派遣登録から就業までの流れ｜派遣のメリットや仕事選びのポイントを解説！

派遣に登録した後はどんな流れで仕事を始めるの？
派遣の仕事を始めるか迷う…

と思っていませんか？

この記事では、派遣経験6年の筆者が、派遣登録から就業までの流れや派遣のメリットや仕事選びのポイントを解説するので、初めての派遣を検討している方はぜひ参考にしてみてください！

この記事を書いたのは

近石桃子

大手不動産会社にて２年・地場の広告代理店で１年、どちらも営業として正社員勤務。その後、住宅用建材メーカーの営業事務を正社員で５年、地場の不動産会社一般事務として１年契約社員勤務。結婚を機に主人の転勤に柔軟に対応するため、数社派遣会社に登録。派遣スタッフとして累計６年、５社の派遣先にて働き、現在に至る。

CONTENTS

人材派遣への登録から就業開始までの流れ
派遣社員として働く5つのメリット
派遣の仕事選びの3つのポイント
おすすめの派遣会社
まとめ

人材派遣への登録から就業開始までの流れ

インターネットで登録

まずはインターネットで「居住地　派遣」などで検索し、派遣会社へ登録します。

検索でたくさん派遣会社がヒットするため「女性に評判」「はじめての派遣でも安心」など、気になった派遣会社を複数社ピックアップし、ホームページを確認します。

派遣会社の対応や取り扱い案件が違うため、ここでは複数社登録するのがお勧めです！

派遣会社へ訪問し登録

現在はコロナ禍で訪問登録無しで、オンライン登録のみの場合もあります。

私が登録した際は、コロナ禍ではなかったため登録した複数社へ訪問し、本人確認・口座登録手続き、仕事までの流れの確認を行いました。事前に気になっている案件があれば、登録時に詳細確認・案件応募も可能です。

