- 建築業界の求人が豊富な派遣会社はどこ?
- 建築業界の派遣について知りたい
こういった方に向けて、この記事では建築業界に強い派遣会社おすすめ5選を紹介します。
派遣会社の紹介に加えて、人材派遣会社で建設技術者の採用支援を行なった経験を持つ筆者が建築業界の派遣について解説するので、最後まで読んでみてください。
杉橋 綾太
人材派遣会社にて建設技術者を中心とした採用、定着支援、企業への人材コンサルタント業務を約20年経験。働かれる従業員の方々に意欲を持って活き活きと仕事をしてもらいたい。そのような環境を経営者の方々と一緒に作り上げていきたいとの思いから「働くを楽しく」を理念に大阪府で中小企業を中心に採用、教育、定着の支援をしているキャリアコンサルタントです。ワークスコンサルタント代表(https://worksconsul.com/)
建築業界に強い派遣会社おすすめ5選
建築業界の派遣求人を探すなら、建築業界の求人が豊富な以下の5社がおすすめです!
建築業界に強い派遣会社おすすめ1:現キャリ
現キャリは、東証プライム上場グループのコプロ・エンジニアードが運営する、建設・プラント業界に特化した派遣会社です。
建設業界に特化しているため、建設業の派遣求人が豊富で建設業に詳しいキャリアアドバイザーが希望条件にマッチする求人を提案してくれます。
希望する働き方、条件に合った求人を紹介してもらえるので、まずは無料相談してみてください。
こんな人におすすめ | ・建設・プラント業界の豊富な求人の中から選びたい ・建設・プラント業界の転職・仕事について詳しいコンサルタントに相談したい |
求人数 | 建築の派遣:5466件 ※2023年6月28日時点 |
求人エリア | 全国 |
- 建設・プラント業界に特化!
- 建築業界の派遣求人数が5000件以上!(※2023年6月28日時点)
- 東証プライム上場企業のグループ会社が運営!
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建築業界に強い派遣会社おすすめ2:アデコ
- 幅広い業界・職種の求人を探したい
- 紹介予定派遣の求人も豊富
特長 | スイスに本社を置く総合人材サービス企業アデコグループ |
求人数 | 建築設計:22件(※2023年6月28日時点) |
エリア | 関東 |
- 建築業界の求人が見つかる!
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建築業界に強い派遣会社おすすめ3:テンプスタッフ
- 大手で安心できる派遣会社を利用したい
- 全国のいろんな業界・職種の求人を紹介してほしい
特長 | 求人数が豊富な派遣会社 |
求人数 | CAD・設計(建築・土木):1637件 ※2023年6月28日時点 |
エリア | 全国 |
- 大手・優良企業の派遣求人が豊富!
- 特に事務職の求人が多く、未経験OKの求人も!
- 在宅勤務やオフィスワークの仕事が豊富
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建築業界に強い派遣会社おすすめ4:パソナ
- 高時給・高待遇の求人を探したい
- 研修制度や福利厚生制度が充実した派遣会社を選びたい
特長 | 人材派遣会社大手のパソナが運営 |
求人数 | CAD・設計 設計・製図:184件 ※2023年5月17日時点 |
エリア | 全国 |
- 専任のアドバイザーがマンツーマンでサポート!
- ライフスタイルやキャリアプランに合わせたお仕事を提案してくれる
- 研修制度・福利厚生制度が充実!
- 3000以上の講座でスキルアップできる
- 国内外7,000ヶ所以上の宿泊・レジャー施設の特典あり
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建築業界に強い派遣会社おすすめ5:ウィルオブ派遣
ウィルオブは、大手派遣会社の株式会社ウィルオブ・ワークが運営する派遣サービスで、業界に特化したチームがサポートしてくれます。 25年以上の人材派遣の実績があり、東証一部上場企業「ウィルグループ」のグループ会社だから安心して登録できます。 |
- 業界に詳しい担当者にサポートしてほしい!
