- 『建築業界に強いおすすめの転職エージェントを知りたい!』
- 『転職エージェントはどれを使えばいいの?』
こういった疑問にお答えして、建築業界への転職に役立つおすすめの転職エージェント7選を紹介します。
転職エージェントの紹介に加えて、2級建築士の筆者が建築業界の転職事情や建築業界の仕事について解説するので、最後まで読んでみてください。
一本槍 満滋
総合建築を行う会社で電気設備・空調設備に関する設計、施工を10年以上担当。その後、公共事業などを多く担当する会社に転職。監理技術者として電気設備における施工管理業務を行う。現在は個人事業主として独立し、電気・空調設備の設計をメイン業務に、工事受注、店舗等の省電力化を図るコンサルタントなども行なっている。また、専門的な見解を踏まえた建築・電気設備に関するライター活動なども行なっている。保有資格:電気工事士2種、電験3種、電気工事施工管理技士1級、建築設備士、建築士2級
建築業界に強い転職エージェントおすすめ7選
- 建設・設備求人データベース
建設業の求人が豊富!上場企業が運営 - 【現キャリ】
建設業界に精通したキャリアアドバイザーがサポート! - セコカンNEXT
未経験から建築施工管理への就職・転職におすすめ! - 建築転職
建築系技術者に特化!建築関連の国家資格者がサポート - ワークポート
求人数が豊富!建設業界専門のアドバイザーがサポート! - リクルートエージェント
求人数・転職実績が豊富!施工管理・建設業界の求人が最多 - doda
質の良い求人が豊富
建築業界に強い転職エージェント1:建設・設備求人データベース
建設・設備求人データベースは建設業の求人数が豊富な転職サイトです。
また、建設業界に特化しているからこそ業界や企業に詳しく、待遇・福利厚生の詳細、求人企業の業界内での立ち位置や強み・弱み、経営状況、社風や配属部署の雰囲気といった、他では手に入らない具体的な情報も提供してくれます。
企業ごとに好まれる人物像、評価される経験、過去の面接での質問傾向や面接官の人柄なども把握した、建設業界の転職支援実績豊富なコンサルタントがサポートしてくれるので、選考にも通過しやすくなります。
こんな人におすすめ | ・豊富な求人の中から自分に合ったものを探したい ・資格を活かして転職したい |
求人数 | 建築設計・建築施工管理:4,155件 (※2023年4月7日時点) |
求人エリア | 全国 |
運営開始時期 | 2011年(参考) |
- 東証プライム市場上場企業の株式会社クイックが運営!
- 上場企業が運営しているから安心!
- 建設業の求人が豊富!
- 希望の条件にマッチする求人が見つかる!
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建築業界に強い転職エージェント2:現キャリ
現キャリは、東証プライム上場グループのコプロ・エンジニアードが運営する、建設・プラント業界に特化した転職エージェントです。
建設業界に詳しいキャリアアドバイザーが希望条件にマッチする求人を提案してくれます。
また、経験・スキルに合わせて担当者が給与交渉も行ってくれるため、年収を上げたい方にもおすすめです。
こんな人におすすめ | ・建設・プラント業界の豊富な求人の中から選びたい ・建設・プラント業界の転職・仕事について詳しいコンサルタントに相談したい |
求人数 | 5683件 ※2023年4月7日時点 |
求人エリア | 全国 |
- 建設・プラント業界に特化!
- 東証プライム上場企業のグループ会社が運営!
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建築業界に強い転職エージェント3:セコカンNEXT
セコカンNEXTは、施工管理を中心とした建設業界の求人に特化した転職エージェントです。
20代・30代で未経験から施工管理に就職したい方から建設業界で年収アップしたい経験者向けの求人まで幅広く取り扱っています。
施工管理の業務を理解したコンサルタントがサポートしてくれるため、マッチ度の高い求人を提案してもらえます。
こんな人におすすめ | ・施工管理の豊富な求人の中から選びたい ・施工管理の転職・仕事について詳しいコンサルタントに相談したい |
求人数 | 建築施工管理:15,258件 ※2023年4月7日時点 |
求人エリア | 全国 |
- 施工管理の求人が豊富!
