ブライダル業界の8職種の仕事内容を徹底解説！転職に役立つ！

• ブライダル業界にはどんな職種があるの？
• それぞれどんな仕事内容なの？

齋藤まい

こういった疑問にお答えして、この記事ではブライダル業界の8職種の仕事内容を業界経験者の筆者が解説します。

ブライダル業界への就職や転職に興味がある方は読んでみてください！

この記事を書いたのは

齋藤まい

新卒でブライダル系の会社に就職。大手結婚式場のドレスコーディネーターとして新郎新婦の衣装をコーディネートする仕事に約2年従事した後、事務系の会社に転職し約5年勤務。第2子出産と引越をきっかけに退職し、現在は育児をしながら在宅でライター業に取り組んでいる。得意ジャンルは「ブライダル」「就職・転職」「育児」。

ブライダル業界の8職種の仕事内容

ブライダル業界の職種1：ブライダルプランナー

ブライダルプランナーは、結婚式の総合的なプランニングから、挙式当日に使用するものや人材の手配に至るまで、あらゆる業務を請け負う仕事で、「ブライダルコーディネーター」「ブライダルプロデューサー」などと呼ばれることもあります。

新郎新婦が理想とする結婚式像を、演出・予算など様々な観点から確認し、実現するためにはどうしたら良いか、最適なプランを提案していくのがメインの業務。

一方、裏ではもの・人材の手配をはじめとする事務作業をこなします。

その他にも、新規で式場の見学に来た新郎新婦に成約してもらえるよう、式場を案内したり見積もりの相談に乗る仕事(いわゆる「新規接客」)も担うなど、業務の幅がとにかく広いというのが特徴で、中には「新規接客担当者」と「打ち合わせ担当者」が分かれている式場もあるほどです。

齋藤まい

大変な分やりがいもあるブライダル業界の花形職種で、とても人気があります。　

ブライダル業界の職種2：ドレスコーディネーター/ブライダルスタイリスト

ドレスコーディネーターは、結婚式で着用する衣装選びのお手伝いをする仕事です。

たくさんあるドレスの中から、新婦の体型や好み、会場の雰囲気に合うドレスをプロ目線でおすすめし、試着を繰り返しながら運命の1着を選んでいきます。

ドレスが決まったら、ティアラやネックレスなと、ドレスに合う小物のコーディネートを行うのもドレスコーディネーターの仕事です。

また、扱うのはドレスだけでなく、和装・新郎のタキシード・ゲストの衣装まで多岐に亘るため、衣装全般に関する知識を身に付けなければなりません。

齋藤まい

専門知識が必要とは言え、入社後に身に付けることも十分可能なため、未経験者でも目指しやすい職種です。

ブライダル業界の職種3：フローリスト/フラワーコーディネーター

フローリストは、ブーケや会場装花など、結婚式を彩るお花をコーディネートする仕事です。

業務内容は大きく2つ。

好みや予算、ドレスや会場の雰囲気などを加味しつつ、新郎新婦との話し合いを通じて当日使うお花の内容を決めていく「対人」の仕事と、決まった内容に基づき、必要なお花を仕入れたり、ブーケなどのフラワーアイテムを制作したりする「裏方」の仕事です。

挙式当日の搬入や片付けに至るまで、お花に関する全ての作業を担当します。

齋藤まい

制作はスピーディかつ美しく行う必要があるため、センスがあって器用な方が活躍している印象です。　

ブライダル業界の職種4：バンケットスタッフ/バンケットサービス

バンケットスタッフは、披露宴で食事やドリンクをサーブする仕事です。

マナー・言葉遣いなどに気を付け、最高のサービスを提供する必要があるという点はもちろん、大勢のゲストに同じタイミングで食事を提供しなければならない点や、披露宴の進行具合を常に意識しなければならないという点が、一般的なレストランのホールスタッフとは大きく異なります。

周りのスタッフとしっかりコミュニケーションを取ることが成功のカギを握るため、他のどの職種よりもチームワークが重要な仕事です。

齋藤まい

スタッフの入れ替わりが激しい傾向にあり、求人数も多いため、比較的転職しやすい職種です。　

ブライダル業界の職種5：ブライダルアテンダー/介添人

ブライダルアテンダーは、挙式当日の新郎新婦に付き添い、サポートする仕事です。

新婦が転ばないようドレスの裾を持つ、和装の着崩れがあればさりげなく直す、次に向かうべきところに新郎新婦を誘導する、お色直しで席を立つタイミングを教えるなど、サポート内容は多岐に亘ります。

当日の新郎新婦を最も近くで見守る存在であるため、ハプニングが起きたとき、真っ先に動くのもブライダルアテンダーの仕事。

挙式成功の「陰の立役者」とも言える重要な存在です。

齋藤まい

当日一発勝負の仕事であるため、プランナーやバンケットスタッフなど、他職種で経験を積んでアテンダーを目指す人もいます。

ブライダル業界の職種6：ヘアメイクアーティスト

ヘアメイクアーティストは、新郎新婦やゲストにヘアメイクを施す仕事です。

最も重要なのは新婦のヘアメイク。

まず、事前の打ち合わせやリハーサルの中で、選んだ衣装の色味等を確認しながら、当日のヘアメイクをどのようなものにするか、イメージを固めておきます。

そのうえで、挙式当日は、イメージどおりのヘアメイクを失敗の無いように施します。

挙式当日は分刻みのスケジュールが組まれており、ヘアメイクにかけられる時間は限られているため、ミスは許されません。

これだけでも十分に大変な仕事なのですが、式場によっては、ヘアメイクアーティストがドレスや和装の着付け、ブライダルアテンダーの仕事まで兼任するケースもあります。多方面において、高い技術力と経験が必要になる仕事です。

齋藤まい

資格は必要ありませんが、専門的な技術が必要なため、美容専門学校の卒業生などが多く活躍しています。

ブライダル業界の職種7：司会

司会者は、その名のとおり披露宴の司会進行をする仕事です。

ブライダルの現場における司会者には、発声の仕方や声のトーンを使い分けることで場の雰囲気をガラッと変える力や、姿勢・立ち振る舞いの優美さが求められます。

忌み言葉を頭に入れておくなど、ブライダルならではの知識も必要です。

また、披露宴の時間管理も司会者の重要な役割。何らかのハプニングが起きたときにも落ち着いて対応し、着実に披露宴を進行させられるような臨機応変さが求められます。

齋藤まい

重要な仕事ですが、基本的に土日で完結し、資格も不要なので、副業として取り組んでいる方もいます。

ブライダル業界の職種8：カメラマン

カメラマンは、挙式当日の新郎新婦の写真や動画を撮影する仕事です。

写真や動画は、新郎新婦が挙式当日を振り返るための大切なアイテム。

カメラマンは、最高の瞬間を逃さぬよう、入退場・誓いのキス・ケーキカット・乾杯など、結婚式の「山場」を意識しながら撮影に臨みます。

機材が備わっている式場もあれば、機材を自前で準備し、持ち込む必要があるところもあるため、そのあたりは確認が必要です。

また、カメラマンが撮影後のアルバム作成やムービー編集にまで関わるケースもあります。

齋藤まい

雑談を交え、緊張する新郎新婦の自然な笑顔を引き出せるような明るい性格の方は特に重宝されます。　

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この記事では、ブライダル業界の8職種の仕事内容を紹介しました。

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