ワーママが転職で後悔する理由と体験談を紹介!

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子育てをしながら働くワーママにとって、転職先選びは重要です。なぜなら、子育てと仕事を両立できる転職先でなければ、後悔につながるからです。

後悔しながら働くことは、精神衛生上よくないですし、早期退職は次の転職先選びにも影響します。

そこで当記事では、ワーママが転職して後悔した体験談と、ワーママである私の経験をもとに、ワーママが転職で後悔する理由、転職先選びで後悔したくない人に向けて、転職先選びのポイントを解説します。これから転職先を選ぶママは、ぜひ参考にしてください。
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ミナ(フリーランスライター)

2社で人事・総務をつとめ、面接や社内環境の整備などを担当。
子どもが生まれてからは、リモートワークができる企業に転職。
現在は、ママ目線でのリアルな転職を伝えるために、ライターとして活躍中。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

グローバルキャリアカウンセラーである私も、子育ての経験やキャリア支援の経験をもとにコメントをさせていただきます!

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上川秋葉

佐賀県出身。高校卒業後、ニューヨーク州立大学へ留学。会計学を専攻し大手監査法人(ニューヨーク支店)へ就職。キャリア変更し、東京で外資系企業の人事を経験し、大手人材会社へと転職。現在は、ニューヨークで、2児の子育てしながらフリーランサーとして活動中。趣味はランニング、登山。富士山3回登頂。2022年にフィラデルフィアで初マラソンへ挑戦予定。資格:英検1級、TOEIC 910点、グローバルキャリアカウンセラー

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あわせて読む:ワーママにおすすめの転職エージェント12選|時短・在宅勤務の求人を探すなら?

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ワーママが転職で後悔する理由3パターン

なにを「後悔」とするかは、各自の状況や考えによって異なります。しかし、すべてのワーママに共通する「転職先選びの後悔」と言えることがあります。

それは、転職によって「子育てと仕事の両立ができなくなる」ことです。具体的には、以下の3つのパターンがあります。

  1. 求人票を鵜呑みにしてしまった
  2. ワーママがいない職場だった
  3. 「やりがい」がない職場だった

1:求人票を鵜呑みにしてしまった

求人票をチェックすることは大切です。

しかし求人票の内容を鵜呑みにすると、認識にズレが発生する可能性があり、大変危険です。

同じ言葉でも、企業と応募者との間で「認識のズレ」が発生することがあります。

例えば「ワーママに優しい職場」と求人票に記載があっても、以下のように認識が異なる可能性があります。

企業

時短勤務を実施すれば、ワーママに優しい職場と言えるよね。
ワーママに優しい職場だから、子どもが風邪をひいても、早退とかしやすいのだろうな。あと時短勤務とか、リモートワークなんかもできるに違いない!

応募者(ワーママ)

以上のように、同じ言葉でも解釈は人によって異なるため、求人票を鵜呑みにしてはいけません。

求人票の詳細な内容を確認することや、求人票以外の情報も調べることで、認識のズレを小さくできるでしょう。

ワーママの転職で後悔したという体験談

転職時の年齢:35歳
子どもの年齢:2歳、5歳

人数が多く人付き合いが増えて、双方からの愚痴を聞かされる中立になりました。 入社時に次年度から療育行きそうなので出勤時間が厳しいと言ったら、「始まったら時短勤務申請して、出勤1時間後からにできるから大丈夫」と言われたのに、実際その時期になったら「介護じゃなく育児だと無理」と言われてた。(出勤時間に行けなくなるため退職) 入社前に聞いたより、必要経費(自費)が凄く、給与が思ったよりもらえなかった。(HRtable独自のアンケートより)

2:ワーママがいない職場だった

給与条件や働き方が合っても、ワーママがいない職場は、子育てと仕事の両立が難しいケースも多いです。

(※もちろん、すべての企業が該当するわけではないものの、確率は高まります。後悔したくない場合には、後悔する可能性が高い転職先は避けるべきです。)

