未経験から施工管理に転職するには?転職先やキャリアパスを解説!

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  • 未経験から施工管理に転職するにはどうすればいいの?
  • 施工管理の転職先やキャリアパスについて詳しく知りたい

と思っていませんか?

この記事では、未経験から施工管理に転職したい人に向けて、未経験から転職するメリットや施工管理の仕事内容について解説します。

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泉 純矢

建築板金業に10年間営業、施工管理として従事し、大手ゼネコンからハウスメーカー、地場の工務店などの下請けとして、多くの屋根・外壁・雨樋の工事を手掛ける。現在は建築系ライターとして活動中。

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あわせて読む:施工管理に強い転職エージェントおすすめ6選|建設業界の求人を探すなら?

未経験から施工管理に転職できる?

施工管理は未経験でも転職は可能であり、求人でも「未経験OK」という企業も多く募集しています。

「施工管理技士」という国家資格もありますが、この資格は実務経験が無いと取得はできませんので、まず建設会社で働き経験を積むことが必要です。

そのため、資格がないからといって転職ができないことはありません。

建設会社の多くは施工管理の人材が不足している状況ですので、未経験も積極的に募集しています

未経験で転職しても、企業が一から指導する体制は整えていることがほとんどで、人材育成のため、資格取得のためのサポートをする 企業も多く存在します。

未経験から施工管理に転職するコツ

未経験から施工管理に転職するコツ

未経験から施工管理に転職するコツ1:未経験OKの求人に応募する

施工管理は人手不足のため、未経験でも採用をしている企業は多いです。

大手の企業ではなく、中堅のゼネコンや工務店は特に未経験OKの企業が多いので、施工管理の仕事に興味があれば、ぜひチェックすることをおすすめします。

HRtable編集部
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未経験から施工管理に転職するコツ2:臨機応変な対応ができることをアピールする

