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- 『子育てママにおすすめの転職サイトを知りたい』
- 『子育てと両立しながら働きやすい会社を探すなら?』
子育て中のママが転職活動をする際は、育児・子育てと両立しやすい会社の求人が豊富な転職サイトを2〜3社登録するのがおすすめです。
この記事では、この記事では、子育てママおすすめの転職サイト12選とその特徴を紹介します。

転職サイトの紹介に加えて、グローバルキャリアカウンセラーの筆者が、子育て中のママの転職活動のコツや転職先選びのポイントについて解説するので最後まで読んでみてください。


上川秋葉
佐賀県出身。高校卒業後、ニューヨーク州立大学へ留学。会計学を専攻し大手監査法人(ニューヨーク支店)へ就職。キャリア変更し、東京で外資系企業の人事を経験し、大手人材会社へと転職。現在は、ニューヨークで、2児の子育てしながらフリーランサーとして活動中。趣味はランニング、登山。富士山3回登頂。2022年にフィラデルフィアで初マラソンへ挑戦予定。資格:英検1級、TOEIC 910点、グローバルキャリアカウンセラー


中尾あずさ
リクルートで17年間勤務。約300人のワーキングマザーに3000回の面談を実施。2019年に退職後、キャリアカウンセラーとして独立。主に産休・育休中や復帰後、仕事との両立に悩む女性のカウンセリングを実施。現在は都内のキャリアセンターにて大学生・短大生の就活支援、高校生のキャリア教育に携わる。支援実績4000名以上。また社会人向けのキャリアカウンセリングやセミナー、企業研修講師も行う。3児の子育てと仕事を両立中。著書:「キャリアコンサルタントの歩み方4 自分の志にそって行動する」ホームページ:https://azumanahana.com/
子育てママ向け転職サイト12選

子育てママにおすすめの転職サイトは以下の12社です。
総合型の転職サイト
- アデコ|女性の転職支援実績豊富!人気の事務職の求人多数
- type女性の転職エージェント|関東の女性におすすめ!柔軟な働き方が可能なIT業界に強い!
- リクルートエージェント|全国の求人が豊富!
業界・職種特化の転職サイト
- マーキャリNEXT CAREER|IT・SaaS企業の営業・マーケターに特化!
- Geekly:IT・WEB業界経験者におすすめ!
- マスメディアン|マーケティング職に強い!リモートワークできる求人もあり
- MS-Japan|人事・経理・総務の転職に強い!
- レバウェル介護(旧:きらケア)|シフト制で子育てと両立しやすい!無資格・未経験OKの求人多数
地域特化の転職サイト

アデコは女性の転職支援実績が豊富で、人気の事務職や販売職、営業、IT系の職種など幅広く求人を取り扱っているので、まず登録するならおすすめの転職サイトです。
無料相談はこちら!
子育てママ向け転職サイト1:アデコ

アデコは、女性に人気の事務職や営業職、サービス、IT系の転職に強く、女性の転職支援実績が豊富です。
専任のコンサルタントが丁寧にヒアリングし、ライフスタイル重視の方、キャリアチェンジを求めている方など、それぞれの価値観に合わせた理想の職場を提案してくれます。
- 女性が働きやすい会社を紹介してほしい
- オフィスワークへの転職を検討している方
特徴 | 事務・営業・サービス・ITに強い! |
エリア | 全国 |
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性に人気の事務職や営業、サービス、IT系の求人が豊富!
- 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
無料相談はこちら!
子育てママ向け転職サイト2:type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェントは、女性向けの求人に特化した転職エージェントです。
女性の転職に人気の業界や職種を中心に扱っており、女性社員が多く、家庭に事情を理解してもらいやすい会社を紹介してもらえます。
特にIT業界に強いので、SEやITコンサルタント、Webデザイナーで転職を検討している方にもおすすめです。
- 女性が働きやすい会社を紹介してほしい
- IT業界で転職を検討している方
特徴 | 女性に特化した転職エージェント |
エリア | 首都圏が中心 |
- 女性の転職支援実績が豊富
- 女性に人気の事務職やIT業界の求人が豊富!
- 女性ならではの転職先選びや転職活動のアドバイスがもらえる!
- 女性の担当者が多く、相談しやすい
無料相談してみよう!
子育てママ向け転職サイト3:リクルートエージェント

- いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい
- 幅広い業界・職種の求人を紹介してほしい
特徴 | 幅広い業種の求人を保有! |
エリア | 全国 |
- 経験豊富なアドバイザーによるスピーディーなサポートが受けられる
- 職務経歴書・履歴書などの書類の添削、 独自に分析した業界・企業情報の提供、 志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれる
無料相談してみよう!