ワーママがいない職場では、前例がないため、以下のような問題に直面するでしょう。

ワーママに適した制度がない

ワーママがいない職場では、ワーママに適した制度がないケースも多いです。「時短制度」「子の看護休暇」などは企業の義務であるため、それ以外の制度の有無を確認しましょう。以下のような制度があるかを、チェックします。

✔️フレックス制度
✔️リモートワーク可
✔️社内の保育施設

ワーママへの理解が得られない

ワーママがいない職場では、ワーママへの理解が得られないことも多いでしょう。子どもの体調不良による突発的な休みや、残った仕事の持ち帰りなどに対し、嫌な顔をされることもあります。

以上のことから、たとえ「ワーママも大歓迎」などと言われても、ワーママがいない職場は後悔する可能性が高いと言えます。

ワーママの転職で後悔したという体験談

転職時の年齢:29歳
子どもの年齢:1歳

職場の方々で子育てをしている方が全体の2割ほどしかおらず、理解されなくて何度も悔しい思いをしました。さらに子育てをしている方が非常勤であまり話せなかったのもあります。そして中には不妊治療の末、お子様を諦めた方もいらっしゃったので露骨に態度で出されたこともありました。その後の二人目の産休育休では、私が初めてだったそうで上司は戸惑っていました。私は性格上、気が強いので負けませんでした。(HRtable独自のアンケートより)

転職時の年齢:28歳
子どもの年齢:5歳

転職先が、小さな不動産会社だったため、良くも悪くもアットホームで濃い人間関係を求められました。子育てに対する理解がなかったため、「子供なんて放っておっけばいい」などと言われ、子育て感を押し付けられた気持ちになることも…。また、製造業からサービス業への転職だったため、土日勤務が増え、子供を週6で保育園に預けることになってしまいました。手取りも前職に比べ増えず、仕事内容としては面白いと思うこともありましたが、子育てと両立することを重点に置くと働きやすい職場ではなかったため、結局1年で退職しました。最終的には、土日の勤務を強要されてとても悲しい思いをしました。(HRtable独自のアンケートより)

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ワーママが働きやすい会社を探すなら、時短勤務・在宅勤務・フレックス制度の求人が豊富な転職エージェントに登録するのがおすすめです!

また、転職エージェントでは、求人票やホームページには載っていない、「ワーママが活躍しているかどうか」や職場環境について詳しく教えてもらうことができますよ!

以下の記事でワーママが働きやすい企業が見つかる転職エージェントを紹介しているので、あわせて読んでみてください。

あわせて読む:ワーママにおすすめの転職エージェント13選|特徴・評判を徹底比較

3:「やりがい」がない職場だった

ワーママにとって、仕事と子育ての両立は大切です。とは言え、選んだ転職先が子育てに支障がなくても、やりがいのない職場であれば後悔する可能性は高まります

こうした失敗は、「子育てをしやすい職場」にフォーカスしすぎることが、主な原因です。

そのため、子育ての両立も意識しつつ「やりがいも見出せる職場か?」を意識すると良いでしょう

ワーママの転職で後悔したという体験談

転職時の年齢:33歳
子どもの年齢:1歳、4歳

短時間勤務となり正社員ではなくパートで働いていたので、どうしても立場が弱く肩身の狭い気持ちで仕事をしていました。前職では頼られることが多かったため、自分は頼りないのだろうかと落ち込むこともありました。仕事内容よりも就業時間や通勤場所の条件を優先して転職先を決めていたので、最初は新しい仕事に新鮮さを感じていましたが、時間がたつとモチベーションが下がりやる気の維持に苦労しました。(HRtable独自のアンケートより)

転職時の年齢:27歳
子どもの年齢:4歳

生活のため、子供を育てながら働ける環境(急な病欠などに寛大)で選んだ仕事なのでわかっていたことではあるのですが、仕事内容に全く興味が持てなかったことによるストレスが蓄積されて、3年後にパニック障害を発症。結局退職、静養することになりました。生活をしていくために最低限必要な金額は稼がなければならないので後悔はしていませんが、やはり仕事内容は重要だと思い知らされた経験でした。(HRtable独自のアンケートより)

