- 「ITサポート事務はきつい」「IT事務はやめとけ」って言われたけどどうして?
- ITサポート事務として働いたことのある人の声を聞いてみたい!
このような方に向けてこの記事では、「ITサポート事務はきつい」と言われる理由や仕事の楽しい部分について、実務経験者の声も交えながらご紹介していきます。是非参考にしてみてください!
ITサポート事務がきついと言われる理由
ITサポート事務として働いた経験者がある方にアンケートをとったところ、「ITサポート事務はきつい」と言われるのには3つの理由があることが分かりました。
実際にITサポート事務として働いたことのある方の声をご紹介していきます!(表記している年齢は、回答者様が転職された時のものです。)
ITサポート事務がきついと言われる理由1:残業が多い
ITサポート事務の仕事がきついと言われる理由の一つに、残業の過酷さが挙げられます。
取引先の要望や不具合によって急に残業の必要がうまれたりと、残業に悩まされた体験談が見受けられました。また、「土曜日に任意出社の研修会があるのも嫌だった」という声もいただきました。
自分の時間をしっかりと確保したい方や育児等を理由に残業ができない方にとっては、残業の量は見逃せない要素ですね。
残業や勤務体系など、客先の環境によってだいぶ左右されます。希望は聞いて貰えますが、叶うかは微妙です。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
ITサポート事務ということで基本9:30~18:00での勤務がデフォルトだが、システム不具合が発生した場合は事務であろうとSE等の周りのサポート業務に駆り出されて夜10時以降までの残業を強いられる。(基本的にNOと言える雰囲気ではない)
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
ITサポート事務がきついと言われる理由2:女性が働きづらい環境である場合がある
ITサポート事務について、女性として働きづらかったという声を複数いただきました。
ITサポート事務自体は女性が多かったという意見もありましたが、職場全体での数や仕事で関わる人の割合だと男性が多い傾向があります。そういった場合、女性としての立ち回りや人間関係に大変さを感じた方もいるようです。
営業事務系ITサポートにおいて、チーム一人につき女性のサポート一人のところは色々な経験といろいろな意味で強くないと厳しいと思います。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
男性がほとんどの会社で女性があまりおらず、人間関係が難しく思いました。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
人間関係は仕事にも直結する大切な要素ですよね。
ITサポート事務がきついと言われる理由3:仕事に対して給料が低い
求人ボックス(2024/5/24時点)によると、IT事務の平均年収は約402万円です。日本人の平均給与は458万円(令和4年分民間給与実態統計調査 / 国税庁より)なので、ITサポート事務の平均年収は日本の平均年収と比べると低い傾向にあることが予想できます。
仕事の大変さも手伝って、ITサポート事務の給料に対する不満の声が複数見受けられました。
ITサポート事務自身も基本情報技術者試験などシステム周りに詳しくなると資格手当が毎月出ていたが、あくまでも事務の領域の中での範疇であり他の専門職事務に比べても安いと感じた。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
週5,8時間勤務なのにとっても少ないと思った。残業代ありきなので、残業なしの現場に配属されるときつかったです。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
仕事に見合った報酬が無いと、より仕事に対するつらさを感じてしまいます。
ITサポート事務の楽しいポイント
「きつい」「やめとけ」と言われることもあるITサポート事務の仕事ですが、実務経験者のある方々に仕事の楽しいところについても教えていただきました。
それぞれご紹介していきます!
ITサポート事務の楽しいポイント1:こつこつと作業できる
ITサポート事務は、慣れればルーティンを組んで取り組めるような仕事だというところに魅力を見出す人も多い仕事です。
決まった作業をこつこつとできる方やルーティンワークが苦にならない方にとっては、ITサポート事務は楽しいと思える業務内容だと言えます。
仕事自体は覚えてしまえばルーチンワークなので、とにかく楽です。後方支援なので、こつこつ作業するのが好きな人には向いていると思います。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
着実に進められる仕事にこそ没頭できる、という方もいるのではないでしょうか!
