主婦が手に職をつけるには?おすすめの職業・資格7選

主婦が手に職をつけるには?おすすめの職業・資格7選

  • 手に職をつけて再就職したい!
  • 再就職に活かせるスキルや資格はある?

と思っていませんか?

主婦が手に職をつけるなら、再就職・転職で有利になる資格や働きながら国家資格の取得を目指せる資格がおすすめです。

この記事では、主婦の再就職に役立つスキルや取得しておくといい資格7選を紹介するので、手に職をつけたい方は読んでみてください。
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あわせて読む:主婦におすすめの転職エージェント13選|特徴・評判を徹底比較

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主婦が手に職をつけるには?

手に職をつけるとは、専門的な知識やスキルを身につけ、それを活かして仕事ができるようになることです。

国家資格が必要な職業や士業の知識や、デザインやプログラミングといった技術スキルを持っていれば、転職で有利になりやすく、フリーランスや独立も可能になります。

手に職をつけるには、講義の受講や独学によって知識を身につけたり資格を取得することや実務経験を積むことが必要です。

ここからは、主婦が持っておくと役立つスキルが身に付く職業や資格を紹介します。

手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格7選

手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格は以下の7個です。

  1. 簿記2級
  2. WEBデザイナー
  3. 宅建士
  4. 保育士
  5. 介護福祉士
  6. 調理師
  7. 行政書士

手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格1:簿記2級

簿記2級を取得していれば、企業の経理職や税理士・会計事務所での事務職、営業事務としての再就職に活かすことができます。

経理や事務の仕事は、残業が少なく、女性も多いため、家事・子育てと両立しやすいので再就職におすすめです。

しかし、簿記2級を持っていたとしても、実務がある人を優先して採用するため、まずは簿記3級・2級を取得し、パートや派遣で実務を積んだ上で再就職することをおすすめします

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手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格2:Webデザイナー

Webデザイナーは、未経験からの転職やフリーランス・副業として在宅の仕事の仕事がしやすく、女性に人気の職種の一つです。

デザインのセンスがないと厳しい?と思うかもしれませんが、Webデザインは独創的なデザインではなく、ユーザーが見やすく、使いやすいデザインが求められます。

見やすいデザイン、使いやすいデザインにはルールがあるため、デザインのルールの勉強や経験を積むことで、未経験からWebデザイナーになることは可能です

ただし、スキルが求められる仕事なので、独学・もしくはスクールでデザインの基礎やデザインツール”Photoshop”や”Illustrator”を使った作品の作り方、コーディングの基礎の学習や、デザイナーや講師によるフィードバックを受けてデザインスキルを磨いていく必要があります。

未経験からWebデザインを学習し、転職するには大体3ヶ月〜1年ぐらいかかると考えておいた方がいいでしょう。

Webデザイナーのメリット
  • 需要が高く、将来性がある
  • リモートワークができる
  • フリーランス・副業で稼ぐことができる
Webデザイナーのデメリット
  • 未経験歓迎の求人が少ない
  • スクールの受講や独学での勉強が必要
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あわせて読む:未経験からWebデザイナーになりたい人向け!おすすめの転職エージェント

手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格3:宅建士

宅建士(宅地建物取引士)の資格は、土地や不動産の売買、賃貸契約の際に、重要事項の説明や契約書への記入・確認などを行う仕事です。

受験資格はないため誰でも挑戦でき、国家資格の中でも比較的取りやすいです。

宅建士資格の難易度
  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 試験頻度毎年1回、10月の第3日曜日
  • 合格率:17.9%(令和3年10月)
  • 平均勉強時間300〜500時間

(参考:一般財団法人[不動産適正取引推進機構」

宅建士の資格は、不動産業界や金融業界でニーズが高いため、転職でも有利になりやすく、資格手当が支給される会社もあるので取っておいて間違いない資格です。

まずは不動産業界や金融業界に転職し、働きながら宅建士を目指すのもおすすめです!

