- 保育士資格を活かしてどんなところに転職できるの?
- 保育士の転職先はどうやって選べばいいの?
と思っていませんか?
この記事では、幼稚園教諭から保育士資格を活かして認定こども園に転職した経験のある筆者が、保育士資格を活かせる職場と保育士の転職先選びのポイントについて解説します。
松元 優美
2009年に保育士資格・幼稚園教諭免許を取得。 新卒から幼稚園教諭として8年間働き、主任も経験する。 結婚を機に退職し、認定こども園で保育士として勤務開始。 出産・子育てを経験し、仕事との両立と働きやすさを重視し、パート職員で幼稚園へ復帰する。 現在は2児の母であり、パートで幼稚園に勤務する傍ら、webライターとしても活動している。保育士の経験と母親としての目線で、子育てママに寄り添えるライターを目指している。
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保育士資格を活かせる職場
保育士資格を活かせる職場1.保育園
保育園は厚生労働省が管轄する、保育を必要とする乳幼児を預かる施設です。
仕事内容は、保護者が働いているなどの理由によって保育を必要とする乳幼児を預かり、保護者に代わって保育することです。
基本的には0歳から就学前の乳幼児に対し、生活習慣を身につけられるように保育します。
また、年齢や発達に合わせた遊びや活動など、総合的な関わりの中で子どもたちの成長のサポートをします。
保育園の預かり時間は、原則8時間です。保育時間が長いため、保護者の代わりに子どもたちを保育したいと思う人におすすめです。
保育士資格を活かせる職場2.幼稚園
幼稚園は文部科学省が管轄する教育施設です。
仕事内容は、満3歳から就学前の幼児に対し、適切な環境を整え心身の発達を助長することです。
また、小学校に入学するまでに、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5領域を養うために指導案の作成や、日々の保育をします。
幼稚園は保育園と違い学校です。遊びを通して学ぶ力を身につけられるように教育する「先生」として働きたい人に向いています。
保育士資格を活かせる職場3.小規模保育園
「子ども子育て支援新制度」によって待機児童問題解消を目指して新たに認可施設となった保育園です。
仕事内容は0歳から2歳の乳幼児を対象に保育することです。
排泄や、食事、睡眠、運動などの基本的な生活習慣を身につけられるようにサポートします。
小規模保育園は定員数が19名以下と定められています。
子どもの人数が少ないので、一人ひとりのペースに合わせてじっくり関わりたい人におすすめの仕事です。
保育士資格を活かせる職場4.ベビーシッター
ベビーシッターとは、利用者の自宅、もしくは指定の場所にて保護者に代わり、乳幼児を保育をする仕事です。
仕事内容は保護者が仕事や用事で外出している間、食事や排泄などの日常生活のお手伝いや、遊びや勉強面のサポートをすることです。
集団での保育とは違い1〜2人の子どもが対象ですので、母親の代わりとして子どもと関わりたい人におすすめです。
保育士資格を活かせる職場5.託児所
託児所は国や自治体に公認を受けていない認可外保育施設です。
託児所には一時預かりと月極保育があります。
デパートやイベント会場等の商業内や企業内、保育園に併設など、さまざまな形で運営されています。
仕事内容は食事や排泄、生活面のサポートですので基本的には保育園と同じですが、託児所は一時預かりがあり、子どもの年齢も幅広いです。
預かる子どもの人数も毎日違うことがあるので、それぞれの年齢に合わせ、一人ひとりに合わせた保育がしたい人におすすめです。
保育士が良い転職先を見つける3つのポイント
保育士が良い転職先を見つけるポイント1.園の保育方針が自分に合っているか
保育方針や園長と合わなかったと言う理由で転職することも少なくないです。
自分自身の「理想の保育」ができるよう、園の保育方針が自分と合っているかをチェックしましょう!