ITサポート事務の楽しいポイント2:人をサポートできる
ITサポート事務は、名前の通り人をサポートする業務内容です。
人を支えることが好きな方、縁の下の力持ち的な役回りが好きな方にとっては楽しさを感じられる仕事であると言えます。
潤滑油のように、皆の仕事がやりやすいようにできることがやりがいでした。営業やSE、経営本部など色々な部署や人との繋げ役に徹していました。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
自分の性格や普段の行動と照らし合わせて、サポートが自分にとって楽しい役回りかを考えてみるといいですね!
ITサポート事務の楽しいポイント3:仕事への充実感を得られる
ITという業界そのものにロマンを感じられるような場合、その一端を担えているという実感に仕事の楽しさを見出せる可能性もあります。
かっこいいと思える仕事ができれば充実感もひとしおですよね!
ITサポート事務のやりがいとしては、一般事務のように毎日単調な業務が続くことがなくシステムテストなどに携わる際は一端のエンジニアになった気分に浸れる点です。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
ここまでの情報を鑑みると、自分がITサポート事務に向いているか否かが見えてくるのではないでしょうか。ここからは、ITサポート事務に関する転職の情報をお伝えしていきます!
ITサポート事務に向いてる人・向いてない人
独自アンケートの結果から見えてきたITサポート事務の向き不向きを、実務経験者の意見も交えてご紹介します!
ITサポート事務に向いてる人1:細かいことに気づける人
実務経験者の方の意見から見ても、細かいことに気づける人がITサポート事務に向いているということが分かります。
向いている人は、細かいことに気づくことができる人です。型番の数字やアルファベットの間違いなどを細かにチェックできる人が向いています。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
上記のような業務面の気づきも重要視されますし、サポート役としての心配りにも気づきは必要です。大雑把に仕上げることなく細部にまで気を配れる人は、ITサポート事務に向いていると言えるでしょう。
ITサポート事務に向いてる人2:ルーティンワークが好きな人
ITサポート事務の仕事内容は、どちらかというと決まったことを着実にこなしていくルーティンワーク的な側面をもっています。そのため、同じ作業の繰り返しを苦に感じず楽しめるというがITサポート事務に向いている特徴です。
向いている人は、コツコツ後方支援をしたり、単純なルーチンワークを楽しんでこなせる人。毎日同じことの繰り返しだから。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
「同じことを何度も堅実にこなせる」というのは誇れる長所ですよ!
ITサポート事務に向いてない人1:コミュニケーションが苦手な人
ITサポート事務として働くときには、様々な場面で人と関わります。連絡や電話対応など、裏方として上手く立ち回るためにも、コミュニケーション能力が必要不可欠な仕事です。
このため、コミュニケーションを苦痛を感じる方やコミュニケーションに苦手意識がある方にとっては、ITサポート事務は向いていないと言えるでしょう。
向いていない人は、コミュニケーションが苦手な人です。機械的に仕事をするのではなく、臨機応変な対応が求められます。その都度分かる人に相談したり、根回しも必要になります。SEさん向けの電話対応等もあり、電話内容で誰に電話を回すかの判断も必要です。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
ITサポート事務に向いてない人2:自分の力で成果を上げたい人
ITサポート事務は、裏方として他の人を支える仕事です。そのため、上昇志向よりも協調性や気配りが重視される傾向にあります。
自分の力で成果を上げたい人にとっては、ITサポート事務は難しい仕事かもしれません。
あくまでも現場での主役・主人公はエンジニア等であり自分が手柄を立ててやると意気込んでいる人は向いていません。またクライアント・ユーザーの利益になることに向けてチームで一致団結した行動が出来ない人も向いていません。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
向き不向きがはっきりとあることが分かりましたね。ここからは、ITサポート事務からの転職体験談をご紹介していきます!
