- フリーター向けの求人を探すならどの転職サイトがおすすめ?
- フリーターから正社員への転職活動を有利に進めるには?
と思っていませんか?
フリーターから正社員への転職には、転職サイトの中でもフリーター向けの「未経験歓迎」「学歴・経歴不問」の求人を専門に扱う転職サイトを利用するのがおすすめです。
さらに、無料で転職先の相談や紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策を行ってくれる、サポート付きの転職サイトを活用すれば、転職の成功確率が格段に上がりますよ!

この記事では、フリーター向けの転職サイトの紹介に加えて、キャリアコンサルタントとしてフリーターの就職支援を行なってきた筆者が、求人選びのポイントと年代別の転職活動のコツについても解説するので最後まで読んでみてください!


岡 佳伸 キャリアコンサルタント
アパレル製造業(ニット製品製造業)経営者、株式会社グッドウィル人事部課長代理、埼玉労働局職員(厚生労働事務官・ハロ―ワーク勤務)を得て社会保険労務士として開業。ハローワークにて就職相談・就職支援・各種労働相談・雇用保険業務を担当東日本大震災被災地応援派遣業務にも従事。社会保険労務士として開業し、社会保険労務士法人岡佳伸事務所代表を務める。保有資格:特定社会保険労務士(第1597009号) 東京都社会保険労務士会所属。2級キャリアコンサルティング技能士。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
フリーター向け転職サイトのおすすめ8選

フリーター向けの転職サイトは以下の8つです。
希望に合う求人をなるべくたくさん見つけるためにも、2〜3社に登録しておくのがおすすめです!

転職サイトには、無料サポート付きの転職サイトとサポートなしの転職サイトがありますよ!
希望する転職活動の進め方に合わせて転職サイトを選んでみましょう。
フリーター向け転職サイトのおすすめ1:えーかおキャリア

えーかおキャリアは、20代のフリーターの就職支援に強い転職サイトです。
フリーターの就職支援実績豊富なプロがマンツーマンで、活躍できる求人の提案やアルバイト経験のアピールの仕方をアドバイスをしてくれます。
サポートがスピーディで手厚く、最短2週間で内定獲得できたと好評です。
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特徴 | 20代のフリーター・既卒・第二新卒特化 |
エリア | 関東・関西中心 |
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- カウンセリングを通じて応募書類対策、 面接対策など幅広く就職・転職活動を徹底サポート
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専門卒、販売職入社後1ヶ月でフリーター、24歳で就職活動を始めました。自分1人での就職活動に限界を感じ、他社のエージェント様と併用して、えーかおキャリア様を利用しました。担当の柳瀬様に親身に相談に乗ってもらい無事、内定をいただくことが出来ました。面談を通しての感想としては、個人の性格に合わせて就職活動のテンポを調整して頂けるのが特に良いと感じたポイントでした。他、女性の方と男性の方に面接練習や、面接で聞かれるポイントなど優しく教えていただき、面接に対する恐怖感なども薄れました。内定後の手厚いフォローも有難いです。
これからもよろしくお願い致します!
(参照元):Googleの口コミより

今までアルバイト経験しかなく
アラサーで正社員未経験の私でも履歴書、経歴書の確認から
個別面談で悩みや不安点などしっかりとヒアリングをしていただき
丁寧にサポートしていただけるなど
相談させていただいて良かったと感じることができました。
面接の練習や個別の相談などができますので
就職に不安を抱えている人には非常におすすめの会社です。
(参照元):Googleの口コミより
えーかおキャリアの口コミはこちら
あわせて読む:えーかおキャリアの評判・利用者の体験談を紹介!
フリーター向け転職サイトのおすすめ2:キャリアスタート