産休を取ることができない職場だったため一度やめることになりました。
リクルートエージェントの良かった点は、エージェントの方にいろいろアドバイスをもらうことができ、無事就職することができたことです。 特にアドバイスを貰ったのは2つあります。 まず1点目は職務経歴書の書き方について 自分で書いてみると何を書いていいかよくわかりませんでしたが、エージェントの方に丁寧に教えていただき作成することができました。 2点目は面接の対策について 面接の対策は事前にどのような質問を受けることが多いか教えてもら具体的な対策をすることができました。(HRtable独自のアンケートより)
子育てママ向け転職サイト4:マーキャリNEXT CAREER

マーキャリNEXT CAREERは、マーケター、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスなど、ITサービスやSaaS営業の転職に強い転職エージェントです。
マーケターやインサイドセールス、カスタマーサクセスは、リモートワークやフレックスタイム制など柔軟な働き方を積極的に取り入れている企業の求人があります。
法人営業などの経験を活かしやすいため、営業職経験がある方におすすめです。
- 営業の経験を活かしてマーケターやカスタマーサクセスに転職したい
- 在宅勤務やフレックスタイム制を取り入れている企業に転職したい
対象者 | IT/SaaSの営業・マーケターに転職したい方 |
エリア | 全国 |
- IT・SaaSのデジタルセールスに特化!
- 成長中のSaaS企業を紹介してくれる
- BtoBマーケ支援と人材育成と派遣事業に実績ある「エムエム総研」が運営
無料相談してみよう!
子育てママ向け転職サイト5:Geekly

【ギークリー】は、IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
エンジニアやクリエイターの求人に強く、業界の専門知識を持ったエージェントが、スキルや経験、職種経験をもとにマッチする求人を紹介してくれます。
リモート求人・残業少なめの求人・時短勤務可能な求人を保有しているので、ワーママの転職にもおすすめです。
- IT業界の経験・知識を活かして転職したい
- 首都圏のIT・WEB・ゲーム業界の転職先を探したい
特徴 | IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェント |
エリア | 首都圏 |
- IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェント
- 各業界の専門知識を持ったエージェントがサポートしてくれる
- スキルや経験が活かせる仕事を紹介してくれる
- リモートOK/残業少なめ/時短勤務可能な求人を保有

ギークリーは、IT・WEB・ゲーム業界の転職に強く、経験やスキルにマッチする求人を紹介してくれます。
相談することで、もっと条件のいい会社やワークライフバランスがとりやすい会社に転職できる可能性があるので、まずは無料相談をしてみてください!
無料相談はこちら!
子育てママ向け転職サイト6:マスメディアン

マスメディアンは、WEB・広告業界に特化した転職サイトです。
マーケティング職は、リモートワークがしやすく、子育てと両立しながら活躍する女性が多い職種の一つです。
年収水準が比較的高く、キャリアアップにも繋がりやすいので、企画や分析を得意とするにおすすめです。
マスメディアンでは、マーケティング職や広告業界に詳しいコンサルタントがサポートしてくれるため、未経験からの転職でも安心です。
- Web・広告業界に精通したコンサルタントにサポートしてもらいたい
- マーケティングの求人を紹介してほしい
特徴 | Web・広告業界に特化した転職サイト |
エリア | 全国 |
- Web・広告に特化した転職サイト!
- マーケティングに精通したコンサルタントがサポートしてくれる!
- マーケティング職のキャリアパスや転職でのアピールの仕方をアドバイスしてもらえる
無料相談してみよう!
子育てママ向け転職サイト7:MS-Japan