ITサポート事務経験者の転職の理由
ITサポート事務から転職した方に、転職を決意した理由を伺いました。
実体験を伺える貴重な機会でした!それぞれご紹介していきます。
ITサポート事務経験者の転職の理由1:スキルアップ
スキルアップ転職です。ITサポート事務系も作業内容が企業によって、大きく異なります。
いわゆるツールを組む、QAエンジニア作業も含む、経理作業を含む、ハードウェアの貸し出し対応もする、営業のサポートをする…etc
ですから、ITサポート系からスキルアップしたいという時に、外資系企業の方々が外資系企業のポジションが空いたら、すぐ転職するのと同じような理由で正社員、契約社員も転職したり、異動したりしますね。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
ITサポート事務は転職が珍しくない職なのですね!
ITサポート事務経験者の転職の理由2:長く勤める想定ではなかった
私の場合ITサポート事務の仕事に従事しようと思ったきっかけが専門事務職でAI・IoTなどの最先端技術に関する知識が必要で、そのための一過性の仕事でしたのである程度の期間勤めたら辞めようとは思ってました。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
そもそも転職が前提だった、という方もいらっしゃるようですね。
ITサポート事務経験者の転職の理由3:キャリアアップのイメージがつかなかった
サポート的な仕事だったため、キャリアアップのイメージがなかなか掴めなかったです。業務上で改善したい部分もありましたが、割と大きい会社だったため、難しかったです。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
キャリアアップを目指すなら、環境を変えるのも良い選択ですよね!
ITサポート事務経験者の転職の理由4:給与が低かった
給与が低かったから。
とにかく基本給が低くて生活できなかった。土曜日に任意出社の研修会があるのも嫌だった。やめてしまう人が多いので、客先はとっても優しくしてくれたし、給与を気にしなければ働きやすい環境でした。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
どんなに素敵な職場でも、給与は無視できない要素ですね。
では、転職をして実際どうだったのでしょうか?聞いてきました!
ITサポート事務経験者の転職の感想
ITサポート事務経験者の転職の感想1:後悔はない
IT系から逸れたことはないので、後悔はありません。
よかったことは同業種でもいろいろな経験を出来ることですね。いわゆる、同業種の間でポジションが空けば、普通に異動、転職、案件変更するのが多いので問題ないです。案件経験多い人はなんのためらいもなく、転職を普通にしますし、案件と仕事内容を考慮して、とにかく経験積んでいくので何か問題起きても普通に解決して、次、次と行きますから。人生つまらなくならないのがいいですよ。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
経験のために動くのは勇気のいることだと思いますが、この方のように生き生きと働くことにも繋がりそうですね!
ITサポート事務経験者の転職の感想2:ITサポート事務は黒子のような存在
ITサポート事務の仕事はSE等のエンジニアを陰から支える黒子のような存在です。黒子の仕事にももちろんやりがいはありますが、その仕事において自分が主役・主人公である感覚が乏しかったので辞めてよかったと思います。反対に後悔したことは、辞めてから気づいたのですが意外に副業でITサポート事務経験(テスター・デバック)を求めている求人が多いことを知ったことです。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
やはり自分の向き不向きとはしっかりと向き合う必要がありますね。
ITサポート事務経験者の転職の感想3:プレッシャーから解放された
良かったことは、月末の締めのプレッシャーから解放されたことです。月末になると、その月に入れ込みたい受注や発注、取引先からの未収などのチェックに追われます。最悪、22時頃まで残業する羽目になり、日々の生活がままならなかったです。
後悔したことは、会社の人と会えなくなってしまったことです。部署の方には良くしてもらっており、不満はあまりなかったです。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
仕事のプレッシャーはプライベートの時間にまで響いてくることもありますよね。
ITサポート事務経験者の転職の感想4:心の余裕が生まれた
辞めて本当によかった
給与があがったので生活が楽になったし、仕事内容としては特に負担があがっていないから。土曜日の研修もなくてしっかり休める。スキルアップもできるし、残業代で稼ぎたいと思わなくなって心の余裕が生まれた。
(引用元:HRtable独自のアンケートより抜粋)
仕事のプレッシャーはプライベートの時間にまで響いてくることもありますよね。
今回の調査では転職に満足したという声が多かったです。ここからは、ITサポート事務の転職について考えるうえで知っておくべき情報をまとめました!
