女性に介護職への転職はおすすめ?|子持ち・ブランクありでも働ける?

女性に介護職への転職はおすすめ?|子持ち・ブランクありでも働ける?

  • 介護職に興味があるけれど、転職するか迷う…
  • 介護職は子持ちやブランクのある女性にもおすすめ?

と思っていませんか?

この記事では、女性に介護職がおすすめな理由と介護職に向いている人や介護職の職場や転職先選びのポイントを解説するので、介護職への転職を迷っている方はぜひ読んでみてください!

この記事を書いたのは
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尾﨑 佳奈

大学卒業後、約2年半障害者施設で生活支援員として勤務。その後、転職により現在に至るまで地域密着型の高齢者施設で介護福祉士として勤務。子育てをしながらの勤務をしていたが、現在は第2子妊娠を機に休職中。 保有資格:社会福祉士、介護福祉士

介護職への転職には転職エージェントがおすすめ!

介護職に未経験から転職するなら、介護職の仕事や転職事情などに詳しく、無料でキャリアプランや転職先選びの相談、選考対策や転職活動をサポートしてくれる転職エージェントを利用するのがおすすめです!

以下の記事で、介護職に強い転職エージェントを紹介しているので、合わせて読んでみてください!

あわせて読む:介護職に強いおすすめの転職エージェント10選|経験者向け・未経験向けのエージェントを紹介!

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女性に介護職がおすすめな理由5選

女性に介護職への転職がおすすめな理由

女性に介護職がおすすめな理由1:時間の融通が利きやすい

女性で働く方の中には子育てをしながら働く方も多いと思います。

子どもの行事や保育園のお迎えがあったり、急な体調不良でお休みしなければならないことも。また仕事後は家事と育児をこなすとなると、固定制の仕事だとなかなか時間に融通が利きません。

しかし、介護職は基本シフト制です。自分の働きたい時間に合わせてシフトを入れてもらうことができることが多いです。

シフト制で働きたい時間を決められることが多いので、子育て中の女性に介護職はおすすめです!

女性に介護職がおすすめな理由2:女性が多い

介護現場で働く人は、男性よりもはるかに女性が多いです。

女性が多いと、たとえば生理でつらいときや出産時などに同じ女性として理解を得られやすいというメリットがあります。

また男性には相談しづらいことを話しやすいこともあります。子育て中の方は休憩時などに、子育ての先輩としての意見やアドバイスを聞いたりすることもできたりと公私共にメリットがあることが多いです。

女性が多いので生理や出産時など、女性特有の事情を理解し協力してくれる人が多いことがメリットです。

女性に介護職がおすすめな理由3:年齢や性別で断られることがない

ほかの業界では男性のほうがいい、若い人のほうがいい、など年齢や性別を理由に断られることがあると思います。

しかし、介護職は年齢や性別で断られるということがほとんどありません。

実際私が勤めていた職場も、10代から働いている人もいれば70歳を過ぎても夜勤までしている方もいました。年齢や性別で仕事を断られた経験がある方は一度介護職を検討されてみてはどうでしょうか。

年齢や性別が理由で不採用になることが少ないのが介護職。どんな年齢でも、女性でも男性でも関係なく働くことができます!

女性に介護職がおすすめな理由4:女性ならではの気遣いが活きる

介護職はたくさんの業務をこなさなければなりません。

ただ業務をこなすことは簡単かもしれませんが、細かいことにまで気付いてそれを実行に移すとなると難しいこともあります。

女性は気遣いができる人が多く、細かなことにまで気付けることが多いです。その気遣いは利用者が快適に生活する上では必要なスキルなのです。

女性ならではの感性や気遣いが利用者の生活の質を上げることにつながります。細かなことに気付ける人は重宝されやすいです。

女性に介護職がおすすめな理由5:働きながら資格の取得が可能

介護職は働きながら国家資格の取得が可能です。

介護現場で3年以上の実務経験と実務者研修という資格を取得しておけば介護福祉士の試験を受けることができます。また、この実務者研修も働きながら取得できます。

ほかの資格は学校に通って資格を取得しなければならないこともあり、その時間を取ることが難しい場合があると思います。介護職は学校に通わなくても資格が取れるのが魅力です。

