- 介護の転職ではどんな失敗例があるの?
- 転職先選びで失敗しないためには何に気をつければいいの?
以上のような疑問を持つ方に向けて、介護業界での転職経験を持つ筆者が、介護職の転職でよくある失敗と後悔しない転職先選びのポイントについて解説します。
尾﨑 佳奈
大学卒業後、約2年半障害者施設で生活支援員として勤務。その後、転職により現在に至るまで地域密着型の高齢者施設で介護福祉士として勤務。子育てをしながらの勤務をしていたが、現在は第2子妊娠を機に休職中。 保有資格:社会福祉士、介護福祉士
介護職の転職でよくある失敗
介護職の転職で失敗しがちなこと1:夜勤がつらい
前職で夜勤を経験していればなんとなくつらさも想像しやすいのですが、初めて夜勤をやるとなると、想像以上につらく感じてしまうかもしれません。
休憩で仮眠もあるのですが、なかなか寝付けませんし仮眠中に利用者さんが起きたりすれば駆け付けなければなりません。ですので長いと16時間程度起きっぱなしの状態となります。
次の日が休みでも夜勤明けであると身体が重く、人によっては何日もダルさを引きずることもあります。
介護職の転職で失敗しがちなこと2:給料が安い
介護職の給料の安さはたびたび問題になっていますよね。国が改善を図り処遇改善金という形で介護職員に手当が振り込まれるようになりました。
しかし仕事内容に見合った給料額になったかと言われると、そうでないところが多いのです。1つのミスが利用者さんの命に関わることもあります。常に精神的に張り詰めた状態で、休む間もなく働き続けている介護職員が多くいます。
業務の過酷さ、責任の重さと給料額が見合わないと感じる人もいるでしょう。
介護職の転職で失敗しがちなこと3:人間関係が良くない
介護職は職員間でもコミュニケーションを取らなければならない仕事です。利用者さんの細かな変化や仕事の流れなどを常に報告・相談し合って業務に取り掛かりますので、人間関係が良くないと仕事がしづらいと感じることがあるでしょう。
求人票だけではわからないことですので、入社してみて失敗したと感じる人もいます。
ただこれはどの仕事にも言えることですので、人間関係の問題はどこでもあると捉えておく方がよいでしょう。
介護職の転職で失敗しがちなこと4:仕事が合わない
介護職が合わないという人の中には、コミュニケーションが苦手だと感じる人がいます。実際に働いて認知症の利用者さんとお話してみると、話が食い違っていたり、同じことの繰り返しであったりすることが多々あります。それを苦に感じてしまう人もいるのです。
また排泄介助が嫌だったという人もいます。どうしても他人の排泄物を処理することに抵抗を感じてしまうこともあります。
働いてみて向き不向きに気付くこともあるようです。
介護職の転職で失敗しがちなこと5:体力がもたない
介護職の過酷さは人によっては想像以上のものです。人手不足のため常に職員が慌ただしく動いているのが日常です。そんな慌ただしさに加え、予期せぬトラブルなども頻繁に起こります。
そのため1日の業務が終わる頃にはヘロヘロになってしまうことも多々あるのです。特に体力にあまり自信がない人が介護職に就いた場合、余計に体力的にキツいと感じてしまうことがあるでしょう。
転職前に体力仕事であることは理解しておいた方がよいです。
後悔しない介護職の転職先選びのポイント
失敗しない介護職の転職先選びのポイント1:日勤帯のみの求人を探す
夜勤をすることに不安がある場合、応募する前に夜勤がないところを探してみるとよいでしょう。デイサービスなどは夜勤はありません。また特別擁護老人ホームなどでも日勤帯のみの職員を募集しているところもあります。まずは求人の募集要項をよく確認してみましょう。
また夜勤がある施設でも、夜勤に不安があることを伝えれば考慮してくれることもあります。
体調的にできないなど、なぜ夜勤ができないのかその理由をしっかり伝えられるようにしておきましょう。
失敗しない介護職の転職先選びのポイント2:給料や手当などの要項をよく確認する
施設によっては高めに設定されているところもあります。しかし中には残業代込みでその給料に設定されている場合がありますので、給料以外の項目も確認しておいた方が安心です。
また資格があれば資格手当が付くところもあります。手当があるかどうかも確認しておきましょう。転職時資格がなくても、転職後に資格を取得することで資格手当をもらうことができます。
どの資格にいくら手当が付くか見ておくとよいでしょう。
失敗しない介護職の転職先選びのポイント3:施設見学や施設のレビューを見る
職場の雰囲気は応募前に施設見学をすることで知ることができます。
施設見学する際には職場の雰囲気はもちろんのこと、職員同士のやり取りをよく見てみましょう。会話の雰囲気や表情などで人間関係が良いかが判断できます。人間関係に不安がある方はぜひ施設見学に行かれることをオススメします。
また施設のレビューにはご家族のご意見が載っていることがあります。
そこに職員について書かれていることがあるので一度チェックしてみるとよいでしょう。
失敗しない介護職の転職先選びのポイント4:介護職に向いているかチェックする
転職前にご自身が介護職に向いているかチェックする方法もあります。
職業の判別チェックを取り扱っているサイトがネット上にはたくさんあります。いくつか診断を受けてみて、適性があると判断されれば転職を考えてみるのも1つの方法です。そこで適性がないと出ればほかの職業を考えることもできます。
またあまりにも潔癖であったり人との会話が苦手な場合は苦労することが多いので、そのような方は介護職以外の職の方が合っている可能性があります。
失敗しない介護職の転職先選びのポイント5:体力をあまり使わない施設を選ぶ
重労働が当たり前なイメージの介護職ですが、施設の種類によってはそこまで体力を使わないところもあります。選ぶポイントは、利用者さんの自立度が高い施設を選ぶことです。サービス付き高齢者向け住宅などはこれにあたります。
逆に特別擁護老人ホームは介護度が高く重労働ですので体力に不安がある方にはつらいかもしれません。また夜勤のない施設を選ぶことで体力の消耗を軽減することもできます。
通所施設や求人要項に夜勤の募集のない入所施設を探してみてください。
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