- 子どもの頃から憧れていたゲーム業界に入りたい
- プログラミングの経験はないけど、ゲームの企画の仕事をやってみたい
- 今よりもっとやりがいのある面白い職業に就きたい
と考えていませんか?

この記事では、ゲームプランナーへの転職について紹介していきます。ゲーム業界への転職を考えている方はぜひ読んでみてください。
ゲームプランナーになるには?3つの方法を解説!

ゲームプランナーになる方法1:未経験で就職
ゲームプランナーの中途採用は経験者採用が多いのが現状ですが、未経験者でも応募できる会社も一部存在します。
未経験での就職を目指す場合は大抵、ゲームの企画書の提出が求められます。自分で考えたオリジナルゲームの面白さを分かりやすく紹介しましょう。
企画書が面白ければ、未経験でもゲームプランナーとして採用される可能性もあります。

企画書1点以上と書いてある場合でも、なるべくゲームジャンルやハードを変えた3点以上の企画書を用意しておきましょう。
ゲームプランナーになる方法2:専門学校
ゲーム系専門学校からゲーム業界就職を目指すのも一つの方法です。ゲームプランナーコースなら面白い企画の立て方から、企画書の書き方、レベルデザインなどゲームプランナーに必要なスキルを学べます。
ゲーム業界とのコネクションを持っている学校なら、学校内外のコンテスト等で実績を出せばゲーム業界への就職も夢ではないでしょう。

専門学校選びで一番重要なのは「業界就職実績を確認すること」。ゲーム専門学校といっても、実はほとんどの学生がゲーム業界に合格できず、IT業界や接客業など別の業界に進むしかない学校もかなり存在するので要注意です。
ゲームプランナーになる方法3:IT業界からの転職
ゲーム業界へ転職する人が最も多い業界がIT業界です。コンピュータを使ったものづくりという観点では、ゲーム業界とIT業界はよく似ていると言えるでしょう。
また、最近はオンラインゲームやスマホゲームの流行から、IT業界のネットワークやサーバなどのインフラ系業務の経験者が積極採用される傾向にあります。
ゲームプランナーに向いている人の3つの特徴

ゲームプランナーに向いている人の特徴1:ゲームのアイデアを考えることが好き
ゲーム業界は好きな事を仕事にしている人がほとんどのため、他の業界と比べて仕事に対する熱量が段違いです。
「こんなゲームがあったら面白いんじゃないか?」「このゲーム、ここを変えるともっと面白くなるんじゃないか?」と、日頃からゲームのアイデアを考えてしまうような人が向いています。
ゲームプランナーに向いている人の特徴2:どんな人とでもうまくやれる
ゲームプランナーの仕事はゲームのアイデアを考えることだけでなく、他の職種との調整や会議などが仕事の多くを占めています。
時には気難しいクリエイターの方々に指示を出したりしないといけないため、どんな人とでも上手くコミュニケーションが取れるような人が向いています。
ゲームプランナーに向いている人の特徴3:体力・精神力が強い
ゲームプランナーはゲームの企画を考える仕事だと思われがちですが、実はそれだけではありません。
ゲームのアイテムや経験値などのデータをひたすら作ったり、何度も試作品をプレイしてゲームバランスを調整したり、完成品を何日もかけてデバッグしたりと、リリース直前の最後までいろんな仕事が降りかかってきます。
なので、忙しさに耐えられる体力や精神力がないと務まらない仕事です。
ゲームプランナーの求人選びの3つのポイント

ゲームプランナーの求人選びのポイント1:実績のある会社を選ぼう
ゲームプランナー求人を選ぶ場合、売れているゲームの制作実績のある会社を選ぶとよいでしょう。
有名クリエイターが大手ゲーム会社から独立して作った会社などは、小さい会社でも有名タイトルの受注制作実績があることが多いです。

世界中の人々に愛されるゲーム制作に携わることが出来れば、きっと仕事のモチベーションアップにも繋がるでしょう。
ゲームプランナーの求人選びのポイント2:幅広い経験が積めそうな会社を選ぼう
ゲームプランナーとして幅広い経験が積めそうな会社もオススメです。
ゲーム業界は同じブームがどれだけ続くか分からない業界です。ゲーム機のハードは年々新しいものが発売され、スマホアプリゲームの仕組みも年々変わっていきます。

