- 『建築士向けの建築設計の求人に強いおすすめの転職サイトを知りたい!』
- 『建築設計の業務内容や転職情報に詳しいコンサルタントにサポートしてもらいたい』
こういった疑問にお答えして、建築設計の求人に強い、建築士向けの転職サイトおすすめ7選を紹介します。
転職サイトの紹介に加えて、2級建築士の筆者が建築士の転職事情や建築設計の仕事について解説するので、最後まで読んでみてください。
一本槍 満滋
総合建築を行う会社で電気設備・空調設備に関する設計、施工を10年以上担当。その後、公共事業などを多く担当する会社に転職。監理技術者として電気設備における施工管理業務を行う。現在は個人事業主として独立し、電気・空調設備の設計をメイン業務に、工事受注、店舗等の省電力化を図るコンサルタントなども行なっている。また、専門的な見解を踏まえた建築・電気設備に関するライター活動なども行なっている。保有資格:電気工事士2種、電験3種、電気工事施工管理技士1級、建築設備士、建築士2級
野村正樹
ローバー都市建築事務所主宰
「町家クラブ」の活動に携わり、町家の改築を手掛ける。古民家を単に残すだけでなく現代的な快適さを付与し、ライフスタイルを現代に合わせつつも、町家特有のぬくもりを最大限に引き出し、次世代に残すべきとの考えに基づいた設計思想を基本としている。保有資格:一級建築士、インテリアコーディネーター、宅地建物取引士、古民家鑑定士一級。
(監修日:2023年5月15日)
あわせて読む:建設業に強い転職サイトおすすめ10選|求人数や特徴を比較!
建築士に強い転職サイトおすすめ7選
建築士におすすめの転職サイトは以下の7社です。
希望条件に合う求人をなるべくたくさん見つけるためにも、2社以上の転職エージェントに登録するのがおすすめです!
- 建築転職
建築業界に特化!上場企業の非公開求人も紹介可能 - 建設・設備求人データベース
建築設計の求人が1,000件以上!上場企業が運営しているから安心 - JAC Recruitment
建築士資格・経験を活かして年収を上げたいなら! - RSG建設転職
建設業界での年収アップに強い! - ワークポート
求人数が豊富!建設業界専門のアドバイザーがサポート! - リクルートエージェント
求人数・転職実績が豊富!施工管理・建設業界の求人が最多 - doda
転職満足度が高い!質の良い求人が豊富
建築士に強い転職サイト1:建築転職
建築転職は、建築業界に特化した転職エージェントです。
建築転職を運営する運営会社トップリフォームは、全国で建築工事の請負事業を展開しているため、建築業の会社や事務所と強いコネクションがあります。
そのため、他の転職サイトには載っていない非公開求人や、仕事の進め方や社風などのリアルな情報を提供してくれます。
経験やスキルを的確に把握できる建設関連の国家資格者がサポートしてくれるので、スキルや経験を活かせる求人の提案や、魅力が伝わる履歴書・職務経歴書の作成、面接対策が期待できます。
こんな人におすすめ | ・建築関連の国家資格者にサポートしてもらいたい ・現場のリアルな情報を伝えてくれるエージェントを活用したい |
求人数 | 施工図:設計:2,302件 ※2024年5月15日時点 |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社トップリフォーム 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313467 |
- 建築系技術者に特化!建築関連の国家資格者がサポート!
- 専門知識や技術に詳しいアドバイザーが経験・スキルにマッチする求人を提案
- 企業に魅力が伝わる履歴書・職務経歴書の作成、面接対策をサポート!
- 建築会社が運営!
- 建築請負事業で取引がある会社を紹介してくれ、仕事の進め方や社風の詳細を伝えてくれる
- 非公開求人が豊富!
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建築士に強い転職サイト2:建設・設備求人データベース
建設・設備求人データベースは、建築業界の求人が豊富な転職エージェントです。
2024年5月15日時点で建築士向けの求人が3,796件掲載されています。
また、建設業界に特化しているからこそ業界や企業に詳しく、待遇・福利厚生の詳細、求人企業の業界内での立ち位置や強み・弱み、経営状況、社風や配属部署の雰囲気といった、他では手に入らない具体的な情報も提供してくれます。
企業ごとに好まれる人物像、評価される経験、過去の面接での質問傾向や面接官の人柄なども把握した、建設業界の転職支援実績豊富なコンサルタントがサポートしてくれるので、選考にも通過しやすくなります。
東証プライム上場企業の株式会社クイックが運営しているので、安心して利用できるので、まずは無料登録してみてください。
こんな人におすすめ | ・豊富な求人の中から自分に合ったものを探したい ・資格を活かして転職したい |
求人数 | 建築士:3,796件 ※2024年5月15日時点 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クイック 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号:27-ユ-020100 |
- 東証プライム市場上場企業の株式会社クイックが運営!
- 上場企業が運営しているから安心!
- 建設業の求人が豊富!
