未経験から建設業に転職するには?おすすめの職種・転職先を解説!

  • 未経験から建設業に転職するにはどうすればいいの?
  • 建設業の転職先やどんな人に向いているか詳しく知りたい

と思っていませんか?

この記事では、未経験から建設業に転職したい人に向けて、建設業に未経験から転職するならおすすめの職種や転職先について解説します。

この記事を書いたのは

泉 純矢

建築板金業に10年間営業、施工管理として従事し、大手ゼネコンからハウスメーカー、地場の工務店などの下請けとして、多くの屋根・外壁・雨樋の工事を手掛ける。現在は建築系ライターとして活動中。

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未経験から建設業に転職できる?施工管理・現場作業員がおすすめ

建設業は未経験でも転職は可能です。また、特に資格を持っていなくても大丈夫です。

建設業の現状は、働き手の高齢化が進み、若い人材が不足している状態にあります。

そのため、未経験の人材も積極的に募集をかけている企業は非常に多いです。

経験者であれば有利なことは確かですが、未経験だからといって転職できないことはありません。

建設業でも、さまざまな業務があります。

  • 営業
  • 設計
  • 施工管理
  • 現場作業員(職人)

上記が主な業務になります。

中でも、施工管理と現場作業員は非常に人材が不足しています。建築に興味がある、ものづくりが好きな方は、積極的に応募するとよいでしょう。

建設業の転職先の種類

建設業の転職先の3つの種類

建設業の転職先の種類1:ゼネコン

ゼネコンとは、設計・建設・研究をおこなう、総合建設会社です。

ビル、大型店舗、テーマパークなど、大型な建物を手がけているイメージが強いですが、小規模な建物、住宅も手がけている企業もあります。

大型の建物の工事にたずさわり、竣工した時の達成感はかなりのものです。

大型の建物を建築してみたい、都市開発に興味がある方はゼネコンを転職の視野に入れるのもよいでしょう。

業種ゼネコン
特徴・設計・建設・研究をおこなう、総合建設会社
こんな人におすすめ・大型の建物を建築してみたい方
・都市開発に興味がある方

建設業の転職先の種類2:ハウスメーカー

ハウスメーカーとは、主に住宅を手がけている建設会社です。

ハウスメーカーの特徴は、全国的に展開している企業が多く、独自の商品プランを持って住宅を販売しています。

また、建築資材を規格化することで大量生産を可能にしています。

さらに、住宅を販売しているだけでなく、ライフスタイルに合わせたインテリアのコーディネート、お客様の予算や収入を考えた住宅ローン、補助金の知識などアドバイザー業務も行っています。

顧客一人一人に丁寧な接客を得意としている方、一生に一度の買い物といわれる住宅の販売に携わりたい方におすすめです。

業種ハウスメーカー
特徴・住宅を手がけている建設会社(全国展開、独自の商品プラン)
・住宅の販売、インテリアコーディネート、資金のアドバイスを行う
こんな人におすすめ・顧客一人一人に丁寧な接客を得意としている方
・一生に一度の買い物といわれる住宅の販売に携わりたい方

建設業の転職先の種類3:工務店

工務店はハウスメーカーと同様に、住宅を手がけている建設会社です。

ハウスメーカーとの違いは、工務店は地域密着型の企業が多いことが特徴としてあげられます。

また、自社の大工職人を抱えている企業も多いので、「地元の大工」というイメージを持たれていることも多いです。

しかし、工務店も近年では地元だけでなく、広範囲で展開している企業や、フランチャイズ展開している企業も多くなってきました。

業務的にはハウスメーカーと変わりはしませんが、地域密着で顧客と長い付き合いがしたい、地元地域の発展に貢献したいと思っている方は、工務店の転職も視野に入れるとよいでしょう。

業種工務店
特徴・住宅を手がけている建設会社(地域密着型)
・自社の大工職人を抱えている企業も多い
こんな人におすすめ・地域密着で顧客と長い付き合いがしたい方
・地元地域の発展に貢献したい方