ワーママの転職で後悔しないための転職先選びの3つのポイント

前項で紹介した「ワーママの転職先選びで後悔しがちなこと」を踏まえ、後悔しないための転職先選びについて、3つのポイントを解説します。
  1. 職場環境/人間関係を把握する
  2. 妥協しない条件を決める
  3. 1人で転職活動をしない

1:職場環境/人間関係を把握する

転職先を選ぶ際には、求人票の情報だけで決めてはいけません。求人票だけでは読み取れない「職場環境」や「人間関係」を把握することも大切です。

職場環境や人間関係は、いつの時代も転職理由のトップに君臨しています。そのため、ワーママが転職先を決める際にも、外せないポイントです。

「職場環境」や「人間関係」でチェックするポイントは、以下の通りです。

職場環境/人間関係でチェックすべきこと
  • ワーママが在籍しているか?

  • 在籍するワーママが生き生きと働けているか?

  • ワーママに適した制度(リモートワーク可/保育施設など)はあるか?

面接で詳細を確認するほか、職場見学やインターネットの口コミなどからも、情報を得ましょう

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

知り合いや知人に同じ企業で働いている人や、同業他社の人がいる場合は、いくつかの質問事項を用意して、自分でヒアリングするといいでしょう。

また、面接した際の上司の人柄などで、この人と一緒に働きたいかどうかを判断することも大事です。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

会社全体の有休消化率や離職率などは、企業の風土や慣習を判断する良い材料になります。企業に直接聞けない場合は、転職エージェントを通して質問するといいでしょう。

2:妥協しない条件を決める

ワーママが転職で後悔しないためには、妥協しない条件を決めることが大切です。

ワーママとして長く仕事を続けたい人は、以下の2点を踏まえたうえで、妥協しない条件を決めましょう。

  • 子育てと仕事の両立ができる
  • 楽しみながら働ける

妥協しない条件を満たす企業を選び、その中から、実際に応募する企業を決めると良いでしょう。

私の場合、以下の3つの条件で転職先を決めていました。
・ワーママが複数いる
・前職の人事での経験が活かせる
・リモートワークが可能(※子どもが体調を崩しやすいため)

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

まずは転職理由を明確にするために、リストにして可視化すると転職活動を進める際に参考になります。

家事・育児で疲れている時にはどうしても何もかもがうまくいかないと思い込みがちです。転職理由だけではなく、現職の良いところや改善したいところなどを明確にすることで、求人を選ぶ際に役に立ちます。

また、勤務地や勤務時間、雇用形態など、自分の中での優先順位を明確にして、妥協できるポイントも見極めておきましょう。

3:1人で転職活動をしない

ワーママの転職で後悔しないためには、1人で転職活動をしないことも大切です。ワーママはママとしてはプロでも、転職活動のプロではありません。

1人で転職活動をすると、非効率的になりがちであり、大切な部分が見えないこともあるでしょう。そのため、周囲の力を借りることも大切です。

私は最初の転職で後悔をしたため、以下のような人たちの力を借りました。

  • 転職エージェント
  • ハローワーク
  • 知人のワーママ

ほかにも転職相談会・転職セミナーなど、力を借りられそうな団体やイベントがあれば、できる限り利用することをオススメします。

転職相談をするなら...

転職相談をするなら、転職エージェントやキャリアコーチングを受けてみるのがおすすめです。相談することによって、自分のやりたい仕事が見つかったり転職活動のやり方のアドバイスがもらえますよ!

以下の記事でワーママにおすすめの転職相談サービスを紹介しているので、あわせて読んでみてください。

あわせて読む:ワーママにおすすめの転職相談5選|プロに無料相談してみよう!