MS-Japanは、経理、人事、総務などの管理部門に特化した転職サイトです。
管理部門は比較的が発生しづらく、子育て中のママでも家庭と両立しながら働きやすいのでおすすめです。
管理部門特化型の転職サイトを活用することで、業界や職種、企業の部門について詳しい情報を教えてもらうことができ、希望に近い求人が見つけやすいのでおすすめです。
- 経理・総務・人事など管理部門の求人を探したい
- 管理部門職種での業務経験を活かして転職したい
特徴 | 管理部門・士業特化型の転職サイト |
エリア | 全国 |
- 管理部門の求人・転職支援実績が豊富!
- 事務、経理や人事・総務の転職に強い!
無料相談してみよう!
子育てママ向け転職サイト8:レバウェル介護(旧:きらケア)


介護職は慢性的な人手不足なので年齢や経歴に関わらず正社員で積極的に採用を行なっています。
また、シフト制なので勤務時間の融通がききやすく、女性が多い職場なので子育てをしながらでも働きやすい環境が整っています。
未経験・無資格からでもでき、働きながら資格を取得してキャリアアップすることも可能です。
レバウェル介護(旧:きらケア)は、未経験歓迎の求人から資格保有者向けの求人まで幅広くカバーしているため、介護業界への転職に興味を持ったらまず登録しておくことをおすすめします。
- 豊富な求人の中から自分に合った求人を見つけたい
- 資格なし・未経験OKの求人を探したい
特徴 | 介護業界に特化した転職エージェント |
エリア | 北海道、宮城県、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、愛知県 静岡県、大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、広島県、福岡県 |
- 介護業界に特化した転職サイト!
- 介護業界に詳しいコンサルタントがサポートしてくれる
- 資格なし・未経験OKの求人が豊富!
- 仕事探し〜就業後まで手厚くサポート!
無料相談してみよう!
子育てママ向け転職サイト9:ヒューレックス

ヒューレックスは、仙台を中心とした東北地方の求人に強みを持つ転職エージェントです。
地元の優良企業との信頼が厚く、求人数や企業情報などが豊富です。
- 地方の会社を紹介してほしい
- 地方での暮らし・UIターン転職を相談したい
無料体験 | あり |
対象 | 地方での転職希望者 |
エリア | 全国 (各地拠点またはオンライン) |
- 地方企業の求人数が豊富!
- 大手転職サイトでは掲載されない求人も見つかる!
- 地元の優良企業を紹介してもらえる!
- 地域情報に詳しいコンサルタントがサポート!
- 移住・Uターン転職を相談できる!
まずは無料相談してみよう!
子育てママ向け転職サイト10:ほくりくFIT転職

ほくりくFIT転職は、北陸地方に特化した転職エージェントです。
富山・石川・福井にお住まいの方は、自宅から通いやすい企業を紹介してもらえます。
- 富山・石川・福井の求人を紹介してほしい
- 北陸での暮らし・UIターン転職を相談したい
特徴 | 北陸に特化した転職サイト |
エリア | 富山・石川・福井 |
- 北陸に特化!北陸の求人数が豊富!
- 他のサイトにはのっていない、求人が見つかる
- 自宅から近い会社の求人を見つけやすい
- 地元の情報が豊富
- U・I・Jターン転職の支援実績も豊富
- GW・お盆休み・年末年始も無料相談を開催している
無料相談はこちら!
運営会社:株式会社人材情報センター
本社
石川県金沢市西念1-1-3 コンフィデンス金沢4F
富山営業所
富山県富山市二口町3-1-1
子育てママ向け転職サイト11:アドプラ

アドプラは、東海エリアに特化した転職サイトです。
東海地方の企業や仕事情報に詳しいキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
- 東海地方に根差した企業・求人情報を知りたい
- 愛知・岐阜・三重の仕事や暮らしについて詳しいコンサルタントにサポートしてほしい
特徴 | 東海エリアに特化した転職サイト |
エリア | 愛知・岐阜・三重 |
- 東海地方の企業や地域情報に詳しいコンサルタントがサポートしてくれる!
- 東海地方での転職はもちろん、県外からのUIターン転職も安心!
無料相談してみよう!
子育てママ向け転職サイト12:タイズ