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手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格4:保育士

保育士は、子育ての経験が生かされる仕事です。

保育士は人手不足であることから、社会的ニーズも高く、保育士資格は国家資格なので生涯役に立つ資格です

保育士資格を持っていると、保育所や児童福祉施設などで働くことができます。

保育士資格の難易度
  • 受験資格:学歴による資格条件あり※
  • 試験頻度前期(春)と後期(秋)の2回
  • 合格率:約24%(令和2年度)※
  • 平均勉強時間:100〜200時間

※参考:一般社団法人全国保育士養成協議会「受験資格詳細」

※参考:厚生労働省|保育士試験の実施状況(令和2年度)

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手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格5:介護福祉士

介護福祉士とは、ホームヘルバーや福祉施設の介護職員として介護業務を行う仕事です。

主婦が介護福祉士を目指すには、3年以上介護業務に従事し、研修を修了し、介護福祉士国家試験に合格する必要があります

介護福祉士資格の難易度
  • 受験資格:実務経験3年以上+実務者研修または介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修終了※
  • 試験頻度:年1回
  • 合格率:約71%(令和3年)※
  • 平均勉強時間:200〜300時間

参考:公共財団法人社会福祉振興・福祉センター「[介護福祉士試験]受験資格」

※参考:公共財団法人社会福祉振興・福祉センター「過去の試験問題」

介護福祉士の資格を取得していなくても、介護の仕事(施設で就業の場合)は、無資格から就業できるため、未経験から始めやすく、働きながら介護福祉士を目指すことも可能です。

また、介護職はシフト制で勤務時間の融通が利きやすく、女性スタッフが多いのも女性ににおすすめできるポイントです。

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手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格6:調理師

調理師は、飲食店や学校、施設などで調理を行う仕事で、国家資格を取得することで調理師を名乗ることができます。

資格がなくても調理スタッフとして働くことはできますが、資格を持っていることで転職に有利になります

調理師の資格を取得するには、厚生労働大臣指定の調理師養成施設を卒業するか、調理スタッフとして2年以上の実務経験を積み、調理師の試験に合格する方法の二つがあります。

後者の方法では、パートやアルバイトであっても週4日以上かつ1日6時間以上の勤務(実働)で調理スタッフの業務経験があれば受験資格を得ることができます。(参考:公共財団法人調理技術技能センター「[令和3年度調理師試験」

なので、飲食業界に正社員として転職する、もしくは主婦がパートをしながら資格取得を目指すことができます

調理師資格の難易度
  • 受験資格:調理スタッフとして2年以上の実務経験
  • 試験頻度:年1〜2回
  • 合格率:約70.2%(令和2年)※
  • 平均勉強時間:100〜200時間

※参考:公共財団法人調理技術技能センター「年度別(10年間)・都道府県別調理師試験合格率」

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手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格7:行政書士

行政書士とは、官公署に提出する書類の作成や提出の代理、相談業務を行う国家資格です。

行政書士の3つの業務
  • 書類作成業務
    • 官公署に提出する書類(建設業許可・会社設立など)
    • 事実証明に関する書類(財務諸表・会計帳簿など)
    • 権利義務に関する書類(遺言書・会社定款など)
  • 許認可申請の代理
    作成した書類の官公署への提出の代理
  • 相談業務
    相続手続に関する相談、企業の経営・法務相談など

(参考:日本行政書士会連合会「行政書士の業務」

行政書士の資格は受験資格は特になく、誰でも受けることができます。

令和3年度の合格率は約12%と難易度は高いですが、法務部や総務部への転職や行政書士として独立する際に役立ちます

行政書士資格の難易度
  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 試験頻度:年1回 11月
  • 合格率:約12%(令和3年)※
  • 平均勉強時間:800〜1000時間

※参考:一般財団法人行政書士試験研究センター「[令和3年行政書士試験結果【令和4年1月26日】」

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最後に、主婦の転職でよくある質問にお答えします。

主婦の転職でよくある質問Q&A

小さいお子さんがいる方には、残業時間が少ない職種、シフト制で勤務時間の融通がききやすい業種、女性社員が多く、理解を得やすい職場がおすすめです。

具体的には以下のような仕事があります。

  1. 事務職
  2. コールセンター
  3. 家事代行
  4. 工場

あわせて読む:育児・子育てと両立しながら働きやすい仕事【おすすめ5選】

ただし、会社によって仕事内容や職場の環境は異なるので、転職エージェントを活用し、仕事内容の詳細や制度・社風などについて詳しく聞いておくことをおすすめします

ブランク期間については、職歴欄に「結婚に伴い退職」「専業主婦として家事・子育てに従事」と書いておきましょう

学歴
20〇〇〇〇〇〇県立〇〇高等学校 入学
20〇〇〇〇〇〇県立〇〇高等学校 卒業
20〇〇〇〇〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
20〇〇〇〇〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
職歴
20〇〇〇〇株式会社〇〇 入社
〇〇部署 事務職 従業員数〇〇人
顧客管理・電話応対・書類作成やデータ集計を担当
20〇〇〇〇結婚に伴い退職
専業主婦として家事・子育てに従事
現在に至る
                    以上