キャリアスタートは、20代のフリーターの就職支援に特化した転職サイトです。
あなたにはどんな仕事が向いているか、長期的にどんなキャリアを希望するか親身になって相談にのってくれ、マッチ度が高い求人を提案してくれます。
また、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策は企業ごとに対策してくれ、自分では気づいていないような強みを引き出し、企業に魅力が伝わるアピール方法をアドバイスしてもらえます。
そのため、1人で就職・転職活動を進めることに不安を感じている方でも安心です。
- 学歴・経歴不問の求人を探したい
- 履歴書・職務経歴書の作成、面接対策を丁寧にサポートしてもらいたい!
特徴 | フリーター・既卒・第二新卒特化 |
エリア | 全国 |
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川口さんに担当して頂きました。
人生初の正社員雇用を目指しこちらに申し込みました。
厳しさ、自分の弱みを知り苦しみましたが、川口さんのサポートのおかげで何社も受けることができ、とても良い経験になりました。
自分がもっとスキルアップして、年齢を重ねたらまた川口さんにお願いしたいと考えてます!!!!☺️
履歴書や職務経歴書も言葉を引き出して作成してくださり、自分じゃ作れないしっかりとしたものが出来上がりとても感動しました。
尽くしてくださった川口さんに恥のないように全力で頑張ります。
ありがとうございます!
(引用元:Google 口コミ)

私はフリーターから就職するためにキャリアスタートさんを利用しました。
佐久間さんに担当していただき本当に良かったです!
親身になって話を聞いて下さり、安心して就職活動する事ができました。
私は緊張しやすく面接がとても不安だった為、面接練習や対策のフィードバック、直前まで練習に付き合ってくださいました。
私が気づいていなかった強みや良い所を沢山見出してくださったり、面接のコツや伝え方など1つ1つ丁寧に教えて頂きました。
その結果無事に内定をいただく事ができました本当にありがとうございました!
(引用元:Google 口コミ)
キャリアスタートの口コミはこちら
あわせて読む:キャリアスタートの評判は?口コミから分かるエージェントの特徴を解説!
フリーター向け転職サイトのおすすめ3:リクルートエージェント

- いろんな求人の中から自分に合ったものを紹介してほしい
- 幅広い業界・職種の求人を紹介してほしい
求人数 | 未経験向け:85,908件(※2022年10月11日時点) |
エリア | 全国 |
- 転職実績No.1 業界トップの40万件以上の求人、累計41万人以上の転職実績
- 経験豊富なアドバイザーによるスピーディーなサポートが受けられる
- 職務経歴書・履歴書などの書類の添削、 独自に分析した業界・企業情報の提供、 志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれる
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大学卒業後、一番初めに就職した会社を体力面で限界だと感じやめたあと、ショップの店員としてふらふらしてたのですが、身体を壊しぎみだったので、身体に優しい仕事につきたいと思ったためです。かつ安定的にお給料と社会保障がある正社員を目指そうと思いました。
いろんな利用者さんを担当した体験談・経験値に基づいてアドバイスしてくれるので、客観的に判断できたと思います。何社かエージェント利用したのですが、担当する人との相性もかなり大きいと思います。今回、最終的に就職が決まったリクルートエージェントの担当の方はベテランの方で、私の身体的な問題も配慮しつつ、今後伸びていくだろうWEB業界に推し進めてくれました。将来図を具体的にプランしてくれたので、将来に対する不安が取り除かれたと思います。他にも何社かエージェント利用しましたが、最終的に求人数が多かったのと、提案してくれる企業とのミスマッチが少ないのがリクルートエージェントだったので、就職に繋がったと思います。
(HRtable独自のアンケートより)

フリーターとしてマクドナルドで学生時代からアルバイトをしていたので、それをそのまま続けてフリーターをしていたという状態でした。ファーストフードの販売が好きだったのですが、接客以外の経験もなく自分をどう会社にアピールしていったら内定がとれるか分からないというと、履歴書の書き方についてもアドバイスを貰うことができました。良い条件があればすぐに連絡を頂け、面接の前の日や面接当日も頻繁に連絡を頂けたので、自分の頑張る気持ちをきらすことなく面接にいけたのでサポートしてもらえて良かったです。
(HRtable独自のアンケートより)
リクルートエージェントの口コミはこちら
あわせて読む:リクルートエージェントはフリーターにもおすすめ?口コミを独自アンケート!
フリーター向け転職サイトのおすすめ4:ウズキャリIT

- 未経験からIT業界に就職したい
- 長期的に年収を上げていきたい
特徴 | IT業界未経験者向け転職サイト |
エリア | 全国 |
- IT業界未経験歓迎の求人に特化
- ITエンジニア実務経験なしでも応募可能!
- 無料の学習サポート付き!
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フリーター向け転職サイトのおすすめ5:CREEDENCE