- 希望の条件にマッチする求人が見つかる!
建設・設備求人データベースは、建築業界で転職するなら登録しておいて間違いない転職サイトです。
建設業に精通した担当者が経験や希望条件にマッチする求人を紹介してくれるので、ぜひ登録してみてください。
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担当して頂きました○○様には本当にお世話になりました。
不動産、建設業界について深くしっかり勉強されており、数々の有益なアドバイスを頂き、私を導いて頂きました。
コミュニケーション能力も非常に高く、「この人なら安心」という気持ちにさせて頂きました。
本当に感謝しております。ありがとうございました。
紹介された企業は要望に沿ったもので非常に良かった。
最終的な条件も期待以上のもので、大変満足しております。
あわせて読む:建設・設備求人データベースの口コミ・評判はどう?
建築士に強い転職サイト3:JACリクルートメント
JACリクルートメントは、年収800万円〜1500万円以上のハイクラス求人に特化した転職サイトです。
東証プライム上場企業が運営しているため、各業界に精通した優秀なコンサルタントが在籍しており、転職支援実績も豊富です。
建築設計の高年収求人も扱っているため、転職によって年収アップを叶えたい方におすすめです。
こんな人におすすめ | ・年収500万円以上でさらにキャリアアップしたい ・国内大手・外資系企業・海外進出企業へ転職したい |
求人数 | 建築系(設計・施工管理):281件 ※2024年5月15日時点 |
エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-010227 |
- 500万円以上のハイクラス求人が見つかる
- 優秀なコンサルタントがサポートしてくれる!
無料相談してみよう!
JACリクルートメントは、積水ハウスやオープンハウス、野村不動産、三菱地所ホームへの紹介実績があります。
経験や方向性を踏まえて求人の提案をしていただけた印象でした。 知識や企業のことも深く知っている方が多く感じました。 選考前に対策もしてくれ、当たり障りない問答ではなくて、自分の足りていないところを気づかせていただき結果も無事に内定をいただくことが出来て感謝しております。
(引用元:株式会社ジェイエイシーリクルートメントのクチコミ)
3人のエージェントの方にお世話になり、3人とも信念をもって対応して下さる、非常に信頼できる方でした。それぞれ担当の企業を最大限アピールするものの、最終的に押し付けたりすることはなく、私にとって納得のいく転職になるようチーム全員でサポート頂きました。 低い評価も多く見られ、大手のため所謂「アタリハズレ」は避けられないのかもしれませんが、私はここで転職のサポートを頂けて幸運だったと思います。
(引用元:株式会社ジェイエイシーリクルートメントのクチコミ)
JACリクルートメントの公式YouTubeチャンネルでは、建築業界の転職についての情報発信をしているので、チェックしてみてください。
建築士に強い転職サイト4:ワークポート
ワークポートは、幅広い業界・職種の求人を扱う転職エージェントです。
建築設計の求人数が2097件(※2024年5月15日時点)と豊富です。
国内に拠点が50ヶ所あり(※2024年6月現在)、全国の大手企業から地元企業の求人まで幅広く取り揃えています。2024年7月までに全国47都道府県への拠点設置を進めており、地方の企業や求職者にもエリア専門担当者が対面でサポートできるようになります。
そのため、地方にお住まいの方も充実したサポートが受けられます。
ワークポートは、リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2023年度下半期~』で『転職決定人数部門 第1位』を受賞しています。また、建築・不動産部門では第7位に選ばれています。
転職支援実績豊富なアドバイザーが、マッチ度の高い求人の提案や企業に魅力が伝わる選考書類の作成、面接対策をサポートしてくれるので、選考対策が強い転職エージェントを選びたい方におすすめです。
求人数 | 設計(建築):2097件 ※2024年5月15日時点 |
こんな人におすすめ | ・地方の求人を探したい ・地方でも対面でサポートを受けたい |
エリア | 全国 |
拠点 | 札幌、青森、岩手(盛岡)、秋田、山形、福島(郡山)、茨城、宇都宮、高崎、埼玉、千葉、東京(池袋・汐留・渋谷)、横浜、新潟、富山、金沢、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、名古屋、三重、滋賀、京都、大阪(梅田・難波)、神戸、姫路、奈良、和歌山、島根、岡山、広島、高松、松山、徳島、高知、天神、小倉、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
運営会社 | 株式会社ワークポート 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-040590 |
- 全国の求人を保有!
- 国内に拠点が44ヶ所!地方にも拠点あり
- 大手企業から地元の優良企業まで幅広くカバー
- 転職決定人数No.1のサポート力!
- 転職支援実績豊富なアドバイザーがサポート
無料相談はこちら!