タイズは、関西のメーカーに特化した転職サイトです。
2005年の創業以来、関西のメーカーに特化しているので、関西にあるメーカーからの信頼が厚く、非公開求人やタイズだけが保有する独占求人もあります。
関西のメーカーに精通したコンサルタントが企業と求職者の両方から丁寧にヒアリングし、ミスマッチのない求人を紹介してくれます。
- 関西のメーカーに転職したい
- メーカーに詳しいコンサルタントにサポートしてもらいたい
特徴 | 関西のメーカーに特化した転職サイト |
求人数 | 公開求人:6,179件 ※2022年10月時点 |
エリア | 関西 |
- 関西のメーカーに特化した転職サイト!
- 非公開求人や独占求人も!
- メーカーに詳しいコンサルタントがミスマッチのない求人を提案してくれる

時短勤務や在宅勤務、フレックス制、産休・育休ありの求人を探したい方は、条件に合う求人を豊富に持つ転職サイトに登録するのがおすすめです!
次は、条件別の求人が豊富な転職サイトを紹介します。
【条件別】おすすめの転職サイト
時短勤務可能な会社を探すならおすすめの転職サイト
アデコ | type女性の転職エージェント | リクルートエージェント | |
---|---|---|---|
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こんな人におすすめ | 時短勤務ができる事務職の求人を探したい | 子育てと両立しながら働きやすい会社を紹介してもらいた | 幅広い業界・職種の求人を探したい |
公開求人数 | 時短勤務の検索結果:31,880件 | 時短勤務の検索結果:143件 | 時短勤務の検索結果:6,908件 |
対応エリア | 全国 | 首都圏が中心 | 全国 |
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
時短勤務が可能な会社は、大手企業、女性が活躍している営業職や事務職、エンジニア職などが多いです。
時短勤務で採用している企業は、同じように家事・子育てと両立しながら正社員として働きたいと考えている女性から人気で倍率が高いため、転職エージェントのサポートを受けることがより重要です。
在宅勤務可能な会社を探すならおすすめの転職サイト
在宅勤務が可能な求人は、IT業界の営業職やWebマーケティング、エンジニア、経理・事務職が多いです。
いろんな転職エージェントからそういった職種の求人を探すと、在宅勤務可能な求人がたくさん見つかりますよ!

子育てママにおすすめの転職サイトの紹介は以上です。
次は、グローバルキャリアカウンセラーの上川さんに子育て中のママの転職活動について解説していただきます。
子育てママが正社員に転職するポイント
正社員の経験がない場合でも、まずは契約社員や派遣社員からキャリアアップして正社員になることができます。
正社員前提の求人に応募して、派遣会社のサポートを得ながら正社員になることを目指しましょう。そして、正社員に求められる能力やスキルを仕事をしながら身につけ、アピールできるようにしましょう。

別の方法として、人材紹介の会社に登録し、正社員の仕事を見つけて、応募するのも有効です。正社員経験がなくても、社会人経験から得た知識やスキルに自信を持ちましょう。
子育てママが正社員に再就職するポイント
結婚や出産後に退職したワーママは、以前の職種に戻ることができない可能性があるという前提で、転職活動を始める必要があります。転職する際に必要な勤務条件や勤務形態を理解して、自分のライフプランに合う転職先を探してください。

夫の転勤で同じ勤務地で長く働けない場合や、子育てのため時短勤務が必要など、さまざまなケースがあります。今後の自分のキャリアやライフイベントに見合った企業を探して転職活動を進める必要があります。
あわせて読む:子持ちで正社員は無理?育児・子育て中のママの就活のコツを解説!
あわせて読む:子育てしながら正社員はきつい?無理なく両立するコツ・働きやすい仕事を解説!
子育てママが時短勤務に転職するポイント
転職活動をする前に、まずは現職での時短が可能かどうかを打診することも有効だと思います。今は子育てに理解のある企業が増えていますので、まずは社内での調整が可能かどうかを上司に相談できるといいでしょう。
それでも転職が必要な場合は、女性やワーママの転職に特化した転職エージェントに企業を紹介してもらう方法が有効です。時短勤務は既存の従業員に適用されることが多いため、入社後すぐの時短勤務は企業への交渉や相談が必要になります。

転職エージェントでは、時短勤務で働けるよう企業に交渉をしてくれることがあります。
あわせて読む:時短勤務可能な求人を紹介してくれる転職サイト・エージェント【おすすめ5選】
あわせて読む:子育てママが時短勤務に転職するのは厳しい?転職方法を解説!
子育て中のママの転職で失敗したこと【アンケート結果】
HRtableが子育て中のママに転職で失敗したことについてアンケートを取ってみたので、どんな点で失敗したのか具体的な事例を紹介します。
子育て中のママの転職で失敗したこと1:子育てに対する理解を得にくい環境だった

