- パートから正社員への志望動機はどう書けばいいの?
- 選考に通過する志望動機の書き方・答え方のコツや注意点を知りたい!
と思っていませんか?
この記事では、パートから正社員に転職する場合、同じ会社でパートから正社員登用される場合の志望動機のポイントを例文つきで解説するので、これから選考を受ける方は読んでみてください。
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パートから正社員への転職での志望動機のポイント
1:自己分析をする
正社員への転職は条件が良いほど、応募数も多くなるので、しっかりと準備が必要になります。
自己分析は、自分のこれまでの人生を振り返り、得意・不得意を理解した上で、転職先でどのような活躍が期待できるかをアピールするために必要になります。
結婚・出産などは、きっかけであっても、今後のキャリア人生をどのように歩むか、などしっかりと自分を知ることが必要です。
2:知識やスキルを棚卸しする
パートだからといって、知識やスキルがない訳ではありません。多くのパートの方で成り立っている企業も少なくありません。
パートでこなす作業は、知識やスキル、時には資格が必要な立派な業務です。
自分が日々行っている作業をどのように工夫しているか、作業効率を上げるためにしていることなど、しっかり日々の業務を見つめると正社員になるスキルもしっかりと備わっていると知ることができるでしょう。
パートから正社員への転職活動のポイント
パートから正社員への転職活動では、正社員にこだわりすぎず、派遣や契約社員なども視野に入れておくこともポイントです。
正社員になることを軸に転職活動をしていると、自分のスキルや経験がうまく活かせない、また社風が合わずに長く働けずに、また転職活動をしないといけなくなるパターンも少なからずあります。
スキルや業務内容、社風などが自分に合っていても、企業の予算の関係で、すぐに正社員登用になれないこともあります。
そんな時は派遣社員や契約社員などの、他の雇用形態も視野に入れながら、転職活動を進めていくことも大切です。
パートから正社員への転職での志望動機の例文
正社員としての待遇の改善に重きをおくと、志望動機としては弱いので、お給料や福利厚生が良くなるから、という理由は控えてください。
採用担当者が、一緒に仕事をしたら、チーム全体、会社全体がよくなるイメージを持てるような志望動機が一番印象に残ります。
日々の業務をただこなすだけでなく、正社員になった時に自分はどのように貢献できるかを、考えながら転職活動の準備をすることをお勧めします。
接客業のパート業務を通して、商品やサービスを提供する業務に興味を持ちました。接客だけではなく、企画の立案から実行まで、一つのサービスに全体的に関わる業務を経験し、自分の知識と経験を活かし、直接的に企業への貢献できる営業事務の仕事に携わりたいと考えるようになりました。また、事務作業の効率を上げるための、パソコンの資格も取得しました。御社では今までの業務で培ったコミュニケーション能力と、ビジネススキルを活かし長く活躍したいと思います。
同じ会社でパートから正社員を目指す志望動機のポイント
同じ会社でパートから正社員を目指す志望動機のポイント1:資格やスキル
パートとして働いている企業への正社員登用の際は、パートでの勤務態度や評価が直接正社員雇用への影響を持つことになります。
パートとして日々の業務をするのではなく、正社員として働くことになったら資格やスキルをどのように活かすことができるか、などを意識を持って働くと、履歴書や面接でアピールできるポイントとなります。
また、これから必要になっていくスキルや資格取得に対して、業務外でも勉強しているなどのポイントがあると尚、良いでしょう。
同じ会社でパートから正社員を目指す志望動機のポイント2:キャリアパス
正社員で雇用された場合は、長く働くことが前提なので、企業への志望動機も5年から10年ほどのビジョンを持って、面接に望むことが好ましいです。
例えば、特定の分野で活躍する資格やスキルがあり、キャリアアップを目指している、または、リーダーシップを発揮した経験があるため、将来は人材を育てるポジションに就きたいなど、正社員としてのキャリアパスを伝えられるように準備してください。
同じ会社でパートから正社員を目指す志望動機のポイント3:自分の強みを活かせる職場
パートから正社員への転職成功者の多くは、パートの時から勤務態度が良く、成績が良かったり、成長に対する意欲がある方です。
そのため、面接でも正社員になった時に、自分の強みをどう活かせるか、自分の強みや能力を理解して、面接で伝えられるようにしましょう。
具体的な数字(売り上げや目標達成率など)を盛り込むとさらに良いでしょう。
同じ会社でパートから正社員を目指す志望動機の例文
できるだけ自分の資格や知識、今後のキャリアパスへ繋がる志望動機を書いてください。
正社員だと安定していて、福利厚生が受けられる等の待遇を表面に出す志望動機では、自分のアピールポイントにはならないため、採用担当者の印象には残りません。