担当コンシェルジュさんとの初回面談から約1ヶ月で内定を頂くことができました。 初めての転職&転職エージェント利用だったため、不安が多々ありましたが、担当コンシェルジュさんが親身に接していただき、また、企業様との調整などきめ細かくご支援いただいたことに感謝します。 50歳以上&3ヵ月以内の転職を希望しておりましたが、早々に内定をもらえましたので、心にゆとりができ、嬉しかったです。 この度はご支援頂き、有難うございました。
(引用元:株式会社ワークポートの口コミ)
あわせて読む:ワークポートの口コミ
建築士に強い転職サイト5:RSG建設転職
RSG建設転職は、建設業界出身のコンサルタントが、業界の知見をもとに希望の条件やスキルに合った求人を厳選して紹介してくれるため、高いマッチング精度を誇っています。
独自に調査分析した業界・企業情報をもとに選考でアピールすべきポイントをアドバイスしてもらえるため、選考対策に不安を感じている方でも安心できます。
また、RSG建設転職の担当者が面接に同席する場合もあり、アイスブレイクをしてくれることで緊張の緩和につながった、心強かったと好評です。
特徴 | 建設業に特化した転職サイト |
こんな人におすすめ | ・現場のリアルな情報を聞いてから転職したい ・建設業界出身のコンサルタントにサポートしてもらいたい ・建設業界での経験を活かして年収アップ・キャリアアップしたい |
エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社RSG 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-308379 |
- 建設業界出身のコンサルタントがサポート!
- 業界の知見をもとに希望の条件やスキルに合った求人を厳選して紹介してくれる
- 取引法人数は全国1500社以上!
- 平均1.2倍〜1.5倍の年収UPの実績あり!
- 建設業界での経験を活かして、キャリアアップできる
- 書類選考や面接対策が手厚い!
- 独自に調査分析した業界・企業情報をもとに選考でアピールすべきポイントをアドバイスしてもらえる!
RSG建設転職では、業界経験者が希望に合った求人の紹介や選考対策を行ってくれるので、まずは、登録して無料相談をしてみましょう!
RSG建設転職は幅広い職種の求人を保有しています。紹介実績のうち、建築・土木住宅設計は13%と3番目に多くなっています。
ゼネコンやハウスメーカーなど多様な業種の紹介実績があるため、経験を活かせる求人の提案が可能です。
建築設計のキャリアを積む中、今までと同じ領域だけでなく、用途や計画規模などを広げていきたいと考えていました。 担当のY様には最終面接後まできめ細かくサポートいただきました。 企業紹介、応募と並行してこちらの志向や経験への理解を本質的に掘り下げてくださり、結果、良い意味で当初想定していなかった職種や役割、処遇をいただくことができ大変感謝しています。 1人の担当者が主軸になって進めていくので、相性という点はあると思いますが、業種を横断した選考活動が他社と比べてしやすいのではないかと思います。
(引用元:株式会社RSGの口コミ)
最初は電話での面談でしたが、自分の特性や個性を汲み取って頂き、ダメだと思って視野から外していた企業様での内定を頂けました。面接も同席頂き、この心強かったです。また、迅速な対応のお陰もあり、1ヶ月以内に内定まで至りました。フレンドリーな対応で非常に話しやすく、慣れない転職活動でも安心して動けました。
(引用元:株式会社RSGの口コミ)
RSG建設転職にインタビューさせていただきました!
あわせて読む:RSG建設転職の評判はどう?運営者にインタビュー!
建築士に強い転職サイト6:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、人材業界大手のリクルートが運営する転職エージェントです。
建築士向けの求人が9,355件、建築設計の求人が5,873件(※2024年2月22日時点)と豊富です。
建築業界に精通したアドバイザーが、豊富な求人の中から経験や希望条件にマッチする求人を紹介してくれます。
企業情報や選考情報にも詳しく、転職先選びや選考対策に役立つ情報を提供してくれます。
たくさんの求人の中から選びたい、大手で安心して利用できる転職エージェントを選びたい方におすすめです。
こんな人におすすめ | ・いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい ・幅広い業界・職種の求人を紹介してほしい |
求人数 | 建築士:公開求人9,761件、非公開求人2,646件 建築設計・CADオペレーター・設計監理:公開求人6,438件、非公開求人1,462件 ※2024年5月15日時点 |
特徴 | 求人数・転職支援実績が豊富な転職エージェント |
エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-313011 |
- 求人数・転職実績が豊富
- 建設業界の転職支援実績豊富なアドバイザーがサポート
- 地方の求人や施工管理・建設業界未経験歓迎の求人も豊富
サイト上での求人検索も可能なので、まずは無料登録してみてください!