- 大手で安心できる派遣会社を選びたい
特長 | 株式会社ウィルオブ・ワークが運営する人材派遣サービス |
エリア | 全国 |
- 業界に特化したチームがサポートしてくれる!
- 25年以上の人材派遣の実績があるから安心!
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建築業界に強い派遣会社5選の紹介は以上です。
次は、キャリアコンサルタントの杉橋さんに建築業界の派遣の仕事について解説していただきます。
建築業界の派遣の主な職種の仕事内容・求められるスキル・資格
建築業界の派遣の主な職種1:建築施工管理
建築施工管理の仕事は主に、施工する建物の工程管理、品質管理、安全管理、コスト管理です。
建設現場で作業をされる方々に工程に応じた適切な指示を出し、工事が完了するまで現場全体をマネジメントします。
実務経験に加え現場でのリーダーシップやコミュニケーションスキル、PC、CADの操作スキルを求められ、建築施工管理技士の資格があると重宝されます。
派遣では現場所長などの責任あるポジションには就けませんので、責任あるポジションに就きたい場合は建設会社に直接雇用される必要があります。
建築業界の派遣の主な職種2:建築設計・精算
建築設計・積算の仕事は主に、施主の要望をヒアリングして建物全体の企画、デザインの検討、設計図や仕様書の作成、構造設計など他の設計との取りまとめや、施工する際に使用する建材や部材の数量計算を行います。
実務経験に加えCADの操作スキルや企画力、デザイン力、コミュニケーションスキルなども求められます。
派遣では設計監理などの責任あるポジションには就けませんので注意しておく必要があります。
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建築業界の派遣の主な職種3:建築施工図
建築施工図の仕事は主に、建設現場で使用される施工図の作成を行います。建設現場で工事を進めるには設計図面だけでは作業員に詳細な指示を出すことができないため、工事用の詳細な図面を作図します。
現場や協力会社の意見をヒアリングして建設現場に適した図面作図するためコミュニケーションスキルや設備図面など他の図面との調整、建材や部材に関する知識、CADの操作スキルも求められます。
派遣では意思決定するポジションで仕事をすることが難しいので、派遣先の上司と相談しながら作図することになります。
建築業界の派遣の主な職種4:建築CADオペレーター
建築CADオペレーターの仕事は主に設計図面や施工図図面の修正や変更を行います。
既に作図された図面を基に指示を受けて図面の修正や変更、トレースなど設計者の補助を行います。
また、作図以外にもデザインの補助や工事に関係する書類の作成などを行う場合があり、CADの操作スキルや建材、部材に関する知識が求められるほか、officeソフトやPowerPoint、illustratorなどの知識を求められることもあります。
派遣では時給契約になることが多く正社員と比べ収入が不安定になる場合があります。
建築業界の派遣の主な職種の働き方
建築施工管理の派遣の働き方
建築施工管理の職場の特徴は工事を行う関係上、職場は建設現場内となります。建物が完成次第、次の建物の施工管理を行うため職場は建物が完成するごとに変わっていくことがほとんどです。
派遣で働く場合でも正社員と大きな差は無く、勤務時間は8時~17時までであることが多いですが、多くは7時台から現場に入って準備を始め、作業員の仕事が終わる17時から事務作業を行います。
日中に資材を搬入できない場合や建物によっては夜中に仕事をする場合もあり時間外勤務は多いと言えます。
建築設計・精算の派遣の働き方
建築設計・積算の職場の特徴は、ほとんどの場合本社や支店内で勤務することが多く一定の場所で勤務することになります。
勤務時間は9時~18時まであることが多く安定して働くことができますが、納期前や忙しい時期では残業することもあります。
正社員の場合は完成するまで残業しなければならない場合がありますが、派遣ではある程度のところで残りを正社員に任せて帰宅できる場合があるなど配慮を受けることもできます。
建築施工図の派遣の働き方
建築施工図の職場の特徴は様々で、本社や支店内などのオフィスで勤務することもあれば、建設現場内に常駐して勤務することもあります。
勤務時間は職場の勤務時間に合わせることが多く建設現場では8時~、本社支店内では9時~となる場合が多いです。
工期や急な修正などにより残業する場合も多いですが、設計士同様、派遣ではある程度のところで残りを正社員に任せて帰宅できる場合があるなど配慮を受けることもできます。
建築CADオペレーターの派遣の働き方
