- 外資系企業に転職するにはどうすればいいの?
- 女性が外資系企業に転職することでどんなメリット・デメリットがあるの?
と思っていませんか?
この記事では、キャリアコンサルタントの筆者が、外資系企業に転職したい女性の転職活動のコツと外資系企業に転職するメリット・デメリットを解説するので、外資系企業への転職を考えている方は読んでみてください。
橋本めぐみ
外資系航空会社・IT企業・不動産会社の事務を経て、キャリアコンサルタントとして17年間活動。 人材会社(大手独立系数社、電機メーカー)・独立行政法人・私立大学10校以上で大学生・大学院生(私立大学10校)・若年層(既卒者)・社会人(20代~60代)の就職・転職相談を経験。営業、IT、製造、販売、ホテル・ブライダル・飲食など幅広い領域の転職支援に携わる。さらに、2018年より家業である都内の理容サロンの経営を行っており、身だしなみも含めた支援も行う。 ■保有資格:JCDA認定 CDA(キャリアディベロップメントアドバイザー) 、国家資格キャリアコンサルタント
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女性が外資系企業に転職する3つのコツ
女性が外資系企業に転職するコツ1:語学力をアピールする
外資系企業は日系企業と異なり、実力主義で女性活躍推進も期待されますので事前に理解の上、さらにビジネスレベルの語学力があれば応募可能です。
海外在住や留学経験など、海外の価値観を得て語学を習得すると、それを活用した仕事に就きたいと思うようになります。そのため、漠然と語学力を活かせる仕事に就きたいという理由で転職を希望する方も多く、それを具体的にイメージできないため、選択肢の1つに「外資系企業」があります。
海外在住や留学経験や取得した資格などを伝え、語学力をアピールすると効果的でしょう。
- TOEIC700~800点
- 英検準1級以上
女性が外資系企業に転職するコツ2:日本企業にはないスピード感についていく
日本企業では段階的な承認に時間を要してしまう傾向がある一方で、外資系企業はスピード感があり短期間で結果を求められます。そのため、自分のペースで仕事ができますが、迅速にフットワーク良く行動することを意識してください。
また、自己裁量権が広いため責任は個人が負担する部分もあるかもしれません。正当な評価とアグレッシブに働く事を好む傾向があり、男女差もなく平等に扱われたい方には外資系企業は向いています。
女性が外資系企業に転職するコツ3:私生活も大事にしたいことを伝える
家庭の都合や趣味などで私生活を大切にされたい方は、実は外資系企業に向いています。
一見、残業もできず会社の指示に従わない印象を与えるかと思いますが、自分の裁量権や責任で最高のパフォーマンスをすることに繋がります。
ただ目標達成のために頑張るのではなく、仕事にメリハリをつけるほうが効率が上がり、無駄に時間をかけすぎなくなります。そして、私生活が充実すると心も豊かになり、仕事にも良い効果をもたらすため、大事にしていることは伝えるべきだと思います。
女性が外資系企業に転職するメリット
- 年齢や性別を問わない
- 収入アップが望める
女性が外資系企業に転職するメリット1:年齢や性別を問わない
外資系企業は即戦力を求めるため、育てるという認識がありません。そのため、経験やスキルがマッチングすれば年齢や性別は関係なく、実力重視です。
女性社員向けのリーダー研修もあり、ワーキングマザーでも柔軟な働き方を推奨されています。今まで日系企業で年功序列や性別で辛かった方には、外資系企業はとても新鮮で納得感が得られる転職先となると思います。意欲的で向上心をお持ちの女性には向いています。
女性が外資系企業に転職するメリット2:収入アップが望める
女性の場合、結婚や出産期間があることから、男性と異なり昇進スピードが遅くなる傾向があります。
外資系企業では、自ら行動し、経験やスキルを得ていける方であれば昇給や昇進が叶い、収入アップが望める傾向があります。
規定に男女差はないため、実力で評価を上げていくことが収入に結びつきます。今までは成果を上げても収入に反映されなかった事が、外資系企業では叶うかもしれませんので、収入アップというメリットがあります。
女性が外資系企業に転職するデメリット
- 実力主義のため評価が厳しい
- 福利厚生が日系企業より薄いと感じる
女性が外資系企業に転職するデメリット1:実力主義のため評価が厳しい
成果を上げないと評価をしてくれないため、認めてもらえず年収アップもできないのが外資系企業です。仕事の仕方など丁寧に教えてくれませんので、自分で確認し情報を得ていかないといけません。
マイペースにゆっくり行動していると評価をされにくく、異動や職種転換などの辞令が下りてしまいがちです。
個人を大切にしているということは、その孤独に耐えうる強さが必要であり、待っているだけでは成長できる機会を与えてもらえません。
女性が外資系企業に転職するデメリット2:福利厚生が日系企業より薄いと感じる
福利厚生は日系企業の方が手厚く、外資系企業は有給や働き方に柔軟な分、「手当」という部分は年収に含まれるという認識です。
そのため、福利厚生が薄くみえがちですが、もらえる収入合計は同じであり使いみちも自由です。
また、フレックス制度の導入やテレワークなど働き方が自由である場合も多くそれが合わないと感じたり、手当が区分されている方がよい方の場合は福利厚生の薄さを感じてしまうかもしれません。
外資系企業に転職するなら、外資系企業への転職に強い転職エージェントを活用するのがおすすめです。
日本ではあまり知られていない優良な外資系企業や職場環境の詳しい情報などを教えてもらえますよ!