転職時の年齢:29歳
子どもの年齢:1歳
職場の方々で子育てをしている方が全体の2割ほどしかおらず、理解されなくて何度も悔しい思いをしました。さらに子育てをしている方が非常勤であまり話せなかったのもあります。そして中には不妊治療の末、お子様を諦めた方もいらっしゃったので露骨に態度で出されたこともありました。その後の二人目の産休育休では、私が初めてだったそうで上司は戸惑っていました。私は性格上、気が強いので負けませんでした。(HRtable独自のアンケートより)
子育て中のママの転職で失敗したこと2:仕事内容にやりがいを感じられない

転職時の年齢:27歳
子どもの年齢:4歳
生活のため、子供を育てながら働ける環境(急な病欠などに寛大)で選んだ仕事なのでわかっていたことではあるのですが、仕事内容に全く興味が持てなかったことによるストレスが蓄積されて、3年後にパニック障害を発症。結局退職、静養することになりました。生活をしていくために最低限必要な金額は稼がなければならないので後悔はしていませんが、やはり仕事内容は重要だと思い知らされた経験でした。(HRtable独自のアンケートより)
子育て中のママの転職で失敗したこと3:前職よりも待遇や勤務条件が下がった

転職時の年齢:36歳
子どもの年齢:0歳~生後半年、4歳
新卒から長く勤めていた会社だったので気づきませんでしたが、待遇や勤務条件がとても良かったことに気づきました。特に在宅勤務や完全フレックス制など、地方ではなかなか取り入れている会社がありません。転居が決まった際に、前の会社からは月数回の出張ベースでも続けられないかと打診いただいていたにも関わらず断った自分を恨みました。(HRtable独自のアンケートより)
あわせて読む:ワーママの転職で失敗を防ぐための4つのポイント|転職成功者の体験談をもとに解説!
次は、以上のように転職で失敗しないための、転職先選びの5つのポイントを解説します。
子持ちのママの転職先選びの5つのポイント

転職先では勤務形態や勤務地だけでなく、社風を理解することが大切です。勤務形態や勤務地が条件に合っていても、子育てに理解がない社風であれば、働き続けることは難しいでしょう。
また、実際にどれくらい子育て中の女性が活躍しているか、女性の管理職がどれくらいの割合かを企業にヒアリングするといいでしょう。
そうすることで、今後の自分のキャリア形成の参考になります。勤務条件に合う会社だとしても、長く活躍できる環境かどうかを見極めるのは大切です。

条件に合っても自分のキャリアやスキルに合う仕事ができなければ、将来的にまた転職先を探すということになりかねません。子育て中のママにとって長く続けられる、やりがいのある企業を選ぶことは、とても重要です。
ただし、全ての条件にあう求人を見つけるのは困難です。そのため、何を一番に優先するか、どこまでなら譲歩できるか、などをリストにして、自分の中で整理するといいでしょう。
年収や業務内容、子育ての両立など、もう一度転職をする動機を自分の中でまとめることで、面接などで転職先にアピールできる自分の強みになります。

優先順位が確立されたら、それらを軸にして戦略的に転職活動を進めましょう。
あわせて読む:ワーママが転職で後悔しないための転職先選びの3つのポイント
子育てママの求人選びでみるべきポイント
子育てママの求人選びでみるべきポイント1:企業理念・メッセージ
企業理念やメッセージは、その企業の大切にしていることや社会に対するメッセージが含まれます。まず、子供をもつ母親が企業(上司や同僚)に求めるものは、子育てに対する「理解」です。
企業全体が子育てしている母親に寄り添った取り組みをしているかどうかは、長く働けるかどうかの重要な指標になるはずです。

上司や同僚との風通しの良いコミュニケーションは、子育てと仕事を両立するためには欠かせないポイントです。
子育てママの求人選びでみるべきポイント2:仕事内容
求人の仕事内容をしっかりと理解して応募するように心がけてください。仕事内容が体力的にハードな場合は、育児と両立するのが難しくなってくることも考えられます。
また、今の自分の経験や強みが生かせる仕事内容を選ぶ方が、後のキャリアにとってもプラスになります。仕事内容が思っていたのと違ったというのは、よくあるケースです。

