- ワーママがフルタイムで働くのはきつい?
- ワーママの働き方を知りたい
以上のような方に向けて、この記事では、ワーママでありグローバルキャリアカウンセラーでもある筆者が、フルタイムでの働き方のコツや働きやすい会社の特徴について解説します。
上川秋葉
佐賀県出身。高校卒業後、ニューヨーク州立大学へ留学。会計学を専攻し大手監査法人(ニューヨーク支店)へ就職。キャリア変更し、東京で外資系企業の人事を経験し、大手人材会社へと転職。現在は、ニューヨークで、2児の子育てしながらフリーランサーとして活動中。趣味はランニング、登山。富士山3回登頂。2022年にフィラデルフィアで初マラソンへ挑戦予定。資格:英検1級、TOEIC 910点、グローバルキャリアカウンセラー
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ワーママがフルタイムで働くのがきつい理由
子供を育てるということ自体が体力と気力を振り絞る毎日です。それに加えて職場での業務や責任、人間関係などでストレスは増える一方、育児や家事に終わりはありません。
仕事は業務時間が決まっていますが、家に帰っても日々の作業は終わりがないのです。そんな状況では身も心も疲弊してしまいます。
完璧を求めずに、心身ともに健康な状態を保つために周りへ協力をお願いして、うまくバランスをとることが必要です。
ワーママがフルタイムで働くために必要なこと
ワーママがフルタイムで働くには、まずは家庭での家事・育児の分担をしっかりと明確にしましょう。お互いの役割を明確にすることで、ストレスが少なくなります。
また、完璧を求めずに、たまには掃除ができない日があってもしょうがないし、洗い物をその日のうちに片付けられないこともあるでしょう。
そんな時でも、出来なかったと悩むのではなく、「早めに休んで明日にしよう」など切り替えも大事です。
- 便利な道具に頼る(食洗器/コインランドリーなど)
- 人を頼る(民間の預かり施設/夫/親など)
- 作業をやらない(平日の掃除をしない/買い物は土日のみなど)
ワーママがフルタイムで働くコツ
ワーママがフルタイムで働くコツ1:サポートシステムを整える
育児と仕事を両立するには、まず周りのサポートシステムを整えることです。子供が病気になってしまったりと緊急の場合の対応が大変です。夫や両親、ママ友など困った時に頼りになる環境を整えておくと仕事にも支障が出にくいでしょう。
ただし、誰にも頼ることができないワーママが多いのも事実です。その場合は、病児保育やベビーシッターなどのサービスを利用することも選択肢の一つです。
個人差はありますが、子供の発熱はよくあります。その度に、仕事を休んだり、早退していては「職場に申し訳ない」という罪悪感がでてきて、職場で居心地が悪くなってしまったりします。
そういう時は思い切って、外部のサービスを頼れる環境を整えておくと、安心です。
ワーママがフルタイムで働くコツ2:割り切って仕事をする
仕事は割り切って終わらせ、家に持ち帰らないように心がけましょう。
仕事が順調にいっていると、もっと出来るのに子供のお迎えなどで仕事を中断しないといけない場面がでてくると思います。そんな時に、もっと仕事できたのに、何で私だけ、という気持ちになることもあるかもしれません。
そんな時は、今は仕事を少しセーブする時期かもしれない、と一旦立ち止まって考えてみてください。無理な業務を引き受けて、自身にも家族にも過剰なストレスがかかってしまっては、本末転倒です。
子供は必ず成長します。今の状態はずっとは続かないということをしっかり理解して、今できる業務をこなしながら、育児とのバランスを考えることもワーママとしての大事なスキルです。
ワーママがフルタイムで働くコツ3:自分の時間を持つ
仕事、育児、家事と、とにかく時間に追われ毎日が過ぎていってしまう、と感じるワーママは多いです。そんな生活をずっと続けていくと、ストレスが溜まり、子供にあたってしまったり、夫婦関係がギクシャクしたりと支障がでます。
そんなとき、朝少し早めに起きて、自分のために時間を使うとリラックスした状態で一日を始めることができストレスが軽減されます。
疲れすぎてダラダラと家事をしたり、携帯を見ているだけでただ時間が過ぎていたということはよく聞きます。朝を少し早めることで夜の時間の過ごし方の見直しにも繋がります。
完璧を求めず、家事もある程度子育ての両立に繋がります。
フルタイムで働くワーママのスケジュール例
フルタイムで働く場合、スケジュールは以下のようになります。
以上は一例です。このスケジュールには、ぐずる子供をなだめたり、連絡ノートを書いたり、週末の予定を調整したり、夕食を考えたり、子供が病気になった時の通院などは含まれていません。
ワーママは日々、とてつもない量の育児・家事を担っています。
ワーママがフルタイムで働くメリット
フルタイムで働くメリットは継続的なキャリアパスを積むことができることです。
一度、仕事を辞めてしまうと、復帰するのが大変ですし、せっかく培った知識や経験も次に生かすチャンスを失ってしまう可能性があります。
また、仕事をしているからこそ子供との時間を意識しながら過ごすことができたり、仕事中は育児も家事も忘れて没頭することができるので、人によっては仕事があってこそ育児も頑張れるという人もいるほどです。
