2022年5月の採用担当者に役立つHRtech NEWSを紹介します。
採用に活かせるニュース、採用担当者が知っておきたいニュースをまとめたので参考になれば幸いです。
今回のHRtech関連のニュースの内訳は以下の通りです。
新規サービス・新機能リリース(9件)
企業のデジタルマーケティングの課題と、その課題を解決する人材のマッチングサービス「スキルバ」の提供開始(株式会社Alphakt)
企業の課題解決にコミットする「タレント」人材も募集開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000097781.html
株式会社Alphakt(本社:東京都渋谷区神南1-11-3、代表取締役社長:流石 栄太)は、デジタルマーケティング領域における課題とタレントのマッチングプラットフォーム「スキルバ」の提供を2022年5月23日より開始。
スキルバは、企業のデジタルマーケティングにおける課題と高度なスキルを持ったタレントをプロジェクト単位でマッチングするプラットフォーム。
プロジェクト単位でのマッチングとなるため、タレントは主にフリーランスや兼業・複業としてプロジェクトに参画するケースが多く、企業にとっては自社で獲得が困難な人材の採用やコストを抑えた人材登用が可能となるそうです。
また、タレントとして参画する個人の方にとっては、新しい知識やスキルの習得、時間を有効活用した副収入の獲得にもつなげることができるとのこと。
著名エンジニアやフリーランスエンジニアとマッチング出来るサービスは増えていますが、それのデジタルマーケティング特化型のサービスのようです。完全審査制で厳選されたハイレベルな人材にスポットで仕事を依頼できるというメリットがあり面白いサービスだと思いました。
スキルバ:https://talent.skillba.jp/
求職者と“つながる”インフルエンサーを活用した転職支援サービス「キャリスポ」
職業紹介サービス「キャリスポ」企業も採用しやすい理論年収の10%台で紹介を行い、採用しやすい環境を
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000069014.html
WEB制作・映像制作・ドローン事業を展開するリブザクリエイティブ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:中西光希)と、インフルエンサーマーケティングやマネジメントを手掛ける株式会社トイボックスエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:神田優貴)は、両社の強みを生かし、若者に特化した転職支援サービス『キャリスポ!』を開始。
キャリスポとは、若者の転職を本気で応援する転職支援サービス。
求職者は無料で相談ができ、企業は紹介報酬の手数料が相場の半分以下の15%〜25%で利用できる有料職業紹介サービスのようです。
若者でも、非大卒でも、求職者は転職しやすく、企業にも取り組みやすい金額でサービスを運営できるのが強みとなっているそうです。
キャリスポ:https://careerspot.jp/
口コミ付き転職サービス「転職会議」、企業向け採用ブランディングサービス「MIRROR」のβ版をリリース(株式会社リブセンス)
「書かれる」から「応える」へ。転職会議の口コミを活用した新しい採用ブランディングサービス。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000146.000015443.html
株式会社リブセンス(代表取締役社長:村上太一、本社:東京都港区、証券コード:6054)が運営する転職口コミサービス「転職会議」(URL:https://jobtalk.jp/ )は、5月9日、企業向けの採用ブランディングサービス「MIRROR(ミラー)」β版の提供を開始。
「MIRROR」は、口コミの対象となった企業が、口コミを社員/元社員からのリアルな声=自社の鏡として受けとめ、社内改善に活用することを目指したサービス。
β版では、その第一歩として、企業専用の管理画面にて、「口コミをモニタリングする機能」「特定の口コミを『転職会議』のサイトでピックアップする機能」「口コミに対して公開返信をする機能」を提供するそうです。
MIRROR:https://info-mirror.jobtalk.jp/
サイトエンジン株式会社 求人情報や社員インタビューなどを掲載する採用サイトをテンプレートから制作できるサービスを5月17日開始(サイトエンジン株式会社)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000023631.html
