力する気持ちがないと、風通しの悪い環境になり、気持ちよく働けません。働きにくい環境だと、ミスが起こりやすいです。ミスは健康被害につながりますので、協調性のない人は薬剤師に向きません。
自分の考えを曲げられなかったり、意見に耳を貸さない人はチームの和を乱します。
薬剤師に向いていない人2:問題解決能力が低い人
仕事をしてると、なにかしらの問題が出てきます。それらの問題に対し、解決能力の低い人は薬剤師に向いていません。ここで言う問題とは下記のようなものです。
- ヒューマンエラー
- クレーム
- 在庫の欠品
様々な問題に対し、何も対応策を考えられない人は薬剤師に向いていないでしょう。薬の知識だけあれば立派な薬剤師になれるわけではありません。
たとえば、健康被害にならないような小さなミスをしたとしましょう。問題解決能力のある人なら、小さなミスとはいえ、大きなミスにつながらないように対策を打つはずです。
一方、問題解決能力の低い人だと対策を考えず、同じようなミスを繰り返すでしょう。
小さなミスが積み上がって、大きなミスにつながることが多いです。薬剤師にとって、問題解決能力はとても大切なスキルです。
薬剤師に向いていない人3:適当な人
いわずもがな、適当な人は薬剤師に向いていません。なぜなら薬剤師は細かい作業が多く、気配りが必要な職業だからです。
- 薬の量に間違いがないか
- 飲み合わせは大丈夫
- 副作用が出たことはないか
- 医師の処方に記載漏れはないか
- これから飲む薬に対して不安を感じてないか
上記のような細かいチェック、気配りが必要です。「薬の量は大体でいいか」とか、「薬の説明も適当でいいか」などと片付けてはいけません。薬は一歩間違うと「毒」にもなりえますので、細やかなチェック・気配りが重要です。
薬剤師/石井康博さんのコメント
薬剤師は細かい作業が求められるので、適当に仕事をしていると信頼を失います。また、ミスが命とりになる職業なので「石橋を叩いて渡る」くらいがちょうどいいと感じます。
まとめ
この記事では、薬剤師に向いていない人の特徴を3つに分けて解説しました。ここでの情報が自己分析の際の一助になれば幸いです。
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