建築CADオペレーターの職場の特徴は様々で、本社や支店内などのオフィスで勤務することもあれば、建設現場内に常駐して勤務することもあります。
勤務時間はどこで勤務しても9時~である場合が多く、残業も他の職種より少ない職場が多いといえます。
転勤や遠隔地で働くことは少なく安定して勤務することができるほか、近年ではオンラインを活用して在宅勤務で仕事をされる方も増え、仕事と家庭の両立もしやすくなってきていることが特徴です。
建築業界の派遣のメリット
建築業界の派遣のメリット1:未経験でも経験が積みやすい
建築業界の派遣のメリットとして未経験者でも経験を積みやすいということがいえます。
派遣先の建設現場は派遣会社から紹介を受けることができ、あらかじめ未経験者であることが前提として建設現場へ派遣されます。
職場で教育や技術的指導を受けながら仕事をすることができるうえ、建設現場へ派遣する前に一定の教育や研修を行っている派遣会社もありますので、未経験者であっても働きやすい環境の中で経験を積むことができます。
建築業界の派遣のメリット2:大手建設会社や大型建設現場で働くことができる
派遣会社は大手建設会社と取引していることも多い為、自分一人の能力では入社することが難しい大手建設会社の建設現場で働くこともできます。
また、大手建設会社では大型の建設プロジェクトや有名な建築物の工事に参画していることが多く、タイミングによってはそのようなプロジェクトの一員として仕事をすることができます。
経験を積み資格も取得するなど、能力が認められれば派遣先の建設会社から直接声をかけられ正社員として採用してもらえることもあります。
建築業界の派遣のメリット3:派遣としては賃金が高い
建設業の派遣は、他の業種の派遣と比べて賃金が高い水準にあります。
特に施工管理や設計職は少子高齢化や若者離れなどにより技術者が減少している背景があり、慢性的な人手不足も相まって賃金が高まっています。
また、業務内容も技術的なスキルを求められる仕事が多く、業界相場も比較的高い為、資格や経験に応じて高い賃金が見込める業界となっています。
建築業界の派遣のデメリット
建築業界の派遣のデメリット1:キャリア形成がしにくい
派遣社員は現場責任者など責任あるポジションには配置させることができず、長い期間派遣されていたとしても派遣社員である立場は変わりません。
また見積もりなど予算に関わることや工事の計画、重要な決定事項なども原則関わることができませんので中長期的なキャリア形成はしにくいといえます。
建設業の派遣で経験を積み、資格を取得した後、新たなステップアップを見据えたキャリア形成を築いていくことが重要であるといえるでしょう。
建築業界の派遣のデメリット2:派遣切りや契約解除がある
自分が良い派遣先、良い職場だと思っていても派遣先の予算の都合や社会情勢の変化などにより契約を打ち切られることがあります。
建設業への派遣は比較的長期間派遣されることも多く、派遣先で人間関係を築いて円滑に仕事ができる環境になりやすいです。
しかし、派遣社員という立場は変わらないため、派遣先の会社自身が自社社員の雇用を守らなければならないような状態になってしまった場合は契約を打ち切られてしまう場合があるということを意識しておく必要があるでしょう。
建築業界の派遣のデメリット3:派遣先と同じ待遇は得られないことがある
派遣先が大手の建設会社で福利厚生や教育制度が充実している場合であっても、派遣されている方は派遣元の会社に所属しているため、派遣先で同じ仕事をしている同僚と同じ待遇は得られないことがあります。
保養施設の利用や社員割引、特定の研修など職場の同僚と待遇の差を感じてしまうことがあり、派遣元によっては賞与の有無など収入の面においても差が出ることがある為、待遇の差については事前に確認しておく必要があるでしょう。
建築業界の派遣会社登録後の流れ
建築業界の派遣会社登録後の流れ1:派遣登録
建設業の仕事を希望して派遣会社に登録する際は、建設業に強い派遣会社の中から自分の希望に合った派遣会社から選びましょう。各社とも様々な得意分野を持っていますので気になる会社のHPを確認しておきます。
登録する際は派遣会社のHPから登録することができますが、大手の派遣会社では定期的に無料で就職相談会を開いていますので、相談会に参加して話を聞いたうえで登録することもできます。
登録を済ませると派遣会社から面接の連絡が入りますので日程を調整して面接に進みます。
また、派遣会社が出している求人に応募することで面接を兼ねた派遣登録をすることもできますので状況により使い分けると良いでしょう。
HRtableがおすすめする、建設業に強い派遣会社は以下の5社です。
特に建設業に特化した現キャリは、建設業の派遣求人が15,959件(※2023年4月6日時点)と豊富なのでおすすめです!