自分がどのように会社に貢献していけるか、どの分野で活躍したいか、などに重点を置いた志望動機にする方が好ましいでしょう。
正社員を目指す理由は、今までパートの仕事で培ったスキルや知識を使って、お客様へ提供する商品やサービスのさらなる向上のために貢献していきたいと考えたからです。また、チームメンバーとして、自分の強みを活かしてチーム全体、会社全体の業務の効率化や、事業の成長へ向けて企画の提案や実行を率先してできるような人材になりたいと思っています。パートの業務とは別に、一日一日の振り返りや反省点などをまとめてチームに共有しながら、提案が採用され、お客様に喜ばれた際には、とてもやりがいを感じました。正社員として雇用された際には、幅広い業務に携わりながら知見を深め、御社に貢献していけると感じています。
履歴書でのパートから正社員への志望動機の書き方のポイント
履歴書で志望動機を書くときは、以下の3つのポイントがあります。
- 簡潔に書く
- 活かせる経験・スキルをアピールする
- 誤字脱字がないかチェックする
履歴書では、ます悪い印象を持たれないよう、基本的なことをきっちりこなすことが重要です。
履歴書でのパートから正社員への志望動機の書き方のポイント1:簡潔に書く
志望動機をダラダラと書いていると、文章をまとめる力がないと判断されてしまうため、300字程度で簡潔に伝えるようにしましょう。
企業の人事担当者は、たくさんの応募者の履歴書を見る必要があるため、志望動機が長く書いてあると、下まで読んでもらえない可能性もあります。
そのため、伝えたい内容を整理し、①なぜその会社で働きたいか、③どんな経験・スキルを活かせるか④その会社で何をしたいか・どうなりたいかという流れで書きましょう。
- なぜその会社で働きたいか
(例)その会社のサービスが好き、人と話す仕事が好き - どんな経験・スキルを活かせるか
(例)接客アルバイトで身につけた傾聴力、派遣社員として経験した事務業務、簿記2級の資格 - その会社で何をしたいか・どうなりたいか
(例)お客様に信頼される人になりたい、業務をミスなく効率的にこなせるようになりたい
履歴書でのパートから正社員への志望動機の書き方のポイント2:活かせる経験・スキルをアピールする
履歴書の志望動機では、企業の人は、応募者の志望度を確かめるだけでなく、募集ポジションに適した人材かどうか判断しています。
なので、書類選考に通過するためには、志望動機でなぜその会社で働きたいか、どんなことをしたいかを伝えるだけでなく、自分が会社が求める人材であることをアピールすることが重要です。
そのため、求人票に書いてある求める経験・スキルや、応募職種で活かせると思った自分の性格・スキルを具体的なエピソードに基づいてアピールしましょう。
- 家事や子育てで常に時短できることがないか工夫してきた
➡︎ミスなく、業務を効率的に行える - 退職前の仕事やパートでの接客経験
➡︎傾聴力がある、笑顔で心地のいい接客ができる、顧客との関係構築ができる - 退職前の仕事や派遣での事務職経験
➡︎コツコツと作業が行える、ミスなく丁寧に仕事ができる - 取得済み・勉強中の資格・専門スキル
➡︎簿記2級を取得している、Webデザインスクールに通い、デザインの基礎やツールの使い方を学んでいる
履歴書でのパートから正社員への志望動機の書き方のポイント3:誤字脱字がないかチェックする
履歴書は、応募者の経歴や保有する資格・スキルなどを確認する重要な書類であり、書類選考に通過するかしないかを左右する書類です。
誤字脱字があると、不注意な人という印象を持たれてしまうので、必ず誤字脱字がないか自分でチェックしたり、家族や友人、転職エージェントの担当者に見てもらうようにしましょう。
面接でのパートから正社員への志望動機・転職理由の答え方のポイント
面接で志望動機を答えるときは、以下の2つのポイントがあります。
- 具体的なエピソードをもとに話す
- なぜ?を3回以上繰り返す
面接でのパートから正社員への志望動機の答え方のポイント1:具体的なエピソードをもとに話す
面接では、履歴書よりもさらに具体的なエピソードを加えることで、熱意や意欲を伝えるのがポイントです。
「パートでの仕事をきっかけに〜の仕事に興味を持った」「御社のサービスを利用して〜と思ったため、御社で働くことで〜の魅力を伝えたい」といった、具体的な理由を話すとより説得力があります。
面接でのパートから正社員への志望動機の答え方のポイント2:なぜ?を3回以上繰り返す
面接では、「なぜそう思ったのですか?」といった理由を聞く質問が繰り返されるので、「なぜ?」を3回以上繰り返して答えられるようにしておきましょう。
「なぜ営業の仕事に興味を持ったのですか?」
「なぜ人と接するのが好きなのですか?」
「そう思った具体的なきっかけはありますか?」
というように、深掘り質問への回答を考えておくと、面接当日に落ち着いて答えることができます。
面接での志望動機の聞き方の流れは、企業によって違いますが、質問に対して的確に答えられるよう、想定される質問への答え方を事前に考えておきましょう。
- どうしてパートから正社員になりたいのですか?
