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ゲームディレクターになるには?仕事内容・キャリアパス・転職のコツを解説!

ゲームディレクターになるには?仕事内容・キャリアパス・転職のコツを解説!

  • ゲームディレクターってどんな職種?
  • ゲームディレクターになるにはどうすればいいの?

という方に向けて、ゲームディレクターの仕事内容ややりがい、キャリアパス、ゲームディレクターへの転職のコツについて解説します。

この記事を書いたのは
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吉武 和哉

業界歴20年のゲームプランナー兼WEBライター。数多くのゲームタイトルの企画制作に携わり、現在は某有名IPの運営にプランナーとして参画。WEBライターとしても活動中で、これまでに培った経験や体験をもとにゲーム業界に関する様々なノウハウや最新情報などを発信中。

当サイトは、有料職業紹介(許可番号:13-ユ315371)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社かけるが運営しています。

ゲームディレクターの仕事内容

ディレクターはゲームのクオリティを保ちつつ、さらに高いレベルに昇華させるための責任者で、現場管理、監督を担います

プロジェクトの隅から隅まで把握していることが必要で、問題点、改善点を常に意識し、各現場へ指示を出します。また、仕様を決める最終決断をするので、ゲームのクオリティはディレクターの決断に左右されると言っても過言ではありません。

ゲームディレクターの働く部署・チーム体制は?

ゲーム開発会社でのゲームディレクターが働く部署は、開発・運用しているゲームタイトル単位で分かれ、そこに所属することが一般的です。

部署内は、業種によってチームに分かれており、ディレクターは各チームを率いる部署内のトップポジションとしての役割を担います。

ゲーム開発におけるチーム体制

各チームは並列にプランナー、エンジニア、デザイナー、サウンド、デバッグなどで構成されており、外注先にチームの役割を担ってもらうケースもあります。また、開発規模が大きくなるに連れてチームの下に業務を細分類された班が構築される場合もあります。

各チームにはリーダーポジションがあり、ディレクターはリーダー達との綿密なやり取りで全体の進捗を把握します。

仕事のやりがいとは?

「このおもしろいゲーム作った人って誰?」

この「誰」にあたるのが、ディレクターか、もしくはプロデューサーです。正確にはそのゲームを作ったのは大勢の現場担当者一人ひとりなのですが、現場の責任者であるディレクターやプロデューサーがいわゆる「ゲームを作った人」として世に発表されます。

実際にディレクターはゲームの発案者であり代表者でもありますので、自分の作品としてディレクションしたゲームが発表されることが一般的です。こうした名誉が得られることは、ディレクターの大きなやりがいとなるでしょう。

そして、やりがいは名誉だけではありません。発表したゲームがヒットすればディレクターとしての知名度が上がります。また、大きな売上を出すことができればボーナスなどで多額の報酬を得ることもできます。

さらに、そうした経験を経て人間として成長することができ、新たな「前作よりも面白いゲーム」を開発できる優れたゲームディレクターに近づくことができるのです。

ゲームディレクターになるということは、宮本茂さん、堀井雄二さん、小島秀夫さんなど世界でも名だたるゲームを「作った人」と同じポジションに立つということと同義です。
HRtabke編集部
HRtabke編集部

ゲーム業界の他の職種についても知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください!

ゲームディレクターに求められる3つのスキルとマインド

ゲームディレクターに求められる3つのスキルとマインド

ゲームディレクターに求められるスキルとマインド1:マネジメントスキル

ゲームディレクターに求められるスキルは、まずマネジメントスキルです。

ゲーム開発現場の総責任者として多くのメンバーをまとめ、状況に応じた指示を出し、進捗を管理できなければなりません。

また、これらを成すための現場の人達とのコミュニケーションもマネジメントに含まれます。

ゲームディレクターに求められるスキルとマインド2:分析スキル

次に、各種KPIをもとにした数字的な分析スキルです。

KPIは売上、同時接続者数、課金率、継続率など、設定した目標をどの程度達成できているかの指標になります。

分析結果次第では、ゲームの仕様を変更したり、場合によってはサービス終了の判断もしなければならないでしょう。

ゲームディレクターに求められるスキルとマインド3:ゲームのアイデアと作り上げるための情熱

そして、最も重要なのは作りたいゲームのアイデアと作り上げるための情熱を持っていることです。

ディレクターが開発現場の総責任者である理由はそのゲームの発案者であるからに他ありません。マネジメントスキルも分析スキルも「絶対にこのゲームを作って見せる」という強い意志の上で成り立つのです。

