会計事務所の仕事を辞めたいと思っていませんか?
私自身、前職では税理士になるんだ!と意気込んで会計事務所に入社しました。
しかし、約3年で本格的に税理士の勉強もせず、ドロップアウトし、現在は別の業界に転職をしています。
会計事務所経験者ということで、経理事務に転職出来ました。自分で言うのもなんですが、多少回りより知識があるため、非常に重用されております。
大学卒業後、大学時代の講師の勧めにより、某大手総合資格スクールへ就職。ビジネスパソコンの授業を担当し、初心者からビジネスユースに対して主にOfficeソフトを個人指導。また、10~100名の集合形式の授業も担当する。その後配置転換により簿記資格を担当する。このときに会計の面白さに気付き、税理士を目指すため、税理士法人へ転職、約3年勤務する。現在は別業界へ転職し、税理士法人時代の経験を活かしながら、経理事務を行う。また本業の傍ら、副業として前職時代のクライアントの経営支援等を行っている。
会計事務所を辞めたい理由5選
会計事務所を辞めたいと感じる理由1:長時間労働・休日出勤を強いられる
まずは長時間労働・休日出勤が挙がると思います。
普通の会社であれば、長時間労働しても、今日頑張れば!といった感じだと思いますが、会計事務所に至っては、年がら年中忙しい。
特に1月から5月なんて0時越えることなんて当たり前でした。お金の計算であるため、期限厳守は絶対であるため、休日出勤は当たり前でした。
私が勤務していた事務所では毎月1回1日がかりの会議がありました。 T○Cの精神を汲んだ事務所だったため、意味不明な本を朝6時から9時まで読んでは感想を言い合いという苦行でした。T○Cの初代会長の本でしたが、仏教用語を多数使っているわけのわからない本で、感想は初代会長をほめ殺しにする内容ばかりでした。
これは私が勤めていた会社がT○C会員事務所だったからかもしれません。 毎月2回は半日潰れる研修がありました。T○C主催の研修は強制参加でした。 税法等の研修だったらいいのですが、初代会長の考え方だったり、生命保険の代理店もしていたため、保険の研修だったり等、日常業務には関係のない研修がありました。
私は素人で会計事務所に入社したため、初めの3ヶ月は仕事中に簿記の勉強をさせてもらいました。 それから同行、担当となりましたが、担当となった瞬間、一人前とみられます。 前担当に分からないことを聞けと言われ、聞きましたが、先輩社員も激務のため、構っている暇もなく、一度は自分で調べろと言われます。
税理士はAIにとって代わると言われます。 私も同意見ですが、税理士より、税理士事務所で働いている人の未来はないと思います。 AIには経営判断はできないという意見もありますが、経営判断は税理士じゃなくて社長の仕事であって税理士にはできません。 また税法しか知らない税理士に経営判断はできません。
辞めてよかったと思っています。現在は別業界ですが、経理事務として会計事務所時代の知識も使えるし、その知識があるがゆえに、残業なしの定時で上がれていますし、周りからも期待されていることが分かります。 何より定時上がり、休日出勤が無いため、家庭を優先できるようになったことは本当に辞めてよかったメリットだと思います。 税理士になりたいと思っても、資格の難易度が難しいこと、勉強をする時間がないといった理由から、ここの業界にいていいのかと思っていました。 また、40半ばの先輩で結婚もせずに、仕事が終わったら学校に行って勉強をしている姿を見ると、すごく惨めで、長くない人生を勉強に費やすことはできないと私は思います。 給与面は会計事務所時代から減少しましたが、それ以上に自由に時間を使えることに、とても満足しています。お金は本業の給与に副業等をすれば、同じくらい稼ぐことができますが、自由な時間をお金では買うことはできません。 合わせて読む:転職相談先おすすめ20選|無料で相談したいならどこに相談? 事務職なので給与は低いです。しかし、知識があるため、定時で上がることもでき、仕事を問題なくこなすことができます。 同じ職種がもう1名いますが、頼ってもらえるしとてもいい職種だと思います。また、会社が黒字だということも分かるため、上司に決算賞与をお願いもできます!(実際にお願いしていただきました)
私自身、現在の会社は副業に寛容で、本業の傍ら副業をしています。 会計事務所は給与が良かったと思いますが、今の時代、本業1本で稼ぐより、副業で稼ぐ方がかっこいいと思いませんか。 私は、会計事務所時代の給与と同等の金額を副業で稼いでいます。会計事務所を辞める前には手に職を付けておくことをお勧めします。
私は会計事務所から転職候補に地方公務員も入れ、転職活動と同時に民間経験枠で受験しました。 どの市町村を受験するかにもよりますが、民間経験枠は30人募集で応募が120人と地方公務員の試験枠の中でも倍率が低く、選考の突破がしやすいことがあります。私自身2次面接まで突破することができました。
4つ目には所長の年齢が若い同業種を挙げます。所長の年齢が若いといっても、2代目、3代目ではなく、自分で事務所を立ち上げた所長をお勧めします。 私が勤めていた事務所は所長が70代であったため、時代の流れに沿っていませんでした。T○Cのソフトに固執していたため、顧問先からのクレームが多いようでした。
クラウドワークスやランサーズといった媒体で、すぐにでもフリーランスとして働ける土台があります。 会計事務所出身者は税法の知識を活かして、確定申告代行や仕訳入力代行、補助金申請代行といった仕事が沢山あります。 数ある案件の中でも単価が高いため、経験を活かしながら、自分のペースで仕事ができると思います。
税理士になりたいまたは中小企業診断士や社会保険労務士といった関連士業になりたいといった野望がなければ辞めるべきだと思います。 今の時代、長時間労働、休日出勤は当たり前ではありません。また、近い将来仕事はAIに奪われます。 フィンテックの普及により、預金取引、キャッシュレス決済はほぼ自動で仕訳入力ができます。世間がもっとキャッシュレス決済に寛容になれば、仕訳ミスが限りなく無くなると同時に監査業務がなくなります。 転職をするときは、早めに辞めたい時期を伝え、有給をフルに使って転職活動をしましょう。
・管理部門で転職したい
無料相談はこちら! あわせて読む:転職エージェントおすすめランキングTOP5|求人数・特徴を徹底比較 ジャスネット在宅スタッフは、会計事務所経験者向けのリモートワーク求人サイトです。 入力業務やデータチェック、監査サポート業務など、経験にあわせた仕事の内容と仕事の量を選ぶことができますよ!会計事務所を辞めたいと感じる理由2:会議がやたら長い
会計事務所を辞めたいと感じる理由3:激務のわりに研修が多い
会計事務所を辞めたいと感じる理由4:仕事上の人間関係が難しい
会計事務所を辞めたいと感じる理由5:業界の未来が暗い
会計事務所を辞めて良かった?
会計事務所からの転職におすすめの転職先5選
会計事務所からの転職におすすめの転職先1:経理事務
会計事務所からの転職におすすめの転職先2:副業に寛容な会社
会計事務所からの転職におすすめの転職先3:地方公務員
会計事務所からの転職におすすめの転職先4:所長の年齢が若い同業種
会計事務所からの転職におすすめの転職先5:フリーランスとして独立
会計事務所を辞めるべき?
会計事務所からの転職におすすめの転職エージェント
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