- 施工管理に詳しいコンサルタントがサポートしてくれる
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建築業界に強い転職エージェント4:建築転職
建築転職を運営する運営会社トップリフォームは、全国で建築工事の請負事業を展開しているため、建設業界の会社や事務所と強いコネクションがあります。
そのため、他の転職サイトには載っていない非公開求人や、仕事の進め方や社風などのリアルな情報を提供してくれます。
経験やスキルを的確に把握できる建設関連の国家資格者がサポートしてくれるので、スキルや経験を活かせる求人の提案や、魅力が伝わる履歴書・職務経歴書の作成、面接対策が期待できます。
こんな人におすすめ | ・建築関連の国家資格者にサポートしてもらいたい ・現場のリアルな情報を伝えてくれるエージェントを活用したい |
求人数 | 非公開(※2022年9月時点) |
対応エリア | 全国 |
- 建築系技術者に特化!建築関連の国家資格者がサポート!
- 専門知識や技術に詳しいアドバイザーが経験・スキルにマッチする求人を提案
- 企業に魅力が伝わる履歴書・職務経歴書の作成、面接対策をサポート!
- 建築会社が運営!
- 建築請負事業で取引がある会社を紹介してくれ、仕事の進め方や社風の詳細を伝えてくれる
- 非公開求人が豊富!
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建築業界に強い転職エージェント5:ワークポート
ワークポートは、建設業界の求人が豊富で、建設業界専門のコンシェルジュがサポートしてくれます。
全国の建設業界の幅広い求人を紹介してくれるので、選択肢を広げたいという方におすすめです。
こんな人におすすめ | ・全国の求人を探したい ・建設業界の求人が豊富な転職サイトを選びたい |
求人数 | 建築業界:4794件 ※2022年9月時点 |
エリア | 全国 |
- 建築業界の求人が豊富!
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建築業界に強い転職エージェント6:リクルートエージェント
こんな人におすすめ | ・未経験から建設業に転職したい ・全国の豊富な求人の中から探したい |
求人数 | 建築業界:14421件(※2022年9月時点) |
対応エリア | 全国 |
- 求人数・転職実績No.1
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- 地方の求人や施工管理・建設業界未経験歓迎の求人も豊富
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建築業界に強い転職エージェント7:doda
- 大手・優良企業の求人を紹介してほしい
- 全国の求人を探したい
求人数 | 建築業界:24082件 ※2022年9月時点 |
エリア | 全国 |
- 大手を含む幅広い業界・職種の求人を保有!
- 転職セミナーや手厚い転職サポートが受けられる
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- 応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれる
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建築業界の主な職種
建築業界の職種1:施工管理技士
施工管理技士は建設工事をする際に、工程管理、品質管理、安全管理、原価管理を行う人を指します。工事の種類によって、建築、土木、電気、電気通信、造園、管工事にそれぞれ施工管理技士は分類されて、さらに、それぞれ一級、一級(補)、二級、二級(補)があります。
一級と二級の違いは請け負える金額と工事において背負う責任の重さになります。一級の施工管理技士となると特定建設業者における仕事として、発注者から請負った建設工事の額として総額4,500万円(建築一式の工事を請け負う際は7,000万円)以上の工事を管理する施工管理技士となります。金額が大きくなると言うことは、それだけ多くの経験、複雑な工程の内容を精査してまとめ上げるだけの技術を必要とします。
施工管理技士は現場における監督として現場の管理を行いますが、管理する人によってその現場の流れや要領は違ってきます。現場を熟知し、人、物、金の流れを管理できるか否かにより、工程の流れを良くも悪くもしてしまうので、その責任は重いと言えます。
施工管理業務は重労働の仕事内容から、若年者の担い手が減少しています。そのため施工管理を目指したい方を未経験から募集する会社も増えてきています。
厳しい下積みはありますが、仕事をやり遂げた際の達成感は大きく、大変やりがいのある職種になると思います。
あわせて読む:施工管理に向いている人の3つの特徴|仕事内容・スキルを解説!