企業側が施工管理の募集の際に、求める人材の例として、「臨機応変に対応ができる人材」があげられます。

施工管理の仕事は、

  • 工程管理
  • 施工管理
  • 品質管理
  • 安全管理
  • 原価管理

など、業務がたくさんあることが特徴です。これらの業務を日々進めていかなければなりません。

しかし、現場では職人への対応や、トラブルに対する対応など色々なことが起きます。今している作業を中断して、対応しなければならないことも日常茶飯事です。

そのため、臨機応変に業務の切り替えができる能力が必要です。

もし、臨機応変に対応ができる自信がある方は、ぜひアピールして欲しいポイントになります。

未経験から施工管理に転職するコツ3:リーダージップをアピールする

さらに、施工管理に転職するためのアピールポイントとして、「リーダーシップ」があります。

施工管理は自身で施工するのではなく、職人を動かして現場を進めていきます。

はっきりと指示をしないと、人はどう動いてよいか迷いますし、間違いがあれば指摘して正しい方向に導かなくてはなりません。

このように、人の先頭に立って指示・指導ができる人材は施工管理に向いている素質です。

前職でプロジェクトリーダーをした経験がある方や、管理職に就いたことがある方はアピールができるポイントになります。

未経験から施工管理に転職する3つのメリット

施工管理に未経験から転職するメリット

未経験から施工管理に転職するメリット1:転職のハードルが低い

建設業は人材不足に悩まされており、その中でも施工管理の人材不足は深刻な問題になっています。

そのため、多くの建設会社は未経験でも積極的に募集をしており、人材を求めている現状です。

建設業の有効求人倍率は、2022年4月のデータで3.88倍と出ており、求人掲載企業の数より、応募する人材が圧倒的に少ないことがわかります。

大手企業であれば、経験や実績を求める企業もありますが、中堅の企業であれば未経験でも積極的に採用をしている企業も多いので、転職のハードルが低いといえます。

未経験から施工管理に転職するメリット2:働きながら資格取得が目指せる

未経験から施工管理をするメリットとして、働きながら資格取得が目指せることがあげられます。

「施工管理技士」取得をするには、実務経験が必要です。現場で実務を実践することで、施工管理の仕事を少しずつ覚えることができます。

また、施工管理技士は、建設業界にとってニーズのある資格のため、資格取得をバックアップする企業も増加しました。

資格を取得することができれば、資格手当などの昇給にも期待ができるのでモチベーションのアップにもなります。

未経験から施工管理に転職するメリット3:マネジメント能力のアップ

施工管理の仕事は、マネジメント能力のアップに繋がります。

その理由として、施工管理は一つの建物に対して、実行予算を組み、工程の管理、材料の発注、人員の手配など、ビジネスとして必要な業務を全て行うからです。

また、クライアントとの打合せ、協力業者への交渉などのコミュニケーション能力の向上にもなります。

施工管理を経験することで、他の業種でも通用するマネジメント能力を高めることができるはずです。

HRtable編集部
HRtable編集部

施工管理の仕事の魅力や向いている人について知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください!

あわせて読む:施工管理に向いている人の3つの特徴|魅力・やりがいを解説!

施工管理の転職先の種類

施工管理の転職先の3つの業態

施工管理の転職先1:ゼネコン

施工管理の転職先としてゼネコンがあげられます。

ゼネコンは、設計・建設・研究を行う総合建設会社で、ビルや施設、工場や店舗などを手掛ける企業です。

建物を建設する際には、現場を管理する施工管理者が必要であり、多くの建設会社が施工管理を募集しています。

現場の規模にもよりますが、現場に事務所を構え、複数人で管理を行います。

ゼネコンは、売上高によって3つに分類されており、「スーパーゼネコン」「準大手ゼネコン」「中堅ゼネコン」があります。

スーパーゼネコンは、経験者や資格保有者を募集している傾向が強いですが、準大手ゼネコンや中堅ゼネコンは未経験の募集が多くあります。

施工管理の転職先2:ハウスメーカー

ハウスメーカーも施工管理の募集を行っています。

ハウスメーカーは住宅をメインで販売、施工する企業で、顧客は個人が多いです。

ハウスメーカーは、営業と施工管理で役割を分けている企業も多く、営業がクライアントに提案し受注する、施工管理が営業が受注した工事の施工を進めるという役割に分担されています。

ハウスメーカーの施工管理は、現場に事務所を構えることはほとんどなく、一人が複数件の工事を担当することが多いです。

施工管理の転職先3:デベロッパー

デベロッパーとは、不動産・建物の開発事業を行う企業を指します。

デベロッパーの仕事は、ビル・マンションから街の開発事業と幅が広いことが特徴です。

また、ビルやマンションの耐震工事、改修工事も行い、省エネを目的とした設備更新も積極的に行っています。

そのため、施工計画を立てて現場を管理する施工管理者を募集している企業も多いです。

施工管理のキャリアパス

施工管理のキャリアパス1:現場責任者

施工管理で、キャリアップを目指すのなら、まずは実務を経験し施工管理としての仕事を覚えていきます。

先輩・上司の指示に従い経験を積んでいき、責任者として仕事を任せられるようになりましょう。

施工管理の仕事はとても多いので、未経験者が1度にたくさんのことを覚えることは難しいです。

焦らずに、少しずつ覚えていくことが重要になります。

施工管理のキャリアパス2:施工管理技士

経験を積み、施工管理の仕事を覚えたら、施工管理技士の資格取得を目指します。

施工管理技士の資格取得のために必要な実務経験は、学歴によって異なりますが、最低で1年以上は必要です

また、1級施工管理技士の資格取得には最低でも4年6ヶ月は実務経験が必要になります。

まずは、2級施工管理技士の取得を目指すといいでしょう。

企業によっては資格を取得をすることで、資格手当がつくなど昇給にも期待ができます。

施工管理技士の資格を取得しても、手当がない、昇給しない場合は転職も視野に入れるといいでしょう。

施工管理技士は1級、2級ともにニーズがあるので転職にも有利です。

特に1級施工管理技士は人材が不足しているといわれてますので、資格を取得をすることができれば、給料面でも優遇される可能性は高いです。

通常、年齢を重ねるごとに転職は難しくなりますが、施工管理技士を取得し実務経験が豊富であれば、年齢に関係なく転職は有利になる可能性が高いです。

年齢を重ねても、自分のスキルとして社会に貢献ができることが施工管理の魅力といえます。

HRtable編集部
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HRtable編集部
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次は、転職エージェントを使った転職活動のやり方を解説します。