パートの経験がある場合

また、パートでの業務経験があれば、業務形態や出勤日数をあわせて記載しておきましょう。

職歴
20〇〇〇〇株式会社〇〇 雇用形態:パート
  (店舗:〇〇店 従業員数:〇〇名)
  接客・販売業務を担当 週4日勤務

派遣社員の経験がある場合

派遣社員として経験がある場合は、登録していた派遣会社を記載し、雇用形態が派遣社員であったことが分かるように書いておきましょう

また、正社員に登用され、雇用形態が変わった場合は行を改めて書きます

職歴
20〇〇〇〇派遣会社:株式会社〇〇に派遣登録
以下2社で派遣社員として勤務
20〇〇〇〇株式会社〇〇
(ハウスメーカー 総務部)
給与計算、備品の発注手続き
20〇〇〇〇正社員として登用

あわせて読む:専業主婦の履歴書・職務経歴書での自己PR・志望動機・ブランクの書き方

専業主婦が働きはじめるタイミングは、子供が生後6ヶ月〜1歳、3歳になったとき、小学校に入ってから、中学・高校に入ってからの4つのタイミングがあります。

しかし、それぞれメリット・デメリットがあり、何を優先するかによってベストな時期はそれぞれ変わります。

生後6ヶ月〜1歳 3歳以上 小学校に入ってから 中学・高校に入ってから
メリット 仕事のブランクが長くならない 子どもの体調が安定していて仕事と両立しやすい 送迎の必要がなくなり、仕事と両立しやすい 子どもが一人で食事の支度ができるようになり、仕事と両立しやすい
デメリット 子どもの急な発熱により欠勤や早退が多くなる 送迎や食事の支度をする必要があり、残業ができない 長期休暇の対応、学習サポートが必要 仕事のブランクが長くなり、再就職が難しい
こんな人におすすめ 仕事も子育ても頑張りたい
教育費がかかる前に収入を増やしたい
子どもの体調が安定してから働きたい
子どもが小さいうちは家事・子育てに専念したい
家事や子どもの学習サポートをしっかりしたい

お子さんの人数や、家族や施設の協力が得られるかによってもベストなタイミングは異なるので、再就職のタイミングは家族で相談して決めてみてください

注意
入社後半年間は有給休暇を取得できないことが多いので、休暇を取る必要がある時期は避けることをおすすめします。

以下の記事で、主婦が正社員として再就職・転職するタイミングについて解説しているので、あわせて読んでみてください!

あわせて読む:専業主婦が働くタイミングはいつからがベスト?おすすめの時期と注意点を解説!

子持ちの女性は、家族や託児施設などと協力して子育てと両立できることをアピールできれば就職・転職できますよ!

近年、時短勤務や在宅ワークが増えてきていることから、それが可能な就職先を選んだり、仕事と子育てを両立しやすい環境を整えることで就職・転職しやすくなりますよ

また、お子さんが小さくて、実家や託児施設に預けたり夫と分担することが難しければ、まずはパートや派遣で働き、お子さんが大きくなってから正社員に就職するという手もあります。

あわせて読む:子持ち主婦が正社員で就職するのは難しい?準備すべきこと・働きやすい仕事を紹介!

主婦でも手に職をつけられる職業を目指せる!

この記事では、手に職をつけたい主婦におすすめの職業・資格を紹介しました。

スクールの受講や独学、試験への合格や、働きながら国家資格を取得することで、手に職をつけることは可能です!

おすすめの職業・資格は以下の7個です。

  1. Webデザイナー
  2. エンジニア
  3. 宅建士
  4. 保育士
  5. 介護福祉士
  6. 調理師
  7. 行政書士

ただし、他の職種でも、未経験でもしっかり研修してくれる制度や社風の企業もあるので、まずは転職エージェントに相談し、未経験歓迎の求人を紹介してもらうのがおすすめです!

女性の転職支援実績が豊富でおすすめの転職エージェントは以下の5つです。

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