建設業の仕事の流れ

建設業の仕事の流れ1:営業

建設業において、仕事の受注は主に営業が担当です。

受注先は、「公共工事」と「民間工事」の2つから仕事を受注します。

公共工事は、主に入札という形式で施工業者を決定するので、入札情報を常にチェックが必要です

民間工事は、民間企業から受注します。

営業は自社の建築実績や技術をアピールをして、受注に繋げるように営業をしなくていけません。

また、営業には新規開拓営業と既存顧客営業の2つの営業方法があります。

新規開拓は、全く関係が築けてないところへ営業をかけるので、非常にハードルは高いですが、既存顧客への営業は、1度は取引のある関係性なので信頼関係ができていれば受注に繋げやすいという特徴があります。

建設業の営業の仕事
  • 公共工事の受注|入札情報の確認・応募
  • 民間工事の受注
    • 新規開拓営業
    • 既存顧客への営業

建設業の仕事の流れ2:設計

営業が受注した案件について設計図を作成するのが、設計の仕事です。

外観や内装のデザインを現した「意匠設計」、建物の内部の構造を現した「構造設計」、電気や配管などの建物のインフラを現した「設備設計」の図を作成します。

設計は、建築主にヒアリングをして、要望や目的などを整理した後、土地の調査をして、具体的な建物のコンセプトを造りあげます。

建設業の設計の仕事
  • 意匠設計|外観・内装のデザイン
  • 構造設計|建物の内部の構造
  • 設備設計|建物のコンセプト

建設業の仕事の流れ3:施工

建物の施工は、施工管理が担当します。

実際に工事が開始する前に施工管理が、実行予算、工程表作成、協力業者への発注などの事前準備をします。

工事が開始したら、設計書通りに工事が行われているか、工程表通りに工事が進んでいるかなどの現場を管理をしなくてはなりません。

また、作業員が安全に働けるように安全対策を考え実行することも、施工管理の重要な仕事です。

足場設置や安全通路の確保、クレーンなどの重機の設置計画など、事故の無いように現場を管理をします。

竣工・施工管理の仕事
  • 事前準備(実行予算、工程表作成、協力業者への発注)
  • 現場の管理(設計書通りに工事が行われているか、工程表通りに工事が進んでいるか)
  • 安全対策(足場設置や安全通路の確保、クレーンなどの重機の設置計画)

