- 人事の求人に強い転職エージェントは?
- 人事に転職支援に強い転職エージェントを選びたい
以上のような方に向けて、この記事では人事に強い転職エージェントおすすめ8選を紹介します。
転職エージェントの紹介に加えて、人事経験を持つキャリアコンサルタントの筆者が、人事の転職活動・転職先選びのポイントについて解説します。
飯尾邦彦
京都大学文学部卒。新卒で専門商社へ入社後、アパレル、スポーツ用品、医療機器業界において貿易・物流でキャリアを積み重ねるその後、人事へキャリアチェンジ。以降、30年近く大手製薬会社と損害保険会社で人事業務に従事し、損害保険会社(チューリッヒ保険会社)では人事統括部長を務める。現在は人事領域特化の転職エージェントCORPOでキャリアアドバイザーを務めている。
人事に強い転職エージェントおすすめ8選
人事に強い転職エージェントおすすめ1:CORPO人事
CORPO人事は、人事に特化した転職エージェントです。
2024年2月末時点で人事系の求人を約1000件と多数保有しています。
キャリアアドバイザーの多くが人事経験者なので、人事領域の経験者だからこその転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえます。まずはZoomでの無料転職相談を予約してみてください。
特徴 | 人事に特化した転職エージェント |
こんな人におすすめ | ・人事の経験を活かして転職したい ・オフィスワークへの転職を検討している方 |
求人数 | 人事系求人:約1000件 ※2024年2月末時点 |
エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、愛知県 |
- 人事部長経験者や人事の実務経験者のキャリアアドバイザーにZoom相談出来る!
- 人事特化の転職エージェントなので求人が豊富!
- 人事領域の経験者だからこその転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
無料相談はこちら!
人事に強い転職エージェントおすすめ2:アデコ
アデコは、女性に人気の事務職や営業職、サービス、IT系の転職に強く、女性の転職支援実績が豊富です。
2024年1月15日時点で人事・労務事務の求人を357件と多数保有しています。
専任のコンサルタントが丁寧にヒアリングし、ライフスタイル重視の方、キャリアチェンジを求めている方など、それぞれの価値観に合わせた理想の職場を提案してくれます。
特徴 | 事務・営業・サービス・ITに強い! |
こんな人におすすめ | ・人事の経験を活かして転職したい ・オフィスワークへの転職を検討している方 |
求人数 | 人事・労務事務:357件 ※2024年1月15日時点 |
エリア | 全国 |
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性に人気の事務職や営業、サービス、IT系の求人が豊富!
- 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
無料相談はこちら!
人事に強い転職エージェントおすすめ3:Type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェントは、女性向けの求人に特化した転職エージェントです。
女性の転職に人気の業界や職種を中心に扱っており、女性社員が多く、家庭に事情を理解してもらいやすい会社を紹介してもらえます。
特にIT業界に強いので、IT企業の事務職への転職を検討している方にもおすすめです。
- 女性が働きやすい会社を紹介してほしい
- IT業界で転職を検討している方
特徴 | 女性に特化した転職エージェント |
エリア | 首都圏が中心 |
- IT企業に強い!
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
- 女性の担当者が多く、相談しやすい
無料相談してみよう!
人事に強い転職エージェントおすすめ4:MS-Agent
MS Agentは、経理事務・総務・人事など管理部門の求人に強い転職エージェントです。
職種ごとに精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれ、希望の条件に合った求人の提案や、これまでの経験・スキルをうまくアピールする方法をアドバイスしてくれます。
キャリアアップにつながる求人を多数保有しているため、事務職から専門性を高めてキャリアアップしたい方におすすめです。
- 経理・総務・人事など管理部門の求人を探したい
- 管理部門職種での業務経験を活かして転職したい
特徴 | 管理部門・士業特化型の転職エージェント |
エリア | 全国 |
- 管理部門の求人・転職支援実績が豊富!
- 事務、経理や人事・総務の転職に強い!
無料相談してみよう!
人事に強い転職エージェントおすすめ5:doda
dodaは、幅広い業界・職種の求人を保有する大手総合型の転職エージェントです。
全国の大手企業から中小企業まで多様な求人を保有しているため、希望に合った求人を見つけやすいです。
無料登録すると企業からのスカウトや求人の提案が届くので、まずは無料登録してみてください。
- いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい
- 幅広い業界・職種の求人を紹介してほしい
求人数 | 事務・アシスタントの公開求人:8,211件 ※2023年6月13日時点 |
エリア | 全国 |
- 幅広い業界・職種の求人を保有!
- 事務職の求人を多数紹介してくれる
無料相談してみよう!
人事に強い転職エージェントおすすめ6:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、幅広い業界・職種の求人数が豊富な転職エージェントです。
人事の求人を豊富に保有しているため、選択肢を広げたい人におすすめです。
- いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい
- 幅広い業界・職種の求人を紹介してほしい
特徴 | 幅広い業種の求人を保有! |
エリア | 全国 |
- 経験豊富なアドバイザーによるスピーディーなサポートが受けられる
- 職務経歴書・履歴書などの書類の添削、 独自に分析した業界・企業情報の提供、 志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれる
無料相談してみよう!