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面接をしてもその結果をしっかりと伝えてくれて、どのように今後したらいいかを合わせて教えてくれたので次の面接ではそこを改善するように心がける事が出来ました。
(HRtable独自のアンケートより抜粋)
しかし、担当の方は女性で話しやすかったが、企業とのやりとりは他のエージェントに比べてフォローが少なかったように思う。当然のことではあるが、どのような担当に当たるかによって、どのように転職活動を進めるかもまったく変わると後からわかった。
(HRtable独自のアンケートより抜粋)
あわせて読む:リクルートエージェントの口コミ
建築士に強い転職サイト7:doda
dodaは、パーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
幅広い業界・職種の求人を保有しているため、経験を活かせる幅広い選択肢を提案してもらいたい方におすすめです。
オンラインで気軽に参加できるセミナーも開催されており、転職活動の進め方についての情報が得られます。
また、個別の転職サポートでは、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策も行っています。さらに、応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれます。
特徴 | 幅広い業界・職種の求人を保有する転職エージェント |
こんな人におすすめ | ・いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい ・幅広い業界・職種の求人を紹介してほしい |
求人数 | 建築設計・積算:6,706件 ※2024年5月15日時点 |
エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-304785 |
- 大手を含む幅広い業界・職種の求人を保有!
- 転職セミナーや手厚い転職サポートが受けられる
- オンラインで気軽に参加できるセミナーで相談や選考対策ができる
- 応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれる
無料相談してみよう!
実際にキャリアアップでの転職は難しいとされていたが、エージェントの前向きな紹介によって初回面接時もとても好印象をもって面接を行ってくださる企業様も多くあり、自分自身の現在のキャリアや強み、やりたい事などを十分に表現する事が出来たため、キャリアアップ転職することが出来た。
(HRtable独自のアンケートより抜粋)
面談での話しやすさ、求人紹介のスピード、求人数は、やはり大手ということもあり、非常に良かったと感じました。
しかし、紹介された求人の中には自分が希望していない条件のものも多々あり、機械的に求人が大量に送られてくるだけで、どれが自分に適しているのか、何を根拠に紹介してきているのかがわかりませんでした。
(HRtable独自のアンケートより抜粋)
あわせて読む:dodaの口コミ
建築士の転職サイト選びのポイント
建築士の転職サイト選びのポイント1:建設業界に特化しているか
建築士の転職に使用する転職サイトは建設業界に特化した転職サイトを活用すると良いでしょう。
一言で建築士と言っても、その業務内容は多く、転職する会社によっては自分が望まない方向の仕事を扱うようになってしまいます。
建設業界に特化したサイトであれば、詳細に業務内容の記載があるものも多く見られ転職選択を安心して行う事ができます。
建築士の転職サイト選びのポイント2:求人数
建設業に強い求人サイトを選ぶ基準として、求人数があります。
求人数が豊富な求人サイトを利用することで、より多くの求人の中から希望条件にマッチする求人を見つけることができます。
建築士の転職サイト選びのポイント3:サポートの有無
求人サイトには、自分で求人を検索して応募する応募型の求人サイトと、キャリアアドバイザーから求人の紹介を受け、企業との連絡や選考対策などのサポートが無料で受けられるエージェント型の求人サイトがあります。
サポート付きの転職サイトの方が効率よく転職活動を進められ、選考対策までしてくれるのでおすすめです!
転職エージェントのサポートを活用すれば、今よりもキャリアアップできる会社と結び付けてくれる可能性があります。
この記事で紹介した7社は全て無料のサポートが受けられるので、ぜひ活用してみてください!
一級建築士 野村正樹さんのコメント
業界専門のサイトを選び、求人情報の質や更新頻度を確認しましょう。登録や利用料金も考慮し、使いやすさや信頼性も重要です。口コミや評判を調べ、過去の成功事例を確認することもおすすめです。
建築士向けの求人サイトを利用するメリット
建築士向けの求人サイトを利用するメリット1:建設業の求人を効率よく探せる
建設業に強い求人サイトを活用することで、豊富な求人の中から希望条件に合わせて効率よく求人を探すことができます。
この記事で紹介したような建設業界に特化した転職サイトには、多数の建設会社から求人が集まるため、一般的な転職サイトよりも建設業の求人が豊富です。
建設業界に特化した求人サイトでは、希望する勤務地や給与などの条件の他にも、ゼネコン、ハウスメーカーなど業態の種類や保有する資格など建設業特有の希望条件で検索することができます。
また、転職サポート付きのエージェントでは、希望条件に合う求人を担当者が厳選して紹介してくれるため、自分で求人を探す手間が省けます。
建築士向けの求人サイトを利用するメリット2:職務経歴書の添削を行ってくれる