- アパレル業界に詳しいコンサルタントにサポートしてほしい
- 自分に合ったブランドの求人を探したい
特徴 | アパレル業界に特化した転職エージェント |
エリア | 全国 |
- アパレル業界に特化した転職エージェント!
- デザイナーやバイヤー、MDなど、ニッチな職種の求人も豊富
- アパレル業界出身者が担当してくれるので、業界の詳しい情報を教えてもらえる
- 国内有名ブランドや外資系ラグジュアリーブランド、アパレルブランドのECショップなど、幅広い求人が見つかる
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フリーター向け転職サイトのおすすめ6:アイティーケー

- 飲食・外食産業に詳しいコンサルタントにサポートしてほしい
- 飲食店での業務経験者
特徴 | 飲食業界に特化した転職エージェント |
エリア | 全国 |
- 飲食業界に特化した転職エージェント!
- 店長やエリアマネージャーなどの求人も豊富
- 飲食業界専門のコンサルタントが担当してくれるので、業界の詳しい情報を教えてもらえる
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フリーター向け転職サイトのおすすめ7:Re就活

- 未経験OKの求人を探したい
- 自分で求人を検索したい
特徴 | 20代に特化した転職サイト |
求人数 | 既卒・社会人経験不問:612件(※2022年10月11日時点) |
エリア | 全国 |
- 20代専門の転職エージェント・サイト
- 正社員未経験、既卒、第二新卒向けの求人が豊富
- 入社3〜5年の方向けの、業種/職種未経験OKの求人や経験が活かせる求人が豊富
- 20代が気になる条件で検索ができる
- 検索機能や適職診断などが便利
- 希望の条件の求人を見つけやすい
- 自分に合った仕事の求人が見つかる
- スカウトやイベントでマッチする企業に出会える
- 効率よく転職活動を進められる
無料登録してみよう!
Re就活の口コミはこちら
あわせて読む:Re就活の評判はどう?求人や機能の特徴・利用者の口コミを徹底解説!
フリーター向け転職サイトのおすすめ8:リクナビNEXT

- 未経験OKの求人を探したい
- 自分で求人を検索したい
特徴 | 大手転職サイト |
求人数 | フリーターから正社員を目指す:7,152件 (※2022年10月11日時点) |
エリア | 全国 |
- 求人数が豊富な大手転職サイト
- リクルートが運営!
- 全国の求人が見つかる!
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フリーター向け転職サイトの紹介は以上です。
紹介した転職サイトをおさらいしておきましょう。

自分に合った求人をなるべくたくさん見つけるためにも、転職サイトは複数社に登録しておくのがおすすめです!
また、複数社に登録しておくと返信の速さやサポートの質などを比較でき、自分に合った転職サイトを見つけることができますよ。
フリーター向けの転職サイトの選び方のポイント

フリーター向けの転職サイトの選び方のポイント1:サポートの有無
転職サイトには、無料で求人紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件面の交渉を行ってくれるエージェントサポート付きの転職サイトと、自分で求人検索、応募、選考対策を行う転職サイトがあります。

サポート付きの転職サイトの方が効率よく就職活動を進められ、選考対策までしてくれるのでおすすめです!


サポート付きの転職サイトをもっと知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
あわせて読む:フリーターに強い就職エージェントおすすめ23選|正社員就職に役立つのはどれ?
フリーター向けの転職サイトの選び方のポイント2:求人の特徴
転職サイトでは、各社保有する求人数や得意とする業界や分野が異なります。
リクルートエージェントのような大手総合型の転職サイトは、全国の多様な業界・職種の求人を保有しているため、選択肢を広げたい方におすすめです。
えーかおキャリア、キャリアスタートのような20代のフリーターや第二新卒向けの転職サイトは、実務経験なしでも応募できる求人を専門に取り扱っており、フリーターの就職支援実績が豊富です。
フリーターならではのキャリアの悩みを相談しやすく、あなたの強みを整理し、企業に魅力が伝わるアピール方法をアドバイスしてくれます。
一方、特定の業界に特化した転職サイトもあります。
業界の説明からおすすめの会社の業界内での位置などを詳しく説明してくれ、希望に近い求人を提案してくれます。