様々なジャンルの経験を積んでおかないと時代に乗り遅れる可能性があるので、いろんな経験を積めるかも重要です!
ゲームプランナーの求人選びのポイント3:なるべく安定している会社を選ぼう
ゲーム業界の会社規模は大企業から零細企業までさまざまです。
また、歴史の長い会社もあれば、設立して数年の会社もたくさんあります。小さい会社から大きく成長する事例もある反面、倒産する会社も多いという現状があります。

まずゲームプランナーとしてのキャリアを作りたい場合は、なるべく安定している会社を選ぶ方がよいでしょう。業界経験者になると、次に転職する際に中途採用に受かりやすくなります。
ゲームプランナーに就職・転職するために身につけておくといい知識
ゲームプランナーとして転職活動をする場合は、ゲームについて幅広い知識を身に付けておくとよいでしょう。
普段プレイしないジャンルのゲームや、スマホゲームもコンシューマゲーム、ゲームセンターのゲームなどにも一通り触れておくことが仕事として必要になります。ファミ通などのゲーム雑誌も日頃からチェックをしておきましょう。
また有名ゲームクリエイターの名前や作品も一通り知識を入れておくとよいでしょう。業界内では「最近の業界志望の若者はクリエイターを知らない」という声をよく聞きます。
私が携わったゲーム専門学校の授業でも、有名ゲームクリエイターの写真をスライドに映して「この人知ってる?」と聞いても、答えられない学生が増えてきました。

ベテラン世代のゲーム業界人は、「〇〇氏の携わった作品」という観点でゲームを見ている人が多いです。有名クリエイターについての知識を少し仕入れておくと、面接でも役に立つかもしれません!
ゲームプランナーのキャリアパス

ゲームプランナーを経験した後は、以下の3つのキャリアパスがあります。

ゲームプランナーのキャリアパス1:メインプランナー
ゲーム開発は基本的にチームで行います。
チーム内に複数のプランナーが配属され、システム担当、敵キャラ担当など、担当範囲が設定されます。この複数のプランナーを統括するリーダーがメインプランナーです。

ゲームプランナーとしての実績を積めば、メインプランナーに昇格できます!
ゲームプランナーのキャリアパス2:ディレクター/プロデューサー
メインプランナーの更に上の立場がディレクターです。ディレクターはプランナーだけでなく、プログラマーやデザイナー、グラフィッカーなどのすべての職種を統括し、ゲーム開発の現場を進行させていきます。
プロデューサーは開発の現場だけでなく、ゲームのプロモーションやマーケティングなど対外的な仕事も含めた統括を行う立場です。

プロデューサーが発注元の企業の偉い人、ディレクターがゲーム制作会社のベテラン社員、ということが多い業界です
ゲームプランナーのキャリアパス3:専門学校講師
ゲーム業界を経験した後の転職先として、ゲーム専門学校の講師という道もあります。ゲーム業界志望の若者に向けて、ゲーム作りのノウハウを指導します。

大手ゲーム会社での勤務経験があったり、有名タイトルに携わった経験があったりすると講師に採用されやすいです。
ゲームプランナーの仕事の将来性
ゲーム業界は日本だけでなく、世界中から注目されている業界です。
特に近年、ステイホームで楽しめる娯楽が求められる時代において、業界全体の需要が大きく伸びました。また、コロナ渦においても求人数は減っていない珍しい業界です。未来展望は明るい業界であると言えるでしょう。

私が講師をしていたゲーム専門学校では外国人留学生の数がかなり占めていました。「日本でゲームを作りたい」という外国人が年々増えてきています。
ゲームプランナーに就職・転職したいなら?
ゲームプランナーになるには、未経験で就職する方法、専門学校で学んで就職する方法、IT業界から転職する方法があり、チャンスはたくさんあります。
ゲーム業界は今後も成長が期待されているので、人材ニーズも高い業界です。

人生は一度きり。「やってみたい!」と思った今があなたの人生の大きな転換期です。ぜひ、ゲームプランナーへの転職にチャレンジしてみてください。