職務経歴書では、これまでの職歴や業務経験、転職後に活かせるスキル・強みをアピールする文書です。選考において重要な判断材料となるため職務経歴書の作成はしっかりと行う必要があります。
自分で職務経歴書を書き、誰にも添削やアドバイスをしてもらわずに応募すると、上手く企業にアピールすることができず、書類選考すら全然通らないということも起こり得ます。
転職サポート付きの求人サイトを利用すると、担当者がこれまでの業務経験や性格を棚卸しして、あなたが気づいていない強みを引き出した上で、企業に評価されやすい内容に添削してくれます。
建築士向けの求人サイトを利用するメリット3:面接対策を行なってくれる
転職エージェントでは、選考に通過しやすいように職務経歴書の添削だけでなく、面接対策を行っています。
過去の選考情報や企業からヒアリングした情報をもとにした選考対策のアドバイスや、本番さながらの模擬面接を行なっているところもあります。
転職のプロが選考でのコツや自分では気づいていない話し方の癖なども指摘してもらうことで、転職の成功確率が上がります。
建築士向けの求人サイトの活用法
建築士向けの求人サイトの活用法1:複数社の求人サイトを併用する
希望条件に合う求人をなるべく多く見つけて比較するためにも、2社以上の求人サイトに登録するのがおすすめです。
求人サイトにより保有する求人や得意とする領域が異なります。そのため、複数の求人サイトから求人を探すことで、より多くの求人に触れることができます。
また、転職サポートについては実際に利用してみないと担当者との相性が合うか分からない部分もあります。
担当者によっては、建築業界の知識が浅かったり、連絡が遅いなど対応にばらつきがあります。
複数社の求人サイトのサポートを比較することで、最も手厚くサポートしてくれる求人サイトを選ぶことができます。
求人サイトのサポートは無料で利用でき、オンラインで面談を行っているところがほとんどなので気軽に登録してみてください。
建築士向けの求人サイトの活用法2:求人について自分で調べてみる
求人サイト上で見つけた求人やエージェントから紹介された求人について自分で調べてみることをおすすめします。
なぜなら、求人情報だけでは企業の業界での立ち位置や社風、働き方などが分かりにくいためです。求人情報や企業について詳しくチェックせずに転職すると、転職後にミスマッチが起き、後悔する可能性もあります。
そのため、企業のコーポレートサイトや口コミ情報サイトなどを活用し、どんな会社なのか、どんな働き方なのか調べてみましょう。
ただし、口コミサイトに掲載されている情報は主観的な内容であったり、職種や部署により異なる場合があるため、参考程度にしておくといいでしょう。
建築士の求人選びのポイント
建築士の求人選びのポイントは仕事内容と収入になります。まず第一条件としまして仕事内容が自分の目指す方向性、やりたい仕事であるかです。その上で、その仕事に対して見合った給与所得を得られるのか、福利厚生は整っているのかという部分になります。
また、人生において転職は一度だけとは限りません。転職を繰り返す事でスキルアップ、多大な経験を得ていく事で、次の転職に活かせる経験を得られる職場を選んでゆくと良いでしょう。
あわせて読む:一級建築士がホワイト企業へ転職するには?転職先選びのコツを解説!
建築士資格を活かせる転職先
建築士の転職は建築事務所や不動産業等の建物を立てる事自体を生業とする企業が多く感じられますが、近年では多数のIT企業なども建築士などの建築系資格を所有し、多様な経験を持っている人材を求めています。
インスピレーションの求められるIT企業では常にオフィス環境を変革し、ストレスフリーに、より良い環境作りを行い、室内環境を改善してくれる建築士資格取得者を必要としています。
仕事内容としては環境作りだけでは無く、不動産投資、新規社屋の取得、不動産の管理など様々な業務に対応できる能力を求められるが、やりがいも多くスキルアップにも繋がるため、是非お勧めしたい転職先です。
一級建築士 野村正樹さんのコメント
建築設計事務所、建設会社、不動産開発企業、都市計画部門、建築コンサルタント会社、大手建築デベロッパーなどが考えられます。
あわせて読む:一級建築士の転職は難しい?資格を活かせる転職先を解説!
あわせて読む:二級建築士は何ができる?一級建築士との違い・活かせる仕事を解説!
建築士の転職に必要なスキルと資格
建築士の転職にはどんな建物の設計や監理に携わって来たかが重要になります。木造のみをベースに設計を行なって来たならば、S造やRC造などの設計をいきなり担当する際は即戦力にはなり得ません。
そのため、一箇所の会社で様々な経験を得る事ができないならば、転職を繰り返して様々な建物に携わる機会を得る事です。
また、業務に慣れた頃に余裕があれば、建築施工管理技師や建築設備士など建築士以外の資格を取得して、知見を広めていけると転職先の幅も広がって来ます。
建築士の転職を成功させるポイント
多忙な業務量を持つ建築士の転職の成功は第一に転職エージェントの活用になります。転職活動は膨大な量の情報を検索する必要性があります。そのため、多忙な建築士が仕事時間を割いて自分に合った転職先を選び抜く事は困難です。自分が設定した条件に近い転職先を探してくれる転職エージェントは良きパートナーとなってくれます。
また。転職活動を始める際は自分のやりたい方向を明確にするなど、方向性を定めておく事が必要になります。方向性を定めずに適当な転職活動をすると、短期間でまた別の会社への転職を考える事になります。
自分自身の戦略、未来の展望があってこその転職活動です。
一級建築士の転職は難しい?