関連記事:転職相談先おすすめ20選|無料で相談したいならどこに相談?

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

育児と家事、仕事をしながらの転職活動は体力と気力が必要です。求人を探して、履歴書を送ったり、面接の時間の設定をするだけでも一苦労です。ワーママは日々の育児や家事などで、自分が稼働できる時間が限られているため、転職エージェントを最大限活用して、転職活動を進めましょう。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

転職活動でわからないことや不安な点がある場合に、気軽に相談できるプロフェッショナルがいることはとても心強いです。また、求人票の情報からではわからない会社の雰囲気なども教えてくれるため、転職後のミスマッチも減らせます。

ワーママが仕事、家事、子育てと両立しながら転職活動を進めるのは大変なので、無料で求人の紹介や選考対策、企業との連絡を行ってくれる転職エージェントを活用しましょう!

次はワーママにおすすめの転職エージェントを紹介します。

ワーママにおすすめの転職エージェント

ワーママにおすすめの転職エージェント1:アデコ

アデコの公式HP画像

アデコは、37年の人財ビジネスの実績があるため女性の転職支援実績が豊富です。

ワーママが働きやすい事務職や営業職、サービス、IT系の転職に強く、専任のコンサルタントが丁寧にヒアリングして子育てしながら働きやすい仕事や職場を提案してくれます。

また、職場環境や制度など、企業HPや求人票だけでは分からない情報も伝えてくれるので、安心して転職先を選ぶことができます。

  • 子育てと両立しながら働きやすい会社を紹介してほしい
  • オフィスワークへの転職を検討している方
特徴事務・営業・サービス・ITに強い!
エリア全国
メリット
  • 女性の転職支援実績が豊富
    • 女性に人気の事務職や営業、サービス、IT系の求人が豊富!
    • 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
  • 職場環境や制度など詳しい情報を提供してくれる

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ワーママにおすすめの転職エージェント2:type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェント公式HPの画像

type女性の転職エージェントは、女性向けの求人に特化した転職エージェントです。

女性の転職に人気の業界や職種を中心に扱っており、女性社員が多く、家庭に事情を理解してもらいやすい会社を紹介してもらえます。

人事や企画・マーケティング、総務、経理など、女性が子育てと両立しながら働きやすい職種の求人も充実しています。

特に柔軟な働き方が可能なIT企業に強いので、IT企業やSE、ITコンサルタント、Webデザイナーで転職を検討している方にもおすすめです。

求人の特徴
#女性におすすめ #20代 #30代 #ITに強い!
こんな人におすすめ

・20代〜30代の女性
・女性に人気の職種やおすすめの仕事を知りたい
・IT業界で転職を検討している方

対応エリア
全国、関東メイン
メリット
  • 女性の転職支援実績が豊富
  • 女性の担当者が多く、相談しやすい
  • IT業界の転職に強い!

ワーママにおすすめの転職エージェント3:リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界最大手で、求人数・転職支援実績No.1の転職エージェントです。

全国の約40万件以上の求人を保有しているので、たくさんの求人の中から自分に合った企業を選びたいという人におすすめです。

企業とのコネクションが強く、転職支援実績も豊富なので、ワーママが気になる会社の制度や社風、子育てしながら働く女性がいるか、といった詳しい情報を教えてもらえますよ!

求人の特徴
 #20代 #30代 #40代 #50代 #未経験OK #第二新卒 #上場企業 #地方の求人も豊富
こんな人におすすめ

・20代〜40代のワーママ
・いろんな求人の中から自分にあったものを紹介してほしい
・スピーディーに転職活動を進めたい

求人数
公開求人:約320,000件
非公開求人:約270,000件
※2022年12月時点
対応エリア
全国

リクルートエージェント公式サイト

メリット
  • 求人数・転職実績No.1
    • 業界トップの20万件以上の求人、累計41万人以上の転職実績
  • 経験豊富なアドバイザーによるスピーディーなサポートが受けられる
    • 職務経歴書・履歴書などの書類の添削、 独自に分析した業界・企業情報の提供、 志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれる
    • スピード感のあるサポートに定評がある
リクルートエージェントの口コミ