求人に記載されている保育方針を確認し、良さそうであれば園のホームページを見ると細かい園の内容が分かると思います。
保育士が良い転職先を見つけるポイント2.給料・休日手当・残業代が適当か
給料や賞与はもちろんですが、休みが週に何回あるかをチェックしましょう。
お盆休みや年末年始の他にも有給休暇など、園によって年間休暇日数が異なります。休みが十分あるかしっかり確認しましょう。
また、保育士の仕事は、行事やイベントで休日出勤することがあります。休日出勤した場合は、休日出勤手当や代休の取得ができるかどうかを確認しましょう。
残業代については要チェックです。
固定残業代やみなし残業の記載がある場合は、実労働時間に関わらず、毎月一定の時間外労働(残業)があるとみなし、残業代があらかじめ含まれていることになります。
今月は〇〇時間残業したのに、残業代が一定で不満!ということがないようにあらかじめ確認しておきましょう。
保育士が良い転職先を見つけるポイント3.持ち帰りの仕事が「なし」か
保育園や幼稚園は、行事やイベントなどの準備で持ち帰りの仕事があることが多いです。求人を見る時に、持ち帰りなしと記載されているかを確認しましょう。
また、日々の保育日誌や指導案など書類関係が多い園もあります。勤務時間内で書類を書く時間が設けられている園を探すと良いでしょう。
求人に記載されてない場合は、直接園の見学に行った時に確認すると良いと思います。
転職エージェントでは、無料で豊富な求人の中からあなたの希望に近い求人を紹介してくれますよ。
求人票やホームページでは伝わらない職場の情報を教えてもらうことができるため、効率よく転職先を見つけることができます。
次は、保育士におすすめの転職エージェントを紹介します。
保育士におすすめの転職エージェント
保育士におすすめの転職エージェント1:保育バランス
保育バランスは、保育士さんの転職支援を無料で行うサービスです。
病院・企業内の保育所といった事業所内保育所に特化した転職支援を行っています。
仕事とプライベートのワークライフバランスを実現しやすい場所への転職ができます。
- 「事業所内保育所」への転職をサポートしてもらいたい
- ワークライフバランスを保てる職場で仕事がしたい
求人数 | 求人数:300〜350件 ※2022年7月時点 |
エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
- 事業所内保育所(病院・企業内の保育所)への転職支援に特化!
- 仕事とプライベートのワークライフバランスを実現しやすい
- 土日休み、残業なし、行事なしといった求人を探している方におすすめ!
- ミスマッチの少ないマッチング
- 1人のコーディネーターが企業側と求職者側を担当!
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保育士におすすめの転職エージェント2:イクシィ
イクシィは、保育業界に特化した、求人の紹介から採用までをトータルサポートする全て無料の転職支援サービスです。
保育や教育事業のスペシャリストが、コンサルタントとして希望に合った求人を複数紹介してくれます。
転職先保育園の近くにイクシィの学童施設がある場合は、転職希望者のお子さまを優待価格で預けることができます。
- 先端技術・イノベーション領域に強い転職コンサルタントにサポートしてもらいたい
- 自分に最適な企業を見つけたい
求人数 | 不明 ※2022年7月時点 |
エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
- 他業種が運営する転職支援サービスではなく、保育・教育業界が運営するサービス!
- 保育園・幼稚園の採用担当者へ定期的にヒヤリングを行い、紹介先・派遣先を第三者目線で評価!
- 転職希望者ひとりひとり対して専任コーディネーターがサポート!
- 保育・教育業界の現場を熟知しているので、就職・転職のための質の高いサポートが可能!
保育士におすすめの転職エージェント3:ほいく畑
- 保育士の転職支援実績が豊富なコンサルタントにサポートしてほしい
- ブランクあり・未経験OKの求人を探したい
特徴 | 保育士の転職に特化した転職エージェント |
エリア | 関東、関西、東海、中国、九州 |
- 保育士の転職に特化した転職エージェント!
- 保育専門の人材コーディネーターが丁寧にサポートしてくれる!
- ブランクあり・未経験でも安心!
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保育士の転職には転職エージェントを活用しよう
この記事では、保育士資格を活かせる職場と保育士の転職先選びのポイントについて解説しました。
保育士の転職先選びでは、園の方針が合っているかや、職場環境について調べることが重要です。
転職エージェントを活用すると、無料であなたにぴったりの求人を紹介してくれ、求人票やホームページでは伝わらない職場の情報を教えてもらうこともできるため、活用してみてください。
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