ディレクターへは既存のタイトルに引き継ぎを経てなるケースが最も多く、新規プロジェクトを立ち上げられるケースは少ないです。それでも、アイデアと情熱がなければ新しいプロジェクトを立ち上げることはできません。

ゲームディレクターになるには?3つののキャリアパス

ゲームディレクターになるための3つのキャリアステップ

ゲームディレクターになるためには、開発現場のクリエイターとしてチーム参画し、実務を積むことからスタートします。

担当の仕事を常に100%以上の結果を出し続け、周りのスタッフからも信頼をされてくると、人事査定の昇格でリーダーポジションになります。

リーダーとしてもさらに結果を出し続けることで、ディレクターに抜擢されるというパターンが一般的です。

また、プランナーからディレクターになるケースが多いですが、近年ではエンジニアやデザイナーで経験と実績を積んだ人がなるケースも増えてきています。

ディレクターへの昇格を望む場合は、周囲にその意志を強く表明することが重要です。
ゲームクリエイター/プランナーになる方法を知りたい方は

以下の記事で、ゲームプランナーになる3つの方法を解説しているので、あわせて読んでみてください!

他には、ディレクターを募集している会社への転職があります。

限られたポジションであるため、実力があってもディレクターになれないケースもありますので転職は有効な手段です。

但し、自分が望むタイトルを担当できるかどうかは採用されるまでわかりませんので、その点は留意しておきましょう。

ゲームディレクターに転職したいなら?

ゲームディレクターの求人を探すなら、ゲームディレクターの求人が豊富でゲーム業界に精通したエージェントがサポートしてくれる転職エージェントを活用するのがおすすめです!

以下の記事では、ゲームディレクターの求人数やサポートの強みを比較した上で厳選したおすすめの転職エージェント8選を紹介しているので、あわせて読んでみてください!

ゲームディレクターからのキャリアパス

ゲームディレクターからのキャリアパスは、ゲームプロデューサーがあります。

現場とはある程度離れる立ち位置で、制作されたゲームを世の中に送り出し、一人でも多くの人に触れて楽しんでもらうための役割を担います。

具体的には、予算管理、人事管理、プロモーション、マーケティングなどです。また、プロデューサーは会社内では事業部長や執行役員など経営陣の一角としてその役務を求められます。

ゲームディレクターへの転職のコツ

ゲームディレクターへの転職のコツ

ゲームディレクターへの転職を成功させるには、職務経歴書と面接で転職したい会社の担当者に良い印象を持ってもらうことが必要です

雇う側としては会社の収益に直接影響するポジションの人材を登用するので、入社させてもパフォーマンスを発揮してもらえなかった場合のリスクが極めて高いです。そのことを理解した上で、職務経歴書にはあなたを登用した際にどんな活躍をしてもらえるかを解りやすく記載しなければなりません。

具体的には、どんなプロジェクトで、どういう役割で、どのような仕事をして、どんな結果を出したかを明確に記述しましょう。「◯◯というプロジェクトで◯年仕事をしました」というアバウトな情報記載や、「Excelでマスタを作成した」など作業ベースのことを記載しても、良い印象を持ってもらえません。

職務経歴書のポイント
  • どんな活躍ができるかわかりやすく記載する
    • プロジェクト内容
    • 役割業務内容
    • 結果/実績

面接ではどれだけ自分の実績を自分の言葉で語れるかがポイントになります。

ゼロから制作、運用までの流れを経験していて、最初から現場へ業務全体のフォローができることを提示できてこそ、ディレクターとしての資質を認めてもらえます。

現場への仕事の割り振り、作業時間の設定、予実管理ができることを提案し、裏付けとして自身の実績と経験、さらには具体的な成果やエピソードを語れることができれば、採用してもらえる確率は上がるでしょう。

面接でのポイント
  • 自身の実績と経験具体的な成果やエピソードを語
    • 最初から現場へ業務全体のフォローができること
    • 現場への仕事の割り振り、作業時間の設定、予実管理ができること

面接では自身の能力や経験を正確に伝えることも重要ですが、熱意や情熱がいちばん相手の印象に残りますよ!

転職エージェントを活用して、書類選考の添削や本番さながらの持ち面接を行ってもらうことで、選考の通過率が格段に上がりますよ!