一級建築士の転職は難しくありません。
年齢が若いうちであれば、引く手あまたな事は間違いありませんが、実力と経験を持った人であれば年齢など関係なく、転職やヘッドハンティングの対象となります。
理由は一級建築士の資格の所持者の減少です。今後もダムや、道路、発電所等のインフラの整備など一級建築士でないと携わることの出来ない業務は絶えず生まれてきます。
現在、一級建築士として活躍されている方も、これから一級建築士を目指す人も将来性のある職業と言えます。
あわせて読む:一級建築士の転職は難しい?資格を活かせる転職先を解説!
建築士の転職活動のポイント
20代一級建築士の転職活動のポイント
20代の一級建築士の転職のポイントは、若年者故の凝り固まっていない発想力と願望、建築物への好奇心です。
また、現場での柔軟な対応力があるのか?設計変更などに対して冷静に判断、対応ができるのかなども求められるスキルになってきます。
そのため面接官から聞かれた事には熟考しながらも明確な事を返す事ができるか、建築全般に関する知見や経験は広いか、また日頃から勉強熱心であるかなどの点を見られる事になるでしょう。
自分自身の考え、見方をきちんとした言葉で返せるようになると好印象を与える可能性が高いでしょう。
あわせて読む:20代の一級建築士が転職するには?転職エージェント3選を紹介!
一級建築士の女性の転職での強み
一級建築士として働かれている女性の強みは、細やかな気遣いができることです。設備設計や意匠設計においても細やかな気遣いがみられたりする事で計画そのものをスムーズに遂行する事ができます。
またデザインにおける男性性と女性性の違いによって、他企業との差別化を図るチャンスを産みだすことができます。
特に戸建の設計においては妊婦さんや子育て、家事、炊事を行う事をベースとして考えられる設計ができるため、女性の一級建築士のデザインは人気があります。
あわせて読む:女性の一級建築士が転職するには?転職エージェント3選を紹介!
30代一級建築士の転職活動のポイント
30代一級建築士の転職者と20代での早期の転職者との違いは、根気と経験を兼ね備えているという部分です。
特に30代で転職を考える際は将来への展望、今後携わりたい建物の規模、建物の構造の種類が明確で、そのために転職活動を行なっているという事がプラスに働く転職理由になります。
中途半端な理由、マイナスな退職理由はイメージを落とす原因になりますので、転職先で何が出来るか、何をやっていきたいのかを発言できるようにしておきましょう。
また、やりたい仕事を伝える上で取得したい資格、経験がある場合はそれらを伝える事も好印象を与えやすいでしょう。
あわせて読む:30代の一級建築士が転職するには?転職エージェント3選を紹介!
未経験から建築士に転職するコツ
未経験から建築士に転職するコツ1:未経験歓迎の求人に応募する
建築士としての仕事は「管理建築士制度」があるため、未経験でも建築士の補助をしながら建築士の仕事を体験していく事ができます。
そのため、未経験者で建築系の課程を履修していなければ建築士には慣れないのではないかと尻込みをする必要はありません。
転職活動を目指す際はハローワークを活用するとともに、建築系に特化した転職サイトも多々見られます。未経験でもやる気を示す事で面接に漕ぎ着けることは可能です。
未経験から建築士に転職するコツ2:建築系の大学や専門学校に入り直して勉強する
建築系の学位がなく、現在他の職種にて働いている社会人であれば奨学金制度を利用して建築系の大学や専門学校に入り直して勉強すると言う事も方法の一つです。
授業は夜学コースを選べば勉学に励みながら生活を成り立たせる事も可能です。
学校によっては通信講座を開設しているところもあるので、生活を困窮させずに建築士取得の足掛かりを得る事ができます。
もちろん働きながらの勉強は非常に厳しいものがあるかもしれませんが、最短で2年で二級建築士の受験資格を得られる学校もあるので、早く建築士として大勢したい方は検討するのも良いかと思います。
未経験から建築士に転職するコツ3:設計事務所でアルバイトをする
建築業界は人手不足が続く職業です。建築士も同じで、若い年齢で建築士を取得している方は30代以下ですと11%ほどと言われています。
そのため未経験者でも設計事務所などでアルバイトを募集しています。
初めはアルバイトでも経験を積む事で正社員雇用されてゆくという方法は、建築士として大成するには時間がかかるものではありますが、最も簡単に建築士に転職する方法となります。
以下の記事では、未経験から建築士に転職する方法・必要な資格・実務経験について書いているので読んでみてください。
あわせて読む:未経験から建築士に転職するには?必要な資格・実務経験を解説!