次は、外資系企業に強い女性ににおすすめの転職エージェントを紹介します。
外資系企業に強い女性向けの転職エージェント
- エンワールド:外資系企業・日系グローバル企業の求人が豊富!
- JAC Recruitment:年収800万円以上のハイクラス転職に強い!
外資系企業に強い女性向けの転職エージェント1:エンワールド・ジャパン
エンワールド・ジャパンは、外資企業や日系グローバル企業の求人に特化した転職エージェントです。
中でも年収800万円以上の求人に強く、外資系系業への転職を考えている方や外資系企業に転職して年収を上げたい方におすすめです。
- 外資企業・日系グローバル企業の求人を紹介してほしい
- 年収800万円以上の求人を探したい
特徴 | 外資・日系グローバル企業に強い転職エージェント |
エリア | 全国 |
- 外資・日系グローバル企業の求人が豊富!
- 年収800万円以上の求人も!
無料相談してみよう!
外資系企業に強い女性向けの転職エージェント2:JACリクルートメント
- 年収800万円の求人を探したい
- 転職によって年収を上げたい
特徴 | ハイクラス向け転職エージェント |
エリア | 全国 |
- 年収800万円以上の求人が豊富!
- ハイクラス・ミドルクラスの転職支援に強い
無料相談してみよう!
あわせて読む:女性の転職エージェントおすすめ25選|特徴・評判を状況別で徹底比較
転職エージェントを活用した転職活動の流れ
まず、基本情報を入力し、転職エージェントに登録します。1分程度で簡単に登録できますよ!
自分に合った求人をたくさん見つけるためにも、2〜3社に同時に登録しておくのがポイントです!外資系企業に強い以下の転職エージェントに登録しておきましょう。
- エンワールド:外資系企業・日系グローバル企業の求人が豊富!
- JAC Recruitment:年収800万円以上のハイクラス転職に強い!
転職エージェントに登録したら、2〜3営業日以内に担当者から連絡がきます。希望の条件のヒアリングや日程調節をしてくれるので、事前に確認しておきましょう。
キャリアの棚卸しや希望の条件のヒアリングをした上で、おすすめの求人を紹介してくれます。
ぴったりの求人を紹介してもらうためにも、あらかじめ希望の条件と優先順位を考えておきましょう。
小さいお子さんがいる場合は、保育園への送迎時間に間に合うか、残業時間はどれぐらいかなどをチェックしておきましょう!
- 希望の職種・業務内容
- 事業内容
- 会社の種類・規模(外資系企業、大手など)
- 勤務地(自宅から〇〇分以内、転勤の有無など)
- 勤務時間・制度(残業時間〇〇時間以内、在宅勤務OKなど)
紹介してもらった企業の口コミを転職会議でチェックしておくと安心ですよ。
コーポレートサイトや求人票には載っていない、社風や残業時間、女性の働きやすさなどを調べることができますよ!
子持ちの女性の転職先選びのポイントを知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください!
紹介してもらった求人の中から、応募する求人を選び、履歴書や職務経歴書、企画書などを作成します。
興味を持った求人を3〜10社ほど選んで応募するのがおすすめです!
- 基本情報(企業理念、設立年度、従業員数、所在地など)
- 社長のあいさつ
- 求める人物像
- IR情報
- SDGsの取り組み
- どんなサービスを提供しているか
- 仕事の内容
- 給与
- 休暇・休業制度・福利厚生
- 残業時間
- 転勤の有無
求人を選んだら、それぞれの求人内容に合わせて志望動機や自己PRを考えて履歴書や職務経歴書を書きましょう。担当者に添削してもらい、企業が採用したい!と思うような内容に仕上げることで書類選考の通過率が上がりますよ!
志望動機・自己PRのポイントを知りたい!例文を参考にしたいという方は、以下の記事も合わせて読んでみてください!
書類選考に通過したら、面接を受けます。通常、一次面接、二次面接、最終面接と3回行われます。
転職エージェントの担当者が本番さながらの模擬面接をしてくれたり、面接対策資料をもらえるので、活用するのがポイントです!
想定される質問に対する回答を考えておくと、当日に落ち着いて答えることができますよ!
- 志望動機
- 自己PR
- 現職・前職での経験
- 入社後成し遂げたいこと
- 逆質問
あわせて読む:女性が面接で聞かれる質問例7選|面接突破のコツを例文つきで解説!
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面接を通過したら、企業から内定の連絡がきます。
エージェントの担当者が年収などの条件交渉や入社手続きをサポートしてくれますよ!
外資系企業への転職は転職エージェントに相談しよう!
この記事では、外資系企業に転職したい女性の転職活動のコツと外資系企業に転職するメリット・デメリットを解説しました。
外資系企業への転職には、外資系企業に強い転職エージェントに登録し、日本ではあまり知られていない優良な外資系企業や職場環境の詳しい情報などを教えてもらうのがおすすめです!
今回紹介した以下の転職エージェントは外資系企業の求人や転職ノウハウが豊富なので相談してみてください。
- エンワールド:外資系企業・日系グローバル企業の求人が豊富!
- JAC Recruitment:年収800万円以上のハイクラス転職に強い!
あなたの転職がうまくいくよう応援しています!