ゲームディレクターにおすすめの転職エージェント3選

ゲームディレクターの求人が豊富で、ゲーム業界に精通したコンサルタントがサポートしてくれる転職エージェントは以下の3社です。

ゲームディレクターにおすすめの転職エージェント

ゲームディレクターにおすすめの転職エージェント1:シリンコンスタジオエージェント

シリコンスタジオエージェントの公式HPの画像

シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界・映像業界に特化した転職エージェントです。

正社員の求人はもちろん、派遣の求人も保有しているので、いろんな雇用形態の求人を探したい方にもおすすめです。

求人の特徴
#ゲーム会社 #正社員 #派遣
こんな人におすすめ

・ゲーム業界で転職したい方
・ゲーム業界の派遣から正社員を希望する方

求人数
ゲームディレクターの求人:151件
※2022年10月20日時点
対応エリア
関東・関西がメイン
メリット
  • ゲーム・映像業界に特化した転職エージェント!
    • ゲーム業界での経験が活かせる仕事が見つかる!
    • 正社員はもちろん、派遣の求人も見つかる
  • 10年以上の実績で業界からの信用も厚い!

シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界・映像業界に強い転職エージェントです。

10年以上の実績があり、業界からの信頼も厚いので、まずは無料相談してみてください!

無料相談はこちら!

ゲームディレクターにおすすめの転職エージェント2:マイナビクリエイター

マイナビクリエイター

マイナビクリエイターは、就職・転職サイトでお馴染みのマイナビが運営する、WEB・ゲーム・IT業界に特化した転職エージェントです。

ゲームディレクターの求人が152件(2022年10月20日時点)と、業界トップクラスの求人数です。

ゲーム業界だけでなく、WEB・IT業界の求人も紹介してもらえるので、スキルを活かして異業種に転職したいという方にもおすすめです。

求人の特徴
#ゲーム業界 #IT業界 #WEB業界
こんな人におすすめ

WEB・ゲーム業界に精通したキャリアアドバイザーにサポートしてほしい
・クリエイティブ・エンジニア職からゲーム業界に転職したい
・ゲーム業界から非ゲーム業界のクリエイティブ、エンジニア職に転職したい

求人数
ゲームディレクターの公開求人:152件
※2022年10月20日時点
対応エリア
1都3県
メリット
  • WEB・ゲーム業界出身のキャリアアドバイザーがサポート してくれる
  • 業界トップクラスの求人数を保有しているため、選択肢が広がる
  • 若手の就職・転職サイトでお馴染みのマイナビが運営

マイナビクリエイターに登録すると、ゲーム業界に精通したアドバイザーがサポートしてくれますよ!
無料で利用できるので、まずは無料相談をしてみましょう!

無料相談はこちら!

ゲームディレクターにおすすめの転職エージェント3:ファミキャリ

ファミキャリは、ゲーム誌「ファミ通」とクリエイティブ業界専門の転職エージェント会社”クリークアンドリバー社”が運営する転職エージェントです。

ファミ通のコネクションがあるため、大手企業の転職にも強く、ゲームディレクターの求人が最多です。(2022年4月時点)

エージェントとしてのサポートはもちろん、スカウトサービスとしても利用できます。登録しておくと企業からスカウトが届くので、無料登録してみてください!

求人の特徴
 #ゲーム業界に特化 #企業からスカウトが届く! #大手・有名企業にも強い
こんな人におすすめ

企業からスカウトを受け取りたい
・ゲーム業界経験者

・クリエイティブ職やエンジニア職からゲーム業界へ転職したい

求人数
ゲームディレクターの公開求人:19件
※2022年10月20日時点
対応エリア
全国
メリット
  • ファミ通のコネクションがあるので、大手に強い
  • クリエイティブ職やエンジニア職からゲーム業界への転職支援実績も豊富
  • 登録しておくと、企業からスカウトが届く!

ファミキャリは、ゲームディレクターの求人数が最も多く、転職実績も豊富なので、いろんな求人の中から自分に合った会社を探したいという方におすすめです!

無料相談はこちら!

ゲームディレクターになりたいなら?

この記事では、ゲームディレククターの仕事について、ゲームディレクターになるためのキャリアパス、転職のコツについて紹介しました。

ゲームディレクターになるには、まずはゲーム会社に就職・転職し、開発・運用経験を積みながらマネジメントスキルや分析スキルを身につけていくことが重要です。

ゲーム業界でのキャリアを積んでいくことで、いつか人気タイトルを生み出すことができるかもしれませんよ!

ゲームディレクターにおすすめの転職エージェント

シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界・映像業界に強い転職エージェントです。

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