- 憧れて入ったはずのエステの世界。だけど、もう辞めたい。
- エステの仕事をしたいけど、大変そう。
そんな理由からこのサイトにたどり着いたのではありませんか?
私はとある大きな会社のエステ部門で働いた経験があり、今は独立開業し、プライベートサロンを運営しています。
森 久美
専門学校を卒業後、パティシエやカフェスタッフとして働き、その後、美容業界へ転職。現在はプライベートサロンを運営しながらフリーのライターとしても活動中。
Twitter:https://twitter.com/aroma_writer?t=faozACmTeYNxWFx5PI8A0g&s=09
エステティシャンを辞めたい理由7選
エステティシャンを辞めたいと感じるよくある理由は以下の7つです。
- 人間関係
- 売上のノルマがきつい
- 事務仕事が多い
- 呼び込みが苦手
- 給料が安い
- 新人が続かない
- 人手不足で忙しい
エステティシャンを辞めたいと感じる理由1:人間関係
エステティシャンって人間関係が大変そう。そんなイメージがあると思いますが、その通りです。
いわゆる世間一般でイメージされているドロドロした関係性はありませんでしたが、エステティシャンという職業柄なのか、少し個性が強い人が集まっていたので、何かひとつ決めて進めていくのが大変でした。
というのも、私より先に入社していた先輩エステティシャンはアルバイト契約。私は契約社員として入社して、みんなをまとめないといけない立場だったからです。
おそらく、一昔前の大手エステサロンはもっとノルマが厳しかったと思います。それから比べると私が働いていたところは売上目標に達しなくても𠮟責などはなく、緩いノルマだったと思います。 しかし、毎月売上を達成するために、自分でも何か商品を買ったり、ほかの部署の社員にお願いしてコースを契約してもらったりしていました。 契約社員という立場上、アルバイトスタッフができない仕事を多く抱えて担当していました。 アルバイトや社員の面接、給与やシフト管理など施術以外の仕事に時間を取られて、お客様を接客する時間が少なくなっていました。 暇な時間は外に出てチラシ配りや呼び込みの仕事があります。 1対1のコミュニケーションは得意でも不特定多数に対してのコミュニケーションは苦手という私のような人は実はエステティシャンに多くいるように思います。 エステの会社によりますが、私の働いていた会社は基本給+歩合制(報奨金)で給料が変わるシステム。それも商品の売上とエステのコースの売上それぞれが基準を達しないと報奨金が付かないのでかなり大変でした。 商品は売れるけど、契約が今月は基準をクリアしてないとどんなに商品を売っても報奨金はゼロということも少なくありませんでした。 エステという仕事に憧れをもつ人は多く、求人するとある程度の応募はありました。 しかし、せっかく入っても続かないことが多いです。 「こんなに覚えることが多いのか」という気持ちからなのでしょうか。大まかな説明を終えた頃の1週間で辞めてしまう人が多くいました。 ようやくサポートなしで接客できるようになった頃に辞められるのは本当にツラかったです。一番ショックだったのは一通りできるようになった1年後くらいに辞められることでした。 ジェンダー社会になりましたが、今でもエステの世界は女性スタッフが9割以上を占めています。そのため結婚や妊娠、出産で離職が多い職種です。 私が働く支店も他の支店も、友人が働くエステ会社も常に人手不足で、ベッドが何台もあるのにスタッフはひとり。そんな時間が多かったです。 エステのように高額商品を売る必要はなく、疲れたお客様に対して癒しを与える仕事「アロマセラピスト」への転職は多いです。 エステでもオイルマッサージはするため、少しの研修で即戦力になれるので重宝されます。 まつげエクステなどの施術をするアイリストへの転職も多いです。女性が綺麗になる手伝いをするという点からは同じ美容系の職種です。 私の尊敬する先輩もアイリストへ転職しました。大変な点は美容師の免許がいるということです。 鍼灸師もアイリストと同じく国家資格取得が必須の仕事です。 学校に通う期間も長いですし、金銭的にもかなりの金額が必要ですが、ワンランク上の美容を提供したり、収入をあげたりできるという点から鍼灸の世界へ行く人も多いです。 自分の理想とするサロン経営や子供や家族のことを優先しつつ、美容の仕事をするにはおすすめの形です。 大手のエステサロンで働いた後にプライベートサロンを持つ人は多いです。 エステは体力が必要です。フェイシャルだけであれば年齢を重ねてもやっていけますが、痩身などボディメニューは年齢とともにしんどくなってきます。 そして、お客様は事前に予約をしてご来店されるので、急に休むということもしづらいのが結婚後に続けれないという理由に上がります。 事務職はエステに比べると休みやすく、有休も取りやすいのでエステティシャンを辞めて事務の仕事に転職という人も多いです。 近年、事務職の求人は少なくなってきていることから、事務職の求人が豊富な転職エージェントを複数社利用するのがおすすめです。 以下の記事で事務職の求人数・転職支援実績が豊富な転職エージェントを紹介しているので、登録してみてください! 意外かもしれませんが、少なからずいるのが介護職への転職です。 年配の方とお話をするのが好きだし、サポートしてあげるのが好きだけど、エステの世界の雰囲気が苦手という人がこの転職先を選んでいるように感じます。 煌びやかなイメージがあるエステの世界。イメージ通り、ノルマもあるし、人間関係も複雑です。 しかし、たぶんそれはどの業種でもあることですよね。 エステの会社は辞めてしまったけれど良い経験だったと思えるし、当時の先輩エステティシャンとも今でも付き合いはあります。 「エステの仕事、もうしんどいな」と思っているなら転職して一度離れてみるのも良いですし、もう一度始めた頃を思い出し、頑張ってみるのも良いと思います。 そして、まだこの世界を知らずに興味があって迷っているならば、一度飛び込んで経験してみるのが1番ですよ。 あなたにはあなたのエステティシャンとしての世界があるはずです。 転職を考えるなら、転職エージェントに相談してみましょう。 転職先の候補を紹介してもらったり、辞めるべきか客観的な意見がもらうことで、転職活動に向けて踏み出すことができますよ! 以下の記事で女性におすすめの転職エージェントを紹介しているので、あわせて読んでみてください!エステティシャンを辞めたいと感じる理由2:売上のノルマがきつい
エステティシャンを辞めたいと感じる理由3: 事務仕事が多い
エステティシャンを辞めたいと感じる理由4: 呼び込みが苦手
エステティシャンを辞めたいと感じる理由5: 給料が安い
エステティシャンを辞めたいと感じる理由6: 新人が続かない
エステティシャンを辞めたいと感じる理由7: 人手不足で忙しい
エステティシャンを辞めた後の転職先6選
エステティシャンからの転職におすすめの転職先1:アロマセラピスト
エステティシャンからの転職におすすめの転職先2:アイリスト
その先輩エステティシャンはエステの仕事をしながら通信教育で美容師の免許を取ったりしていました。エステティシャンからの転職におすすめの転職先3:鍼灸師
エステティシャンからの転職におすすめの転職先4:独立開業
エステティシャンからの転職におすすめの転職先5:事務職
エステティシャンからの転職におすすめの転職先6:介護職
まとめ