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面談前に考えておくべきこと
  1. 業界・職種
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  2. 働き方
  3. 長期的なキャリアプラン
    (専門スキルを磨きたい、大規模なプロジェクトに携わりたいなど…)
  4. 勤務地の希望・転勤の有無
  5. 年収
担当者との面談
担当者との面談

経歴や希望条件のヒアリングを行います。

このときに希望の条件や優先順位・これまでの経験やスキルを整理しておくと、話がスムーズに進み、希望の条件や活かせるスキルに合った求人を紹介してもらうことができますよ!

面談で話す内容
  • 現在の状況
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  • 業務経験
  • 保有資格
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  • 希望する業界・職種・条件
求人を紹介してもらう’
求人を紹介してもらう

希望に合った求人を紹介してもらいます。

希望の条件がすべて揃う求人は限られているので、譲れない条件の1つ〜3つ決めてたくさん紹介してもらいましょう

※応募するかどうか、その場で即答する必要はありません。

求人選びでチェックすべきポイント
  • 基本情報(企業理念、設立年度、従業員数、所在地など)
  • 社長のあいさつ
  • 求める人物像
  • IR情報
  • SDGsの取り組み
  • どんなサービスを提供しているか
  • 仕事の内容
  • 給与
  • 休暇・休業制度・福利厚生
  • 残業時間
  • 転勤の有無

以下の記事では、施工管理の転職先を探すときの求人項目別にチェックすべきポイントを解説しているので、あわせて読んでみてください!

あわせて読む:施工管理の転職先選びの7つのポイントを解説!求人で見るべきところとは?

履歴書や職務経歴書の添削
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納得のいく求人をご自身で選んで、履歴書・職務経歴書を作成します。

早ければ3日、だいたい1〜2週間程度で選考結果が出ます。

選考の通過率を高めるために、担当者に応募書類の添削、面接対策を行ってもらいましょう。

履歴書・職務経歴書に書く内容

履歴書

  • 氏名・住所・生年月日・連絡先
  • 学歴・経歴高校から現在までの学歴・経歴を記載
  • 免許・資格保有している免許・資格を記載
  • 志望動機応募先企業への志望動機を記載
  • 本人希望欄入社時期や勤務時間などの希望があれば記載

職務経歴書

  • 職務要約どんな業務をどんな役割で行ってきたか概要を記載
  • 職務経歴具体的な業務・成果(売上など)・意識していたことを記載
  • 自己PR自分自身の強みと転職後活かせるスキル・経験をアピール

あわせて読む:【例文つき】施工管理の志望動機のポイントを解説!

あわせて読む:【施工管理の転職】自己PRのポイントを例文付きで解説!

面接
面接対策・面接をしているイメージ画像

企業に来社もしくはオンラインで面接を行います。

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面接で聞かれる内容
  • 自己紹介
    氏名、簡単な経歴、今後やりたいことなどを1分または3分程度で紹介
  • 転職活動を始めたきっかけ
    転職を希望するようになった経緯など
  • 志望動機
    企業の魅力を感じた点、入社後やりたいことなど
  • 自己PR
    経験に基づく自分自身の強みや、転職後その強みを活かしてどんな活躍ができるかなど
  • 今後のキャリアプラン
    入社後にどんなことを成し遂げたいか、どうキャリアアップしたいかなど

あわせて読む:施工管理の転職面接で聞かれる質問例と回答のポイント

条件・入社日の調整
内定時のイメージ画像

最終面接に通過すると企業から内定連絡がきます。

条件や入社日の調整をして内定を承諾します。年収などの自分からは言い出しにくい条件面の調整も行ってくれます。

あなたの希望をしっかりと伝えておきましょう。

あわせて読む:施工管理に強い転職エージェントおすすめ6選|建設業界の求人を探すなら?