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レベルデザイナーとは?仕事内容・求められるスキル・キャリアパスを解説!

  • レベルデザイナーってどんな職種?
  • レベルデザイナーになるにはどうすればいいの?

という方に向けて、レベルデザイナーの仕事内容ややりがい、キャリアパス、ゲームディレクターへの転職のコツについて解説します。

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吉武 和哉

業界歴20年のゲームプランナー兼WEBライター。数多くのゲームタイトルの企画制作に携わり、現在は某有名IPの運営にプランナーとして参画。WEBライターとしても活動中で、これまでに培った経験や体験をもとにゲーム業界に関する様々なノウハウや最新情報などを発信中。

    レベルデザイナーの仕事内容とは?

    近年注目されている職種であるレベルデザイナーとは、その名の通りレベルデザインを担当します。レベルデザインとは端的に言えば「難易度調整」です。

    レベルデザイナーの業務内容は、ガチャのランナップの選定・排出率の調整、キャラクターのパラメータ調整やレベルアップのための経験値設定、各種アイテムの獲得量調整などです。ここで挙げた例以外でもゲームの難易度にかかわる調整は広義においてレベルデザインと言えます。

    大ヒットゲーム「エルデンリング」は、ゲーム開発者の間でもその秀逸なレベルデザインが注目を集めました。

    レベルデザイナーが働く部署・チーム体制

    大手企業でない限りレベルデザイナー単独のチームを持つゲーム制作会社は少なく、殆どの場合は、プランナーのチーム内でレベルデザインを担当する人員として配属されます。

    レベルデザイナーとしてある程度の経験と実績を積んだ人であれば、クライアントエンジニアのチームに配属されるケースもあります。UnityやUnreal Engineを使用してゲームに直接実装をし、テスト環境で実務を行うことができるからです。

    ゲームの面白さ、売上を左右する重要な調整ですのでゲームディレクターが担うケースもしばしばあります。
    HRtable編集部
    HRtable編集部

    レベルデザイナー以外のゲーム業界の職種について知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください!

    仕事のやりがいとは?

    レベルデザインは、全てのゲームにおいて「面白さ」に関わっているので、どんなジャンルのゲームでも必要であり、それを味わえるところにやりがいを感じることができます。

    また、レベルデザイナーには学び自体の楽しさがあります。

    例えば、エンジニアはプログラミング、デザイナーはデザインとして学問的に確立されているので、専門書もスクールも豊富で独学が可能です。しかし、レベルデザインは実質的にはゲーム開発現場以外では学ぶことができません

    レベルデザイナーとしてセンスを磨くことやアイデアを具現化するテクニックを個人で学ぶことは、ゲーム開発会社で現場経験を積み重ねていくことでしかできないと言っても過言ではありません。そのことを理解していると、レベルデザインの学びに楽しみを感じることができます。

    ユーザーの「デザインがいい」「キャラクターが好き」という意見はデザイナーへの評価です。「ローディングが少ない」「バグが無い」という意見はエンジニアへの評価です。「面白い」という意見はレベルデザイナーへの評価といってよいでしょう。レベルデザイナーが注目されるのは、仕事の成果が「面白さ」に直接起因するためです。

    求められる3つのスキルとマインド

    レベルデザインにおける難易度調整を成すにはゲームから享受できる快楽、つまり「面白さ」を感覚的ではなく、論理的に導き出せる理解力と、解りやすく魅力的に提示できる表現力が必要です。なぜなら、その力がないとゲーム上での再現ができないからです。

    また、面白さの再現には、如何にたくさんのゲームをプレイし、感動した経験が必要です。ゲームが大好きで、色んなジャンルのゲームの面白さを浴びるようにプレイした経験があると、その経験を土台にしたセンスが磨かれ、魅力的な演出を表現することができます。

    ただし、自分の経験とセンスだけのレベルデザインは、実際に関わるゲームの仕様とぶつかる場面も出てくるでしょう。

    実務において、念頭に置くべきは担当するゲームのコンセプトへの理解です。ゲームのコンセプトとレベルデザインの方向性が乖離すると作品としての統一感がなくなります。まず、根本にあるのはゲームのコンセプトで、面白く調整するのがレベルデザインであることを認識することが重要です。

    たくさんのゲームをプレイしてみることはゲーム業界のどの職種でも大切ですが、レベルデザイナーは特にこの経験量を十分に持っていることが必要です。
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    レベルデザイナーのキャリアパス

    レベルデザイナーのキャリアパス

    レベルデザインは作業内容が複数あるため、どんな種類のレベルデザインを経験してきたかにより、キャリアパスが変わります。

    例えば、イベントの調整や、ステージ構成のレベルデザインを多く経験した場合は、リードプランナーやディレクターへ進む可能性が高くなりますし、ビジュアルに関するレベルデザイン(どんな色やデザインがレベル的な階調として認識されやすいかなど)で経験を積んだ人であればデザイナーになる場合もあります。

    また、開発ツールを駆使してパラメータ関連の調整を多数手掛けてきた人がエンジニアを目指すケースもたくさんあります。他にも、ハイクラスなレベルデザイナーは海外で評価が高いので、英語を勉強して海外の有名ゲーム開発会社を目指すというキャリアパスもあります。

    レベルデザイナーが他の職種と異なるのは、ゲームに特化している点です。そのため、どんなゲーム開発会社でも経験やキャリアを最大限に活かすことができます。

    レベルデザイナーは、これからますます注目されるポジションですので、将来設計においてゲーム業界で働き続けることを考えているのであれば、キャリアを積むことは有利に働くでしょう。

    レベルデザイナーを目指す人へのアドバイス

    ゲーム開発はどんどん大規模になっています。仕事は効率を求められ、そのために細分化も進んでいきます。従来はプランナーがレベルデザインを担っていましたが、今後レベルデザイナーは職種として確立され、専門性が強く求められていくでしょう。

    しかし、レベルデザイナーとして、同じ作業にばかり携わり続けることではなかなか専門性を高めることはできません。積極的に意見を提案し、一つでも多くのレベルデザインに携わることが自身の評価に繋がります。

    実績を積む戦略的手段として、転職を利用するのも良いでしょう。

    ゲーム業界は慢性的な人手不足ですので、高年齢者が採用され難いという状況は変わってきています。そのため、自身の年齢を気にして転職をしないことは、キャリアプランニングにおける機会損失になりかねません。レベルデザイナーとして専門性を高めたい人は、提案型の人間であることと、転職に柔軟な考えを持つことを意識したキャリアプランを考えることをおすすめします。

    プライベートでゲームをする時も、「なぜ面白いのだろう」「どうして続けたくなるのだろう」という視点を意識することが、レベルデザイナーになるための第一歩となります。

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    レベルデザイナーにおすすめの転職エージェント

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    一都三県
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    レベルデザイナーにおすすめの転職エージェント2:マイナビクリエイター

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    ※2022年10月24日時点
    対応エリア
    1都3県
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    レベルデザイナーにおすすめの転職エージェント3:リクルートエージェント

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    求人数
    ゲームプランナー/レベルデザイナー:154件
    ※2022年10月24日時点
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