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この記事は
- 電気工事士2種を活かせる仕事を知りたい
- 電気工事士2種の勤務先を知りたい

以上のような方に向けて、この記事では2級建築士の筆者が、電気工事士2種を活かせる仕事や電気工事士1種との違いについて紹介します。建築士の資格に興味のある方は是非参考にしてみてください。


一本槍 満滋
総合建築を行う会社で電気設備・空調設備に関する設計、施工を10年以上担当。その後、公共事業などを多く担当する会社に転職。監理技術者として電気設備における施工管理業務を行う。現在は個人事業主として独立し、電気・空調設備の設計をメイン業務に、工事受注、店舗等の省電力化を図るコンサルタントなども行なっている。また、専門的な見解を踏まえた建築・電気設備に関するライター活動なども行なっている。保有資格:電気工事士2種、電験3種、電気工事施工管理技士1級、建築設備士、建築士2級
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電気工事士2種を活かせる転職先
第二種電気工事士は取得のハードルは中程度であるにも関わらず、広く多種多様な場所で活かせる資格になります。
令和4年の第二種電気工事士試験の合格率は、学科試験が約55.95%、技能試験が約72.59%でした。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
学科試験 | 145,088人 | 81,179人 | 約55.95% |
技能試験 | 97,659人 | 70,888人 | 約72.59% |
※参照:試験実施状況の推移(第二種電気工事士試験)|電気技術者試験センター

建築業界であれば電気工事会社をはじめ、エアコン工事を専門で行っている空調設備の会社でも需要があります。
- 電気工事会社
- 空調設備会社
- 工場
- ビル管理会社
また、工場などでのお勤めを希望であれば工場工務。基盤や制御部品を作成する工場への転職。機械設備の点検を行うビル管理会社への就職も、第二種電気工事士を活かせる職業になります。
電気工事士1種との違い
第二種電気工事士 | 第一種電気工事士 | |
---|---|---|
実務経験 | 必要なし | 第二種電気工事士取得後の実務経験3年以上 |
作業範囲 | 600V以下の電気工事 | 600Vかつ最大電力500Kw未満の自家用工作物に係る工事 |
電気工事士は第一種と第二種に分類されます。
電気工事は非常に危険の伴う作業が多いため、使用電圧による資格の区別を行っているのです。第二種電気工事士は特に実務経験がなくても取得可能な資格です。
対して第一種電気工事士は、第二種電気工事士取得後の実務経験を三年必要とする資格です。(参考:第一種電気工事士の資格取得フロー|一般財団法人電気技術者試験センター)
知識の他に経験を必要とする。それが第一種電気工事士です。

また、第二種電気工事士は600V以下の電気工事のみに限定されますが、第一種電気工事士は600Vかつ最大電力500Kw未満の自家用工作物に係る工事を行う事ができます。
電気工事士2種保有者の勤務先
第二種電気工事士の勤め先は多岐にわたります。
電気工事士2種保有者の勤務先1:電気工事会社
第一に電気工事会社が挙げられますが、その中でも住宅専門で行う会社。工事内容はコンセントや照明器具、換気扇の取り付けなど生活に直結する電気工事になります。
また、工場に常駐してその工場の修理や増設工事などに対応する工事会社もあります。

ただし、工場の電気工事には第一種電気工事の免状を必要とする工事があるため、第二種電気工事士のみですと対応できない工事もあるかもしれません。
電気工事士2種保有者の勤務先2:空調会社
電気工事を専門で行う会社以外ですと、エアコン工事を専門で行う空調会社もあります。
同じような配管工事を行う職種ですが、冷凍設備の専門会社などもあります。近年の空調設備は機能もハイクオリティーなものになっており、電気的な見解や知識が必要になっております。
また、この業界は修理も多いため、その際の修理判断にも第二種電気工事士の知見は必要になります。

リレーやタイマー制御などシーケンス制御に特化した機械設備専門の電気工事技術や知識を所持していれば、工場の生産ラインの点検、修理、拡張などに携わるエンジニアにもなる事が可能です。
電気工事士2種保有者の勤務先3:電気工事の施工管理
電気工事自体を自分で行うのはあまり得意では無い。そういう方は電気工事の施工管理にシフトチェンジする事もできます。
施工管理であれば、工事ではなく、人や物の管理。工程の調整や検査や図面の作成など事務的な活動がメインになってきます。

もちろん施工管理を行うには施工管理技士の資格が必要になります。しかし「電気は好きだけど工事はちょっと」と思われる方であれば、”好き”を仕事にできる利点はあるかと思います。

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