せっかく就職したのに、仕事内容が合わずに退職となると、その後の転職活動にも影響がでます。面接などで仕事内容について質問することで、入社後のギャップを埋めましょう。
子育てママの求人選びでみるべきポイント3:給与・福利厚生
子供をもつ女性でなくとも、給与や福利厚生は転職の際にとても大事なポイントになってきます。給与額は「月給23万〜25万」など幅がある企業が多いので、面接での希望額が聞かれる場合もありますが、過去の経験や経歴からある程度給与額のイメージを持ちましょう。

また、時短勤務の適用年数、フレックスタイム制、在宅勤務制度、など子育て支援制度が充実している福利厚生がある企業を選ぶことで、子育てと仕事の両立を実現しましょう。
子育てママの求人選びでみるべきポイント4:雇用形態
雇用形態は正社員、契約社員、パート、派遣と様々です。子供が小さいうちはパートや派遣で労働時間も日数も少なめで働いている女性は多いです。


子供が大きくなって段階で、正社員登用のチャンスがあるかどうか、また正社員になる条件などもしっかりと面接の際に確認するといいでしょう。
子育てママの求人選びでみるべきポイント5:勤務地
子育てと仕事を両立する場合に勤務地はとても重要になってきます。通勤時間が長ければ長いほど、子育てや家事への皺寄せがきます。
育児と仕事の両立で日々奮闘している中、勤務時間が満員電車や渋滞などで1時間以上かかると、体力的にも精神的にも消耗します。在宅勤務であっても、週に何日か出勤しないといけないケースもあります。

また、勤務地が指定されていなかったり、サービスの拡大で転勤になったりと、勤務地は入社後に変更される可能性があるので、面接の際に勤務地の詳細を確認しましょう。
子育てしながら働きやすい正社員の仕事
子育てしながら働きやすい正社員の仕事1:事務職
事務職は子育て中のママに人気がある職種です。
残業も少なく、業務内容があらかじめ明確で、土日休みが多いため、子供との時間も持つことができます。
事務職は人員配置に余裕があることもあり、比較的休みやすいということも人気の理由です。
また、会社によってはテレワークを推奨していることもあり、育児や家事で時間に追われがちなワーママには魅力的な職種です。

また、優良企業の事務などでは、福利厚生がしっかりしており、休みが取りやすいことも魅力です。
- 残業が少ない
- 土日休みが多い
- 人員配置に余裕があるので比較的休みやすい
- リモートワークができる会社が多い

転職時の年齢:36歳
子どもの年齢:6歳
福祉職(アルバイト)→物流企業の事務(派遣)
一般事務は初めての経験でしたがとてもやりがいのある仕事でした。前任者から引継ぎを行いましたが丁寧教えていただいたので引継ぎはスムーズにいきました。職場には子育てをしている方、子育てが終わった方が多くいたので子育てに関する理解はとてもありました。子どもの体調不良の看病で仕事を休んだときにはサポートをしていただける体制を作ってくださっていました。(HRtable独自のアンケートより)

事務職の求人を探すなら、事務職の求人に強い転職サイトアデコに相談しましょう!
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子育てしながら働きやすい正社員の仕事2:医療系専門職
看護師や薬剤師、理学療法士は短時間勤務やシフト勤務を利用して、子育ての時間だけではなく、自分のリフレッシュのための時間を取りやすいのがメリットです。
また、医療系専門職はパートや派遣での需要も高く、給与の基準も高いため、比較的自由度が高い職種になります。
子育てがひと段落したら、フルタイムに戻れる選択肢が広いのも魅力の一つです。

女性や子育て経験者も多い職種なので、子育てに対する理解も得やすい環境です。
- 短時間勤務やシフト勤務が可能
- 給与水準が高い
- 女性や子育て経験者が多いので子育てに対する理解を得やすい
子育てしながら働きやすい正社員の仕事3:カスタマーサポート・コールセンター
カスタマーサポートの仕事はシフト制なこともあり、働き方が柔軟で、ワーママが働きやすい職種です。
また、テレワークやフレックスタイムが利用できる会社が多いので、保育園の送り迎えや子供の行事に合わせて自分の勤務時間を調整できるのが魅力です。