働きながら一生使える国家資格が取得できるのは大きなメリットです。資格があると給料もアップしますよ。

介護職の将来性

現在少子高齢化社会である日本において、介護職という職業は年々ニーズが高くなっています。

厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況(令和4年4月分)について」では、介護サービスの職業の有効求人倍率がほかの職業に比べてかなり高い数値が出ていることがわかります。

職種有効求人倍率
介護サービスの職業3.30
営業・販売関連事務の職業0.90
商品販売の職業1.62
営業の職業1.64
接客・給仕の職業2.48
【参照:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和4年4月分)について

つまり介護業界はたくさんの労働者を求めている、という結果になります

実際に介護現場では人手が足りず他部署に応援を求めたり、残業しなければならないこともあります。介護業界で働いてくれる人が増えるだけでも業界にとってはありがたいことなのです。

また、介護人材を増やすことは、国としても重要視されています。

厚生労働省が公表している「介護人材確保に向けた取り組み」の中の「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」という項目の中で、2023年度には約233万人、2025年度には約243万人、2040年度には約280万人の介護職員が必要になってくると記されています。

第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について
参照:厚生労働省 「介護人材確保に向けた取り組み」

そして、介護職のなり手が必要となってくる未来に向けて、国が研修制度の充実や職場環境の改善を求めるよう働きかけています。

たとえば都道府県が主体となって入門的研修の実施を求めたり、正社員のみではなく朝と夕方だけの勤務や副業での勤務など、柔軟な勤務形態を取り入れることができるよう求めたりしています。

なので、介護職は10年後・20年後も求められる職業であるため将来性もあり、今後研修制度や職場環境の改善も期待できます!

こんな女性には特に介護職がおすすめ

介護職に向いている人の4つの特徴

介護職に向いている人の特徴1:人の役に立つことが好き

介護職は言い方を換えると、利用者の身の回りのお世話をすることが仕事になります。

利用者のできないことを介護するので「自分の仕事が役に立った」と感じることが多いと思います。

また利用者や家族に感謝されることも多く、やりがいのある仕事です。

ですので、人の役に立つことが好きな人は向いているといえます。

介護職に向いている人の特徴2:コミュニケーションを取ることが得意

利用者とも職員ともたくさんのコミュニケーションを取らなければならないのが介護職です。

利用者と雑談する機会もあり、その雑談の中で信頼関係を築いたり、利用者の思いやこれまでの生き方、これからどう生きたいかを聞けることもあります。

なので、コミュニケーションを取ることが得意な人や、人と話をすることが好きな人には向いています。

介護職に向いている人の特徴3:気遣いができる

利用者の中には認知症によって自分の思いを伝えることができなかったり、伝え方が乱暴になってしまう方もいます。

そんな利用者の気持ちに寄り添い、何を求めているのか考え提供することが必要となってきます。

気遣いのできる人はそのような目に見えない本当の気持ちを察することができるので、利用者にとっても家族にとっても安心できる存在となることができます。

介護職に向いている人の特徴4:体力がある

介護職は体力仕事です。つねに動いていますし、移乗や入浴などで力を使う場面も多くあります

もちろん体に負担が掛からない介護技術や福祉用具もたくさんあり、それを活用することで少しずつ楽にはなっていますがやはり体力が必要なことには変わりないです。

ですので体力に自信がある人や体が強い人のほうが向いているでしょう。

こんな女性は介護職は絶対辞めておいた方が良い

介護職に向いていない人の特徴1:人と話をすることが苦手

コミュニケーションが必要な介護職にとって、人と話をすることが苦手な人は向いていないかもしれません

なぜなら、利用者だけでなく介護職、リハビリ、ケアマネなどたくさんの職種と連携を取って仕事をする必要があるからです。

介護職に向いていない人の特徴2:きれい好きな人

介護職は排泄介助など、きれいなことだけを仕事するわけではありません。食事介助時には手や衣類が汚れることもあります。なので、きれい好きな人にとってはきついと感じてしまうかもしれません。

