- 『フリーターから正社員への就職活動にはどれぐらいかかるの?』
- 『なるべく早く就職する方法はある?』
と思っていませんか?
結論から言うと、フリーターから正社員になるまでにかかる就活期間の平均は3ヶ月程度です。
ただし、転職エージェントを利用し、求人の紹介を受けることや選考対策をサポートしてもらうことで、就職までにかかる期間を短縮することができますよ!
この記事では、キャリアコンサルタントとしてフリーターの就職支援を行ってきた筆者が、就職活動の流れや短期間で就職を成功させるコツを解説するので、なるべく早く就職したい方はぜひ読んでみてください。
五十嵐美貴
キャリアカウンセラー歴13年:2級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)、キャリアコンサルタント(国家資格)、CDA(キャリアディベロップメントアドバイザー)。高校生から中高年までの幅広い年齢層の就職・転職支援、相談業務に従事。高校や大学での面接指導、職業訓練校や就労移行支援事業所での講師兼キャリアコンサルタント、就職・転職フェアでの相談コーナーにて、求職者を支援。
あわせて読む:フリーターに強い就職エージェントおすすめ23選|正社員就職に役立つのはどれ?
フリーターの就活にかかる期間と流れ
就職が決まるまでの平均的な期間は3ヶ月程度ですが、1週間で入社が決まることもあれば、6ヶ月ほどかかることもあります。
いつまでに入社したいのか、どれぐらいのペースで就職活動を進めるのかスケジュールを決めておきましょう。
フリーターの仕事と正社員への就職活動を両立させるのは大変なので、必ずアルバイト先や派遣会社にその旨を伝えて、勤務時間を調整してもらいましょう!
フリーターの就活の流れ1:自己分析・情報収集(1週間)
まず、自己分析やアルバイト経験の棚卸し、業界研究や企業研究、就活・転職サイトやエージェントなどの情報収集をしましょう。
- 自己分析
「自分の持ち味、長所は何か。その根拠となるエピソードは?」「何ができ何をやりたいのか」「仕事をしていく中で大事にしている価値観、信念は何か」「なぜ今、正社員を目指すのか」「フリーターになった理由は何か」「将来はどういう人間になっていたいのか」などを具体的に書き出し、見える化する。 - アルバイト経験の棚卸し
アルバイト仲間、上司、お客様にどんな配慮をして接していたのか、それはなぜか、そこには自分のどんな長所やスキルを発揮したのか、喜びや充実さを感じられたのはどんな仕事をしたときかなど、具体的なエピソードとともに事細かに書き出す。 - 業界研究、企業研究、就きたい職種の情報収集
- 就活・転職サイトやエージェントなどの情報を収集
フリーターの就活の流れ2:求人選び・応募の準備(2週間)
次に、就活・転職サイトやエージェントなど、自分に合った複数の就職支援サービスに登録し、求人情報を収集します。興味のある企業の中から志望企業を絞り込み、応募書類を準備をしましょう。
就活・転職エージェントや各自治体が主催する合同企業説明会や就職・転職フェアに参加するのも良いでしょう。
- 求人選び
求人情報を収集。興味ある企業の中から志望企業を絞り込む。 - 履歴書と職務経歴書の作成
自己分析、アルバイト経験の棚卸しを基に、志望企業に応じた自己PRと志望動機をアレンジして盛り込む。作成した応募書類は就活・転職エージェントで添削してもらい、推敲を重ねて完成させる
フリーターの就活の流れ3:応募・書類選考(2週間)
求人を選んだら、複数社に同時並行して応募していきます。
志望する企業の情報収集は継続して行い、就職先が決まるまでは応募を続けることが就活期間を長引かせないコツです。
- 応募書類は、郵送、メールの添付で提出、面接時に持参する場合があるので、志望先企業に指定された方法で提出する。
- 複数社に同時並行して応募する。
フリーターの就活の流れ4:面接(4週間)
応募後、だいたい1週間前後で企業から合否の連絡があり、書類選考を通過したら面接を受けます。