建築士の転職活動のやり方
建築士の転職活動のやり方1:登録
まずは転職サイトに登録します。転職サイトは複数の転職エージェントに登録しておく方がより自分に合った求人に出会うことができます。
しかし、あまり数多く登録し過ぎると大量の求人を提示され選びきれなくなったり、かえってやり取りがわずらわしく感じてしまったりすることがあるので、まずは3社登録してみて、必要に応じて増やすなど工夫すると良いでしょう。
また登録する際は個人の職歴や経歴、資格など履歴書や職務経歴書に近い内容を入力する必要がありますので事前に個人のデータを準備しておきます。
入力項目は数多くありますが自分のことをよりアピールするためにも可能な限り自分のデータを入力しておくことをおすすめします。
建築士の転職活動のやり方2:面談
求人紹介や転職活動全般のサポート付きの転職サイトを利用する場合は、登録を済ませると担当者から概ね1週間以内に面談日時の設定のため連絡が入ります。
現在仕事をされている方はいつ面談してもらうか悩むかもしれまんが、都合の良い日時に合わせて相談に乗ってくれますので遠慮なく希望日時を伝えてみましょう。
対面やオンラインで面談することもできるので希望に応じて伝えることもできます。また、面談日時を設定する際に面談で何を話そうかまだまとまっていない場合は少し余裕を持った日時の設定をすると良いでしょう。
尚、どうしても面談日時の都合が悪くなってしまった場合は早めに連絡し日時を変更する依頼をかけます。快く応じてくれますのでこちらも遠慮なく伝えることができます。
面談は1時間前後想定されますので、自分の希望や経歴のヒアリングを受けますので答えられるようにしておくとよいでしょう。
- 業界・職種
(例:ゼネコン、サブコン、ハウスメーカーなど…) - 働き方
- 長期的なキャリアプラン
(専門スキルを磨きたい、大規模なプロジェクトに携わりたいなど…) - 勤務地の希望・転勤の有無
- 年収
建築士の転職活動のやり方3:求人紹介・求人選び
次に、担当者から紹介された求人や、転職サイト上で探した求人の中から、応募する求人を選びます。
色々な求人を紹介されて戸惑うこともあるかもしれませんが、疑問に思ったり不明なこと、もっと詳しく聞いてみたいことなどがあれば担当者に相談してみましょう。
また、紹介された求人が自分の希望するものではない場合は、希望に沿わない理由を具体的に伝えておきましょう。
- 基本情報(企業理念、設立年度、従業員数、所在地など)
- 社長のあいさつ
- 求める人物像
- IR情報
- SDGsの取り組み
- どんなサービスを提供しているか
- 仕事の内容
- 給与
- 休暇・休業制度・福利厚生
- 残業時間
- 転勤の有無
建築士の転職活動のやり方4:応募(履歴書・職務経歴書の作成)
応募する求人が決まった後は、応募書類の作成を行います。主に履歴書と職務経歴書を作成しますがフォーマットを持っていない場合は登録した転職サイトからダウンロードできる場合がありますのでそちらを使いましょう。
応募書類の作り方が分からない時は例文が用意されていたり、サポート付きの転職サイトの場合は担当者に書類の添削を受けることもできます。客観的な視点から良いアドバイスをもらえる場合もありますので一度は添削を受けてみることをお勧めします。
建設業の経験がある方は、工事経歴や設計経歴を職務経歴書とは別に取りまとめておいても良いでしょう。
履歴書
- 氏名・住所・生年月日・連絡先
- 学歴・経歴(高校から現在までの学歴・経歴を記載)
- 免許・資格(保有している免許・資格を記載)
- 志望動機(応募先企業への志望動機を記載)
- 本人希望欄(入社時期や勤務時間などの希望があれば記載)
職務経歴書
- 職務要約(どんな業務をどんな役割で行ってきたか概要を記載)
- 職務経歴(具体的な業務・成果(売上など)・意識していたことを記載)
- 自己PR(自分自身の強みと転職後活かせるスキル・経験をアピール)
あわせて読む:【建築設計の転職】志望動機のポイントを例文付きで解説!
あわせて読む:【建築設計の転職】自己PRのポイントを例文付きで解説!
建築士の転職活動のやり方5:面接
面接のオファーが入った際は企業と面接日時を調整します。
面接前には想定される質問への回答を考えておいたり、本番を想定して面接練習をしてみましょう。
自分ではうまく面接できると思っていても、実際に面接をしてみるとうまく話せなかったということが多くあります。
サポート付きの転職サイトを利用する場合は、担当者が模擬面接を行なってくれます。
面接に慣れているという人はなかなかいませんし、他の応募者も事前に模擬面接をして面接に慣れた上で本番に望む方も数多くいますので是非模擬面接を依頼しておきましょう。
- 自己紹介
氏名、簡単な経歴、今後やりたいことなどを1分または3分程度で紹介 - 転職活動を始めたきっかけ
転職を希望するようになった経緯など - 志望動機
企業の魅力を感じた点、入社後やりたいことなど - 自己PR
経験に基づく自分自身の強みや、転職後その強みを活かしてどんな活躍ができるかなど - 今後のキャリアプラン
入社後にどんなことを成し遂げたいか、どうキャリアアップしたいかなど
あわせて読む:建築士の転職面接で聞かれる質問例・回答のポイントを解説!