また、フルリモートができる職種でもあるため、勤務時間をなくしその時間を有効に使うこともできます。
- シフト制で柔軟な働き方が可能
- テレワークが可能な会社が多い
- フレックスタイム制を利用できる会社が多い

転職時の年齢:30歳
子どもの年齢:7歳
医療従事者→コールセンター
転職前は医療従事者をしておりました。しかし、コロナが蔓延して就業時間の増加や、子供が体調を崩したり行事があったとしても仕事を休めないということが続き、少し落ち着いたタイミングを見て離職しました。転職後は、コールセンターに勤めました。理由は、何より勤務時間や急な欠勤への柔軟な対応が可能であるという点です。(HRtable独自のアンケートより)
あわせて読む:子持ちのワーママにおすすめの仕事5選|正社員・パートで働くなら?

キャリアコンサルタント 中尾あずささんのコメント
子育てしながら働きやすい正社員の仕事の中でも特に事務職は人気です。しかし、AI化や事務業務を外注する企業の増加により年々減少傾向にあります。そのためおすすめは、事務職の中でも需要が高い営業事務です。
対人業務が含まれるため、AI化しにくいことや、コミュニケーション力が求められる点、先回り力やマルチタスク力など子育てで磨かれたスキルが活かせる仕事であることがおすすめの理由です。
子育てしながら正社員で働くママの割合
厚生労働省による国民生活基礎調査では、2021年の子持ちの母親のうちの「仕事あり」の割合は75.9%、そのうち、正社員が29.6%、非正規雇用の従業員は37.3%、その他が8.9%でした。
また、2007年と2021年の正社員で働くママの割合は12.7%増えています。近年時短勤務や在宅ワークが増えてきていることから、正社員で働くママは年々増えてきているようです。
正社員で働くママ | |
---|---|
2007年 | 16.9% |
2010年 | 16.3% |
2013年 | 16.9% |
2016年 | 22.0% |
2019年 | 26.2% |
2021年 | 29.6% |
しかし、正社員で働けるかは、お子さんの年齢や手助けしてくれる人が周りにいるかにもよります。
実際に、お子さんが小さいうちは病気なども多く、早退・欠勤が必要になりやすいことや、送迎のため残業ができないといった理由で正社員として働くのが難しいという現状があります。
以下のグラフによると、正社員で働くママは末子のお子さんが0歳〜3歳までは減少し、3歳でやや上昇しています。4歳・5歳にかけて減少し、6歳で少し増え、小学生高学年になるタイミング(9〜10歳)から徐々に増加する傾向があります。
一方、子どもが大きくなるにつれて非正規雇用で働くママは増えていく傾向があります。