事前に転職エージェントに模擬面接をしてもらうと良いでしょう。面接対策は入念に行うことが重要です。
- 想定される質問への回答を考える
自己PR、フリーターになった理由、フリーター期間中は具体的に何をしていたのか、企業と職種両方の志望動機、今後のキャリアプランなど、面接で聞かれる質問を想定し、伝えたい内容を整理しておく。 - 模擬面接
事前に転職エージェントに模擬面接をしてもらう。
企業によって、面接は複数回行われたり、筆記試験も行われる場合もあるので、複数社の選考を受ける場合は、スケジュール管理をしっかり行う必要があります。
フリーターの就活の流れ5:内定(4週間)
内定の連絡が来たら、入社するかの判断や退社・入社の手続きを行います。
- 入社するかを決断
- 退社の手続き
アルバイトをしている場合は、適切なタイミングで辞める申し出をし、手続きをする。就職先の採用担当者と日程調整の上、入社日を相談して決める。 - 入社の準備
入社にあたり、契約書や年金、保険など提出書類の準備なども行う。
以上が、フリーターの就活の流れになります。なお、このスケジュールはあくまでも一つの目安です。
フルタイムでアルバイトをしている人は、就活のための時間の捻出に苦心することでしょう。従って、就活の期間がもっと長くなる可能性もあるかもしれませんが、極力長引かせないようにスケジュール管理をしっかり行うことが重要です。
フリーターから早く就職する3つのコツ
フリーターから早く就職するコツ1:条件にこだわりすぎない
応募する企業を選ぶ際、年収などの待遇面や企業規模、仕事内容、自分の理想する職場環境などにこだわりすぎるといつまでも就職先が決まらない可能性があります。
これだけは譲れない条件や妥協してもいい条件を決め、優先順位をつけて応募先の検討をしましょう。
自らの可能性を狭めることなく、業界や企業、職種を幅広く見て情報収集をし、数多く応募することが大事です。
ただし、中途採用の求人は即戦力として経験者を求める企業が多いため、未経験者歓迎の業界や職種を選ぶのが現実的です。
未経験歓迎の求人を探すなら、フリーター特化型の就職エージェントを活用するのがおすすめです!
特化型ならではの求人もあり、フリーターを積極的に採用している企業を紹介してもらえますよ。
フリーターから早く就職するコツ2:自己分析・仕事の棚卸しをする
就活を始める前に自己分析、アルバイト経験の棚卸しをし、自分自身の事を客観的かつ的確に把握することが重要です。
自己分析と仕事の棚卸しが、効果的な応募書類の作成や面接でのアピールの基礎となりますので、しっかりと行いましょう。
志望動機と自己PRは応募先企業に応じて変える必要があるので、大枠を決めておき応募先企業が決まってから完成する状態にしておくといいでしょう。
これら事前準備を入念に行い、内定までの就活スケジュールを決めた上で行動することが、重要なポイントです。
フリーターから早く就職するコツ3:就職支援サービスを活用する
これまで就活をあまりしてこなかったフリーターの方にとっては、就活を一人で行うのは容易ではなく、不安もあることでしょう。
そこで、就職・転職サイト、ハローワーク、地域若者サポートセンター、就職・転職エージェントなどを複数組み合わせて活用するといいでしょう。
就職・転職サイトは自分で求人情報を検索して応募できますが、それ以外の就職支援サービスは応募書類の添削、模擬面接、就活に役立つ各種セミナー、求人紹介など様々な支援を行っていますので、心強いことでしょう。
中には、フリーターの就職支援に強い転職エージェントや目指す業界に特化した就活・転職エージェントもあります。
次は、フリーターの就活におすすめの就職エージェントを紹介します。
フリーターの就活におすすめの就職エージェント
- キャリアスタート:企業ごとに対策!徹底した選考対策をしてほしい人におすすめ!
- えーかおキャリア:マンツーマンでスピーディにサポート!