建設業の業種7選と仕事内容

建設業の業種1:大工業

大工業とは、主に木材を使用して建物の骨組み、内装の下地、建具を施工します。

木造建築には必ず大工業が必要であり、木造建築の中心的な存在になります。

ひと昔前は、カンナやノミを使用して木材を削って調整しているイメージがありましたが、近年ではプレカットの技術で作業が簡略化されました。

しかし、木造建築での大工の業務は幅が広く、骨組み・下地以外に、サッシの取付や建物内に必要な造作家具なども手掛ける大工も多いです。

建設業の業種2:鉄骨業

鉄骨業は、鉄骨建築に必要な職種で、建物の骨組み・下地を施工しています。

業務を行う場所は2つあり、工場と現場で別れていることが多いです。

工場で建物の骨組みとなる鉄骨を製作し、工場で制作した鉄骨を現場で組み立てています。

建物の「鉄骨図面」も作成し、屋根や外壁、内装に必要な下地の位置など、現場に入る前に細かい打合せもしています。

小規模な建物から大規模の建物まで幅広く請け負い、住宅よりは店舗や工場などの建物が多いです。

建設業の業種3:建築板金業

建築板金業は、建物の屋根・外壁・雨樋を施工する職種です。

厚さ1mm以下の薄い鉄板を扱い、屋根や外壁を成形して施工することがメインの業務ですが、窯業系サイディングや塩ビの雨樋も施工するので、業務の幅は広いといえます。

木造建築、鉄骨建築で活躍することが多く、コンクリート建築は比較的、活躍する場は少ないです。

建物の外観を仕上げるだけでなく、建物を雨水から守ることを考えた施工をしています。

建設業の業種4:内装業

内装業は、建物の室内の下地・仕上げを施工する職種です。

主に、床、壁、天井の施工を担当し、プラスターボードなどの下地から、クロス・フローリングやカーペットなどを仕上げます。

内装業は木造、鉄骨、関係なくどんな建物にも必ずある工事で、クロスやフローリング張り替えなどのリフォームでも需要が高いです。

また、壁や天井を仕上げるために必要な、下地を軽量鉄骨(LGS)で骨組みをする作業もあります。

建設業の業種5:電気工事業

建設業での電気工事業は、「発電設備」「変電設備」「送配線設備」など工事のほか、建物の照明・イルミネーションなどの設置も行います。

また、太陽光発電パネルも電気工事に入ります。

電気工事は、仕事の内容によっては資格が必要なものもありますので、他の業種と比べると資格保有者が多い業種です。

建設業の業種6:左官工事業

左官工事業とは、モルタル・漆喰・プラスターなどを塗りか固めて仕上げるという仕事です。

建築の現場において、左官工事の活躍の場は多く、壁や床の下地や仕上げ、タイル壁や塗装の下地のほか、駐車場の仕上げも行います。

左官工事は建物の耐久性にも大きく関わっており、施工がよくないとひび割れなどの原因にもなってくるので、非常に重要な作業といえます。

近年、自然素材が注目されており、壁に漆喰を塗るという需要が高まっているため、左官工事の仕事が注目されています。

建設業の業種7:塗装工事業

塗装工事は、屋根・外壁・内装といった物に塗料の塗装・吹き付け、又は貼り付けをする工事です。

塗装の目的として、装飾や美観のほかに、防水・補強・耐火などの目的でも塗装は使用されます。

塗装は、定期的な塗り替えが必要であるため、リフォームの場でも活躍をしています。

学校や施設、マンションの改修工事で、外壁の塗り替えなどの依頼も多くあり、需要の高い業種です。

建設業に向いている人の3つの特徴 

建設業に向いている人の3つの特徴

建設業に向いている人の特徴1:モノ造りが好き

建設業に向いている人の特徴として、0からモノを造ることが好きな人が多いです。

工事進行中は、トラブルも多くおきますが、トラブルを解決しながら建物を造ることを楽しめる人が建設業に多く働いています

また、建物は一度造りあげれば、長年その場所に残り、都市や街の発展に繋がります。

建物を造るだけでなく、都市や街を造っていることを楽しいと思えるのであれば建設業にとって貴重な存在となることでしょう。

建設業に向いている人の特徴2:マネジメントが得意

建設の仕事は、マネジメントが非常に重要な仕事です。

クライアントに迷惑がかからないように工期内で建物を完成させなければならないので工程管理が必要です。

また、一人では建物を完成させることは不可能なので、多くの人員を動かして工事を進めます。

人が動けば、事故のリスクも高くなるので安全対策を考え、作業員が安心できる現場造りも必要です。

安全に工期内に完成させる計画をした上で、会社の利益も考える必要があります。

一つの現場を事業として捉えて、マネジメントしていくことが得意な方は建設業に向いているといえます。

建設業に向いている人の特徴3:コミュニケーションが得意

建設の仕事を進めていくには、コミュニケーションが非常に大切です。

建設業はクライアントとの打合せのほかに、営業・設計・施工管理・作業員の打合せも重要になります。 

また施工中には、協力業者と作業員に適格な指示を出し、安全と品質を守る必要があります。

一つの建物に対して、たくさんの人とコミュニケーションをとり、連携して仕事を進めるので、コミュニケーション能力はとても重要なのです。

未経験から建設業に転職する方へのアドバイス

建設業はとてもハードで辛いイメージが強い業界ですが、仕事としては非常に魅力のある業界です。

イメージが悪いのは、社員が辛い思いをしているのにも関わらず、対策や見合った待遇をしていない企業もあるからです。

しかし、建設業はそのような企業だけではなく、しっかりと社員のことを考えた企業もたくさんあります。

注意点として、応募をする前には企業の情報をしっかりと調べることが必要です

  • 休日はしっかり取れそうか
  • 残業代はあるか
  • 資格手当はあるか
  • 自身のキャリアップに期待ができるか

など、事前に企業を調査しましょう。

事前に調べても、情報が少ない企業は注意が必要ですので、面接時にしっかりと聞くことをおすすめします。

建設業界は人手不足であり、募集件数もたくさんありますので、転職としてはハードルは低めです。

建設業に転職を考えているのであれば、焦らずにたくさんの企業の情報を調べるようにしましょう。

HRtable編集部
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