お子さんが小さくて、実家や託児施設に預けたり夫と分担することが難しければ、まずはパートや派遣で働き、お子さんが大きくなってから正社員に復帰するという手もあります。
長期的には正社員として働きたいのであれば、正社員として働きたい仕事内容に近いものを選ぶとパートや派遣で培ったスキルを就職活動で活かすことができますよ!
派遣の仕事を始めるなら、テンプスタッフがおすすめです!
在宅で出来る仕事や、正社員登用ありの求人など、求人の数・種類が豊富なのでまずは登録してみましょう!
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最後に、子育てママの転職でよくある質問に回答していきます。
子育てママの転職でよくある質問
質問1:子育てママの転職でうまくいかない原因は何がありますか
働くママで、転職活動がうまくいかないという場合は、主に以下の3つの原因が考えられます。
- 企業が求めるスキル・経験とあなたの経歴がマッチしない求人を選んでいる
- 子育てと両立できる環境が整っていないor子育てと両立しやすい企業を選んでいない
企業が求める経験・スキルとあなたの経歴がそもそも合っていないと、書類選考の時点で落とされてしまう可能性が高いです。
そのため、子育てママのが転職を成功させるには、これまでの業務経験が活かせる仕事や未経験から始めやすい仕事を選ぶことが重要です。
スキルや経験に自信がない、今の業種では子育てとの両立が厳しいという方は、営業職・接客業・事務職、工場の軽作業、介護職などは、未経験歓迎で募集していることが多いのでおすすめです。
あわせて読む:ワーママの転職でうまくいかないのはなぜ?原因と転職活動のコツを解説!
質問2:子育てママが転職するならおすすめのタイミングってありますか?
子育てで忙しいママの転職のタイミングは、それぞれメリット・デメリットがあり、何を優先するかによってベストな時期はそれぞれ変わります。
生後6ヶ月〜1歳 | 3歳以上 | 小学校に入ってから | 中学・高校に入ってから | |
メリット | 仕事のブランクが長くならない | 子どもの体調が安定していて仕事と両立しやすい | 送迎の必要がなくなり、仕事と両立しやすい | 子どもが一人で食事の支度ができるようになり、仕事と両立しやすい |
デメリット | 子どもの急な発熱により欠勤や早退が多くなる | 送迎や食事の支度をする必要があり、残業ができない | 長期休暇の対応、学習サポートが必要 | 仕事のブランクが長くなり、再就職が難しい |
こんな人におすすめ | 仕事も子育ても頑張りたい 教育費がかかる前に収入を増やしたい 家族の協力が得られ、仕事と育児を両立しやすい | 育児・子育てが落ち着いてから仕事に復帰したい 子どもの体調が安定してから働きたい 家族の協力が得られ、仕事と子育てを両立しやすい | 子どもが小さいうちは家事・子育てに専念したい 子どもが小さいうちは仕事と両立するのが難しい | 家事や子どもの学習サポートをしっかりしたい 子育てが落ち着いてから仕事に復帰したい |

キャリアコンサルタント 中尾あずささんのコメント
子育てママにとって、転職のタイミングは慎重に検討したいポイントです。
それぞれの時期ごとにメリットとデメリットがあります。それに加えてお子様の体調や気質、周囲のサポート体制や保育園の入りやすさなど自分ではコントロール出来ないことにも左右されてしまいます。
そんな中で最終的に大切にして頂きたいのは「ママやパパの気持ち」だと思います。しっかりとコミュニケーションをとって納得の出来る時期に転職出来ると良いでしょう。
あわせて読む:子持ちのワーママの転職・再就職のタイミングはいつがいい?|おすすめの時期と注意点を解説!
質問3:子育てママの転職に活かせる資格はありますか?
子育てママの転職には、資格が転職で有利になる以下の5つの資格がおすすめです。
- 簿記2級
- 宅地建物取引士
- 保育士
- 介護職員初任者研修
- 医療事務
あわせて読む:ワーママの転職におすすめの資格5選|人気の仕事も紹介!

キャリアコンサルタント 中尾あずささんのコメント
子育てママもそれ以外の方も、資格があれば必ず転職が出来るとは限りません。
とはいえ、資格がないと出来ない仕事や、資格があることでここまでの能力・スキルがあるという客観的な証明になるため転職には優位になることは間違いありません。
産休中や、育休中に周囲の協力があり勉強時間が捻出出来る時は、興味のある資格を取得するのもおすすめです。
子持ちの転職は転職サイトを活用しよう!
この記事では、子持ちの転職におすすめの転職サイト12選を紹介しました。
子持ちで転職するなら、子育てと両立しやすい職場環境や制度の会社の求人が豊富な転職サイトに2〜3社登録しておくのがおすすめです。
子持ちの転職には、以下の12社の転職サイトがおすすめです。
総合型の転職サイト
- アデコ|女性の転職支援実績豊富!人気の事務職の求人多数
- type女性の転職エージェント|関東の女性におすすめ!柔軟な働き方が可能なIT業界に強い!
- リクルートエージェント|全国の求人が豊富!
業界・職種特化の転職サイト
- マーキャリNEXT CAREER|IT・SaaS企業の営業・マーケターに特化!
- Geekly:IT・WEB業界経験者におすすめ!
- マスメディアン|マーケティング職に強い!リモートワークできる求人もあり
- MS-Japan|人事・経理・総務の転職に強い!
- レバウェル介護(旧:きらケア)|シフト制で子育てと両立しやすい!無資格・未経験OKの求人多数
地域特化の転職サイト

どの転職サイトに登録するか迷った方は、女性の転職支援実績が豊富で幅広い業界・職種の求人を保有するアデコに登録するのがおすすめです!
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