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建築業界の派遣会社登録後の流れ2:派遣会社と面接
派遣会社と面接の際は、一般企業の面接と同じように応募書類(履歴書、職務経歴書)を準備して面接に臨みます。自分の希望する職種や条件を伝えられるようにしておきましょう。
また、面接は対面やオンライン形式で行われますので希望の方法を伝えておくと良いでしょう。
尚、建設業の派遣は現場の職人など直接作業を行う業種については法律上派遣が禁止されていますので現場の職人になりたい人は派遣社員として働くことができないので注意しておきましょう。
施工管理職、設計、CADオペレーターなど現場の職人以外の職種については派遣が禁止されていませんので派遣社員として働くことができます。
建築業界の派遣会社登録後の流れ3:仕事紹介、選考
面接後は派遣会社から希望する職種やスキル、給与条件に応じた仕事を紹介されますので応募するかどうか早めに回答します。
人気がある仕事の場合、直ぐに採用枠が埋まってしまうことがありますので担当者に状況を確認しても良いでしょう。仕事の内容や条件の詳細を確認したい場合もあらかじめ担当者に確認しておきましょう。
応募することが決まると派遣会社は応募者のプロフィールを確認し応募者の選考を行います。選考は他の応募者の中から行われますので必ずしも通過できる訳ではありません。応募後数日を目安に選考結果の連絡が担当者から入ります。
建築業界の派遣会社登録後の流れ4:職場見学
選考が終わると職場見学の連絡が担当者から入りますので日程を調整して職場見学を行います。職場見学では派遣先の担当者から職場の案内や業務内容の説明を受けます。詳細な業務内容を確認したい場合はこの際に確認しておくと良いでしょう。
また、職場の雰囲気や環境なども併せて確認しておきましょう。施工管理職など建設現場に派遣される方は、職場見学が建設現場になる場合があります。職場見学後、業務内容や諸条件に問題なければ派遣会社と労働契約を締結し決められた日時から仕事が始まります。
建築業界の派遣会社登録後の流れ5:仕事開始・就業中のフォロー
仕事を始める日時が決まったら当日までに必要な書類などを揃えておきます。派遣会社から指示がありますので確認しておきましょう。
また、施工管理職の方で未経験の方は派遣される前に安全研修など一定の研修を受ける場合がありますので併せて確認しておきます。就業が始まると派遣先の指示に従って仕事をすることになりますが、初めて働く職場では不安や慣れないことが続きます。
相談したくてもできないという状態にならないよう困ったことがあればすぐに派遣元の担当者に相談してみましょう。自分だけでは解決しにくい問題でも派遣元の派遣会社が代わりに派遣先と交渉して解決してくれる場合があります。
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この記事では、建築業界に強い派遣会社おすすめ5選を紹介しました。
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他にも建設業界全体でおすすめの派遣会社を知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。
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