Webコンテンツ制作とWebマーケティング支援を行うサイトエンジン株式会社(本社:東京都世田谷区 代表取締役:毛塚智彦)は、求人応募者数を増やすための採用サイトをテンプレートから簡単に作れるサービス(URL: https://www.siteengine.co.jp/saiyou-template/)を2022年5月17日に開始。
このサービスでは、テンプレートから簡単に採用サイトを構築できるようです。
転職を検討している方に興味を持ってもらい、採用応募者数を増やすための採用サイトを、安価な費用で制作することが可能とのこと。
企業は、採用活動を効率化し、求職者からの応募を増やすことができるほか、求職者とのミスマッチの減少や、採用コストの削減を実現することができるそうです。
標準で用意しているサービスの機能はこちらです。
社員インタビュー記事
採用・会社紹介ブログ
職種ごとの募集要項ページ
求職者の方向けの求人応募フォーム
サービスURL:https://www.siteengine.co.jp/saiyou-template/
採用管理システム『Jobギア採用管理』にWeb面接機能や適性検査機能を追加(株式会社アイデム)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001210.000002663.html
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(東京都新宿区 代表取締役社長:椛山 亮)が提供する採用管理システム『Jobギア採用管理』は、2022年5月、Web面接機能と適性検査機能を追加したそうです。
採用管理システム『Jobギア採用管理煩雑』とは、煩雑になりがちな採用業務を効率化し、採用担当者の業務負担を軽減するツールとして3万社以上の企業に導入いただいている採用管理システム。
【Web面接機能】
機能の追加により、採用ページ構築サービス『Jobギア採促』を導入している企業(クイックプランを除く)は、昨今需要の高まっているWeb面接機能を、システム上で簡単な操作で利用できるようになるそうです。
【適性検査機能】
ワークスアイディ株式会社(代表取締役社長:池邉竜一、本社:東京都渋谷区、以下ワークスアイディ)が運営する適正診断テスト「FORTUNA(フォルトゥナ)」の利用が可能となるため、採用後の人材戦力化の一助として活用することができるようです。
採用管理システム『Jobギア採用管理』:https://www.aidem.co.jp/business/jsk/index.html
5/16(月)リリース!『もう、人材適性で悩まない。』ジョブ適性が分かる適性検査・働き方志向による適性検査、全く新しい2つのHR TECHサービスが誕生!(一般社団法人 Human Ability Platform人間能力開発機構)
ジョブ雇用とウェルビーイングの実現に向けて大きく変わろうとしている採用市場。企業と求職者のずれは採用面接から始まっていた?人間能力開発機構独自調査で明らかに。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000100983.html
人的資本経営を推進する団体「一般社団法人 Human Ability Platform人間能力開発機構」は、ジョブ雇用・ウェルビーイングの実現に直結するHR TECHサービスCHART seriesを5月16日にリリース。
HR TECHサービスCHART seriesは、医師・大学教授・公認心理師・社会保険労務士・企業人事・採用コンサルら各分野の専門家とともに企画開発された、いままでにない適性検査となっているそうです。
職種別に「ビジネスマインド適性/不適性」が把握できる「VALUE-CHART(バリューチャート)」と、 働き方とキャリア志向を詳細把握し、選考を行いつつ志望度を上げる「i-CHART(アイチャート)」の2つの適性検査を受けることができるようです。
CHART series:https://www.chart-s.com/
人事・採用担当者向けに戦略的採用力を育成する学習アプリ「グロース X 人材採用編 powered by ネオキャリア」をリリース
採用支援のネオキャリア社と協業、採用のインハウス化を目的とした戦略的な人事育成サービスを開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000063830.html
デジタル人材育成の学習アプリを運営する株式会社グロース X (本社:東京都渋谷区 代表取締役:津下本耕太郎)と、株式会社ネオキャリア(本社:東京都新宿区 代表取締役:西澤亮一)はこのたび、EdTech分野で協業し、戦略的採用担当者育成を実現する学習アプリ「グロース X 人材採用編 powered by ネオキャリア」を共同開発、2022年5月より販売を開始。