介護職に向いていない人の特徴3:臨機応変に対応することが苦手な人

介護の現場では予想していなかったことがたびたび起こります。

そんな場合でも落ち着いて対処しなければなりませんが、優先順位をつけ臨機応変に対応することが苦手だと苦痛に感じることがあるかもしれません。

女性介護福祉士はどんな職場で働く?

女性介護福祉士が働く職場5選

女性介護福祉士が働く職場1:特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームとは、自宅で生活を送ることが難しく、つねに介護を必要としている人が入所することができる施設です。日常生活全般を介護し、最終的に施設で亡くなるまで看ることもできるのがこの特養と呼ばれる施設です。

特別養護老人ホームでは、利用者の食事や排泄、入浴など日常生活の介護を行うことを仕事としています。

また、季節ごとに行事を企画するなど介護以外のレクリエーションなどの実施も行います。特別養護老人ホームはさまざまな介護施設の中でも一番介護度が重い利用者が多いので、働きながら技術を身につけることができます。

特別養護老人ホームは介護技術をしっかり身につけたいと思っている方におすすめです。働いているうちに技術が身についたことを実感できますよ。

女性介護福祉士が働く職場2:介護老人保健施設

介護老人保健施設とは、けがなどで入院した利用者がその後自宅で生活を送ることがむずかしい場合に入所できる施設です。施設ではけがや病気のリハビリを行います。最終的に自宅に戻ることが目標なので、最長6か月間の利用となります。

基本的に介護職は利用者の日常生活全般を介護することになります。特別養護老人ホームとの違いは、自宅に戻ることを意識した介護が必要になるということです

そのためにリハビリが行われており、そのリハビリにもたくさんの職種が関わっています。他職種との連携が重要とされるので、チームワークが身につきやすいのが1つの特徴です。

リハビリに付き添うこともあり、介護以外の知識を得ることができます。利用者の入れ替わりが多いので、たくさんの利用者とコミュニケーションを取ることもできます。

女性介護福祉士が働く職場3:介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、食事や買い物などの生活援助が受けられたり、もしも入所後介護が必要になったとしてもその施設で身体介護を受けることができる施設です。施設によって力を入れているサービス内容や設備の違いが大きいのがこの介護付き有料老人ホームです。

施設によって利用者の介護度に幅があるのがこの介護付き有料老人ホームです。施設によっては自立している利用者と身体介護が必要な利用者が一緒に生活している所もあります。

ですので介護者は1人1人の利用者の状態に合わせた援助や介護を行う必要があります。また施設によっては高級路線を意識している所もあり、そのような施設では接客スキルを求められることもあります。

施設によって特徴が大きく異なるので、自分に合った施設を見つけやすいと思います。介護以外の接客のスキルなどを活かせることもポイントです。

女性介護福祉士が働く職場4:訪問介護事業所

訪問介護事業所は、ホームヘルパーが自宅を訪問し、自宅で生活している利用者への身体介護や掃除、料理などの生活援助が仕事内容となります。施設との違いは、利用者ができる限り自宅で生活を送ることができるようサポートする必要性があることです。

訪問介護事業所でホームヘルパーとして働くことになると、施設とは違い基本的に介護者1人で自宅を訪問しなければなりません。ですので利用者との関係性を築くことが仕事をする上でとても重要になってきます。

また利用者によっては自立している方や寝たきりの方など状態も異なるので、さまざまな場面に対応する力が養われることも特徴です

自宅に訪問するので利用者1人1人の自宅でのルールなどを覚えておく必要があります。そのような対応力が求められるのがこの訪問介護事業所です。

女性介護福祉士が働く職場5:デイサービス

自宅や施設で生活する利用者がデイサービスセンターへ集まり、食事や入浴などの提供を日帰りで受けることができるのがこのデイサービスです。ほかにはリハビリや体操、調理やカラオケなどのレクリエーションの提供も行っています。