- リクルートエージェント|全国の求人数が豊富!全員におすすめ
フリーターの就活におすすめの就職エージェント1:キャリアスタート
- 学歴・経歴不問の求人を探したい
- 徹底した面接対策を受け、就職を成功させたい
特徴 | フリーター・既卒・第二新卒特化 |
エリア | 首都圏、愛知県、福岡県、大阪府、宮城県、北海道、静岡県、茨城県、新潟県、 岐阜県、熊本県、宮崎県、三重県 |
- サービス利用者の満足度が高い!
- 希望条件に合わせてマッチする求人を紹介してくれる!
- 徹底した選考サポートをしてくれる
- 企業ごとに対策をしてくれる!
- 所属アドバイザーの約6割が、エージェントランキングにてTOP10入賞経験あり!
無料相談はこちら!
利用者からは「初めての就職活動でも丁寧に教えてくれたので助かった」「面接対策を徹底的にサポートしてくれた」と好評です!
高卒未経験という立場でフリーターからの就職活動、右も左もわからない状態でしたがおすすめの企業や面接でのマナーや受け答えを詳しく教えて下さり無事内定を頂くことができました!
スケジュール管理やメンタル面でのサポートなど自分1人では出来ないこともやってくださったので本当に助かりました!
この就職活動を通して前より自分に自信がついたのも良かったと思っています。
ありがとうございました!
(引用元:Google 口コミ)
私はフリーターから就職するためにキャリアスタートさんを利用しました。
佐久間さんに担当していただき本当に良かったです!
親身になって話を聞いて下さり、安心して就職活動する事ができました。
私は緊張しやすく面接がとても不安だった為、面接練習や対策のフィードバック、直前まで練習に付き合ってくださいました。
私が気づいていなかった強みや良い所を沢山見出してくださったり、面接のコツや伝え方など1つ1つ丁寧に教えて頂きました。
その結果無事に内定をいただく事ができました本当にありがとうございました!
(引用元:Google 口コミ)
キャリアスタートの口コミはこちら
あわせて読む:キャリアスタートの評判は?口コミから分かるエージェントの特徴を解説!
フリーターの就活におすすめの就職エージェント2:えーかおキャリア
えーかおキャリアは、20代のフリーターの就職支援実績が豊富な就職エージェントです。
専任のカウンセラーが自己分析や希望条件のヒアリングを丁寧に行い、ミスマッチの少ない求人を紹介してくれます。
また、面接対策を企業ごとにサポートしてくれ、強みをうまくアピールする方法をアドバイスしてくれます。
- 専任のカウンセラーがマンツーマンサポート
- 安定して働ける職場を見つけたい
特徴 | 20代のフリーター・既卒・第二新卒特化 |
エリア | 東京/千葉/埼玉/神奈川/大阪/京都/兵庫 |
- 長期的に活躍できる企業を紹介!
- マッチする社風と職場環境を考慮し、企業を紹介してくれる
- 専任のカウンセラーがマンツーマンサポート
- カウンセリングを通じて応募書類対策、 面接対策など幅広く就職・転職活動を徹底サポート
無料相談はこちら!
利用者からは「親身になって相談に乗ってくれた」「2週間と短期間で就職できた」と好評です!
正社員未経験の状態から2週間ほどで内定を得ることが出来ました。担当者の田中さんや、各企業担当者の方々から丁寧な企業説明や不安であった面接への対策を行っていただき万全な状態で企業様との面接に臨むことが出来ました。非常に感謝しております、お世話になりました。(参照元):Googleの口コミより
未経験からの就職活動であったのですが、わずか2週間で内定を頂くことが出来ました。
担当の尾崎さんが内定を頂くことができるまで一緒に走ってくれたからこそ、私自身も最後まで駆け抜けることができたと強く感じております。心優しく親身になってくださった上に、私の気持ちをいつも確認しながら進めてくださったので、相談もしやすかったです!
面接対策にてお世話になった高橋さんもありがとうございました!高橋さんの丁寧な面接練習は本当に心強かったです。
この度は、2週間という短い期間ではありましたが本当にありがとうございました。お二人との出会いにただただ感謝です!(参照元):Googleの口コミより
えーかおキャリアの口コミはこちら
あわせて読む:えーかおキャリアの評判・利用者の体験談を紹介!
