2023年8月にリリースされた、建築業界のニュースを紹介します。
建築業界の新規サービスや最近の動向を紹介するので、建築業界に興味がある方は是非読んで見てください。
今回の建築関連のニュースの内訳は以下の通りです。
新規サービス・新機能リリース(6件)
クラウドデキスパートで働き方が加速する「品質管理クラウド[コンクリート]」をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000046790.html
KENTEM(株式会社建設システム)が、土木工事におけるコンクリート管理記録をクラウド上で管理できる「品質管理クラウド[コンクリート]」を2023年8月28日(月)リリースしました。
「品質管理クラウド[コンクリート](https://www.kentem.jp/product-service/kqc-co-cloud/)は、現場にいなくても、打設や試験の予定、品質管理状況をリアルタイムに確認でき、遠隔地からでも現場の品質向上を支援できます。
またクラウド上で管理することで、場所や人にとらわれない柔軟な働き方ができるため、現場の働き方改革に貢献し生産性向上に直結します。
品質管理クラウド[コンクリート]は、配合計画書の自動読み込みや温度計測器、電子小黒板アプリ「SiteBox」、撮影・配信システム「遠隔臨場 SiteLive」、デキスパート「品質管理システム」などと連携をして、コンクリート品質管理を効率的に行う手助けをします。
株式会社建設システム:https://www.kentem.jp/
KY(危険予知)活動をAIが支援するアプリ 8月1日発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000026090.html
AIソリューション会社「株式会社HACARUS(ハカルス)」が、建設業や製造業等で行われるKY(危険予知)活動をAIが支援するアプリケーション「HACARUS Workplace Safety for KY(以下、HACARUS KY)」の製品版を8月1日にリリースしました。
HACARUS KY(https://hacarus.com/ja/services/workplace-safety/ky)は、作業名や作業条件を入力することで、AIが労働災害事例・危険ポイントを提案し、作業者の安全な活動を支援します。
HACARUS KYは、作業名と作業条件に基づいてAIが労働災害事例と危険ポイントを提案し、個別の業種や現場に合わせてユーザーが労働災害事例を登録できる機能を備えています。
また、KYシートを作成して管理者や現場監督に共有でき、HACARUSによる継続的な労働災害事例の追加や危険ポイントごとのリスクアセスメント入力もサポートしています。
株式会社HACARUS:https://hacarus.com/ja/
クラウド型請求管理サービスMakeLeaps「どっと原価シリーズ」との連携を実現
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000072359.html
クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps(メイクリープス)」と、建設業界向け原価管理システム開発・コンサルティングを行う株式会社建設ドットウェブが提供する原価管理システム「どっと原価シリーズ」はサービス連携を2023年8月より開始しました。
今回の提携により、「どっと原価シリーズ」より出力した請求書データをワンクリックで、「MakeLeaps」と連携します。
連携したデータは書類情報として登録されるため、書類作成後の郵送・電子送付や入金業務が「MakeLeaps」で一元管理できます。
・特徴1:どっと原価シリーズの帳票をそのまま利用できる
「どっと原価シリーズ」で作成した請求書のPDFを「MakeLeaps」にアップロードするだけで書類の登録作業が完了します。今までの帳票デザインのまま、システム開発費用も抑えて利用を開始できます。
・特徴2:送付業務の効率化ができる
従来「どっと原価シリーズ」で請求書を作成していた利用者の方の郵送業務・入金消し込み業務などの経理業務をさらに便利にすることができ、業務効率の改善に役立ちます。
・特徴3:電子帳簿保存法対応を簡単に実現できる
請求書の送付を「MakeLeaps」で行うことで、送付の履歴を残すことができるため電子帳簿保存法の送付側要件を満たすことができます。
メイクリープス株式会社:https://www.makeleaps.jp
XR施工管理ソリューション「AR締固め管理システム」のバージョンアップ及び特設サイト開設
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000044685.html
株式会社イクシスが、施工現場のコンクリート締固めの場面で広く採用されているXR施工管理ソリューション「AR締固め管理システム」をバージョンアップしました。
AR締固め管理システムは、これまでは職人の勘頼りだったコンクリート締固め作業をARで視覚化し、人によって作業結果にばらつきが出ないように作業の均質化を実現化したサービスです。
AR締固め管理システムでは、生コンクリート打設時にバイブレータを挿入するべき箇所を推定して締固めの効果を集計し、AR技術を用いて実際の作業エリアに表示することで、作業エリアの締固め状態を直感的に把握し、漏れのない締固め作業を実現します。
また、複数の作業者の結果がリアルタイムで共有され、作業者端末や管理者端末から作業エリア全体の締固め状況を確認しながら作業を進めることができます。
加えて、バイブレータ径に応じて締固めの効果範囲を設定し、複数層の打設に対応した作業記録が可能です。
作業エリアの図面に締固め結果を重ねて表示し、結果画像をワンボタンで出力でき、記録管理が簡素化されます。
株式会社イクシス:https://www.ixs.co.jp/
演算工房のクラウドサービス「enCommerce」で現場と材料メーカーの連携を強化!材料手配予測で業務効率化を実現
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000126441.html
株式会社演算工房が、トンネル工事向け材料受発注システムenCommerce(エンコマース)を2023年8月1日より販売を開始しました。
enCommerceはトンネル工事の施工に伴う使用材料等の受発注をクラウド上で行い、管理することができるシステムです。
従来トンネル工事における受発注は電話やFAXで行っていましたが、enCommerceを使用することで受発注・在庫等の情報を現場と材料メーカーで共有し、一元的に管理することが可能となります。
またenCommerceでは ”支保パターンに応じた材料情報” や “施工実績に基づいた進行情報” 等のデータを使って、トンネル工事で使用する材料の搬入時期を予測できます。
株式会社演算工房:https://enzan-k.com/index.html
現場施工管理サービス「ワークサイト」に新機能追加|「作業実績月間集計」機能で協力会社の請求業務の効率化に寄与
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000058133.html
株式会社MCデータプラスが、運営する建設業向けクラウドサービス「建設サイト・シリーズ」の一つである現場施工管理サービス「ワークサイト」において、「作業実績月間集計」機能を新たに追加しました。
ワークサイト(https://www.worksite.kensetsu-site.com/)の新規機能追加により、元請会社と協力会社の事務担当の双方が、承認済み日報を元にした同じ月次集計画面を確認できるようになりました。
また、手作業によるデータのずれや転記、目視確認などが不要になり、修正業務が減少し、作業予定と実績にずれがある場合でも、同じ画面で不備を確認できるため、関連書類の検索や電話での確認作業が不要になりました。
株式会社MCデータプラス:https://www.mcdata.co.jp/
今回のHRtech NEWS for Constructionは以上です。
気になったサービス、面白いサービスがあれば是非利用してみてください。