また、安定的な収入があることで、子供の学費や老後の貯蓄に対しての経済的な余裕ができます。
ワーママがフルタイムで働くデメリット
やはりワーママがフルタイムで働くデメリットは、子供との時間が取れずにバタバタしたまま一日が終わってしまう、焦燥感にかられることではないでしょうか。
また、平日の子供の行事などは、調整が難しく諦めざるをえないことも多いでしょう。週末も平日の準備などで、子供たちとゆっくりした時間が取れないことに罪悪感を抱くこともあると思います。
そのような場合は、時間ではなく質を考えて、子供たちと過ごすことをお勧めします。30分でも公園で自転車に乗ったり、短くても、一緒に過ごす時間は100%子供のことに集中できれば、きっといい思い出が作れるはずです。
ワーママがフルタイムで働くのがきついと思ったときの対処法
フルタイムで働くのがきついと思った時は、家事や育児の分担について夫婦で話し合いを持つことは大切です。
子供の成長に合わせて、家事や育児にかかる時間は違います。まずは、夫婦で家事や育児について、話し合う時間を持ってみましょう。
夫の仕事が忙しく、ワンオペになりがちなワーママの場合は、家事代行サービスなどを月に数回利用するだけでも、ストレス軽減になります。
また、たまには息抜きも必要ですので、家族や友人の助けを借りながら、自分の時間を持つといいでしょう。
通勤時間が長い、職場環境的にフルタイムで働くのがきついなど、対処しようがない場合は転職するという手もあります。
次は、ワーママがフルタイムで働きやすい会社について解説します。
ワーママがフルタイムで働きやすい会社の特徴
ワーママがフルタイムで働きやすい会社の特徴1:同僚や上司との関係が良好
同僚や上司との関係が良好な職場だとワーママは働きやすいです。
フレックス制度や育児休暇の制度だけではなく、子供のことで仕事を急に休まないといけなくなったりした時のサポート体制や、子供の行事にも無理なく参加できるような風通しのよい職場環境はワーママが仕事をする上でとても大切になってきます。
ワーママが仕事を急遽休まなくてはいけなくなっても、同僚のサポートが得られれば、ワーママが申し訳なく思い、気に病むことも少なくなり、仕事への意欲も向上し、好循環がうまれる職場になります。
ワーママがフルタイムで働きやすい会社の特徴2:会社全体で男女差が少ない
ワーママだけに配慮するのではなく、会社全体の社員の有給取得率が高い、定時退社を推奨しているなどの風潮がある会社はワーママでも働きやすい会社と言えます。
会社がトップダウンで社員の職場環境や業務効率のためのマネージメントを行い、ワーママが急な休みが必要になっても、サポート体制が取れている職場では全ての社員に余裕ができるため、働きやすいでしょう。
子供が病気の際など、急な休みが必要な時も、上司や同僚が一言声掛けをしてくれる会社だと、ワーママにはとても心強いです。
ワーママがフルタイムで働きやすい会社の特徴3:外資系の企業
外資系の企業など、業務内容が明確である会社は働きやすい傾向にあるでしょう。
外資系の企業は業務をこなしていれば、比較的業務時間の融通がきく企業が多いので、子供の急な用事にも対応しやすいです。
また、業務が属人的にならずに、役割がしっかりしているため、長期の休暇や育休などが計画しやすい傾向にあります。
欧米では休暇は権利として個人が主張しやすい環境にあるため、周りの目を気にすることも少ないですので、ワーママが働きやすい環境です。
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ワーママがフルタイムで働きやすい職種
ワーママがフルタイムで働きやすい職種1:事務職
事務職はワーママに人気がある職種です。
残業も少なく、業務内容があらかじめ明確で、土日休みが多いため、子供との時間も持つことができます。
事務職は人員配置に余裕があることもあり、比較的休みやすいということも人気の理由です。
また、会社によってはテレワークを推奨していることもあり、育児や家事で時間に追われがちなワーママには魅力的な職種です。
また、優良企業の事務などでは、福利厚生がしっかりしており、休みが取りやすいことも魅力です。
- 残業が少ない
- 土日休みが多い
- 人員配置に余裕があるので比較的休みやすい
- リモートワークができる会社が多い
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ワーママがフルタイムで働きやすい職種2:医療系専門職
看護師や薬剤師、理学療法士は短時間勤務やシフト勤務を利用して、子育ての時間だけではなく、自分のリフレッシュのための時間を取りやすいのがメリットです。
また、医療系専門職はパートや派遣での需要も高く、給与の基準も高いため、比較的自由度が高い職種になります。
子育てがひと段落したら、フルタイムに戻れる選択肢が広いのも魅力の一つです。
女性や子育て経験者も多い職種なので、子育てに対する理解も得やすい環境です。
- 短時間勤務やシフト勤務が可能
- 給与水準が高い
- 女性や子育て経験者が多いので子育てに対する理解を得やすい
ワーママがフルタイムで働きやすい職種3:カスタマーサポート・コールセンター