ITサポート事務への転職におすすめの転職エージェント
ITサポート事務の仕事に興味を持った方は、これからご紹介する転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。自分のキャリアプランについての相談も無料でできるのでおすすめですよ!
ITサポート事務への転職におすすめの転職エージェント:ミラキャリ
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あわせて読む:事務職に強い転職エージェントおすすめ10選|求人数・特徴を徹底比較
ITサポート事務からの転職におすすめの転職エージェント
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あわせて読む:えーかおキャリアの評判・利用者の体験談を紹介!
あわせて読む:えーかおキャリアの口コミ
ITサポート事務からの転職におすすめの転職エージェント2:CREDENCE
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あわせて読む:アパレルに強い転職エージェントおすすめ14選【アパレル経験者が解説】
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ここからは、ITサポート事務からの転職の流れをご紹介します。
ITサポート事務からの転職の流れ
転職活動開始から入社までの大まかな流れは次の通りです!
- 転職サイト・転職エージェントで求人を探す
- 応募する企業を選ぶ
- 応募する企業に履歴書・職務経歴書を提出する
- 書類選考通過後、企業との面接を受ける
- 内定獲得・入社の準備
転職が決まるまでの平均的な期間は3ヶ月程度ですが、1週間で入社が決まることもあれば、6ヶ月ほどかかることもあります。
いつまでに入社したいのか、どれぐらいのペースで転職活動を進めるのかスケジュールを決めておきましょう。
そして、転職活動に必要なアイテムを揃えたり、平日に面接が受けられる時間を確保したり、身だしなみを整えるといった転職活動の準備をしましょう。
次は、ITサポート事務からの転職に関するFAQにお答えしていきます!
ITサポート事務からの転職でよくある質問Q&A
よくある質問1:転職について誰に相談するべきか分かりません
転職・キャリアの悩みは、転職エージェントなど転職のプロに相談することがおすすめです。
家族・友人には愚痴を聞いてもらったり、背中を押してもらうことはできますが、転職経験がない限り具体的なアドバイスをもらうことができません。
また、上司や同僚に相談する場合は、辞めようとしていることを職場の人に知られて職場に居づらくなってしまったり、引き止められ、転職活動をすることすら難しくなる可能性も出てきます。
信頼できる担当者を見つけたり、いろんな意見を聞くためにも、複数の転職エージェント、キャリアコーチングに相談することをおすすめします!
併せて読む:転職相談先おすすめ12選|悩み相談するなら誰に?
よくある質問2:面接に自信がないのですが…
面接当日は、企業のオフィスまたはオンラインで面接を受けます。スーツを着て、身だしなみを整えて面接に向かいましょう。
面接では、主に以下の内容について質問されます。
自分の魅力をうまく伝えたり、質問に対してきちんと受け答えができるようにするためには、練習をすることが重要です。
転職エージェントを活用して、模擬面接や業界ごとの基準に合わせた対策を受けることで、面接に対する経験を積み、自身をつけるのも選択肢の一つです。
他にも、転職エージェントからはこんな転職支援を受けることができます!
- 客観的な視点からの自己分析のアドバイス
- おすすめの求人の紹介
- 選考書類へのアドバイス
- 自分からは言い出しにくい給与や条件面の交渉
よくある質問3:円満退社するために気を付けるべきことはありますか?
円満退社するためには、退職のルールを守ったり、業務の引き継ぎ、お世話になった人に挨拶をきちんとすることが重要です。
転職に対してイメージする一助になれば幸いです!
より良い職場を探すなら、転職エージェントを活用しよう!
この記事では、「ITサポート事務はきつい」と言われる理由や仕事の楽しさについて、実務経験者の声も交えながら解説してきました。
「今の仕事がきつい、つらい」「自分に合った働き方をしたい」と思ったら、より良い職場への就職・転職を検討してみましょう!
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- 残業が多い
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ITサポート事務の楽しいポイント
- こつこつ作業できる
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転職に興味のある方は、以下の記事も併せて読んでみて下さい!