志望する業界が決まっている方や業界について詳しく教えてもらいたいという方は業界特化型の転職サイトがおすすめです。
求人数が豊富な大手転職サイト➡︎選択肢を広げたい人におすすめ
- リクルートエージェント:30代以降のフリーターにおすすめ!全国の求人が豊富
- リクナビNEXT:求人数が豊富!大手転職サイト
フリーター特化型転職サイト➡︎未経験OKの求人、フリーターの転職支援実績が豊富
- えーかおキャリア:フリーターの就職に強い!最短2週間で内定獲得した実績豊富
- キャリアスタート:20代フリーターにおすすめ!選考対策を徹底サポート!
- Re就活:20代におすすめ!スカウト機能・イベントでマッチする求人を選べる!
業界特化型の転職サイト
フリーター向けの転職サイトの選び方のポイント3:担当者との相性
サポート付きの転職サイトでは、担当者との相性も重要です。
返信が早く、丁寧にサポートしてくれる転職サイトを選べば、気軽に相談しやすく、選考対策もしっかりとサポートしてくれるため、内定獲得率が高くなります。
無料相談はこちら!

キャリアコンサルタント 岡 佳伸さんのコメント
フリーター向けの転職サイトの選び方のポイントとしては、「サポート付きの転職サイト(対面窓口あり)」「サポート付きの転職サイト(対面窓口無し)」「サポート無しの転職サイト」を上手に使い分けることです。
対面窓口ありの転職サイトとしてはハローワークや人材紹介会社が運営しているサイトがあります。サイトの使い方やサイト非公表の情報等、選考過程での支援等を幅広く受けることが出来ます。対面窓口のキャリアカウンセラーを上手に活用して転職活動を進めて行くことも出来ます。
フリーターが転職サイトで求人を選ぶ際に見るべきポイント

フリーターが転職サイトで求人を選ぶ際に見るべきポイント1:業務内容
求人を選ぶ際には、まず業務内容が応募できる内容か、興味を持てる内容かを確認してください。
フリーターから正規雇用へ応募する時は不安になり、勤務条件に魅力を感じますが、業務内容に興味や魅力を感じないと面接の段階で見抜かれてしまいます。
すべて自分にできるかどうかを感じるのではなく、強みや経験が業務の一部の中でその力を発揮できるかを感じましょう。
例えば、営業職では、接客・販売経験で得た対人対応力や販売分析できる力を発揮できます。製造オペレーターでは、コールセンターやカスタマーサポートで培った効率性を活かす事ができます。

このように、強みを発揮できる業務内容であるかが重要です。
フリーターが転職サイトで求人を選ぶ際に見るべきポイント2:キャッチコピー
企業が求人を掲載する際に、必ずその求人のキャッチコピーが必要になります。求職者に興味を持って欲しいため入社後のメリットやポイントを伝えます。
フリーターを選択している方は、働き方や労働条件重視である傾向が強いので「家にいながら稼げる」「オープニングスタッフなので活躍できる」「業績好調のため人員補充」など、キーワードで魅力を感じるかを見ている方も多いでしょう。

しかし実際、選考が進んでいくとそのキャッチコピーの印象から外れた印象に変わる事もありますので、求人の自由記述欄も含めて全体をよくみてください。
フリーターが転職サイトで求人を選ぶ際に見るべきポイント3:雇用期間
近年では労働者の雇止めを無くすため、パート・アルバイト等の有期雇用契約者が無期雇用契約に転換できる仕組みになっています。(参照:厚生労働省「無期雇用転換ルールについて」)
そのため、企業としては5年以上の契約をせずに契約終了するか無期転換するかを検討するところもあります。求人を掲載している段階で、初めから無期なのか・有期から正社員登用等無期に切り替える予定か・有期で終了するのか、雇用期間をよく見るようにしてください。

特に有期から無期に切り替えるかどうかは、雇った上で判断するので求人に「正社員登用あり」「無期社員登用あり」というコメントがあるかを確認してください。正規雇用として長期的に働けるかは雇用期間から確認することができます。
フリーターが転職サイトで求人を選ぶ際に見るべきポイント4:給与が高すぎないか
高額な収入はとても魅力的に感じると思います。給与が高い理由としては、業界の相場金額である以外に、業績好調による人員補充か・継続できない業務であるかがほとんどです。
業績好調であれば企業に勢いがあり、入社後も意欲的に働ける姿が想像できますので、ホームページや業界ニュースを見て売上高が右肩上がりか、業務の発展性などを確認してください。