EdTechとは、教育(Education)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた造語です。
「グロース X 人材採用編 powered by ネオキャリア」は、採用のインハウス化を目的とした戦略的な人事育成サービス。
人事や採用担当者に必要な知識をスマホアプリで体系的に学ぶことができ、通勤時間や休憩時間など、10〜20分のスキマ時間で学習することができるそうです。
また、単に知識を詰め込むだけではなく、フレームワークやケーススタディなどの学習機会も提供しているため、習得した知識を仕事や現場で応用するためのスキルを身につけることができるようです。
動画制作の工数や費用を抑える「ワンキャリアクラウド カンタン採用動画」 をリリース。(株式会社ワンキャリア)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000035321.html
はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 宮下尚之、以下ワンキャリア)は、動画制作サービス「ワンキャリアクラウド カンタン採用動画」をリリース。
このサービスでは、採用動画を制作したことがない企業でも、PCと手持ちの会社説明資料だけで簡単に採用動画を作ることが可能とのこと。
【サービスの特徴】
特徴1:すぐに動画制作
PCと会社説明資料があれば会社や自宅にいながらすぐに撮影が可能。
撮影した動画と会社説明資料をワンキャリアへご提出後、最短5営業日で納品。
特徴2:動画のURL化
撮影した動画は、YouTube限定公開URLにて納品。
納品した動画は、対象となる学生が卒業する年の3月31日まで利用可能。
特徴3:ONE CAREERアプリに動画掲載
「ワンキャリアクラウド カンタン採用動画」は、学生が最も使う就職サイト2位の「ONE CAREER」アプリに制作した動画を掲載可能。
採用動画作成する企業が増えている中で、その動画作成を簡単に出来るサービスを提供開始している模様。
ワンキャリアクラウド カンタン採用動画:https://service.onecareercloud.jp/service/movie
多言語採用・定着支援サービス「mix(ミックス)」キャンペーンを開始(株式会社エスプールリンク)
多言語での応募受付・面接・入社後フォローまでをトータルサポート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000093480.html
株式会社エスプールリンク(本社:東京都千代田区 代表取締役:浦上 壮平)は、2022年6月以降の海外からの入国制限緩和に伴い、アルバイト・中途・派遣人材の採用から定着をワンストップで支援する多言語採用・定着支援サービス「mix(ミックス)」キャンペーンを開始。
「mix」により、外国籍人材の応募受付から採用後の定着支援までを一括アウトソーシングが可能となり、採用領域だけでなく、店舗運営や経営、企業ブランディングまで波及するグローバルな組織づくりに繋げていくことができるそうです。
「mix」概要
・外国籍人材の応募受付を多言語で対応
・母国語対応でミスマッチ防止&優秀な外国籍人材の採用
・多言語チャット体制で採用後の定着率向上
mix:https://peraichi.com/landing_pages/view/spoollink-mix
イベント(1件)
【中途採用ご担当者様向け】候補者を惹きつけ、内定辞退を防ぐ方法7パターンをリクルーティングプランナーが徹底解説!<期間限定で動画配信決定>(type)
type/女の転職typeオンラインセミナーのご案内
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000392.000012506.html
ひとつ上を目指す人のキャリア転職サイト『type』、正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、中途採用担当者様向けのオンラインセミナーを定期開催しているそうです。(https://info.type.jp/webinar-guide/)
2022年5月に開催した「~入社理由は「面接官が好印象だった」が圧倒的1位!~候補者を惹きつけ、内定辞退を防ぐ方法7パターン」セミナーが大変好評だったため、期間限定で当日の動画を公開しているようです。※一部コンテンツを除く
【イベント概要】
- タイトル
~入社理由は「面接官が好印象だった」が圧倒的1位!~候補者を惹きつけ、内定辞退を防ぐ方法7パターン - 動画視聴期間
2022年5月26日(木)~6月22日(水)23:59