フリーターの就活におすすめの就職エージェント3:リクルートエージェント
- いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい
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求人数 | 40万件以上 |
エリア | 全国 |
- 転職実績No.1 業界トップの40万件以上の求人、累計41万人以上の転職実績
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- 職務経歴書・履歴書などの書類の添削、 独自に分析した業界・企業情報の提供、 志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれる
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リクルートエージェントの口コミはこちら
あわせて読む:リクルートエージェントはフリーターにもおすすめ?
最後に、フリーターからの正社員就職でよくある質問にお答えします。
フリーターからの正社員就職でよくある質問Q&A
質問1:フリーターから就職しやすいおすすめの職種はありますか?
フリーター・ニートは特別なスキルが必要なく、未経験でも始めやすい職種や人手不足で困っている企業が多い業界・職種だと就職しやすいです。
具体的には、以下のような業界・職種があります。
- 業界
- 製造業
機械・医薬品・食品・木製品などの生産工程に携われる! - 飲食業
学歴・経歴・年齢に関わらず就職しやすい - IT業界
成長企業で働ける!
- 製造業
- 職種
- 営業職・販売職
人と話すのが好きな人におすすめ! - 接客・サービス業
接客のバイトをしてきた人、笑顔で接客ができる人におすすめ! - 介護職
介護施設での勤務なら無資格で就業できる!働きながら資格の取得も可能 - エンジニア職
パソコン作業がしたい人におすすめ! - タクシー・配送ドライバー
運転が好きな人におすすめ! - 現場作業員
社会の基盤づくりをするやりがいのある仕事ができる!
- 営業職・販売職
業界・職種特化型の転職エージェント
おすすめの記事
あわせて読む:フリーターからなれる職業10選|就職先選びのポイントを解説!
質問2:フリーター・ニートの就職におすすめの資格はありますか?
フリーターからの就職には、職種によっては資格を取得していることで有利に働くこともあります。
例えば、経理なら簿記2級、車での移動が必要な職種では普通自動車運転免許などを取得していると有利になることがあります。
ただし、2級以上でなければあまり評価されない資格もあります。
また、資格を取得するには2週間〜1年ほどかかってしまうことも留意しておきましょう。働きながら資格を取得してキャリアアップが可能なものあるので、資格の取得は慎重に検討してみてください。
以下の記事でおすすめの資格について解説しているので、併せて読んでみてください。
あわせて読む:フリーターからの就職におすすめの資格8選|取得しやすい・就職に役立つ資格を紹介!
質問3:フリーター・ニートで職歴がなくても職務経歴書は必要ですか?
職歴がない場合も職務経歴書は必要です。
職務経歴書が必要ない場合もありますが、職務経歴書を用意しておくと、面接では伝わらない自分の魅力をアピールすることができますよ。
アルバイト経験があるのであれば、アルバイトの業務内容や心がけていたこと、売上などの数値化できる成果などを書いてみましょう。
あわせて読む:フリーターの職務経歴書の書き方|自己PRの例文・ポイントを紹介!
質問4:フリーターであることは選考で不利になりますか?
フリーターであること自体が選考で不利になることはありません。
正社員として働く意欲があること、基本的な社会常識やマナーがあることをアピールできれば採用してもらえますよ。
もちろん、面接では、フリーターになった経緯を聞かれるので、フリーター期間に何をしていたかや就職を希望する理由をきちんと話せるようにしておくといいですよ。
あわせて読む:フリーターからの正社員就職で聞かれる面接質問例・回答例|面接対策・就活のコツを解説!
短期間でフリーターから就職するには、就職エージェントの活用がおすすめ!
この記事では、フリーターの就活期間と短期間で就職するコツについて解説しました。
無料で就職活動をサポートしてくれる就職エージェントを活用すれば、就職活動をスムーズに進めることができ、初めての就職活動でも安心ですよ!
また、企業へのアピールの仕方のアドバイスや模擬面接をしてくれるので、一人で就職活動をするよりも選考の通過率が上がりますよ。
まずはフリーターの就職支援が手厚いキャリアスタートと求人数が豊富なリクルートエージェントに登録するのがおすすめです!
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