継続できない業務だとすると、業務タスクの広さ・語学力・専門スキルが必要だった、教育体制や環境が悪かった等、何か理由があるかもしれません。不明点は企業や中間に入っている就職支援会社に積極的に質問しましょう。
フリーターが転職サイトで求人を選ぶ際に見るべきポイント5:社会保険の適用事業所かどうか
勤め先が5名以上の事業所であれば、適用事業所となり社会保険の加入が必要となります。(参照:日本年金機構 「適用事業所と被保険者」)
アルバイト・パート勤務で、勤め先の社会保険に加入している方も多いと思いますので、適用事業所になっているかは見極めポイントの1つになります。
逆に、加入条件を満たしているのに適用事業所になっていない場合は、強制的に社会保険の適用手続きが取られる等、罰則をうける勤務先になると予測できますので、要注意です。(ただし、ハローワーク等や民間の人材紹介会社経由の紹介や民間の求人広告でも社会保険強制適用なのに加入させない求人は原則掲載出来ないようになっています)

2022年10月にもパート・アルバイトの社会保険加入条件が改定となり、この先2024年にも改定が予想されますので、適用事業所である事をしっかりと確認してください。(参照:厚生労働省 社会保険適用特別サイト 「厚生労働省から法律改正のお知らせ」)

キャリアコンサルタント 岡 佳伸さんのコメント
フリーターが転職サイトで求人を選ぶ際に見るべきポイントしては表面上の情報や待遇条件等以外の情報を見極めることが出来るかがポイントになります。
現在、多くの企業では採用活動にSNS等を活用して情報を発信しています。求人サイト掲載情報以外でもインターネット検索等公になっている情報を上手に活用するともに、ハローワークや人材紹介会社のキャリアカウンセラーから企業情報や選考情報等を入手して、求人情報を見極めて行きましょう。
フリーターからの就職で応募した企業数

HRtableが独自にフリーターからの就職で応募した企業数についてアンケートを取ったところ、以下のグラフのように1〜5社に絞って応募した人が最も多くなりました。
実施期間:2022年7月4日〜8月6日
実施媒体:ランサーズ
回答者数:25名

転職サイトを活用して求人を選ぶ際は、自分の希望条件と優先順位を決めて3〜5社に絞って応募してみましょう。
フリーター期間が長いと就職に不利?
労働政策研究・研修機構の調査結果をまとめた以下のグラフのように、フリーター期間が長ければ長いほど正社員になれた人の割合が低くなっているのが分かります。

フリーター期間が長いと不利になる理由には、企業から「根気がなく、すぐに辞めてしまうのではないか」「年齢相応の能力や知識がないのではないか」「働く意欲が低いのではないか」と懸念されることが考えられます。
労働政策研究・研修機構の調査結果によると、フリーターであったことをマイナスに評価する理由として、「根気がなくいつ辞めるかわからない」「年齢相応の技能、知識がない」「職業に対する意識などの教育が必要」という回答が多くなりました。

フリーターの就職活動の3つのコツ

就職せずに非正規として長期で働いていることを不安材料に思っています。そのため、フリーターとして働く期間は短い方が良く、就職に向けて早めに活動を行いましょう。
自分で求人検索ができる転職サイトは自分のペースで活動できるメリットがあります。しかし、間に支援サービスがないため、ご自分で企業を見極め、書類選考の通過も厳しくなる可能性が高いです。
フリーターの方は、就職活動を深く経験している方が少ないため、転職エージェントやハローワーク等でサポートをしていただくと、孤独感がなく計画的に活動を進められます。

また、企業のホームページなどから直接応募を検討するなど、応募方法の範囲を広げていきましょう。

エージェントのサポート付きの転職サイトは以下の6社がおすすめです!

キャリアコンサルタント 岡 佳伸さんのコメント
「早めに就職活動を進めること」や「スピード感のある応募」は確かに重要です。就職活動期間が長くなることで焦って自分にとって適性の無い求人に応募するようなことや条件のある良い求人がうち打ち切られる前に応募することが出来るからです。
「応募方法を広げる」ことも重要で、様々なエージェントや求人媒体を上手に活用していきましょう。エージェント等で信頼できるキャリアカウンセラーに出会えたら様々なルートでの選考状況も含めて相談していきましょう。
20代前半のフリーターの就職活動のポイント
フリーターとは、概ね10代の半ばから通学せずにアルバイト・パートで働いている方をさしています。20代前半であるため、新卒として取り扱って頂ける会社もあるかと思いますが、社会経験がある若手人材として採用してもらえます。
そのためには、経験してきた業務を伝え、社会性を持ち吸収力の高い人材かをアピールしましょう。