➡︎子どもが小学生になり、子育てが落ち着いたため、フルタイムで働くことで家計を支えたい、長く安定的に働きたい、責任のある仕事を任せてもらえるようになりたい - どうして〇〇職で働きたいのですか?
➡︎コツコツ取り組む仕事が得意、人と話す仕事が好き、手に職をつけて、専門性を磨くことでキャリアアップしたい - なぜ弊社で働きたいと思ったのですか?
➡︎会社の取り組みやサービスが好き、〜の悩みを抱える人の役に立ちたい - 弊社で働いて、将来的にはどんなことを成し遂げたいですか?
➡︎顧客に信頼される存在になりたい、専門性を磨いていきたい
志望動機・転職理由の書き方・答え方の注意点
- 条件面の志望理由を答えない
- どの会社にも当てはまる理由を答えない
志望動機の書き方・答え方の注意点1:条件面の志望理由を答えない
志望動機で、まず最初に「子育てと両立しながら働ける」といった趣旨の志望理由を答えてしまうと、「同じような条件の会社ならどこでもいいのではないか?」と思われてしまうため、あまり良い印象は持たれません。
企業は、自社でモチベーション高く働いてくれる人を採用したいと思っているため、条件面以外で魅力に感じていることや仕事に対して前向きであることを伝えるようにしましょう。
- △勤務時間が子どもの送迎時間に間に合うため、子育てと両立しながら働けると思ったから
➡︎〜な環境の御社で、子育てと両立しながら仕事のスキルも身につけていきたいと思ったから - ×給料が良いから
➡︎自分の経験を活かして活躍し、キャリアアップしていきたいと思ったから - ×残業時間が短いから
➡︎〜をきっかけに〇〇の仕事をしたいと思いました。その中でも残業時間が比較的少なく、女性が活躍している御社なら子育てと両立しやすく、気持ちよく働けそうだと思ったから
志望動機の書き方・答え方の注意点2:どの会社にも当てはまる理由を答えない
志望理由で、「長く働きたい」「社会貢献がしたい」といった、どの会社にも当てはまる理由を答えてしまうと、その会社で働きたいという熱意が伝わらず、「採用したい!」と思ってもらうことができません。
そのため、その会社だけに当てはまることや、仕事への意欲が伝わる志望動機を伝えるようにしましょう。
- ×将来性のある〇〇の会社で長く働きたいから
➡︎長く働き、自分ができる仕事の幅を広げていきたい - ×社会貢献がしたい
➡︎〜をきっかけに〜と思うようになりました。なので、御社で働くことで、〇〇な人の役に立ちたいから。
パート主婦におすすめの転職スクール
- ライフシフトラボ 転職コース|40代・50代におすすめ!強みを効果的にアピールする方法をアドバイス
- ポジウィルキャリア|20代〜40代におすすめ!自己分析・キャリア設計をマンツーマンサポート
パート主婦におすすめの転職スクール1:ライフシフトラボ 転職コース
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あわせて読む:ライフシフトラボの転職コースのメリットとは?|特徴・受講料を解説!
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あわせて読む:ポジウィルキャリアの評判・口コミはどう?無料相談・利用者の体験談を紹介!
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この記事では、パートから正社員への志望動機の書き方・答え方のポイントを例文つきで解説しました。
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