建築士の転職活動のやり方6:内定・入社の準備
入社日が決まった後は、入社迄に必要な書類を確認し準備しておきます。健康診断書や保証人の印鑑など準備に時間がかかるものもありますので余裕をもって確認しておきましょう。
建築士とは
建築士とは、建物や構造物を設計・監理する専門家のことを指します。建築物の外観や内部構造、使用用途、耐震性や防火性、快適性やエネルギー効率などを考慮して、設計図や施工計画を作成し、施工現場で指揮、監督などの業務を行います。
建築士には、国家資格である「建築士」の資格が必要です。建築士は建築士法や建築基準法などの法令を遵守し、安全かつ快適な住環境を提供するために、建物の計画、設計、監理を行います。
また、都市計画や景観にも配慮しながら、住環境の効率化や建築物の美しさを追求することも求められます。
何気なく暮らしている日常には多数の建築士のアイデアにより成り立っている景観と効率があります。
衣食住の根底となる部分だからこそ、多くの法規や施工法を学ぶことで多くの人々の生活を守る大切な職業になっています。
近年では高齢化に伴って、建築物の設計にも変化が見られ、さらなる対応力が必要になっています。そのため、建築士の仕事に支払われる給与も高水準のものになっているのですね。
二級建築士と一級建築士の違い
二級建築士は建築物の設計、監理に携われる資格ではありますが、建物の大きさ、階層によっては設計できる範囲に制約があります。
木造の建造物では300㎡以下。木造以外の建物では100㎡以下且つ地上3階建てまでの建物まで。延べ床面積で500㎡を超える建物や、学校や病院、映画館、百貨店などの建物に関しては一級建築士の工事範囲になります。
そのため、二級建築士が多く活躍する場としてはハウスメーカーが中心になってきます。
あわせて読む:二級建築士は何ができる?一級建築士との違い・活かせる仕事を解説!
建築士の実務経験はどこで得られる?
勤務先 | 業務内容 |
---|---|
ゼネコン、サブコン、設計事務所、ハウスメーカー、工務店 | 施工図や設計図書に関わる業務 |
建築士の実務経験は、ゼネコンやサブコン、設計事務所など顧客から直接仕事を請け負う監理側の立場で、施工図や設計図書に関わる業務を経験することで得られます。前述した勤務先はビルや橋梁工事、大型施設も含めた案件です。
監理の立場は、管理とは違い、監理者は建築主に代わり工事内容の品質の確認、検査等を行い問題点や不備がないかを確認する立場の人を表します。
監理者と管理者の違いをまとめると以下のようになります。
業務内容 | 常駐するか | |
---|---|---|
監理者 | 建築主に代わり工事内容の品質の確認、検査等を行い問題点や不備がないかを確認する | 常駐しない |
管理者 | 施工管理を行い、工事状況をリアルタイムに確認し品質、工程、安全、原価の管理などを行う | 常駐する |
また、住宅を中心に建築士としての実務経験が欲しい場合は、ハウスメーカーや工務店でも実務経験を取得することは可能になります。
あわせて読む:建築士の実務経験はどこで得られる?必要な実務経験・転職先選びのポイント
建築士に向いている人
建築士は、建物の設計を行うことが主な仕事であり、設計図の作成や現場監理、職人とのコミュニケーションなど、様々なタスクをこなす必要があります。そのため、創造性があり、仕事に粘り強く取り組み事ができる人が向いています。
また、建築士になる為には、短大や大学などに進学して数年間かけて建築について学んだり、建築士の資格を取るために長期間勉強する必要があるため、自ら学び知識を身につける姿勢が大事です。
建築士には二級と一級があり、それぞれの資格は単に知識としてだけではなく、図面を作図するための生活への配慮や暮らしのアイデアが求められます。そのため、資格取得後も絶えず学ぶ姿勢は必要になってきます。
自ら得た技術や知識の応用を人のために役立てていける事に喜びを感じられる人であれば、建築士として大成していく可能性を秘めています。
また、この職業で大成していく方は努力を努力と捉える事のない貪欲さを持ち合わせている人が多いです。
現場毎に同じ事の繰り返しが少ないため、常に新しい事にチャレンジしていきたい人のはお勧めです。
あわせて読む:建築士とはどんな仕事?仕事内容や向いている人を解説!
建築士の平均年収
建築士の年収で検索すると1,000万円以上も可能など、高収入な転職情報も多々あります。実際に全国での建築士の平均年収は620.4万円で、一級建築士だけでの平均年収は700万円前後になります。
高収入が望める転職先としましては大手ゼネコンが第一になってきます。大手ゼネコンでは40代中頃には年収1,000万円も夢ではありません。
企業規模に偏る年収ではありますが、中小のハウスメーカーや設計事務所勤務でも、実力を磨き、自らの顧客獲得、知名度上昇によってはかなりの収入アップを望めます。
実力主義ではありますが、着実な実力と確かな知名度を武器に独立開業をしていく方も多い夢のある業界になります。
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