生活するために働いてきた・学んだことは何もない等、事実だけを伝えるのではなく、自己分析として学生とは異なり社会に出て学んだ事をエピソードから伝えられるよう準備しておいてください。
20代後半のフリーターの就職活動のポイント
中途採用に挑戦し始める20代後半では、ポテンシャルの高さ以外に即戦力・経験値をみています。
専門性の高い職種では基本的な知識は必要ですが、20代であれば未経験でも挑戦できるかもしれません。また、介護・福祉・販売・物流など人手不足の業界において、求人は常に掲載されています。

幅広く応募できる強みが20代にはありますので、経験値から繋がる仕事を選択し、興味がある業界に挑戦してみてください。そして、フリーターとして得た経験や知識をアウトプットして、書類に記入する事がとても大切です。
30代前半のフリーターの就職活動のポイント
30代になるとライフイベントも増えてくるため、フリーターのまま活動している事を考え始める方もいらっしゃいます。同年代では活躍の幅も広がり、周りと比べてしまうかもしれません。
しかし、社会に出てからの長さや仕事を通して学んだ事はフリーターという立場でも変わりませんので、活動することはできます。

20代のように幅広く挑戦するというより、未経験可や経験者歓迎のように募集の幅が広い求人を見つけて応募すると良いです。また、ハローワーク等の行政機関にサポートしてもらうのも良いと思います。
30代後半のフリーターの就職活動のポイント
30代後半になると環境や新しい業務に対応しづらくなるため、企業側も未経験採用を積極的に行わなくなります。
そのため、応募数を増やして書類選考の通過を狙う必要があります。
仕事をしている中で、業務をまとめた事や指導をした経験や複数の業務に取り組んだ事などがあれば伝えていきましょう。

また、今まで正規雇用に挑戦しなかった理由についても改めて深堀りされます。責任範囲が広くなる事に対して対応できるかも見られますので、正規雇用の責任や魅力を伝えて就業意欲の高さも加えながら誠実に答えていきましょう。
フリーターからの就職体験談

HRtableが独自にフリーターから就職した人にアンケートを取ったので、次は体験談を紹介します。

転職エージェントのサポートが心強かった
フリーター時代は主に配達の仕事をしていたのですが、大型免許が取れたので、リクルートやマイナビなどのウェブページを見ながら、色々自分で初めは転職活動をしてみました。実際に自分で面接まで行ってみるのと、人材派遣会社の人と一緒に見て回るのとでは、一緒に見てくれた人が途中で色々なお話を聞かせてくれたりして、これからの面接や仕事に対しての気持ち作りなどを歩きながら行えたので、一人で会社を訪ねるよりも安心感が有りました。
リクルートエージェントの方はとても対応が丁寧で、途中のお店でお茶をして作戦会議をして下さり、その中で自分の長所や短所をどのように生かして相手に伝わる言葉にするのかを教えていただくなど、かなり良い対応をして下さりました。

安定した生活を手に入れることができた
大学卒業後、フリーターとして様々な職種に就いていましたが安定した給与や福利厚生の観点が不安定な場所も多くそれらの点が将来への不安になっていました。またフリーターの場合は責任ある役職に就くことも少なく、転職を繰り返してしまいがちでした。そういったことから正社員就職を目指し、安定した給与や福利厚生を得ることで自身の生活面での不安要素を取り除きたいと思いました。正社員就職を経験し、安定した生活を手に入れることができたと思います。
転職サイトを使ってフリーターから転職するまでの流れ
フリーターの就職活動の流れは以下のようになります。

就職活動にかかる期間は個人差はありますが、2週間〜2ヶ月が平均的です。
就職活動では自己分析や企業分析、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などの準備が重要です。アルバイトのシフトを調整してもらうなど、就職活動に専念できるよう時間を確保しましょう。
あわせて読む:フリーターの就活期間はどれぐらい?正社員になるまでの流れを解説!

登録フォームに従って、プロフィールや最終学歴、職務経歴、希望条件を入力していきます。
たくさんの求人を見つけるために、転職サイトは、2〜3社登録するのがおすすめです!

