- ゲームプランナーの仕事はきついの?
- ゲームプランナーはやめとけと言われるのはどうして?
と思っていませんか?
この記事では、ゲームプランナーがきつい、やめとけと言われる理由やゲームプランナーに向いていない人の3つの特徴について解説します。
中崎まりか
大学卒業後、ゲーム開発会社にゲームプランナーとして入社。ニンテンドーDSやスマホアプリゲームの開発に携わる。その後、大手IT・ゲーム専門学校に転職。IT学科やゲーム学科の専任講師として10年間勤務する。
吉武 和哉
業界歴20年のゲームプランナー兼WEBライター。数多くのゲームタイトルの企画制作に携わり、現在は某有名IPの運営にプランナーとして参画。WEBライターとしても活動中で、これまでに培った経験や体験をもとにゲーム業界に関する様々なノウハウや最新情報などを発信中。
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ゲームプランナーの仕事がきつい理由
ゲームプランナーの仕事がきつい理由1:激務できつい
想像通りですがゲーム業界は激務です。ここ数年は働き方が見直されてきましたが、それでも納期前は深夜の帰宅や徹夜が続くこともしばしば。
若い時は激務に耐えられても、歳を経るにつれきつくなってくる人も多いです。
ゲームプランナーの仕事がきつい理由2:人間関係が辛い
ゲーム業界は案外体育会系の世界です。上下関係がしっかりしており、有名クリエイターは周りから崇められるような存在だったりします。
また、全体的に個性的で職人気質な人が多いのも特徴です。
いろんなタイプの人に気を遣いながら仕事をするのが疲れてしまう人も多いようです。
ゲームプランナーの仕事がきつい理由3:給料が上がらない
一部の大手企業やヒット作をリリースしている有名企業を除くと、ゲーム業界の給料はあまり高くはありません。
仕事が激務な上に給料アップが見込めないとモチベーションも下がってしまいます。
同じスキルならIT業界の方が安定して稼げると気づき、転職していく人も多いです。
ゲームプランナーの仕事がきつい理由4:やりたい仕事ができない
ゲームプランナーの仕事は多岐にわたります。プログラムとデザイン以外の部分は全てゲームプランナーの仕事と言ってもよいでしょう。
幅広い業務に携われる反面、やりがいを感じにくい業務も行わなければなりません。
「企画に携われると思っていたら、実際は細かいデバッグ仕様書の作成ばっかり・・・」なんてこともある業種です。
ゲームプランナーの仕事がきつい理由5:別の仕事に興味が湧いてきた
好奇心旺盛な人が多いのがゲーム業界の特長。「若いころはゲーム業界しか見ていなかったけど、歳を経るに連れて違う業界に興味がわいてきた」という人も多いです。
ゲームプランナー 吉武 和哉さんのコメント
ゲームプランナーの仕事のきつさは、タスクの多さによるものが多いです。起案・データ作成・調整・修正のそれぞれについて、一度のアクションでは終わらないものが多く、ほとんどのタスクは自身の裁量で決済できないものです。
しかし、余裕のある期間もあるので、その時には仕事を効率よくこなす工夫を考えて備えることもゲームプランナーには必要になります。
ゲームプランナーに向いていない人の3つの特徴
以下のような人にはゲームプランナーの仕事は向いてないと感じるかもしれません,,,
ゲームプランナーに向いていない人の特徴1:ただゲームが好き
「ただひたすらゲームをするのが好き」だけの人は、ゲームプランナーへの転職は辞めておいた方がいいでしょう。ゲーム自体を楽しむこととゲーム作りを楽しむことは異なります。
また、プライベートの時間を割いてでも、仕事で開発中のゲームの参考になりそうなゲームをプレイしないといけないこともあります。むしろ自分の好きなゲームをプレイする時間は大幅に減ると覚悟をしておく必要があります。
ゲームプランナーに向いていない人の特徴2:コミュニケーションが苦手
ゲームプランナーはゲーム業界の他の職種であるゲームプログラマーやデザイナーと比べて高いコミュニケーション能力が求められます。
考えた企画をプレゼンする力はもちろんのこと、プログラマーやデザイナーに指示を出したり、仕事の調整をしたりすることもプランナーの仕事です。
ゲーム業界人は個性的で職人気質な人が多いので、会議が難航することもしばしば。プランナーは誰とでもうまくコミュニケーションが取れるタイプの人でないと務まりません。
ゲームプランナーに向いていない人の特徴3:特定のゲームしかプレイ経験がない