人事に強い転職エージェントおすすめ7:ビズリーチ
ビズリーチは、登録することで企業やヘッドハンターからスカウトが届く転職スカウトサービスです。人事部のマネージャーやCHROへの転職におすすめです。
即戦力として活躍できる人材を採用したい企業が登録しているので、あなたの経験を求める企業からスカウトが届きます。
ハイポジションや専門性の高い仕事を募集していることが多いため、今よりいい条件のスカウトが届く可能性もあります。
すぐに転職を考えていなくても、登録しておくことであなたの経歴にマッチする求人のスカウトが届くので、今の自分の市場価値を知りたい、いい転職先があれば転職を考えたいという方におすすめです。
特徴 | ハイクラス向けスカウトサービス |
こんな人におすすめ | ・今の自分の市場価値を知りたい ・いい転職先があれば転職を考えたい |
エリア | 全国 |
- 年収600万円以上の求人が豊富!
- 企業・ヘッドハンターからスカウトが届く!
- 自分の市場価値を知ることができる
- 気になる求人があれば自分のタイミングで応募できる
無料登録してみよう!
人事に強い転職エージェントおすすめ8:えーかおキャリア
- 専任のカウンセラーがマンツーマンサポート
- 安定して働ける職場を見つけたい
特徴 | 20代のフリーター・既卒・第二新卒特化 |
エリア | 関東・関西中心 |
- 長期的に活躍できる企業を紹介!
- マッチする社風と職場環境を考慮し、企業を紹介してくれる
- 専任のカウンセラーがマンツーマンサポート
- カウンセリングを通じて応募書類対策、 面接対策など幅広く就職・転職活動を徹底サポート
無料相談はこちら!
えーかおキャリアの口コミはこちら
あわせて読む:えーかおキャリアの評判・利用者の体験談を紹介!
人事に強い転職エージェントの紹介は以上です。
次は、人事の経験を持つ間瀬さん、飯尾さんに人事の転職事情について解説していただきます。
人事の転職に転職エージェントを利用するメリット
人事の転職に転職エージェントを利用するメリット1:人事の転職について詳しい情報が得られる
転職エージェントは、企業の採用担当者からヒアリングした情報や、多くの求職者の転職支援をしてきた経験を持っているため、人事の転職について詳しい情報が得られます。
キャリアアドバイザーの方が、人事経験があったり、人事領域に特化して転職支援を行なっている場合は、業界や転職市場についてリアルな情報を教えてくれます。
今後のキャリアや転職活動について相談できるので、転職活動の疑問や不安を解消することができます。
人事の転職に転職エージェントを利用するメリット2:選考対策が受けられる
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、選考対策が受けられることも転職エージェントのメリットの一つです。
転職エージェントは、企業から求める人物像についての詳しい情報を得ていたり、過去の選考情報なども保有しているため、選考対策の的確なアドバイスがもらえます。
転職エージェントの力を借りることで、選考対策を効率よく進められ、選考通過率アップにもつながります。
飯尾 邦彦さんのコメント
転職エージェントには、人事経験のある方や人事の転職支援経験が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しているため、自分ひとりで気づかなかったことやキャリアについてアドバイスをもらえる点がメリットです。
未経験から人事への転職は可能?
MS-Japanが公開した「人事・総務の転職市場レポート2024」によると、人事・総務の求人のうち、未経験OKの求人はわずか13.6%でした。
以上の調査結果から、人事経験なしでも応募できる求人が少なく、未経験から人事への転職難易度は高いと言えます。
しかし、人事の仕事に活かせる経験やスキルがあれば、未経験から人事への転職は可能です。
特に、広告営業やSaaS営業など、無形商材の法人営業を行なっている方やマーケティングの経験がある場合は、人事に活かしやすく、未経験でも転職がしやすくなります。
なぜなら、営業やマーケティングの仕事は、自社の強み・弱みを伝えて求職者を集める採用の仕事と似通った部分があるからです。
営業やマーケティングで培った企画力やプレゼンス力は人事の仕事にも活かすことができます。
飯尾 邦彦さんのコメント
売り手市場傾向がある最近では、人事の求人の多くが採用担当の求人、その他が労務担当の求人、人事企画や制度設計の求人となっています。未経験から人事へ転職するなら、まずは採用担当、労務担当の仕事から始めて経験を積んでいきます。
人事の転職は難しい?