メールや電話で担当者から連絡が来たら、面談の日程調整を行います。
早くて当日、遅くても3営業日以内に担当者から連絡が来るので待ちましょう。
この間に、以下の内容について考えておくと面談がスムーズに進みますよ!
- 業界・職種
(例:食品業界、事務職、営業職など…) - 働き方
(ワークライフバランスをとりたい、在宅・時短勤務など…) - 長期的なキャリアプラン
(専門スキルを磨きたい、管理職を目指したいなど…) - 勤務地の希望・転勤の有無
- 年収

経歴や希望条件のヒアリングを行います。
このときに希望の条件や優先順位・これまでの経験やスキルを整理しておくと、話がスムーズに進み、希望の条件や活かせるスキルに合った求人を紹介してもらうことができますよ!
- 現在の状況
- 就職しようと思ったきっかけ
- 業務経験やフリーター期間の活動
- 将来やりたいこと・ありたい姿
- 希望する業界・職種・条件

希望に合った求人を紹介してもらいます。
希望の条件がすべて揃う求人は限られているので、譲れない条件の1つ〜3つ決めてたくさん紹介してもらいましょう。
※応募するかどうか、その場で即答する必要はありません。
- 基本情報(企業理念、設立年度、従業員数、所在地など)
- 社長のあいさつ
- 求める人物像
- IR情報
- SDGsの取り組み
- どんなサービスを提供しているか
- 仕事の内容
- 給与
- 休暇・休業制度・福利厚生
- 残業時間
- 転勤の有無
働くうえで大切にしたい「価値観」には例えば、仕事を通じて成長したい、蓄財のために働きたい、裁量度の高い仕事をしたい、専門性を高めたい等々があります。
企業の採用ページや口コミサイトをチェックして、希望通りの仕事内容・条件かどうか、自分の価値観に合うかをチェックしましょう。

納得のいく求人をご自身で選んで、履歴書・職務経歴書を作成します。
フリーターから就職を目指す場合、転職市場の状況や条件によっては選考に通過することすら難しい場合があるので、なるべくたくさん応募してみましょう!
早ければ3日、だいたい1〜2週間程度で選考結果が出ます。
選考の通過率を高めるために、担当者に応募書類の添削、面接対策を行ってもらいましょう。
履歴書
- 氏名・住所・生年月日・連絡先
- 学歴・経歴(高校から現在までの学歴・経歴を記載)
- 免許・資格(保有している免許・資格を記載)
- 志望動機(応募先企業への志望動機を記載)
- 本人希望欄(入社時期や勤務時間などの希望があれば記載)
職務経歴書
- 職務要約(どんなアルバイトをどんな役割で行ってきたか概要を記載)
- 職務経歴(具体的な業務・成果(売上など)・意識していたことを記載)
- 自己PR(アルバイトなどの経験に基づく自分自身の強みと就職後活かせるスキルをアピール)

企業に来社もしくはオンラインで面接を行います。
エージェント型の転職サイトでは事前に選考のポイントや過去の選考情報を提供してくれたり、本番宛らの模擬面接を行なってくれますよ!
- 自己紹介
氏名、簡単な経歴、現在のアルバイトなどの活動、今後やりたいことなどを1分または3分程度で紹介 - 就職活動を始めたきっかけ
フリーターとして過ごしてきた理由、就職を希望するようになった経緯など - 志望動機
企業の魅力を感じた点、入社後やりたいことなど - 自己PR
アルバイトなどの経験に基づく自分自身の強みや、就職後その強みを活かしてどんな活躍ができるかなど - 今後のキャリアプラン
入社後にどんなことを成し遂げたいか、どうキャリアアップしたいかなど
自分の魅力をうまく伝えたり、質問に対してきちんと受け答えができるようにするためには、練習をすることが重要です。
面接当日は、企業のオフィスまたはオンラインで面接を受けます。スーツを着て、身だしなみを整えて面接に向かいましょう。

最終面接に通過すると企業から内定連絡がきます。
条件や入社日の調整をして内定を承諾します。年収などの自分からは言い出しにくい条件面の調整も行ってくれます。
あなたの希望をしっかりと伝えておきましょう。

フリーターの就職活動のやり方について詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください!
フリーターの就職でよくある質問Q&A
- フリーターから正社員への就活は厳しいですか?
- フリーターから正社員への就活は20代であれば未経験でも入社後の成長を期待して採用している企業も多いため、希望する業界・職種、自身の状況によりますができないことはありません。また、30代以上であってもこれまでのアルバイト経験をもとに培われた能力が活かせる業界・職種を選び、うまくアピールすることで就職は可能です。