私の場合は、どの派遣会社も訪問は登録の際1度だけでした。

仕事選び

マイページから希望職種・勤務地・時給など希望条件に合った仕事を検索します。

お気に入り登録や一括エントリー、オファー機能などを活用しましょう。気になった案件はいきなりエントリーではなく、派遣会社へ問い合わせをします。

企業名や詳細までは記載されていないため、内容は派遣会社に問い合わせをしましょう。

気になる案件はお気に入りに入れ、担当者にまとめて問い合わせをしていました。

派遣先の決定

希望条件に合った案件で詳細内容も確認し、受けてみたいと思ったら、案件を取り扱っている派遣会社へ応募の意思を伝えます。

案件に応募可能であれば派遣先と派遣会社の間で職場見学の日程調整が行われます。できる限り派遣先の希望日時に合わせましょう！

同じ案件を複数社から提案を受けることもあります。対応が早い派遣会社にお願いしました。

顔合わせ・職場見学

派遣会社の担当者と職場見学前に軽く打ち合わせをし、派遣先へ訪問します。

訪問の際はスーツが好ましいです。事前に派遣会社から履歴書・職務経歴書など派遣先へ提出されているため、簡単な自己紹介・職務経歴をお話します。

気になっている点などは質問を用意しておき、職場見学の際に質問・確認をします。

派遣先にもよりますが、職場見学は和やかな雰囲気のものが多かったです。

就業開始

職場見学が終わり、派遣社員と派遣先と双方の意思確認が取れると就業開始です。

基本的にエントリー・職場見学・決定までとてもスピーディです。

就業前にクリアにしておきたい内容は、派遣会社に確認をし、良い状態で仕事がスタートできるようにしましょう。

私の場合は、最短でエントリーから就業まで1週間位で決まったことがあります。　

派遣社員として働く5つのメリット

派遣社員として働くメリット1：契約期間が定められている

派遣では、一般的には3ヵ月単位で契約更新がされます。

約1ヵ月半で契約更新の意思確認が派遣先と派遣社員へ相互確認され、仕事の継続・終了となります。

3ヵ月更新と期間が短いため、予測がつきにくい生活の変化や、体調の変化などに柔軟に対応できます。

主人の仕事は転勤が伴うため契約更新の期間が短い派遣は、私にとっては都合の良い働き方です。

派遣社員として働くメリット2：面倒な手続きは派遣会社が行う

アルバイトや転職活動では仕事が変わる度に自分で調べ、応募、履歴書・職務経歴書作成、面接と、都度自分で物事を進めなくてはなりません。

しかし、派遣会社は一度登録して働くと仕事が変わる際も、今までの仕事の実績などを派遣会社の方で次の派遣先へ提案してくれます。

同じ派遣会社で引き続き働くことで、面倒な手続きが不要になります。

履歴書や職務経歴書の都度作成・提出の手間を省いてくれるのはとても助かります！

派遣社員として働くメリット3：無理のない範囲で仕事を選べる

派遣では仕事内容のすり合わせをしっかり行うので、無理のない範囲で仕事をすることができます。

また、働き始めると派遣先から仕事内容の相談がよくあります。

仕事内容の変更・追加などある際は、まずは直接派遣社員と派遣先のご担当者様と打ち合わせをします。

その後、派遣会社が間に入り、問題がないかどうか確認し、契約内容に変更がある際は契約書を再度作成します。なので、残業の有無も契約前に確認をして、納得した条件で働くことができます。

仕事の状況など定期的に派遣会社から確認があり、不安に思っていることなどあれば都度相談できる環境があります。

派遣社員として働くメリット4：地場優良企業や大手企業で働ける

派遣では、地場優良企業や大手企業で働くことができるのもメリットの一つです。

私がこれまで紹介いただいた企業は、地元で有名な企業や誰もが知っているような大手企業ばかりでした。派遣社員が安心して働ける企業を多く取り扱っているため、安心して働くことができます。

これまでいくつかの大手企業でお仕事をさせていただきましたが、社内インフラがしっかりしているため、テレワークや新しいソフトなどの最新の働き方、システムスキルが身に付きました。

派遣社員として働くメリット5：様々な業界・職種で働ける

私は今まで派遣社員として営業事務・一般事務・経理事務・カウンター受付など、様々な業種でお仕事をさせていただきました。

事務職ということもあり、企業の業種をあまり限定することなく働くことができます。

また事務職と言っても、上記に記載の通りいろいろな仕事内容があり、都度新しいスキルを身につけることができます。

主人の転勤先で早く仕事を見つけたいと思っていたため、業種を特定しない選択肢の広さが仕事探しからお仕事スタートまでのスピードに繋がりました。

派遣の仕事選びの3つのポイント

派遣の仕事選びのポイント1：新しいスキルを身につけられるか

長期的なキャリアを築くためには、その仕事をすることで、新しいスキルを身につけられるかも重要です。

仕事内容だけでなく、企業によって新しい働き方、新しいシステムを経験できることも派遣の魅力の一つです。

私の場合、コロナ禍ではテレワークがほとんどで、会社に出社するのは月１〜２回程度でした。大手企業に派遣されていたということもあり、リモート会議や社内コミュニケーションツールが充実していました。

そういったツールを使いこなせるようになることや、異なる仕事を経験してスキルを身につけることで、就業先が変わる際も、多様な経験があるため選択肢が広がります。

派遣の仕事選びのポイント2：昇給があるのかどうか

スキルUPと昇給はセットです。ずっと同じ給料なのか、少しでもUPするのかは大切です。

正当に仕事を評価してもらえることはモチベーションのUPにも繋がります。

派遣先と派遣会社との契約の取り決めなども関わってくるため、交渉したからUPするとは限りません。スキルや仕事量に伴い、派遣会社への交渉も可能な場合もあります。まずは派遣会社へ相談しましょう。

私は仕事の頑張りを評価していただき、時給が上がり更に頑張ることができました。

派遣の仕事選びのポイント3：職場環境はどうなのか

長時間労働が状態化していないか、有給休暇の取得のしやすさなどはネットで調べても分かりません。

派遣会社を介するため、無理な労働を強いられることは考え難いですが、前任者からこれまでどういう相談があったかや、職場の雰囲気などを聞けることはその企業で働く大きな安心材料になります。

ブラック企業だったらどうしよう、というような不安なく選べるのはとても助かります。

まとめ

派遣社員は社会的に立場が弱く、不安定なイメージがあるかもしれません。

しかし、契約更新せず切りやすいという一面はありますが、裏を返せば就職もしやすいということにもなります。

また、たくさんの案件があり、どこでもすぐに仕事を見つけられる良さがあります。

これは転勤族の主人を持つ私にとってはとても大切なことです。メリットデメリットは働き方・人によって異なりますが、ライフスタイルに合った働き方を選べる派遣社員は私にとって最適な働き方だと思っています。

派遣に興味がある方は、ぜひ派遣会社に登録して気になるお仕事を探してみてください！

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