「ゲーム好きといってもスマホゲームしかやっていない。PS5やSwitchは持っていない」「RPGはプレイするけど、スポーツゲームや格闘ゲームはやったことがない」といった人はゲームプランナーに向いていません。
あくまで仕事としてゲームと向き合うため、ゲーム機やジャンルについては幅広い知識と経験が必要です。
ゲームプランナー 吉武 和哉さんのコメント
ゲームプランナーへの向き不向きはたしかにありますが、現場によっては一つの能力に特化していると高い評価を受ける場合もあります。書類作成が丁寧、データ作成が早い、仕様把握が深く的確なデバッグができるなどです。
不向きを補える自分の能力が何かを考え、得意な仕事で貢献する前向きな姿勢を持つことが大切です。
ゲームプランナーの転職におすすめの転職エージェント
ゲームプランナーの転職におすすめの転職エージェント1:シリコンスタジオエージェント
シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界・映像業界に特化した転職エージェントです。
正社員の求人はもちろん、派遣の求人も保有しているので、いろんな雇用形態の求人を探したい方にもおすすめです。
- ゲーム業界で転職したい
- ゲーム業界の派遣から正社員を希望する方
求人数 | ゲームプランナーの公開求人:471件 ※2023年11月2日時点 |
エリア | 全国 |
- ゲーム・映像業界に特化した転職エージェント!
- ゲーム業界での経験が活かせる仕事が見つかる!
- 正社員はもちろん、派遣の求人も見つかる
- 10年以上の実績で業界からの信用も厚い!
シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界・映像業界に強い転職エージェントです。
10年以上の実績があり、業界からの信頼も厚いので、まずは無料相談してみてください!
ゲームプランナーの転職におすすめの転職エージェント2:ファミキャリ
- 「ファミ通」と、 上場企業のクリーク・アンド・リバー社が共同運営
- 大小問わず様々な各ゲーム会社の求人あり
求人数 | ゲームプランナー求人:381件 ※2023年11月2日時点 |
運営開始時期 | 2013年(参考:PRtimesより) |
エリア | 全国(東京・大阪・福岡に拠点) |
- 「ファミ通」と、 上場企業のクリーク・アンド・リバー社が共同運営
- 有名なゲーム誌だからこそできるゲーム会社紹介
- 大小問わず様々な各ゲーム会社が掲載
ゲームプランナーの転職におすすめの転職エージェント3:ワークポート
ワークポートは、ゲーム業界やクリエイティブ職に強い転職エージェントです。
ゲーム業界やIT業界未経験の方向けの求人もあるので、未経験からゲーム業界に転職したい方にもおすすめです。
こんな人におすすめ | ・未経験からゲーム業界に転職したい ・いろんなゲーム制作に関する求人の中から探したい |
求人数 | ゲームプランナー求人:413件 ※2023年11月2日時点 |
エリア | 全国 |
- ゲーム業界やIT業界の求人が豊富!
- 未経験の方〜ハイクラスまで幅広い求人が見つかる
- 転職決定人数No.1のサポート力!
無料相談はこちら!
ゲームプランナーはきついこともあるけどやりがいも!
ゲーム業界について、厳しいことをいろいろと書いてきましたが、実際は皆さん楽しく仕事に取り組んでいるとても面白い業界です。
子どもの頃からゲームプランナーに憧れていた人も多いのではないでしょうか。
人生は一度きり。「やってみたい!」と思った今があなたの人生の大きな転換期です。ぜひ、ゲームプランナーへの転職にチャレンジしてみてください。
ゲームプランナー 吉武 和哉さんのコメント
ゲームプランナーの仕事はきつい面もありますが、仕事のきつさを補って余る経験を得ることができます。
それは、自分が開発に携わったゲームタイトルがリリースされ、実際にそれを自分でプレイしたり、他の人がそれを楽しんでくれる経験です。この経験は、何ものにも代えがたい感動とやりがいをもたらすでしょう。
ゲームプランナーに転職するなら、ゲーム業界に精通したエージェントがサポートしてくれる転職エージェントを活用するのがおすすめです!
シリコンスタジオエージェント
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ワークポート
ゲーム業界やIT業界の求人が豊富!未経験からの転職におすすめ!
以下の記事でゲーム業界に強いおすすめの転職エージェントを紹介しているのであわせて読んでみてください。