建築業界の職種2:建築設備士
建築設備士は建築現場における設備の総合プロフェッショナル(空調設備、電気、衛生設備)としての位置づけにあたるお仕事になります。時には建築士に設備設計のアドバイスを行い、設備の設計や計画を担当する役を担います。
主な就職先としては建設会社や設備設計会社になります。大手のゼネコン、サブコンなどでは建築設備士専門の部署もあります。
建築設備士になるには指定学科の学歴と実務経験が必要な場合、指定学科を履修していない場合は設備における実務経験を9年以上積む事により受験資格を得ることができます。試験は一次と二次に分けられており、総合での合格率は18%程度になっているので難関試験と言えます。
そのため、実務経験を積みながら、第三種冷凍機取扱責任者や二種電気工事士などの資格を取得して基礎学力を身につけてから受験するのがおすすめになります。
近年建築業界でも多くDX化(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいるため、今後も必要不可欠な専門職となってきます。
建築業界の職種3:建築士
建築士とは、建物や構造物を設計・監理する専門家のことを指します。建築物の外観や内部構造、使用用途、耐震性や防火性、快適性やエネルギー効率などを考慮して、設計図や施工計画を作成し、施工現場で指揮、監督などの業務を行います。
建築士には、国家資格である「建築士」の資格が必要です。建築士は建築士法や建築基準法などの法令を遵守し、安全かつ快適な住環境を提供するために、建物の計画、設計、監理を行います。
また、都市計画や景観にも配慮しながら、住環境の効率化や建築物の美しさを追求することも求められます。
何気なく暮らしている日常には多数の建築士のアイデアにより成り立っている景観と効率があります。
衣食住の根底となる部分だからこそ、多くの法規や施工法を学ぶことで多くの人々の生活を守る大切な職業になっています。
近年では高齢化に伴って、建築物の設計にも変化が見られ、さらなる対応力が必要になっています。そのため、建築士の仕事に支払われる給与も高水準のものになっているのですね。
あわせて読む:建築士とはどんな仕事?仕事内容や向いている人を解説!
建築業界のキャリアパス
建築業界のキャリアパス1:工事業務→施工管理
建築業界でのキャリアパスは多岐にわたります。学校卒業後、すぐに工事業者に就職してそれぞれの工事に数年従事していると、施工管理技士の受験資格を得ることができるようになります。管理の資格をとる事によって、工事現場で職人としてでなく人や工程の管理をするものとして、肉体労働よりも事務作業の比率が多い仕事へとシフトチェンジしていくことができます。
加齢や病気に伴い現場作業が辛い状況になっても、事務作業の比率の高い施工管理へのキャリアパスができれば長く、その経験を生かす事ができると言えます。
また、工事から施工管理に転身することのメリットは第一に自分自身でも工事を出来るという部分にあります。これにより、口先だけの現場管理者としてではなく、自ら施工者の立場になり、可能、不可能を考慮した施工方法を発案することができます。
工事から施工管理に転身するということは施工管理技士として最も最適なキャリアパスになります。
建築業界のキャリアパス2:施工管理技士→建築士
建築士の受験資格を得るためには指定学科を卒業すれば、20歳前後で取得をすることも可能です。しかし、建築現場は流動的で机上の管理だけでは成り立たない部分の方が多いと思います。
建築士という名目で施工管理をやられる方も多いので一概には言えませんが、他業種から転職を考えられる方はまず施工管理を目指す事が第一になると思います。
未経験者、指定学科卒業者以外であれば、二級建築士の受験資格は実務経験7年からになります。しかし、各種施工管理の二級であればそれ以前に受験資格を得ることもできるため、スムーズな資格取得と学力向上によるスキルアップをする事が可能になります。
建築業界の転職先の種類
建築業界の転職先の種類1:ビル管理会社
建築業界でも電気や冷凍機、ボイラーなどの工事に携わり、それぞれの資格を得ているとビル管理会社などに勤務して、会社が管理する施設の機械の点検、メンテナンス、修理などを行う事ができます。
実務経験に基づく知識や知見が必要になるお仕事で、高齢になってからも就く事が可能になります。
経験を積めば独立開業も目指せるため、建築業界の転職先として検討する方もいます。
建築業界の転職先の種類2:工場の設備管理
建築士や電気工事士、施工管理技士や電験などを取得していると、工場の設備管理という転職も考えられるようになってきます。工場での施設の改修、設備投資がある際はその施工の先頭に立ち、工事の手法や機械の選定を行います。
また難易度はかなり高いですが、電験の資格を取得する事により、自らキュービクルや電気設備の点検を行う事ができるようになりますので重宝されます。
建築業界の転職先の種類3:他業種の建築業
建築業界では塗装業を志した方が内装業者になったり、電気工事をしていた方が建築設計事務所に転身したりする事もあります。
建築業の仕事は一業種では成り立たず、それぞれがそれぞれの業種の仕事との兼ね合いを考慮しながら作業を行うため、お互いの仕事を知る機会も多々あります。
そのため魅力を感じる職種が別の建築業にあるとすれば、転職を考慮しやすく、その業界にも馴染みやすいという利点があります。
建築業界の転職先の種類4:不動産業
土地や建物の売り買いをする不動産業は建築業界の転職先としてはメジャーな場所です。工事などの実務経験があれば営業をする際も説得力が生まれ、土地や間取りに対する利点を提案する技量にも繋がってきます。
実務経験が産む説得力は確かな安心感に繋がりやすいため不動産業への転職も有利になります。
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この記事では、建築業界に強い転職エージェントのおすすめ7選を紹介しました。
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