フリーターから正社員への就職が難しいと言われている理由、企業が懸念するポイントについて以下の記事で解説しているのであわせて読んでみてください。
あわせて読む;フリーターからの正社員就職は難しい?理由と就活成功の3つのポイントを解説!
- 就職活動のやり方がわかりません。どうやって進めればいいですか?
- 就職活動の進め方は、①転職サイトへの登録②自己分析(自分の向いている仕事・価値観を分析する)③業界研究・企業研究(自分の性格や価値観に合う業界・職種、企業を調べる)④求人を探す⑤履歴書・職務経歴書の作成⑥書類選考⑦面接対策⑧面接の順に進めるといいでしょう。
サポートつきの転職サイトに登録しておけば、就職支援実績豊富なプロがサポートしてくれるので、分からないことをすぐに相談できるので安心ですよ。

以下の記事で、フリーターの就職活動のやり方を説明しているので、あわせて読んでみてください。
あわせて読む:フリーターの就職活動のやり方がわからない人必見!流れ・進め方を徹底解説!
- フリーターから就職するまでにどれぐらいかかりますか?
- フリーターから就職するまでに、個人差はありますが2週間〜半年が平均的です。

事前準備、書類選考、面接などそれぞれどれぐらいの期間がかかるか以下の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください。
あわせて読む:フリーターの就活期間はどれぐらい?早く就職したい人にコツを解説!
- フリーターからの就職に有利な時期はありますか?
- 一般的に求人が増えるのは、1月~3月、5月連休明け~6月、9月~10月ですが、新卒採用とは違い中途採用は数名の採用であり、求職者も増えるため時期によって大きく変わるわけではありません。
フリーター期間が長ければ長いほど就職に不利になる可能性があるため、早めに就職活動を始めましょう。

以下の記事でなるべく早く就職するためのコツを解説しているので、あわせて読んでみてください。
あわせて読む:フリーターにおすすめの就職時期とは?就職活動はいつから始めるべきか徹底解説!
- フリーターで職歴がなくても職務経歴書は必要ですか?
- 職歴がない場合も職務経歴書は必要です。
職務経歴書が必要ない場合もありますが、職務経歴書を用意しておくと、面接では伝わらない自分の魅力をアピールすることができますよ。
アルバイト経験があるのであれば、アルバイトの業務内容や心がけていたこと、売上などの数値化できる成果などを書いてみましょう。
あわせて読む:フリーターの職務経歴書の書き方|自己PRの例文・ポイントを紹介!
- フリーターの就職におすすめの職種はありますか?
- フリーターからの就職には、未経験OKの求人が豊富な業界や職種がおすすめです。未経験でも積極的に採用している業界・職種は「特別な技術や専門知識が必要ない」「慢性的な人手不足で人員確保が難しい」といった特徴があります。

リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査」の結果をまとめた以下のグラフから、業種では運輸業や建設業、情報通信業、職種では運輸、警備職、技術職、事務職、営業職、サービス職が多いことが分かります。


具体的におすすめの職種を知りたいという方は、以下の記事を読んでみてください!
あわせて読む:フリーターからなれる職業10選|就職先選びのポイントを解説!
- 資格を取得すると就職に有利になりますか?
- フリーターからの就職には、職種によっては資格を取得していることで有利に働くこともあります。
例えば、経理なら簿記2級、車での移動が必要な職種では普通自動車運転免許などを取得していると有利になることがあります。ただし、2級以上でなければあまり評価されない資格もあります。
また、資格を取得するには2週間〜1年ほどかかってしまうことも留意しておきましょう。働きながら資格を取得してキャリアアップが可能なものあるので、資格の取得は慎重に検討してみてください。

以下の記事でおすすめの資格について解説しているので、併せて読んでみてください。
あわせて読む:フリーターからの就職におすすめの資格8選|取得しやすい・就職に役立つ資格を紹介!
フリーターの就職には転職サイトを活用しよう!
この記事では、フリーター向けの転職サイトのおすすめ8選を紹介しました。
転職サイトにはサポート付きのものと自分で求人を探して応募する転職サイトがあり、それぞれ求人数や得意とする分野が異なります。
希望する転職活動の進め方や探したい求人、サポートなど、自分に合った転職サイトを探してみてください。

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