カスタマーサポートの仕事はシフト制なこともあり、働き方が柔軟で、ワーママが働きやすい職種です。
また、テレワークやフレックスタイムが利用できる会社が多いので、保育園の送り迎えや子供の行事に合わせて自分の勤務時間を調整できるのが魅力です。
また、フルリモートができる職種でもあるため、勤務時間をなくしその時間を有効に使うこともできます。
- シフト制で柔軟な働き方が可能
- テレワークが可能な会社が多い
- フレックスタイム制を利用できる会社が多い
ワーママがフルタイムで働きやすい会社、職種の求人を探すなら、転職エージェントに相談しましょう!
次は、ワーママにおすすめの転職エージェントを紹介します。
ワーママにおすすめの転職エージェント
- アデコ|女性の転職支援実績豊富!人気の事務職の求人多数
- type女性の転職エージェント:首都圏の女性におすすめ!柔軟な働き方が可能なIT業界に強い!
- リクルートエージェント:求人数・転職支援実績が豊富!多様な業界・職種の求人が見つかる
ワーママにおすすめの転職エージェント1:アデコ
アデコは、37年の人財ビジネスの実績があるため女性の転職支援実績が豊富です。
ワーママが働きやすい事務職や営業職、サービス、IT系の転職に強く、専任のコンサルタントが丁寧にヒアリングして子育てしながら働きやすい仕事や職場を提案してくれます。
また、職場環境や制度など、企業HPや求人票だけでは分からない情報も伝えてくれるので、安心して転職先を選ぶことができます。
- 子育てと両立しながら働きやすい会社を紹介してほしい
- オフィスワークへの転職を検討している方
特徴 | 事務・営業・サービス・ITに強い! |
エリア | 全国 |
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性に人気の事務職や営業、サービス、IT系の求人が豊富!
- 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
- 職場環境や制度など詳しい情報を提供してくれる
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ワーママにおすすめの転職エージェント2:type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェントは、女性向けの求人に特化した転職エージェントです。
女性の転職に人気の業界や職種を中心に扱っており、女性社員が多く、家庭に事情を理解してもらいやすい会社を紹介してもらえます。
人事や企画・マーケティング、総務、経理など、女性が子育てと両立しながら働きやすい職種の求人も充実しています。
特に柔軟な働き方が可能なIT企業に強いので、IT企業やSE、ITコンサルタント、Webデザイナーで転職を検討している方にもおすすめです。
- 求人の特徴
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- こんな人におすすめ
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・20代〜30代の女性
・女性に人気の職種やおすすめの仕事を知りたい
・IT業界で転職を検討している方
- 対応エリア
- 全国、関東メイン
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性の担当者が多く、相談しやすい
- IT業界の転職に強い!
ワーママにおすすめの転職エージェント3:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大手で、求人数・転職支援実績が豊富な転職エージェントです。
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- 求人の特徴
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- こんな人におすすめ
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・20代〜40代のワーママ
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※2022年12月時点
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職務経歴書の書き方につい 自分で書いてみると何を書いていいかよくわかりませんでしたが、エージェントの方に丁寧に教えていただき作成することができました。面接の対策は事前にどのような質問を受けることが多いか教えてもら具体的な対策をすることができました。
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この記事では、ワーママがフルタイムで働くのはきついのか、ワーママがフルタイムで働きやすい会社、職種について解説しました。
今の会社ではフルタイムで働き続けるのがきついと思っているなら、転職するのも一つの手です。
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