産休を取ることができない職場だったため一度やめることになりました。 その際に他のもっと条件のいい会社がないかと思い、転職しようと思いました。

エージェントの方もかなり親身になってくれて、いろいろ助けていただき、無事就職することができました。

職務経歴書の書き方につい 自分で書いてみると何を書いていいかよくわかりませんでしたが、エージェントの方に丁寧に教えていただき作成することができました。面接の対策は事前にどのような質問を受けることが多いか教えてもら具体的な対策をすることができました。

転職した会社では、同年代の女性が何人かいたので、お互いのことを理解しあえるような職場環境で働きやすく感じています。 また、会社自体もかなり理解があり働きやすいです。

30歳女性(HRtable独自アンケートより)

リクルートエージェントは、豊富な求人の中から、子育てと両立しやすい企業や条件にぴったりな求人を紹介してくれます。

選考対策も丁寧にサポートしてもらえるので、まずは無料相談してみてください!

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他にもワーママにおすすめの転職エージェントを知りたい方は、以下の記事も読んでみてください!

あわせて読む:ワーママにおすすめの転職エージェント12選|時短・在宅勤務の求人を探すなら?

ワーママの転職で後悔しないための事前準備

ワーママの転職で後悔しないための事前準備1:自己分析

自己分析は志望動機に密に関わってきます。自分の経験やスキルだけではなく、その企業を志望する強い意思が伝わらなければ、転職を成功させることは難しいでしょう。

転職後のミスマッチを避けるためにも、自分にあった企業かどうかを判断するために、自己分析は必須です。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

まずは、転職理由から志望動機をしっかり固めましょう。

ワーママの転職で後悔しないための事前準備2:キャリアプラン

自己分析の次に、5年後、10年後の自分のキャリアプランを考えてみてください。転職後に自分のやりたいことができるかどうかは、仕事を長く続けていく上でとても重要な要素になります。

今の職場が嫌だからと、安易に考えて転職をしても自分がやりたいことができなければ、また転職をすることになります。転職回数が多くなれば、その後の転職活動にはマイナスになるばかりです。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

転職後のキャリアパスについてヒアリングを事前にしましょう。

ワーママの転職で後悔しないための事前準備3:福利厚生や制度の確認

福利厚生や制度は求人票に掲載されていても、入社後すぐには適用されなかったり、思っていた情報と違う場合があります。現職よりも待遇が悪くなるケースもあり、転職したことを後悔するワーママも少なくありません。

育児と仕事の両立がちゃんとできる職場であるかは、事前に見極める必要があります。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

入社後のギャップを埋めるために、情報収集を欠かさないでください。

20代ワーママの転職活動のコツ

20代のワーママは初めての育児と、仕事の両立に悩むケースが増えてきます。この会社でずっと続けられるか、子育てにしっかり時間を取れているか、など悩むことが多くなります。

ただし、転職を安易に決めてしまうと、前の職場の方が仕事がしやすかった、思っていた仕事内容と違ったなど、入社後に後悔することになります。何を優先にして、何を妥協するかをしっかり見極め、転職活動をする必要があります。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

20代で培った経験やスキルは、その後のキャリア形成にも大きく影響するので、安易な転職はしないようにしましょう。

30代ワーママの転職活動のコツ

30代になるとキャリアが形になっていく方が多く、キャリアアップのための資格を取得したいと思っていても、子供が小さいうちはセーブしないといけません。また、出張などの案件を受けづらくなり、ジレンマを抱えるワーママが多くいます。

また、夫の転勤を機に仕事をやめざる得ないこともあります。そのため、キャリアにギャップがうまれ、転職できずに仕事に復帰できないケースが残念ながら多くみられます。

上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

そのため、30代で転職を考えているワーママはできるだけ、時短勤務やフレックス勤務に柔軟な対応ができる、または在宅もオプションとしてできる企業などを積極的に受けるといいでしょう。

あわせて読む:子持ちの30代ワーママの転職は難しい?転職を成功させるコツを徹底解説!