デイサービスの職員は食事介助や入浴、排泄介助に加え、毎日のレクリエーションの企画や実施、利用者の自宅までの送迎も仕事内容に含まれます。

デイサービスに通う利用者は比較的元気な方が多く、利用者同士で談笑する場面も多く見受けられます。そんな利用者と楽しく会話をし、毎日の生活の中での楽しさを提供することも仕事として重要です。

元気な方が多いので、コミュニケーションを取ることが好きな方やレクリエーションを企画することが好きな方に向いています。

子持ちの女性が介護職に転職するときの転職先選びの5つのポイント

子持ちの女性が介護職に転職する時の転職先選びの5つのポイント

子持ちの女性の転職先選びのポイント1:時間の融通が利きやすいか

子持ちのママは保育園の送迎や急な体調不良での休みなど、子持ちでない人に比べ時間に限りがある人が多いです。

転職するときには、シフト制でも固定制でも自分の働きたい時間に働くことができるかを重要視することが大切です

また職場によっては残業がある所もあるので、残業はないか、体調不良時には休むことができるかなども調べたほうがいいでしょう。

子どもを優先的に考えて働く場合、施設によっては短時間の勤務での雇用になることも考えたほうがいいでしょう。

子持ちの女性の転職先選びのポイント2:産休・育休制度がしっかりしているか

子持ちママの中には2人目がほしいと考えている方もいると思います。

介護職は基本的に体を使う仕事のため、妊娠中はかなり負担が掛かることもあります。

そのような状態を理解し業務内容を変更してもらいやすいのか、産休や育休制度がしっかりしていて取得しやすいのかも1つの判断材料になります。面接官などに直接聞いてみるのもいいでしょう。

介護職は体を使う仕事なので、妊娠・出産を考えている場合そのための制度がきちんとしているかも調べておきましょう。

子持ちの女性の転職先選びのポイント3:託児所があるか

施設によっては育休明けから通える託児所を併設している所もあります。

育休中は子育てに追われ保育園を探す余裕がないこともあります。そんな時職場に託児所があれば探す必要もないですし、子どもに何かあってもすぐにお迎えに行くこともできます。

ただし、託児所によっては3歳になるまでなど年齢制限がある所もあるので注意が必要です。

子どもを託児所に預けたいと考えている場合、求人欄に「託児所あり」などの項目がないか確認したり、施設に問い合わせてみましょう。

子持ちの女性の転職先選びのポイント4:休んだ際代わりの職員がいるか

子どもが小さいと頻繁に風邪を引いたりしてお休みしなければならないことが多いと思います。

そんな時、代わりの職員がいないと周りの職員に迷惑を掛けることになってしまいます。自分が休んでも代わりの職員がいるかどうかは子持ちママにとってとても重要です。

特に正社員で働こうと考えている場合、施設によっては早出1人、遅出1人といった勤務形態になっている所もありますのでよく求人を確認してみてください。

休んでしまう場合代わりの職員がいるかどうか、直接面接官に聞いてみてもいいでしょう。また働き方を考えることも1つの方法です。

子持ちの女性の転職先選びのポイント5:未経験でも働けるか

介護職は専門職ですが、多くの施設で未経験者の採用も行っています。

しかし、施設によっては経験者しか募集していないところもありますので募集要項をよく確認してみてください。

また出産や子育てのために仕事を辞め、ブランクがある方もいると思います。ブランクがあっても大丈夫かどうかも調べておくと安心です。

多くの施設が未経験者でも募集しています。未経験でも働きやすいかどうか、一度施設見学で雰囲気を知ることも大切だと思います。

女性が介護職に転職するならおすすめの転職エージェント

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この記事が女性が多く活躍している介護職への転職の参考になれば幸いです。

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