上記期間内、いつでも動画の閲覧可能。 - 登壇者
(株)キャリアデザインセンター
リクルーティングプランナー 平本佑美・長冨央嗣 - コンテンツ内容
・転職者心理、転職理由
・面接で候補者の情報収集をうまくする方法
・志望度が上がる企業・業務説明の方法
・承諾がもらえる内定提示時のクロージング方法、内定提示の方法
【視聴方法】
下記専用ページから申し込み。申し込み後、動画視聴URLが発行されるようです。
エントリーページ:https://info.type.jp/webinar-guide/archive-0013/
調査(2件)
採用動画を活用する企業の8割以上が「動画」の効果を実感動画の二次活用で、84.1%が「インナーブランディング・リファラル」にも効果的と回答(株式会社サムシングファン)
〜採用以外でも「社内研修」や「タスクのレクチャー」などで動画活用の意向を示す結果に〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000054850.html
映像制作から動画活用分析までトータルで提案する株式会社サムシングファン(本社:大阪府大阪市福島区、東京オフィス:東京都千代田区、代表取締役:薮本 直樹)は、採用動画を活用している企業の人事担当者(採用・社内人事を兼務している方)101名を対象に、「採用動画活用」の実態調査を実施。
【調査概要】
調査概要:「採用動画活用」の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月11日〜同年4月12日
有効回答:採用動画を活用している企業の人事担当者(採用・社内人事を兼務している方)101名
採用動画を活用する企業の83.1%が「採用動画による効果」を実感していることが判明。
採用動画によって、「求職者へ効果的に動機付けが行えた」と73.8%が効果を感じており、他にも「応募者に好感を持ってもらえる」や「社風が伝わりやすい」などの効果の声が挙がったようです。
84.1%の人事担当者が、採用動画は「インナーブランディングや、リファラル」にも効果的と回答しており、更には83.1%が社外だけではなく、社内施策においても動画活用に意欲的であるようです。
社内施策において動画活用したい場面を伺うと、「社内研修/教育」が72.6%で最多、次いで「具体的なタスクのレクチャー」が42.9%、他にも「社内共有事項の告知」(38.1%)や「社長や役員の挨拶」(35.7%)などが挙がったそうです。
現在、採用面接をオンライン面接のみで行っている企業は5%未満。オンラインと対面面接を併用する企業の7割が”オンラインだけでは見抜けない”と回答(株式会社アッテル)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000046088.html
AI(機械学習)が採用候補者の入社後活躍・退職確率を予測する将来予測型ピープルアナリティクスサービス「アッテル(Attelu)」を展開する株式会社アッテル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:塚本 鋭)は、この度、人事・採用担当者300人を対象にインターネット調査を行い、採用時の面接に関する調査を実施。
人事・採用担当者300名に「現在、面接はどのように行っているか」聞いたところ、「対面のみ」が34%、「オンラインのみ」が4.7%、「オンラインと対面を組み合わせている」が59.3%と、約6割の企業がオンライン面接と対面での面接を組み合わせて行っていることが分かったそうです。
「対面面接とオンライン面接では、どの面接が対象者の素質を見抜くのに有効だと思うか」という質問には、「対面」と答えた人が59.3%で、約6割の担当者が対象者とは実際に会って対面で面接をする必要があると思っていることが明らかになったとのこと。
「対面とオンラインでは、どちらの方が採用ミスマッチが起きやすいと思うか」という質問には、61%の人が「オンライン」と回答し、対面での面接の方が採用ミスマッチが少ないと感じていることが分かったようです。
採用に携わっていた経験からは、本来的にはどれだけ深く相手のことを理解するかがミスマッチを防ぐことに役立つなと感じます。そういうった意味では、当然ながらオンラインよりも対面で会うことはとても重要です。
一方で、コロナ下の状況においてはオンラインのみでの面接がメインで、社長面接、役員面接のみ対面で行う会社も増えていますし、オンライン面接のみで完結する会社もあるため、このあたりは会社によって対応が大きく変わるのでしょう。
今回のHRtech NEWS for saiyouは以上です。
採用活動に活かしたい、採用担当者に共有したいニュースがあれば是非利用してみてください。