人事の求人は少ないため、募集人数が多い営業職などと比べると転職は難しいでしょう。
人事の求人が少ない理由は、人事の機能の一部または多くを外部のコンサルティング会社やアウトソーシングを活用しているところが多い傾向があるためです。
飯尾 邦彦さんのコメント
大手企業や外資系企業では、社内で人事業務を担当している人は少なく、その上、事務系の仕事を外部に委託している会社が多い傾向があります。中規模〜小規模の会社の求人は比較的多いため、チャンスがあると言えます。
人事の転職活動のポイント
人事の転職活動のポイント1:志望動機を明確にする
人事に求められるスキルや業務内容は多岐にわたります。そのため、転職を考える際には、自分がどのような人事の業務に興味や適性を持っているのか、経験を積んでいるのか、またなぜその職種を志望するのかを明確にすることが重要です。
その上で、志望動機を具体的に示し、自分自身の強みや特徴をアピールすることが大切です。
特に人事のポジションは比較的人の入れ替わりの少ない職種になるため、長期目線で自分がどんな人事になっていきたいのかのビジョンも明確にするとより良いでしょう。
人事の転職活動のポイント2:求人情報を選定する
人事の業務には、採用、教育研修、労務管理、評価制度など様々な分野があります。そのため、自分が興味を持っている分野や、これまでに培ったスキルを活かせる求人情報を選定することが重要です。
また、企業の文化や価値観、働き方についても調べ、自分に合った企業を選ぶことが大切です。それだけでなく、企業規模によっても同じ人事でも取り組む仕事内容や取り組み方が異なっていたり、関わる人数規模も様々です。
ご自身がどの規模感の人事として仕事をしたいのかも合わせて明確にしながら求人を選ぶとより良いでしょう。
人事の転職活動のポイント3:自己PRを充実させる
人事に求められるスキルや業務について学ぶことはもちろん重要ですが、転職活動においては自己PRを充実させることも大切です。
自分がこれまでに取り組んできた業務や、どのような成果を挙げたか、またその過程でどのような経験を積んだかをアピールすることが求められます。
さらに、人事の業務に必要なコミュニケーション能力やリーダーシップなどのスキルを証明するため、具体的な事例を挙げて説明することが大切です。
人事に求められる人物像
飯尾 邦彦さんのコメント
1つ目に大切なことは、信頼できる人かどうかです。人事の仕事は会社の機密情報を扱ったり、会社の制度を作ったりする仕事なので、ルールを守れる方・コンプライアンス意識が高い方が求められます。
2つ目は「人に関心がある」というのが人事の仕事をする上で大切です。例えば、なぜこの人はこんな考えを持っているのか、どうして人はやる気がでたり出なかったりするのかに興味を持てるかどうかです。人事は人に向き合う仕事なので、人に関心を持つことが求められます。
また、労務管理の仕事は、社会保険など専門的なことを学んでいかなければならないため、自ら学ぶ姿勢が求められます。
人事の転職先選びのポイント
人事の転職先選びのポイント1:企業の文化や風土について調べる
人事は、企業文化や風土を理解することが非常に重要です。転職先選びの際には、企業の理念やビジョン、社員の声などを確認することが大切です。また、企業の社風や社員の働き方なども調べておくと、自分に合うかどうかを判断しやすくなるでしょう。
特に人事という仕事は、その会社の人に関する制度を作成したり、運用をおこなったりと、ヒト・モノ・カネの視点でのヒトに関わる部分を大きくになっている部門です。
その会社の文化や風土をより作っていくことが求められるため、事前にその辺りの理解を深め、自分と合うかどうかを確認しておくことが重要だと考えられます。
人事の転職先選びのポイント2:業界や職種について深く知っておく
人事は、企業内で最も幅広い業務を担当するため、業務や職種について幅広い知識が求められます。自分が興味を持っている業界や職種について深く知り、それに関連するスキルや知識を身につけることが大切です。
対峙する従業員の皆さんは、その業界の第一線で活躍されている社員のため、何か制度を作ったり、その人と対峙するときにその業界や企業特有の商習慣やルールがあったり、かなり専門的な知識が求められる場合があります。
そのため、業界やその職種についても調べ、自分か興味を持てそうな転職先かどうかの判断材料にすると良いのではないでしょうか。
人事の転職先選びのポイント3:どこまでの仕事が担える求人か確認する
人事は、採用、教育研修、労務管理、評価制度などといった様々な分野の業務があります。その中でも自分がどこまで任せてもらえるのかも重要な転職先を選ぶ際のポイントです。
企業によっては、それぞれの業務ごとで部署が分かれており、担当も複数ついているような大きな人事組織の企業もあれば、少数精鋭で横断的に業務を担いながら取り組んでいる企業もあります。
ご自身のキャリアを踏まえて、より専門性を高めて人事の仕事がしたいのか、ゼネラリスト的に幅広く関わりながら人事という仕事をしたいのかによって大きく異なってきます。
そのため、事前にご自身の意向を整理すると共に、転職先の求人ではどこまでの業務範囲で仕事をする人事ポジションなのかを見ながら選択するのが良いのではないでしょうか。
飯尾 邦彦さんのコメント
私は小規模の会社の人事から大手企業の人事に転職しましたが、小規模の会社は幅広い業務を経験できるため、早く全体感を掴むことができました。そのため、幅広い業務を経験したい方は、小規模の会社を選ぶのがおすすすめです。また、小規模の会社はより経営に近いポジションで人事企画の業務に携わることができるといったメリットもあります。
人事に強い転職エージェントに相談しよう!
この記事では、人事に転職したい人に向けて、人事に強い転職エージェントおすすめ8選を紹介しました。
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