ワーママの転職でよくある質問Q&A

ワーママだと転職はできないのでしょうか。
ワーママの転職は条件に合う求人が少ない、子持ちであることで不利になりやすい、家事・子育て・仕事と転職活動の両立が難しいといった理由で転職が難しいと感じる方も多いです。しかし、ワーママだからといって転職できないことはないです。
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

条件に合う求人が少ない場合は、条件の優先順位をつけてください。

そして、自分のスキルや知識が即戦力になること、しっかりとした志望動機があるなど、他の候補者と差をつけれるように面接の準備を怠らないようにしてください。

あわせて読む:ワーママの転職が難しい3つの理由|子育て中の転職活動のコツを徹底解説!

転職するか迷う場合はどうすればいいでしょうか。
転職するか迷った時は、キャリア相談サービスや転職エージェントに相談するといいでしょう。ワーママが転職することによって子育てと両立しやすくなるメリットもありますが、給与が下がるなどデメリットも考慮しなければなりません。プロに相談することで、転職すべきかどうか方向性が見えてきますよ。

あわせて読む:ワーママ向けの転職相談5選|転職を迷うならプロに無料相談しよう!

ワーママの転職のタイミングはいつがいいでしょうか。
転職におすすめの時期は、何を優先するかやご家庭の事情によっても異なりますが、①お子さんが生後6ヶ月〜1歳、②3歳になってから、④小学校に入ってから、⑤中学・高校に入ってからの5つのタイミングがおすすめです。
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

ワーママの転職で避けて方がいい時期は、現職で育児休暇中の場合や、保育園が決まってないというタイミングです。これらの期間は人材が良くても、企業が採用しにくい期間です。

また、自治体によっては育児休暇中の転職によって保育園への入園が無効になってしまうことがあります。

不確定要素が高い期間での転職活動は実にならないことが多いため、その時期は避けて転職活動をすることをお勧めします。

HRtable編集部
HRtable編集部

ワーママの転職におすすめの時期について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみて下さい!

あわせて読む:子持ちのワーママの転職・再就職のタイミングはいつがいい?|おすすめの時期と注意点を解説!

リモートワークができる会社に転職したいのですが、どうやって探せばいいですか?
最近の求人ではリモートワークの有無を掲載している企業が多くあります。
在宅勤務が転職の際に必要な条件でしたら、在宅勤務有りの求人に応募してください。フルリモートが可能な職種もあります。
また、非公開求人もありますので、女性やワーママに特化した転職エージェントを使うのも有効です。
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー
上川秋葉/グローバルキャリアカウンセラー

トレーニングや研修は出社する必要が合ったり、企業によってさまざまですので、自分に合った働き方を見極めて転職活動をしてください。

あわせて読む:ワーママが在宅勤務ができる会社に転職するには?|おすすめの職種・転職エージェントを紹介!

まとめ

ワーママが転職で後悔しないためには、職場環境/人間関係の把握や、妥協しない条件を決めることが大切だと分かりました

また1人で転職活動をせず、周囲の力を借りることも忘れてはいけません

当記事で紹介したポイントを参考にし、子育てと仕事の両立を目指し、転職活動を成功させましょう。

HRtable編集部
HRtable編集部

今回紹介した、以下の転職エージェントに相談してみてください!

ワーママにおすすめの転職エージェント
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他にもワーママにおすすめの転職エージェントを知りたい方は、以下の記事で職種別のおすすめの転職エージェントを紹介しているのであわせて読んでみてください。

あわせて読む:ワーママにおすすめの転職エージェント12選|時短・在宅勤務の求人を探すなら?

あわせて読む:子育てママ向け転職サイト12選|ワーママにおすすめ!

みなさんが転職できるよう応援しています!